貴船の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
貴船は京都市北部にある観光スポットです。昔から「京都の奥座敷」と言われ、多くの観光客が訪れています。また、関西を代表する避暑地としても有名。夏に貴船を訪れたら、自然のクーラーを思いっきり体感できます。きっと、爽やかな気分になることでしょう。
貴船といえば川床料理です。「川床料理」と聞くと、市内中心部を流れる鴨川をイメージするでしょう。貴船の川床料理の特徴は山々に囲まれた自然豊かな環境で楽しめること。また、市内中心部とは異なる川床料理を貴船でお楽しみください。
貴船には「和」だけでなく「洋」もあります。オーガニックコーヒーやコスメが楽しめるショップがあるので、ぜひチェックしてみましょう。もしかすると、意外な貴船、京都の姿を垣間見ることができるかもしれません。
貴船へは京阪電車の終着駅、出町柳駅から叡山電鉄を利用するか、地下鉄国際会館駅から京都バスを利用することになります。オンシーズンですと、道路は大変混雑するので、必ず公共交通機関を利用しましょう。
この記事では、貴船の川床料理からコスメ、サクッと食べられるグルメまで、あらゆる角度から貴船に迫っていきます。この記事を参考にして、貴船をゆっくりと歩いてみましょう。そして、貴船のメインスポットである貴船神社を参拝することを忘れずに。
今回は貴船へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
貴船へは出町柳駅から叡山電鉄の利用が便利です。最寄駅は貴船口駅です。なお、道路は混雑しますので、公共交通機関を利用しましょう。
貴船へは叡山電鉄が便利です。叡山電鉄へは大阪淀屋橋から京阪電車に乗り、終点の出町柳駅で乗り換えです。貴船の最寄駅は貴船口駅、出町柳駅から約30分かかります。
バスですと、地下鉄烏丸線の終着駅、国際会館駅から京都バス52系統「鞍馬温泉行き」に乗り、バス停「貴船口」で降りましょう。ただし、バスの本数は少ないので、必ず時刻表でチェックすることをおすすめします。
なお、オンシーズンの京都の道は大変混み合います。なるべく、公共交通機関を利用することをおすすめします。
貴船は京都市の北部に位置する観光スポットです。昔から「京都の奥座敷」と呼ばれ、多くの観光客が訪れています。貴船の目玉のひとつが夏に見られる川床です。
川床と聞くと鴨川を思い浮かべる方が多いでしょう。貴船では山の緑を見ながら川床が楽しめます。京都市内中心地にある川床とは大きく異なるはずです。また、縁結びで有名な貴船神社も忘れてはいけません。貴船神社の参道には多くの店が軒を連ねています。
貴船の目玉といえば川床です。川床では美味しい料理が食べられます。美しい貴船川を見ながらの川床料理は格別ですよ。
今回、川床の季節、夏ということで、川床に興味を持ちました。川の上にある座敷はどのような造りでしょうか? 上手に造らないと客は水に浸かってしまいます。また、川床自体が川に流されるかもしれません。
たまたま川床で料理の用意をしているシーンに出くわしました。このように、貴船川の上に木のすのこのようなものを置いて料理を作っています。すのこの面
積は大変広く、いくつかのすのこを連結させるのがポイント。その上に座席を作っていきます。
このような感じで、下には川が流れています。水の音が聞こえ、風流な気分になることでしょう。ところで、貴船川は透明度が高く、とてもきれいな川です。貴船川を見るだけで、気分がスーっとしますよ。実際にはすのこの上にござを敷きます。
こちらの川床は小さな崖のようになっており、川の流れにより、小さな滝になっています。水の心地よい音がダイレクトに聞こえてきます。
川床の周辺には木々も生い茂っています。そのため、直射日光を避けることができます。まさしく、日本が生んだ知恵ですね。「自然のクーラー」と表現できるでしょう。
川床料理は道路の下にあります。道路と川床料理の会場は衝立のようなもので仕切られています。道は大混雑しているので、川床から見えないようになっているのです。なお、料理を運ぶスタッフは、店から料理を運んでこちらの川床へ降り、配膳をしていました。
いちいち、お店の方から運ばなければならないので、スタッフは大変そうでした。スタッフが頑張っている分、おいしい川床料理が食べられることでしょう。
これが実際の川床です。水の流れがよく見え、なかなか興味深いです。この川床は水が崖の下に流れていくように設計しています。つまり、川の崖にすのこが乗るように鉄の棒で土台を作っているのです。
このような設計のおかげで、雨が降って水かさが増しても、川床が影響を受けることはありません。なお、ふちにはガードがついているので、崖に落ちてしまう危険も回避できます。川床のすぐ側から川の流れが見えるのです。水面に近いので、まるでボートの中にいるよう。
普通のレストランとは全く雰囲気が違います。提灯がついて、すっかり宴会気分。道から離れており、喧騒とは無縁の世界です。
貴船にあるお洒落カフェが「貴船倶楽部」です。やさしい自然の風が入ってくる素敵なカフェです。
貴船にあるお洒落カフェ、それが「貴船倶楽部」です。貴船にはあまり食べ歩きができるような店がありません。したがって、「貴船倶楽部」は貴重な存在といえるでしょう。「貴船倶楽部」はオーガニックのコーヒー豆を使っています。
貴船自体が人気観光スポットということもあり、「満席」の札が立っていました。それでも、行列は長くなるばかり。これだけで、人気のあるカフェということがわかります。
「貴船倶楽部」の目玉メニューがカレーライスです。カレーライス目当てに来る方も多いようで、お昼前にも関わらず売り切れてしまいました。
「貴船倶楽部」にはクーラーありません。しかし、やさしい自然の風が優しく入ってきます。避暑地ならではの贅沢ですね。
「貴船」と聞くと「和」のイメージを持たれるかもしれません。実は貴船にはオーガニックコスメのショップがあるのです。
貴船川沿いに歩いていくと、もうひとつ目につくショップ「KIFUNE COSMETICS & GALLERY」があります。このショップにはオーガニックコスメ、和ろうそく、香りグッズが販売されています。お土産屋が少ない貴船では、貴重な存在といえるでしょう。
もちろん、「KIFUNE COSMETICS & GALLERY」も大盛況!目印は落ち着いた雰囲気漂う白壁です。入口にはオススメコスメの説明がありました。肌に優しそうなコスメがそろっています。
店内は細々とした商品がたくさんあり、女性が喜ぶことは間違いありません。またカフェも併設しているので、オーガニックのコーヒーが楽しめます。雰囲気のあるショップなので、カフェでまったりするのもいいでしょう。貴船観光で疲れたら、ぜひ立ち寄ってみましょう。
貴船では貴船・京都名物のフードが楽しめます。とち餅、ゆば、会席料理など何でもござれ。貴船での食べ歩きも楽しいですよ。また、サクッと食べられる「貴船そば」もおすすめです。
貴船は料亭が立ち並ぶスポットです。貴船のメイン通りは貴船川に沿って一本道になっています。それぞれの料亭がユニークな暖簾を出していました。また、それほど多くないですが、お店やお土産屋もあります。
これは貴船名物のとち餅です。他にも「やきもち」や「しそもち」のような様々なおもちがあります。貴船を訪れたら、ぜひ試してみましょう。
他にも京都名物「味付巻ゆば」と「さしみ湯葉」がありました。京都のおばんざいですが、箱に入って販売しています。ぜひ、貴船で京都の味を楽しんでみましょう。
旅行といえばソフトクリームですね。貴船でもソフトクリームが食べられます。さしずめご当地アイスといえば、豆乳ソフトクリームになるのでしょうか。
こちらの店では貴船のお酒が売っていました。貴船は水がおしいことで有名なエリア。きっと、貴船の水を使ったお酒はおしいでしょう。また、貴船神社のラベルが付いているので、貴船観光のいい思い出になるでしょう。「鞍馬杉」のお菓子もあるのでチェックしてみましょう。
料亭では会席料理が食べられます。川床料理が満席で食べられなくても、ちょっとした贅沢をしてみましょう。
メインの道から外れると鞍馬寺に行けます。こちらは「ひろや」さんの店先です。ちょっとした休憩所ができていました。こちらでお茶やおもちを食べるのも風流ですね。
川床料理の暖簾が出ていました。予約なしの飛び込みでも、うまくいけば川床料理を楽しめるでしょう。
こちらは「ふじや」です。こちらも奥の方で川床料理をしています。きっと、静かな環境の中で川床料理が楽しめることでしょう。
湯豆腐で有名な京都ですが、冷豆腐も見逃せません。夏に貴船で食べたいのが冷豆腐弁当です。夏ですと、ひややっこが嬉しいですね。予約なしでもお店に入れます。
冷豆腐弁当のお豆腐は丸いですが、これも何か秘密がありそうですね。冷豆腐以外にも「豆腐ゆば」ののれんがありました。
手軽にとうふを楽しみたいなら「とうふアイス」もいいですね。食後のデザートにもぴったりです。貴船の街並みはいかがでしたか? 今がシーズンなので、是非涼を感じに遊びに行ってみてくださいね。
貴船は「京都の奥座敷」ということもあり、多くの観光客が訪れます。一通り、市内中心部の主要観光地を見たら、貴船を訪れるといいでしょう。貴船では財布の紐を緩めて、川床料理や料亭で京都の食を楽しみましょう。そして、貴船神社を参拝することを忘れずに!
住所 | 京都府京都市左京区鞍馬貴船町(地図) |
連絡先 | ー |
最寄駅 | 叡山電鉄「貴船口駅」 |
アクセス | 叡山電鉄「貴船口」駅下車、地下鉄国際会館駅から京都バス52系統に乗車。「貴船口」下車 |
営業時間 | 店舗による |
休園日 | 店舗による |
料金 | 店舗による |
駐車場 | 有料駐車場あり |
公式サイト | https://kyoto-design.jp/special/kibune |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 新田浩之