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明石市立天文科学館

明石市立天文科学館の口コミレビューと感想!

明石市立天文科学館へ遊びに行こう!プラネタリウムをはじめ、星谷宇宙に関する展示がいっぱい。キッズルームや展望室など大人から子どもまで楽しめるお出かけスポットです。

明石市立天文科学館へお出かけしよう!

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明石市立天文科学館は兵庫県明石市にある、天文学をテーマにした科学館。山陽電鉄「人丸前駅」から徒歩3分、星や宇宙に関する展示物がたくさんあり、天文学について学ぶことができます。

明石市立天文科学館の感想と口コミレビュー

明石市は日本の標準時間を決める子午線が通る街。明石市立天文科学館は、東経135度の日本標準時子午線の真上に建っているので、明石の街のシンボルとしても有名です。

館内には星や宇宙に関する展示物がたくさんあり、天文学について学ぶことができます。また、プラネタリウムの大型投影機は国内最古のもの。日本プラ寝たリウム学会が主催する「熟睡プラ寝たリウム」の第1回開催地にもなりました。

今回は、明石市立天文科学館の見どころや感想を画像付きで詳しくレビューします!

明石市立天文科学館への行き方(アクセス)

山陽電鉄「人丸前駅」JR・山陽電鉄「明石駅」から徒歩で行けるほど好アクセス。駐車場もあり車で行くことも出来ます。

明石市立天文科学館は山陽電鉄「人丸前駅」から徒歩3分のところにあり「人丸前駅」や「明石駅」のホームからも見えます。

私はJR・山陽電車「明石駅」から歩いていきました。「明石駅」からだとおよそ15分ほどですが、土地勘がなければ到着するのに少し時間がかかるかもしれません。この辺りの地理に詳しくなければ、「人丸前駅」から歩くか、「明石駅」からタクシーを利用することをおすすめします。

明石市立天文科学館の入館料金と割引は?



明石市立天文科学館の入館料金は一般観覧は大人700円 65歳以上350円(年齢が分かるものを提示)高・中・小学生、乳幼児は無料となっています。

割引は団体割引があります。入館料金は一般観覧が30人以上で1割引、100人以上が2割引となっていて、受付は券売機ではなく、窓口での手続きとなるので注意しましょう。

その他の割引は、JAFカードまたはJAF会員証の提示、リロクラブの福利厚生サービスの会員証の提示・クーポンの提出、ベネフィット・ステーション会員証の提示、えらべる倶楽部会員証の提示、JOY ONE CARD会員証の提示、イオンクレジットカードの提示(※お支払いは現金のみ)、スルッとKANSAI2day・3dayチケット提示とクーポンの提出、明石ケーブルテレビの「ACTV135メンバーズカード」提示、兵庫県中小企業従業員共済(ひょうごファミリーパック)会員証の提示、養父市民 住所があることを証明するもの(運転免許証など)の提示で、なんと入場料金が2割引きとなります。

また、年間パスポートが2,000円で販売されています。購入時から1年間なら何度でも利用出来るというもの。何度も利用する予定の方は年間パスポートを購入するのがお得になります。

明石市立天文科学館はどんなところ?見どころは?

明石市立天文科学館は天文学がテーマの科学館でプラネタリウムをはじめ展示室や展望室、キッズルームなど見どころ遊びどころがいっぱいの楽しい科学館です。

明石市立天文科学館はどんな施設?見どころは?

「人丸前駅」から歩いていくと、歩道の脇に星座の石碑がありました。天文科学館の入り口まで続いているので、館内に入る前に星座の予習をしておくと更に楽しめるでしょう。

お弁当の持ち込みと近くでお弁当が食べられる場所は?

入り口手前のところには小規模な芝生広場もありました。ベンチも数台あったので、ここはお家からお弁当を持ってきて食べるにはちょうど良さそうなスポットです。

明石市立天文科学館にはレストランなど食事が出来る施設もなくお弁当の持ち込みも出来ません。

芝生広場には、「一バンボシミツケタ」という詩碑もあるのですが、この詩は文部省が編集した小学国語読本にも掲載されたそうです。

原作者は明石女子師範学校の教諭だった生沼勝さん。明石の教育と地方文化の開発に尽くしたその功績が称えられ、教え子など有志の賛助を得て、この石碑が建てられました。星にまつわる天文科学館にぴったりの石碑ですね。

詩碑の反対側には、俳人・松尾芭蕉の句碑もあります。「ほととぎす きえいかたや しまひとつ」という須磨で詠まれた句。芭蕉は明石に訪れたという記録が残っていて、他にも付近にある柿本神社の近くにも芭蕉の句碑があります。

明石市立天文科学館で展示とプラネタリウム

明石市立天文科学館は6つのエリアから構成されています。

フロアマップ(館内で展示されているもの)

1階は受付があるフロア。受付の近くにあるショップでは、天文科学館のオリジナルグッズをたくさん販売しています。ここでしか買えないものが多いので、見学が終わった後に立ち寄って記念に何か買ってかえるのもおすすめ。

ミュージアムショップで売っているグッズはオリジナル商品

天文科学館のオリジナルキャラクター軌道星隊「シゴセンジャー」やブラック星博士は、小さなお子さんにも人気だそう。子どもが好きな戦隊もののキャラクターをつくるとはおもしろい試みですね。

1階にコインロッカーあり

ロビーには写真撮影にぴったりのスポットがありました。記念撮影はぜひこちらで。ロビーには100円返却式のコインロッカーもあります。それぞれの扉には星座のマークがついていましたよ。素敵な演出ですね。

一番のオススメはプラネタリウム

プラネタリウムの入り口は2階。プラネタリウムの大型投影機は国内最古のもの。

明石市立天文科学館のプラネタリウム

こちらが入口。このドームの一番高いところは13mもあるらしく、とっても広いプラネタリウムです。プラネタリウムの座席数はナント300席。

熟睡プラ寝たリウムとキッズプラネタリウムの上映日と上映時間は?

ドームの入り口を入ってすぐにあるのがプラネタリウム待合室です。投影時間が近づかないと中には入れてもらえないのですが、ここで展示物を見ながら待機するのも良いでしょう。

プラネタリウムの上映時間は?

ここには投影機などの展示物や、星にまつわる知識のボードがあります。

プラネタリウムの座席数は300席

プラネタリウムの中へ入るとすぐに見えるのが、この大きな投影機。この機械を使ってドームに星空を映し出します。1995年の阪神淡路大震災のときにも館内で唯一被害をまぬがれ、現在活躍しているものの中で最も古いプラネタリウムだそうです。

天文科学館のプラネタリウムの特色は、「主導操作のプラネタリウム本体投影機」と「自動制御の補助投影機」を組み合わせて他では真似できない投影を行っているところ。

本体投影機は毎回解説台の操作卓で解説者が操作していて、入館者の反応によって解説を変えているんだとか。また、補助投影機はコンピュータ制御され、より高度で複雑な投影を可能にしているようです。

デートにおすすめのカップル席

シートはこのようになっており、背もたれを倒すことも可能。ただし、細かな調整は出来ないため、そのままの状態か倒すかの2択しかありません。一番後ろの列には2人掛けのソファ席もあるのでデートにぴったりの席です。

座席数が300席もあるので見やすい席をスタッフに聞いてみたところ、「解説席の近くが一番見やすい」のだそう。そこに座って50分間の生解説を...と思ったのですが、子どもがと「もう出たい」と言い出したので途中退席するはめに。小さな子どもには50分は少し長すぎるようです。

「じゃあ、小さい子連れにはプラネタリウムはまだ早いかしら」とお思いの方もいるかもしれませんが、そんな方には「キッズプラネタリウム」がおすすめ。

天文科学館では毎週土・日・祝日および夏休み期間の第2回目の投影(11:10〜の部)は、幼児や小学生低学年対象の子ども向けプラネタリウムが上映されています。

軌道星隊シゴセンジャーの出番があるなど色々な飽きない工夫がされているので、こちらなら小さなお子さんでも最後まで楽しめるはずです。

実は明石市立天文科学館の解説は、機械の音声ではなく生身の人間の生解説というところが人気の秘密。

私が行った時は、落ち着いた癒し系の声をした方の解説だったので、聞いていてとても心地がよかったです。「ついつい寝てしまう」という人の気持ちがよく分かります(笑)

明石市立天文科学館では、なんと、「熟睡プラ寝たリウム」というイベントもあるらしく、その時だけは愛用枕の持参オッケーなのです。いびきが気になる人の専用シートまであるそうで「日ごろ熟睡出来ていない」という方にぴったりのイベントですね。(イベントは不定期開催なので、ホームページで事前確認を)

「時と宇宙」を学べる3階展示室と景色の良い4階「日時時計広場」

明石市立天文科学館の3階は、子午線・天文・天体観測・暦と時をテーマにした展示エリア、4階はたくさんの日時計が置いている展望エリアとなっています。

明石市立天文科学館で面白いエリアは?

3階には「天文ギャラリー」「天文サロン」、この他にも、「子午線のまち・明石」「時のギャラリー」「特別展示室」など見どころがたくさんあります。

展示フロアの感想

左の写真は「観測資料室」の様子で、天体観測の歴史について学ぶことができるエリア。右の写真が「天文ギャラリー」の宇宙開発のコーナーの様子。各エリアには、このような模型や写真がたくさん展示してあります。

館内に休憩する場所はあるの?

ここは「天文サロン」です。テーブルや天文情報を検索できる装置、天文や科学に関する本や雑誌がずらりと並んでいるエリア。写真左側にトイレがあって、少し休憩する場所にはちょうど良いスペースですね。

展望室の感想は?明石海峡大橋が望める

4階に上がると「日時時計広場」。明石海峡大橋や淡路島を一望することができる、とても気持ちの良いエリアです。4階の日時計広場には、柿本神社や月照寺へ行ける出口がありますが、再入場ができないのでご注意ください。

明石市立天文科学館の授乳室とおむつ替え室の場所は?

海が見える場所の反対側には日時計がいくつも置いてあります。いろんな形の日時計から、今の時刻を知ることができるので立ち寄ってみましょう。4階にはベンチも設置してあって、気候や天気のいい日には、ここで休憩するのも良さそうですね。(ただし、飲食は禁止です)

キッズルームの利用は無料

4階にはキッズルームもあります。

ボールプールの中に惑星に見立てたボールがあるのを発見。小さいお子さん連れにはとても嬉しいスペースです。ブロックやお絵かきセット、折り紙などもあり、私の子どもはしばらくいても飽きませんでした。

星や宇宙に関する絵本もたくさんあるので、小さなお子さんは天体について絵本で学ぶのもいいかもしれませんね。キッズルームには授乳室とおむつ交換台もあるので安心です。

明石市立天文科学館の展望室

13階と14階は明石市街や淡路島・六甲山系を見渡せる展望室になっています。月1回開催される「天体展望会」が人気!

明石市立天文科学館のおすすめポイントは展望台

明石市立天文科学館の13階にある展望室です。ぐるりと一周できるので、360度の大パノラマの景色が見渡せる素敵なエリア。訪れた日は天気もよかったので、景色がとても綺麗でした。逆光になっていますが、右にあるのは有料の望遠鏡です。

天体展望会の予約と申し込み方法

こちらは14階の展望室です。こちらは明石駅方面の景色ですが、晴れて見通しがいい日には、淡路島、六甲山系の山、西神ニュータウンまでくっきりと見えるそうですよ。

明石市立天文科学館の「天体観望会」

16階にある天文観測室は月に1回程度開催される「天体観望会」のみ公開、観測室の中には口径40pの天体望遠鏡が設置されています。

この「天体観望会」では観望する天体が決まっているのですが、火星や木星、土星なども観る回もあるそう。プラネタリウムドームで解説を聞いた後に、対象天体をこの望遠鏡で実際に見ることが出来る貴重なイベントです。

この観望会は事前の申し込みが必要。実施日の1ヶ月前から電話もしくはホームページで受付しています。先着順なので、観てみたい天体がある場合は早めに申し込んでおくといいでしょう。

小学生以上が対象で、参加費も300円ほど。大きな望遠鏡で星を観る機会なんて滅多にないので、一度行ってみるのもおもしろそうです。

明石市立天文科学館のトイレは?

トイレは数も多く清潔な印象。ウォシュレットはありません。

トイレの種類とトイレがある場所は?

館内のトイレは床と壁がタイル張りで少し冷たい印象がしますが、きちんと清掃されているのでとても綺麗です。トイレの中は芳香剤の香りがしていたので、嫌な匂いがなく心地よく利用出来ました。

トイレは1階から4階の各階にあります。おむつ交換台があるトイレは、1階と2階と4階、ベビーチェアとオストメイトがあるトイレは3階にあります。展望フロアにはないので小さな子どもさんを連れて行く時は注意が必要です。

明石市立天文科学館の観覧料を安く抑えるには?

入場料は様々な割引制度あり。何度も訪れる方は年間パスポートで入場料を安く抑えることが出来ます。


明石市立天文科学館の割引チケット・年間パスポートでお得に

観覧チケットは券売機で購入します。天文科学館の一般観覧料は、大人700円、65歳以上の大人350円(明石氏在住で「シニアいきいきパス」があれば一般観覧無料)、高校生以下は無料です。

1年で3回以上行く方は、年間パスポート(2,000円)がお得。プラネタリウムは月ごとに解説テーマが変わるようなので、毎月足を運んでみるのもアリですね。

天文科学館では指定のクーポンやカードを提示すれば、観覧料の割引を受けられます。(その場合は受付でチケットを購入してください)ひょうごカルチャーパスの提示で無料に、明石逸品2016ガイドマップの提示があれば1割引されます。また以下の場合は、一般観覧料が2割引に。

・JAFカードまたはJAF会員証
・リロクラブの福利厚生サービス
・ベネフィット・ステーションの福利厚生サービス
・ひょうごファミリーパック(兵庫県中小企業従業員共済)
・スルッとKANSAI2day・3dayチケット
・明石ケーブルテレビの「ACTV135メンバーズカード」
・ジョイワンカード
・えらべる倶楽部会員証
・イオンクレジットカード(※お支払いは現金のみ)
・養父市民(住所があることを証明するものを提示)

明石市立天文科学館のおすすめ度は?

明石市立天文科学館は、星や宇宙のことを楽しく学べるおすすめの施設です。

明石市立天文科学館のおすすめ度は?

このような科学館は小学生の学習遠足などでよく行きましたが、大人になってから行くとまた違った感覚で楽しめると思います。

特にプラネタリウムは生の解説が温かみがあってとても分かりやすく、学生時代に習った星座の話がたくさん出てきておもしろかったのでおすすめです。

明石市立天文科学館は全天候型なので雨の日でも楽しめますし、小さなお子さん向けの設備も充実しているので、子連れで行くにもおすすめのスポット。星や宇宙に興味をもつ良いきっかけになるのではないでしょうか。

ぜひ足を運んでほしい遊び場です。

明石市立天文科学館の施設概要

住所 兵庫県明石市人丸町2-6(地図
連絡先 078-919-5000
最寄駅 山陽電鉄「人丸前駅」
アクセス

<電車の場合>山陽電鉄「人丸前駅」から北へ徒歩5分
JR「明石駅」からタクシーで5分

<車の場合>第二神明・大蔵谷I.C.から約2km
営業時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日、第二火曜日、年末年始 ※月曜日または第2火曜日が国民の祝休日と重なるときは開館。その翌日が休館となるので注意。
入館料金 (一般観覧)大人700円 65歳以上350円(年齢が分かるものを提示)高・中・小学生、乳幼児は無料
駐車場 あり(普通車90台)※2時間までは200円。以後、2時間を超える1時間につき100円必要
公式サイト http://www.am12.jp/


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この記事を書いてくれた人

NANA

1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。


編集&校正 ビー・エイブル