花博記念公園鶴見緑地の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
花博記念公園鶴見緑地は、乗馬場、球技場、運動場、温水プール、パークゴルフ場などのスポーツ施設が整備された大阪市立の都市公園です。
花博記念公園鶴見緑地(はなはくきねんこうえんつるみりょくち)は大阪市立の都市公園。
1990年の国際花と緑の博覧会(花博)ではメイン会場となり、現在は大阪の四大緑地のひとつで広い面積を誇ります。
花博終了後も、各国のパビリオンを利用して、乗馬場、球技場、運動場、温水プール、パークゴルフ場などのスポーツ施設を整備し、花博時代の国際庭園はそのまま保存。
当時の面影を感じることもできます。
また、花博記念公園鶴見緑地が作られたのは1972年、花博が開催されたのが1990年。
創設から45年近くたっているため施設の老朽化も心配されていましたが、この状態も現在は人気のひとつ。
なんと、コスプレの撮影に最適!と、多くのコスプレ愛好者の撮影スポットになっているのです。
今回は花博記念公園鶴見緑地へ行ってきましたので、おすすめや感想を画像を交えて詳しくレビューしていきます。
花博記念公園鶴見緑地は地下鉄鶴見緑地駅から徒歩すぐ!JR大阪駅から地下鉄御堂筋線、環状線、谷町線など、アクセス方法もいろいろあり便利です。
JR大阪駅から地下鉄御堂筋線だと心斎橋、環状線だと京橋駅、谷町線だと谷町6丁目で乗り換え、地下鉄鶴見緑地線に乗って鶴見緑地駅まで行きます。
自動車で行く場合は、大阪市内からは内環状線から花博通へ入り、「中央第2駐車場」へ行くといいでしょう。
高速道路は、阪神高速守口線森小路ランプから国道163号経由で花博通へ行きます。
北大阪、南大阪、京都方面から行く場合、一般道を利用するには、中央環状線から花博通に入り「中央第1駐車場」へ行きます。
高速道路を利用する場合、近畿自動車道を北方面は門真ICから、南方面は大東鶴見IC、第二京阪道は第二京阪門真ICから出ます。
駐車場は「中央第1駐車場」、「中央第2駐車場」、「南第1駐車場」、「南第2駐車場」、「北西駐車場」、「西駐車場」と多数あります。
人気のある「こどもの森」に行くには「北西駐車場」が便利です。
これだけあると、混んでいて駐車するところがないということはなさそうですね。
料金は昼間(7時〜19時)20分100円、夜間(19時〜翌7時)120分100円です。
上限駐車料金は毎日(24時間)1000円で、駐車開始から24時間入出庫可能です。
障がい者の方は公的証明の提示があれば、24時間上限駐車料金300円で利用することができます。
花博記念公園鶴見緑地は基本的に無料ですが、一部有料施設もありますので、ぜひ調べてから行くことをおすすめします。
花博記念公園鶴見緑地は基本的には無料で遊ぶことができますが、一部有料の施設もあります。
「咲くやこの花館」では、入場料が大人500円、鶴見緑地プールは大人1200円が必要で、施設によって利用料がかかるものもあります。
無料で割引制度はありませんが、優先制度があるものもあります。それは、公園内を運行している電気自動車の無料周遊バスです。
花博記念公園鶴見緑地はとても広大な公園のため、公園内を一巡するだけでもかなり時間がかかります。
そのため、「チューリップ号」と「サルビア号」と呼ばれる電気自動車の無料周遊バスが運行されています。
割引制度などはありませんが、高齢の方や障がい者手帳をお持ちの方は優先で乗車ができます。
毎週月曜日と年末年始は運休しているので、行く日をチェックしてみてくださいね。
花博記念公園鶴見緑地の見どころは大きな風車がある「街のエリア」です。花博のころは、各国のパビリオンが並んでいましたが、現在は大芝生広場となって人気です。
花博記念公園鶴見緑地の見どころは「街のエリア」にある風車。この風車は花博記念公園鶴見緑地のシンボルであり、今も残されています。
ほかにも記念施設であった、咲くやこの花館、いのちの塔(展望塔)、陳列館ホール(生き生き地球館)、水の館ホール(ハナミズキホール)、鶴見スポーツセンターを保存。
都市公園として再整備されています。
風車は大芝生広場にあるのですが、かなり広いエリアで甲子園球場のグラウンドの約4個分の広さと言われています。まるで森のようですね。
花博の際に「街のエリア」パビリオンが立ち並んでいた場所でもありました。
パビリオンは、今はすでに撤去され、芝生広場としてポプラ並木、ケヤキ並木が楽しめる場所となっています。
こちらは芝生広場です。空間がとても広いので、家族でピクニックをしてもいいですね。
お弁当が広げられる木陰も多くあるので、気持ちよく食事をすることができそうです。
かなり広いので、たくさんの家族がいてもお互いが気にならず、それぞれが楽しめるようになっています。
赤ちゃんが芝生の上でハイハイをしていて気持ちよさそうでした。小さな赤ちゃんが自由に遊べるところは少ないので、こういう芝生広場はいいですね。
また、芝生を出たところにはアスファルトの道ができていて自転車に乗る子供たちがちらほらといました。
大きな道路なのに、車の往来があまりないので、自転車に乗る練習をするにはもってこいです。
とにかく広い空間で、子供が大騒ぎしてもそれほど気にならないので、思う存分遊ばせてあげられますね。
風車です。風車のある場所は「風車の丘」と呼ばれていて、花博記念公園鶴見緑地のシンボルの一つでもあります。
風車といえば、オランダを思い出しますが、実はこちらの風車もオランダから設計図をとりよせ建築されたものです。
花博が開催される以前からこの場所にあったもので、この風車の足元にはたくさんの季節の花畑が作られています。
花畑は時期によって入れ替えるため、チューリップ、サルビア、ひまわりなど、季節ごとにいろんな草花が満開に咲いた景色が楽しめます。
今回咲いていた花は、コスモスでした。まさに一面のお花畑という感じでとても素敵です。女の子が大喜びしそうな場所ですね。
季節ごとにこちらの花は植え替えるようで、雰囲気もがらりと変わり1年中楽しめます。
「生命の大樹・いのちの塔」として、花博時代から人気のシンボルタワーだった「いのちの塔」へ行ってみます。
円筒形の塔は「生命の大樹」を表しています。
「つぼみ」という造形物です。このつぼみの中には丸い形の石が入っていて、さらに象形文字のようなメッセージ性の強いものがいくつも描かれています。
人間が忘れ去った当たり前の風景の中に、実は生きて行くために自然のかたちや知恵、いのちの象徴があるということを伝えています。
「つぼみ」はユネスコからの認定を受けた、世界規模の造園に関する専門家NGO団体「国際造園家連盟」が所有し、”いのち”のランドスケープとして作られていました。
花博記念公園鶴見緑地には、花博を開催した時に造られた国際庭園がそのまま残されています。
各国の建物と庭園がセットになっていて、その国らしさを感じさせる造りになっています。
中国の庭園です。うねうねとした形状のかわらは龍のうろこを表現しています。落ち着いた色調も中国の庭園らしいですね。
中国上海の豫園にも実はこのような龍のうろこのかわらが使われているので、そちらの庭園を模倣した造りになっているようです。
こちらの中国庭園は、建物の強度が不足しているとされ危険なため、残念ながら立ち入りが禁止されています。
こうして外側から眺めるだけでも、雰囲気は感じられますね。
こちらはイギリスの庭園です。ですが、建物のらしきものが見つからず、骨組みだけの廃墟のようになってしまっています。
ベルギーの庭園です。建物らしい影はなく、花壇のようになっている石垣だけが見られ、石垣の花壇の上に、人の形を模したオブジェがありますね。
このような、少し廃墟になっているような場所が、コスプレでの写真には人気のようですね。
花博記念公園鶴見緑地は赤ちゃん連れにとてもやさしい公園。トイレはもちろん、ベビーカーレンタル、ベビーシート、おむつ替えシート、授乳室などしっかりそろっています。
トイレは男女で分かれているのはもちろんのこと、車いす用のトイレもちゃんと完備されています。
また、鶴見緑地パークセンターでは車いすとベビーカーレンタルを無料で行っています。
車いすは5台、ベビーカーは2台用意があるそうなので、利用したい人は声をかけてみてくださいね。
咲くやこの花館にはベビーベッドやいすもあるようで、小さな赤ちゃんがちょっと休むのにも便利に利用できます。
授乳室もあり、インフォメーションで声をかければ使えるようになっています。
おむつ替えシートは男女トイレともにあり、男性でも赤ちゃんの面倒を見ることができるところもうれしいですね。
また、コインロッカーは花博記念公園鶴見緑地内にもありますが、鶴見緑地駅にもあるので、用途に応じて利用するといいと思います。
花博記念公園鶴見緑地は赤ちゃん連れにおすすめです。赤ちゃんのための施設が充実しています。
赤ちゃんのための施設も充実していて、赤ちゃんが伸び伸びと遊べるところがたくさん用意されているので、問題なく楽しめると思います。
また、車の往来も少ないので、家族でのんびりと過ごすことができ、自然と触れ合う場所としては最適です。
お弁当を持って、ハイキング気分で行くのもいいですね。
住所 | 〒538-0036 大阪市鶴見区緑地公園2-163(地図) |
連絡先 | 06-6911-8787(鶴見緑地パークセンター・営業時間 9:00〜17:30/休日 年末年始) |
最寄駅 | 地下鉄 長堀鶴見緑地線鶴見緑地駅 |
アクセス | 地下鉄 長堀鶴見緑地線鶴見緑地駅徒歩すぐ |
営業時間 | 9:00〜17:30(各施設により異なる) |
休園日 | 無 |
料金 | 無料(一部施設は有料) |
駐車場 | 専用駐車場あり 昼間(7時〜19時)は20分100円、夜間(19時〜翌7時)120分100円。上限駐車料金は毎日(24時間)1000円。 |
公式サイト | http://tsurumi-ryokuchi.jp |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル