五月山動物園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
五月山動物園(さつきやまどうぶつえん)はウォンバットがいることで有名な動物園。テレビでも紹介されて人気動物園となりました。
「世界一ハートのある動物園」というキャッチフレーズの大阪府池田市にある五月山動物園。入園が無料という嬉しい動物園です。
人気テレビ番組の「天才!志村どうぶつ園」では、ウォンバットがいる動物園として紹介されて全国的に有名に!
ウォンバットは、池田市の姉妹都市であるオーストラリアのローンセストン市から姉妹都市提携の記念として贈られ飼育されています。
また五月山動物園には、子どもたちが大喜びする特徴があります。普通の動物園ではあまり体験できない、いろいろな動物とのふれあいができる動物園なのです。
今回は五月山動物園へ行ってきたので、おすすめや感想を写真を交えて詳しくレビューします。
ウォンバットがいることで全国的に有名になった五月山動物園。ウォンバット以外にもいろいろな動物を見ることができますよ。
五月山動物園のある池田市では、ウォンバットが市のマスコットキャラクターとなっています。
池田市を訪れると町のいろいろな場所で、ウォンバットをデザインしたものが見つかりますよ。
ウォンバットが市のマスコットキャラクターになったいきさつは、池田市とオーストラリアのローンセストン市の姉妹都市の提携です。
親善使節として寄託されたウォンバットが池田市にやってきて、五月山動物園で飼育されることになったのです。
ウォンバットが飼育されている珍しい動物園として人気番組の「天才!志村どうぶつ園」でも紹介され、全国からウォンバットを見に人が集まるようになりました。
もちろんウォンバット以外にも五月山動物園にはいろんな動物がいますので、一日楽しめますよ。
五月山動物園で一番人気の動物といえばやはりウォンバットでしょう。コアラに近い種族で、かわいい外観が特徴です。
そのずんぐりとした愛くるしい姿はぜひとも見ておきたいですね。
掲示によるとウォンバットは日本全国でも3つの動物園でしか飼育しておらず、全部で8頭しかいないそうです。
その中の5頭は五月山動物園のウォンバットというから驚きです。
さすがに「ウォンバットの聖地」と書かれているだけのことはありますね。
ウォンバットは数頭ごとにエリアを分けられて飼育されていました。それぞれのエリアが広くとられていて、見る側もゆとりをもって見ることができますよ。
ウォンバットは夜行性と説明には書かれていましたが、取材時には昼間なのに結構活発に動き回っていました。
飼育エリアと外界は柵ではなくクリアなガラス板で仕切られているつくり。
低い位置から見ることができたので、小さな子供たちもウォンバットをしっかり見ることができますね。
もしかしたら、ガラスの間近までウォンバットが来てくれるかもしれませんよ。
オーストラリアからやってきたのはウォンバットだけじゃありません。ワラビーとエミューもオーストラリアからやってきた仲間です。
ワラビーはその姿はカンガルーそっくりですが、一回り小さいのが特徴です。有袋類なのでお腹の袋で赤ちゃんを育てます。
エミューは人懐っこく人間に近づいてきますので、金網越しですが間近に見るチャンスがあるかもしれませんよ。
近年、人気が上昇しているアルパカもいました。実物のアルパカを見たいという人は、ここに来ると存分に見ることができます。
かなり好奇心が強いのか自分の方から人間に寄ってくるシーンも見られました。アルパカ好きな人には願ってもないシチュエーションですね。
すぐそばで見ることができるポニーもいました。
ヤギがこっちを向いています。
ヒツジもいましたよ。
五月山動物園は無料で入れる動物園となっていて、その規模は有料の動物園に比べるとそれほど大きなものではないかもしれません。
しかし見せ方やふれあいができる工夫など、五月山動物園に遊びに来る人を飽きさせない仕組みがありました。
動物とふれあうことができる五月山動物園。普通の動物園では体験できない楽しみがそこにはあります。
五月山動物園では、動物とふれあえる機会を多く提供されていることが魅力のひとつです。
エサやり体験で動物とふれあうことができますよ。自動販売機で動物のエサが購入できるようになっています。
対象となっている動物はワラビー、エミュー、アルパカ、ヒツジです。日ごろふれあうことができない動物にエサやり体験ができるなんて素敵ですよね。
子供たちには、ちょっと怖いかもしれませんが、かわいい動物とふれあうためにチャレンジしてもらいましょう。きっといい思い出になると思いますよ。
エミューにエサを持っていったらさっそく狙われてしまいました。突っつかれないように気を付けてください。
子供たちのためにポニーに乗る体験も用意されています。対象年齢は3〜6歳なので残念ながら大人は体験することができません。
引き馬で係員が誘導してくれますので安心して乗ることができますよ。この体験は有料で300円となっています。
ポニーに乗った姿は絶好の記念撮影シーンとなることでしょう。
ポニーにもエサやり(にんじん)をすることができます。これならば大人も一緒に体験することができますね。
ポニーと仲良くなるチャンスなので、ぜひともエサやりしてふれあってみてくださいね。
ふれあい広場は、うさぎやモルモットと直にふれあうことができるコーナーとなっています。なんと無料で体験することができるのですよ。
時間を区切った入れ替え制となっています。人気コーナーのため、入場を待つ人で行列ができていました。
中には、ワラ置き場があるので、ワラをエサとしてもらいます。このワラを使ってうさぎやモルモットと仲良くなりましょう。
うさぎやモルモットは、一度にたくさん食べないので1本ずつ与えるのがコツです。
かわいらしいうさぎやモルモットがいっぱいいましたよ。おどかさないように、やさしくなでてあげるのもいいかもしれませんね。
子供たちにも動物とのふれあいを楽しんでもらいましょう。
うさぎやモルモットのいるふれあい広場の隣にはヒツジコーナーもあります。こちらは柵越しではありますが、ヒツジに触れることができましたよ。
小さい子供たちにとってはちょっと怖いかもしれませんが、勇気をもってヒツジとのふれあいにチャレンジしてもらいたいですね。
ふれあい広場の出口には水道と液体ソープが用意されていて、手を洗うことができるようになっていました。
また動物園内には各所に液体消毒液も配置されていました。
動物とふれあった後は手をきれいにするといいですね。
五月山動物園には自由に使える広場があります。各所にお弁当を食べられるベンチも配置されていますよ。
五月山動物園には自由に使える広場があります。屋根付きの休憩所もあるので一休みするにはピッタリの場所です。
ベンチも多数配置されていますのでお弁当を広げる場所としてもいいでしょう。
動物園内にも多数ベンチが用意されていますよ。かわいい動物をじっくり見たいときに活用するといいですね。
特にウォンバットのいるコーナーに置かれたベンチは注目です。ウォンバットの像があるので記念撮影にピッタリな撮影スポットとなっていました。
五月山動物園を出てすぐの場所に五月山総合案内所があります。売店にもなっていて、食べ物や飲み物を買うこともできますよ。
うどんなどのちょっとした軽食をいただくこともできるので、食事をしたいときやジュースなどが欲しいときはここを利用するといいでしょう。
動物園の出入口近くや五月山総合案内所の裏にあるトイレ。中は広々として清潔に保たれていていました。
五月山動物園にトイレはあります。場所は動物園の出入口近くと五月山総合案内所の裏です。どちらも独立したトイレ棟が建っています。
五月山総合案内所の裏にあるトイレです。中のスペースは広々としていました。
トイレは清潔に保たれていてオストメイトや手すりなどの装備も整っていました。トイレットペーパーも補充されていましたよ。
ベビーチェアも用意されているので、小さな子供連れでも安心です。
五月山動物園は阪急バス「五月山公園大広寺バス停」から徒歩約10分。車なら阪神高速11号池田線の池田ICから約13分で着きます。
五月山動物園には、阪急「池田駅」が最寄り駅です。そこからバスで「五月山公園大広寺バス停」まで行きます。
バス停からは歩いて西へ向かって10分ほどです。車の場合は阪神高速11号池田線の池田ICで降りてから約13分で着きます。
五月山動物園には駐車場があります。近くの五月山公園や五月山体育館を含む池田市の施設利用者のための駐車場です。
料金は最初の2時間200円で2時間を超えて3時間までが400円、以降30分ごとに150円の加算となります。
無料で楽しめる五月山動物園。動物とふれあうことができるのもポイントが高くおすすめです。
なんといっても五月山動物園は無料で入れるところがいいですね。お金をかけなくてもしっかりと楽しむことができる点がうれしいです。
また、人気番組の「天才!志村どうぶつ園」でも紹介されるくらいの特徴ある動物園。
なかなか見ることができないウォンバットを見るだけでも価値がありますよ。
動物とふれあうことができるので、子供たちにも十分に喜んでもらえることでしょう。
動物好きな家族には、ぜひとも出かけてもらいたいおすすめスポットです。
住所 | 大阪府池田市綾羽2丁目5-33(地図) |
連絡先 | 072-752-7082 |
最寄駅 | 阪急バス「五月山公園大広寺バス停」 |
アクセス | 公共交通機関を利用する場合 阪急バス「五月山公園大広寺バス停」から徒歩約10分 車を利用する場合 阪神高速11号池田線池田ICから約13分 |
営業時間 | 9:15〜16:45 |
休園日 | 火曜(火曜が祝日の際は営業、次の平日が休園) |
入園料 | 無料 |
駐車場 | あり(最初の2時間200円、2時間超で3時間まで400円、以降30分ごとに150円加算) |
公式サイト | https://satsukiyamazoo/ |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル