花隈公園の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
花隈公園(はなくまこうえん)は神戸市中央区花隈町にある花隈城跡をモチーフにした公園。三宮や元町の街並みが見渡せる見晴台となっています。
花隈公園はJR「元町駅」にほど近い神戸市中央区花隈町にある公園。かつてこの地にあった花隈城をモチーフに公園化したところです。
JRの車窓からも石垣で形成された城跡のようなものが見えているので、気になっていた人も多いのではないでしょうか。公園として一般に開放されているので誰でも気楽に入れる公園になっています。
今回は花隈公園に行ってきたので、感想や見どころを画像を交えて詳しくレビューします。
花隈公園はJR「元町駅」、阪神電車「元町駅」、阪急電車「花隈駅」が最寄り駅。車なら国道2号線から中突堤筋信号で北へ曲がり、JR高架下を過ぎてすぐのところになります。
花隈公園へのアクセスは、JR「元町駅」・阪神電車「元町駅」を出て西へ徒歩3分、阪急電車「花隈駅」からは東へ徒歩1分です。
車で行く場合は国道2号線の中突堤筋信号のところを北へと曲がりそのまま直進してJRの高架下を過ぎたらすぐ。
花隈公園の石垣の中が駐車場になっているのですが、神戸市立花隈駐車場という名称です。
駐車料金は平日が100円/15分で当日最大1000円、土日祝は100円/15分で24:00〜7:00の夜間最大が1000円。(2018年現在)
JRの電車が走る姿を見ることができる花隈公園からの展望が見どころ。石垣によって築かれている花隈公園はかっての花隈城を偲ばせます。
花隈公園は高い位置にあって元町の街を眺めることができる場所になっています。特にJRの電車がダイナミックに走る姿を目の当たりに見ることができる展望が見どころ。
石垣によって花隈城をシンボリックに再現しており城跡の名残りを感じることができます。
花隈公園へは長い階段を上って向かいます。最初はひたすら階段を上っていくことになるので、休憩を取りながら階段を少しずつ登って行きましょう。
最初の長い階段がひと段落すると次は緩やかなスロープ。ここからは楽になって、見渡せる景色もよくなってきます。
スロープ上りきったところは踊り場。周りには石垣が見えお城の雰囲気が感じられます。残念ながら花隈公園には天守や櫓など建造物は残されていません。とは言え、石垣だけでもお城の雰囲気を味わえます。
花隈公園は景色を眺めることがメインとなる公園。苦労して階段を上る大変さはあるものの、高見からの三宮や元町といった見事な神戸シティービューを楽しむことができます。
ビルの合間に少し見えるだけですが、ポートタワーも見ることができましたよ。花隈公園にやってきたらポートタワーの見えるポジションを探してみましょう。
石垣の段がありそこに花隈城跡の表示があります。花隈城は織田信長が武将荒木村重に命じて築かせたお城。ここは海上にもにらみを利かせることができる要衝だったそうです。
石碑には花隈城の昔の様子が書かれています。
城の規模ですが、この記述によると東は県庁のあたり、西は善福寺、北は神戸市営地下鉄西神・山手線、南はJRの高架下までという範囲に広がっていたそう。
花隈城はかなりの規模を誇っていたお城だったですね。今でも残っていれば神戸のシンボルとなっていたに違いありません。
花隈公園はJRの高架と同じくらいの高さにあるので線路よく見えるのです。子どもたちにとってのお楽しみはここから見えるJRの電車。
公園内を移動していろんなアングルから電車の走る姿を見ることが出来るので子どもさんも喜ぶこと間違いなしです。
線路の先にはJR「元町駅」のホームも。鉄道が好きな子どもさんにとってこの光景はたまらないのではないでしょうか。
ベンチもありますので、電車を見ながらお弁当を食べることもできます。
花隈公園には残念ながら遊具はありません。そのかわり裏手は広場になっているので、バドミントンをしたり走り回ったりなど体を思いっきり動かす遊びが楽しめます。
広場には東郷井という碑があります。東郷とは日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破した東郷平八郎のこと。
東郷平八郎の功績をたたえ彼が使用していた井戸を示した碑を建てたそうですが、今はこの花隈公園に移したそうです。
他にも花隈城址に関する碑も立っています。この石碑は阪神淡路大震災で被害を受けたものを資料を基に復元したもの。
公園内にはさらに1段高くなっている場所があるのですが、展望櫓と呼ばれているエリアです。自由に上れるようになっているのでさっそく上ってみることにします。
最上階は展望台になっています。少しこじんまりとしたスペースになっていて、誰もいなければ独占して景色を見ることができる贅沢な空間。柵があるので小さな子どもさんを連れて行っても安心です。
展望台の裏手には下りの階段があり、ここから花隈公園の裏手側へと降りていくことができます。
ここは石垣の下まで降りたところ。階段を降りきったところには長狭北向地蔵尊が鎮座されています。ここから先に進むと公園の外に出ることができます。
花隈公園には市民トイレがあります。場所は石垣上の公園スペースではなく地上の駐車場出口になります。
花隈公園のふもとの石垣の中に市民トイレがあります。石垣上の公園スペースにはトイレはないので必要な際には下まで降りましょう。
市民トイレは市立花隈駐車場出口と書かれたところの中にあります。花隈公園のちょうど西側の位置。
市立花隈駐車場出口から内部へ入っていくことになるのですが、中は暗く一瞬入っていいのかなと迷うような感じの場所です。車の出てくる駐車場出口になっていますので気を付けて入っていきましょう。
トイレの中は必要最低限のものが揃っているという感じです。清掃はしっかりとされていて清潔さは保たれているのですが、見た目の古びた感じは否めません。トイレットペーパーは置いてあります。
元町ショッピングの合間に花隈公園に立ち寄ってプチレジャーを楽しむというのがおすすめ。
公園内には駐車場もありますし元町にも近いので、ここを拠点にしてママは元町のデパートで買い物、パパと子供たちは花隈公園を楽しむというプランはいかがでしょうか。
花隈公園は走る電車を鑑賞するのに絶好の場所となっているので、電車好きな子供がいたらぜひ連れて行ってあげてください。
住所 | 兵庫県神戸市中央区花隈町1(地図) |
連絡先 | 078-511-0515 (公園管理者:中部建設事務所) |
最寄駅 | JR「元町駅」、阪神電車「元町駅」、阪急電車「花隈駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> JR「元町駅」、阪神電車「元町駅」から徒歩3分 阪急電車「花隈駅」から徒歩1分 <車を利用する場合> 国道2号線の中突堤筋信号を北へ、JR高架過ぎてすぐ |
開園時間 | 無 |
休園日 | 無 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 神戸市立花隈駐車場 平日が100円/15分で当日最大1000円、土日祝は100円/15分で24:00〜7:00の夜間最大1000円 |
公式サイト | 無 |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル