通天閣の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
通天閣(つうてんかく)は全国的に知られる大阪の名所。古き良き時代の香りを楽しむことができます。
通天閣は大阪市浪速区恵美須東にある観光向けの展望台です。大阪を示すランドマークとして全国的に知られる存在となっています。
この地に作られた新世界ルナパークのシンボルとして初代通天閣が建てられました。火災で喪失したものを再建したのが今ある2代目の通天閣となります。
今となっては飛びぬけた高さとは言えませんが、周囲に遮るものが少なく展望室からの眺めは良好です。マスコットにもなっているビリケン様もいますよ。
今回は通天閣へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
通天閣の料金は大人700円、子供400円。通天閣のチケット売り場は地下に降りたところにあります。
通天閣の料金は高校生以上の大人が700円、5歳以上中学生以下の子供が400円となっています。
割引制度としては平日夜間特別特別割引券が通天閣の公式ホームページ内に用意されています。
時期によって割引内容が違うので、ぜひホームページをチェックしてから行ってみてくださいね。
通天閣の公式ホームページ
通天閣の足元までたどりついても通天閣のチケット売り場はどこにも見当たりません。
チケット売り場は通天閣の地下である「通天閣わくわくランド」まで降りる必要があるので注意です。
ちょうど通天閣の足元に地下への入り口があります。
展望室からの眺めが抜群な通天閣。ビリケン様にも会えますよ。
通天閣に入場してエレベーターで上がっていくと4F光の展望台、5F黄金の展望台へと行くことができます。
4F、5Fというと低いように見えますが4Fが84m、5Fが87.5mの高さを誇ります。
日本一の高さといわれているあべのハルカスが300mあるそうなのでそれには及びませんが、通天閣もなかなかの展望を楽しめますよ。
実際4F光の展望台まで上がってみるとそこにあるのは360度見渡せる大阪の絶景です。なにも遮るものがない分、遠くまで見渡せるのがわかります。
ぐるりと展望室を回っていろんな大阪の景色を堪能していきましょう。まだ地理感覚がない子供たちに親がいろいろとレクチャーしてあげるのもいいですよね。
ここに来ると活きた地理の勉強にもなりますよ。4F光の展望台は夜になると派手な照明に切り替わります。
5F黄金の展望台に上ってもそんなには景色は変わることはありません。通天閣の足元には天王寺動物園が広がっています。
その先には天王寺公園、あべのハルカスが続きます。
ほぼ真下を見ることもできました。ちょっと高所恐怖症の人にとってはNGな眺めになるかもしれませんね。
地面を歩いている人の姿もしっかり視認することができましたよ。
5F黄金の展望台は豊臣秀吉の黄金の茶室に対抗して黄金にしたとのことですが、ただ金色に塗られた部分が多いだけでそんなに黄金って感じはしません。
ここにはビリケン様がいるので探してみましょう。
通天閣のマスコットでもあるビリケン様はこの5F黄金の展望台にいます。
かわいらしい姿にここで記念撮影をする人が絶えません。ぜひとも子供たちとビリケン様の写真を撮ってあげるといいでしょう。
インスタ映えしそうなスポットですよね。
黄金の壁を背にした大きなビリケン様のほかにもビリケン様がいますよ。こちらは木製の素朴なビリケン様です。どこにいるのか見つけてみてください。
あと夢をかなえるゾウの黄金の像がいましたよ。ガネーシャという名前でとてもユーモラスな姿となっています。
テレビドラマにもなったので覚えている方も多いかもしれませんね。
新世界ルナパークを紹介する展示がある通天閣。100年前の初代通天閣の様子を知ることができます。
初代通天閣が建てられたのが新世界ルナパークという遊園地です。
1912年に開園したというからもう100年も昔の話ですね。もちろん今はもう新世界ルナパークは残っていません。
通天閣の内部にはそんな新世界ルナパークと初代通天閣の当時の様子がジオラマなどで再現されていて当時の様子を知ることができるようになっています。
遊園地の中のシンボルとして当時としては最先端のデザインで初代通天閣は建てられました。
こういうタワーが建って当時の大阪の人は度肝を抜かしたことでしょう。今の2代目通天閣のルーツとなった初代通天閣のことを展示で学んでいきましょう。
新世界ルナパークの展示を楽しんだ後は「カフェ・ド・ルナパーク」で喫茶タイムを満喫するのもいいでしょう。
通天閣パフェとか通天閣ならではのメニューもそろっていましたよ。
観光地でよく見かける顔出し看板も設置されていました。もちろんここのはビリケン様になっていました。
初代通天閣の天井画を復刻したものは見もの。通天閣の地下にはわくわくランドと呼ばれるショップ街もあります。
入場料が必要な通天閣ですが、無料で楽しめるスポットもありますよ。近くに立ち寄った際には無料スポットを見て回っても楽しいかもしれません。
初代通天閣の天井画を復刻したものや阪田三吉の王将の碑などついつい見逃してしまいそうなスポットがあるので気を付けてみていきましょう。
また通天閣の地下にはわくわくランドがあって無料で入れるので、通天閣に入場しない人も立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
まず紹介したいのは通天閣の底の部分に書かれた絵です。
これは初代通天閣の天井画を復刻したもので、かっての初代通天閣の記憶を残す貴重なものとなっています。
通天閣の底の部分は誰でも自由に見ることができるようになっているので、ぜひともその目で確かめてみてください。
このあたりは今でも将棋クラブが健在で、将棋を指して楽しんでいる人も多いです。そんな土地柄にふさわしく王将の碑が建てられています。
王将と言えば阪田三吉ですよね。名人王将となった天下の棋士です。この碑も通天閣の足もとに建てられています。
通天閣の地下はわくわくランドと呼ばれる食品メーカーのアンテナショップが集まった場所となっています。このエリアは無料で楽しむことができるのですよ。
地下に入っていくのでちょっとビビるかもしれませんが、中はいたって普通のショップエリアになっていました。
どちらかと言えば観光客を目当てにしたお土産屋さんといった感じに近いです。
いつもはあまり見ないような商品ラインアップなので見ているだけでも楽しくなってしまいます。
地下の入場口手前のところにトイレがある通天閣。中はシャワートイレになっていて清潔に使えるようになっていました。
通天閣のトイレの場所は地下の入場口手前のところです。ちゃんと清掃が行き届いている様子で清潔感があって安心して使えるトイレになっていました。
中は普通のスペースでバリアフリーな感じではありませんでした。
うれしいことにシャワートイレが完備されていました。シャワートイレなら気持ちよく使えるので積極的に使いたいという人も多いでしょう。
トイレットペーパーもありましたよ。ベビーチェアやベビーベッドなどの設備やオストメイト用の設備は備えていませんでした。
通天閣は大阪メトロ「恵美須町駅」から歩いて4分ほどの距離。車で行く場合は阪神高速1号環状線夕陽丘出口から5分ほどで着きます。
通天閣は大阪メトロ「恵美須町駅」、大阪メトロ「動物園前駅」、南海電車「新今宮駅」、JR「新今宮駅」から行くことができますよ。
それぞれ徒歩で大阪メトロ「恵美須町駅」から約4分、「動物園前駅」は約7分、南海電車「新今宮駅」からは約10分、JR「新今宮駅」から約7分で通天閣に着きます。
車で行くなら阪神高速1号環状線から行くといいでしょう。夕陽丘出口で降りて約5分で着きます。
駅の中でも一番わかりやすいのは大阪メトロ「恵美須町駅」でしょう。
新世界側の出口から地上に上がるとそこにはもう通天閣へと続く商店街の道が見えてきます。
通天閣には駐車場はありません。タイムズ恵美須西第4というのが近くにありますのでそこを利用するといいでしょう。
料金は平日が9:00〜21:00が20分100円、21:00〜9:00が60分100円で、土日祝が9:00〜21:00が30分200円、21:00〜9:00が60分100円となります。
最大料金当日24時までで平日は500円、土日祝は1200円となっています。
昭和レトロを堪能できる通天閣。意外と展望を楽しむことができますよ。
ハルカスを筆頭に高いビルが目白押しの昨今に於いては通天閣からの眺めなんて大したことないと思う人も多いかもしれません。
しかし大阪の名所として日本国中に知れ渡っているだけのことはありました。
通天閣の展望台からは四方に広がる大阪の姿をしっかり堪能することができましたよ。展望を目当てにファミリーで訪れても十分に満足できそうです。
昭和レトロな雰囲気が残っている点もよかったです。映画「3丁目の夕日」のような世界をここではリアルに体験することができるでしょう。
住所 | 大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目18-6(地図) |
連絡先 | 06-6641-9555(総合インフォメーション) |
最寄駅 | 大阪メトロ「恵美須町駅」「動物園前駅」、南海電車「新今宮駅」、JR「新今宮駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 大阪メトロ「恵美須町駅」から徒歩約4分、大阪メトロ「動物園前駅」から徒歩約7分、南海電車「新今宮駅」から徒歩約10分、JR「新今宮駅」から徒歩約7分 <車を利用する場合> 阪神高速1号環状線夕陽丘出口から約5分 |
営業時間 | 9:00〜21:00(入場は20:30まで 年末年始は営業時間変更あり) |
休業日 | 無休 |
料金 | 大人(高校生以上)700円、5歳以上中学生以下400円 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | https://www.tsutenkaku/ |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル