神戸ポートタワーはハーバーランドの中心のメリケンパークにある、展望フロアから神戸の素敵な風景を楽しめて夜は神戸の夜景がきれいな観光やデートにぴったりのお出かけスポットです。
神戸ポートタワーは神戸市中央区にある展望タワー。世界最初のパイプ構造の観光タワーで高さは108mあります。
神戸ポートタワーはハーバーランドやメリケンパークの中心にある神戸のランドマーク的な建物。各階の展望フロアは360°ぐるりと歩いて1周でき、神戸の風景を楽しむことができます。
夜にはタワーに取り付けられた7040個ものLED照明が光り、綺麗にライトアップされる姿が港町神戸の夜景にぴったり。家族連れはもちろんのこと、カップルのデートにもおすすめのスポットです。
今回はそんな神戸ポートタワーの感想を、写真とともにお届けします。
神戸ポートタワーは、神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」から徒歩5分、JR・阪神電鉄「元町駅」から徒歩15分。車で行く場合は、周辺に有料駐車場があるので安心です。
神戸ポートタワーへ電車で行く場合は、神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」が徒歩5分と一番近く、JR・阪神電鉄「元町駅」からだと徒歩で15分ほど。
車で行く場合は、大阪方面からだと阪神高速道路「京橋」出口から西へ約5分、「柳原」出口から約10分で到着。ポートタワーの周辺には有料ですが、駐車場が多数あるので車で来るにもアクセスは便利です。
ポートタワーへのアクセスが良い駐車場はメリケンパーク駐車場とメリケンパーク南一般車駐車場で駐車料金は両者とも30分ごとに200円となっています。
JR「神戸駅」からハーバーランド経由で向かうと、ハーバーランドにある商業施設「Umie」や、神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールにも立ち寄ることが出来ます。
子ども連れで遊びにいくにはオススメのスポットなので、そちらを経由してから行きたいという人は、JR「神戸駅」から行ってみるのも楽しいでしょう。
ポートタワーの入場券は前売り券や周辺施設との共通券を利用すればお得な割引制度を受けることが出来ます。
神戸ポートタワーの入場料は、大人(高校生以上)700円、小人(小・中学生)300円です。幼児は保護者1名につき2名まで無料。老人手帳(神戸市発行のもの)、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方は、入場料がそれぞれ半額になります。
ネットで前売りチケットを購入すれば、大人600円、小人250円です。こちらのサイトで購入できるので、少しでも安く買いたい人は事前にチケットを入手しておきましょう。
その他に、近隣にある海洋博物館の入場券もセットになった共通券も販売しています。通常、海洋博物館の入場料は大人(高校生)600円、小人(小・中学生)250円。
神戸ポートタワーと海洋博物館の2つの施設のチケットを別々に買うと、大人1,300円、小人は550円ですが、共通券を買えば大人1,000円、小人400円になります。どちらも行く予定がある人は、共通券を買うことをオススメします。(こちらは窓口のみの販売なのでご注意を)
神戸港のそばにある神戸のシンボルで、展望フロアからは360°神戸の街並みを見渡すことができる人気のデートスポット。観光にぴったりのお出かけスポットです。
神戸ポートタワーは地上1〜3階の無料ゾーンと、展望1〜5階の有料ゾーンに分かれています。
無料ゾーンには、チケット売り場や神戸伝統洋食店「メリケン食堂」、おみやげショップ「神戸セレクション」、神戸ポートタワーの歴史が綴られたパネルの展示エリアがあります。
有料ゾーンは、360°の大パノラマで神戸の街並みを一望できます。地上75mの高さから見る神戸の景色は、地上から見る姿とはまた違った素敵な一面を見せてくれます。
展望1階には床が透明になっている「スカイウォーク」が2ヶ所。また、展望3階には床が20分で360°一周まわるスカイラウンジもあります。
神戸ポートタワーの1階にはチケット売り場の斜め前に、お土産ショップや自販機があります。神戸限定のものもたくさん置いてあり、外国人観光客の人で賑わっています。
自販機の側にはポッキーの置物がありました。兵庫県では初めて設置されたもので、中に入ると、ポッキーの箱から飛び出してきたような写真が撮れる写真撮影スポットです。
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チケット売り場の近くには、ベビーカー置き場があります。階段で上り下りするところも多いので、ベビーカーはこちらで置いていきましょう。
チェーンをベビーカーにつなげて、カチッと音が鳴れば鍵がかかった状態に。お帰りの際にチケット売り場の窓口にいるスタッフに番号を伝えれば、鍵を借りることができます。
館内では意外と歩くので、小さなお子さん連れの方は、抱っこ紐があると便利ですよ。
入り口のところにはコインロッカーもあります。大きなロッカーで荷物もたっぷり入りそうです。1回200円ですが、館内では階段の上り下りも多く、手荷物が多いと大変だと思います。
観光に来た人や子ども連れで手荷物が多い方は、こちらのコインロッカーを利用するのがおすすめ。
神戸ポートタワーの地上2階エリアには、神戸元町にあるフランス料理の名店「メリケン食堂」があり、シェフおすすめの美味しいランチやディナーが楽しめます。
「メリケン食堂」は神戸の伝統洋食のレストランで「羅ピエール・ジパング」のオーナーシェフ・石井之悠氏監修。同じフロアには、神戸ブランドのおみやげコーナー「神戸セレクション」も併設されています。
また、地上2階には展望エレベーター乗り場があり、ここでチケットを見せれば、シースルーエレベーターに乗って展望階へ行くことができます。エレベーターには、ピンク色の制服を着たエレベーターガールも一緒に搭乗していましたよ。
展望4階は360°広がる大パノラマを楽しめる展望室になっていて、おみやげショップ「BELL HOUSE」でオリジナルグッズが買える!
エレベーターに乗ると約50秒で展望4階へ到着し、360°広がる大パノラマが出迎えてくれました。フロアには1回100円の望遠鏡もずらりと並んでいます。
展望4階から見た景色です。こちらはハーバーランドやモザイクがある南側。夜になると観覧車もライトアップされて、もっと綺麗な夜景を見ることができるそうです。
こちらは北側から見た神戸市街の眺望です。昼間だと高速道路に走っている車やビル群しか見えず、あまりパッとした印象はありませんが、北側は夜のナイトビューがおすすめなのだとか。このフロアもデートにぴったりの展望ですね。
こちらはおみやげショップ「BELL HOUSE」。神戸のシンボル、神戸港や異人館、六甲山などをイメージしたジョッキや灰皿、キーホルダーなどが販売されています。観光土産にぴったりなアイテムがズラリ。
他にも、神戸ポートタワーの記念メダルや、神戸でしか手に入らない限定オリジナルグッズのガチャポンもたくさん置いてあります。観光地ならではの珍しいガチャポン。
これは「Love Love Key Tower」というカップルに人気のスポットです。神戸ポートタワーに訪れたカップルが、鍵前にお互いの名前やメッセージを書いてロープに施錠し、永遠の愛を誓うというもの。カップルや夫婦で行く方は、来館の記念にいかがでしょうか。
フロアのところどころにベンチが置いてあるので、イスに座ってゆっくり休憩したり談笑したりしながらのんびり景色を眺めることが出来ます。
ポートタワーの5階エリアも展望室。神戸港はもちろん、天気の良い日は大阪湾までの最高のシティービューを楽しめます。特に夜景は素晴らしくナイトデートにもぴったり。
展望4階から5階へ階段で上がると素敵な景色が目の前に広がります。写真は展望5階から見た東側の眺望で、手前の白い建物は海洋博物館。神戸の街と青い海が遠くの方まで続く風景は爽快。
階段を上がるとすぐに、スタッフの方が「記念にとりあえず!」と写真撮影をしてくれますが、撮った写真は1枚1,000円。展望4階で写真を確認して購入するようになっている、観光スポットではお馴染みのサービスです。
私は観光客ではなかったので購する気がなかったのですが、「とりあえず見ませんか?」と何度も言われるのが押し売りっぽくて少し困りました。買うつもりがない人は、写真撮影を断った方がいいかもしれませんね。
写真撮影にぴったりなオブジェも置いてありました。こういうものを見る限りポートタワーはデートにくる方が多いのでしょうね。日付も入っているので、来館記念に1枚撮って帰るのも良いかもしれません。
展望5階にもイスがありますが、こちらは4階とは違ってテーブル付き。少しおしゃれな感じなので、デートで来るならこちらの階がおすすめですね。
展望5階にあるのは男女兼用のトイレのみ。ポートタワーのトイレは、この階以外にも地上1階と展望3階にあります。
展望3階はスカイラウンジ。床が360°一周する回転式のお店。ティータイムにケーキを食べたり、コーヒーを飲んだりしながら神戸の街並みを楽めます!
展望3階はスカイラウンジになっています。スカイラウンジは床が360°ぐるりと20分かけて一周する回転式の不思議なお店。
ティータイムにケーキを食べたり、コーヒーを飲んだりしながら神戸の街並みを見るのもいいですし、夜だとビールやカクテルを飲みながら夜景を眺める……なんてちょっと大人な時間を過ごしてみるのも良いですね。
展望3階へは階段を下りていくのですが、ご覧の通り展望階の階段がとても急になっています。小さなお子さん連れの方は、お子さんが足を滑らせて落ちないようにしっかり手をつないで登りましょう。
写真左は、展望2階から見た東側の眺望です。中央に見えるのがホテルオークラ神戸。展望5階と比べて、地上の建物が近く感じられる高さでした。
写真右は西側の眺望です。遊覧船などが発着するターミナルが見えます。乗船できる船は「Ocean Prince」と「Royal Princess」の2隻。
乗船料金は大人1,100円、中高生900円、小人550円、小学生未満の乳幼児は無料です。神戸の街並みを海上から眺めてみると、普段と違った景色が楽しめるとあって人気のクルーズです。
神戸ポートタワー展望1階は、地上75mの空中散歩ができるスカイウォークフロアになっています。人が近づくとセンサーが反応して、床のガラスが透明になる仕組み。窓から見える景色も素敵なのですが、ついつい床に目がいってしまいます。
こちらが展望エリアの床から見た地上の景色です。強化ガラスなので割れる心配はありません。写真では迫力が伝わりませんが、実際にその場で見ると足がすくんでしまうほど。
展望1階から下りエレベーターに乗ると地上3階の展示コーナーエリアに到着します。地上3階ともなれば、窓から見える景色も地上1階とほとんど変わりません。
地上3階には、神戸ポートタワーの50年の歴史が綴られたパネルと日本でここだけにしかないオリジナルのプリントシール機が置いてあります。
神戸ポートタワーは神戸の街並みが一望できるので観光コースに取り入れるにはおすすめ。夜は夜景が綺麗なのでデートにも最適。
神戸ポートタワーは、神戸の街並みや港が一望できるスポットでした。天気がイマイチだったことが残念でしたが、晴れの日や夜に来ると一層綺麗な景色を見ることができそうです。
カップルや夫婦で行くなら、断然夜がオススメ!夜景を見ながら食事をしたり、お酒を飲んだり……とお洒落な夜が過ごせそうですよ。
ベビーカーで館内を回ることができないので、小さなお子さんがいる家族連れの方は少し不便に感じるかもしれません。ただ、館内すべてを見てまわっても30分ほど。だっこ紐を持っていくか、少しの間歩いてもらえば問題ないと思います。
ふらりと足を伸ばして観光するには、ちょうどいい施設です。
近隣には商業施設「Umie」や神戸アンパンマンミュージアム&モールもあります。神戸ポートタワーを訪れた際には、ぜひそちらにも足を伸ばしてみてください。
住所 | 兵庫県神戸市中央区波止場町5−5(地図) |
連絡先 | 078-391-6751 |
最寄駅 | 神戸市営地下鉄湾岸線「みなと元町駅」 |
アクセス | 電車の場合は、JR・阪神電車「元町駅」より徒歩15分。阪急電鉄「高速花隈駅」より徒歩15分。神戸市営地下鉄西神・山手線「県庁前駅」より徒歩20分。神戸市営地下鉄湾岸線「みなと元町駅」より徒歩5分 車の場合は阪神高速道路3号神戸線「京橋」出口から約5分、「柳原」で出口より約10分 |
営業時間 | 3月〜11月 9:00〜21:00(最終入場は20:30) 12月〜2月 9:00〜19:00(最終入場は18:30) ※12月31日は9:00〜16:30まで ※1月1日は6:30〜16:30まで(初日の出展望) |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 大人(高校生以上は700円 小・中学生は300円 ※幼児は保護者1名につき2名まで無料 |
駐車場 | 周辺に有料駐車場あり |
公式サイト | http://www.kobe-port-tower.com/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。