掬星台の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
掬星台(きくせいだい)は、兵庫県神戸市灘区にある摩耶山上の展望台。京阪神の街をはじめ、ポートアイランド、六甲アイランド、大阪湾まで一望できるのが自慢!
掬星台は、兵庫県神戸市灘区にある摩耶山上に設けられた展望台です。山上といっても摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーを乗り継いで気楽に登ることができます。
山上からの眺めは京阪神の街はもちろん、ポートアイランド、六甲アイランド、そして大阪湾と対岸の和歌山の方まで一望できます。
夜には日本三大夜景の1つにあげられる神戸の夜景を楽しむこともできます。
今回は、掬星台を訪れた感想や見どころを写真とともに詳しくレビューします。
掬星台の最寄り駅は摩耶ロープウェー「星の駅」。車で行くときは途中進入禁止があるので注意!
掬星台へはバス、摩耶ケーブル、摩耶ロープウェーを乗り継いで行きます。摩耶ロープウェー「星の駅」下車すぐです。
車に行くときには途中進入禁止となっているので天上寺前の掬星台(天上寺前)駐車場で降りてそこから歩かなければならないので注意が必要です。
掬星台に行くには、まずはバスで摩耶ケーブル下バス停まで進みます。摩耶ケーブル下バス停には神戸市バス18系統、102系統、みなと観光バスが運行する坂バスが停まります。
鉄道各社の三宮駅からは神戸市バスの三宮駅ターミナル前バス停から18系統に乗車。
JR六甲道駅からは神戸市バスのJR六甲道バス停から102系統水道筋経由摩耶ケーブル下方面行きに乗車。
JR摩耶駅からは坂バスのJR摩耶駅前バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
JR灘駅からは神戸市バスのJR灘駅北口バス停から102系統摩耶ケーブル下方面行きに乗車または坂バスのJR灘駅前バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
阪急王子公園駅からは神戸市バスの阪急王子公園北バス停から102系統摩耶ケーブル下方面行きに乗車または坂バスの阪急王子公園南バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
阪神岩屋駅からは坂バスの阪神岩屋駅前バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
摩耶ケーブル下バス停についたら次は摩耶ケーブルに乗ります。ケーブルカーは摩耶ケーブル駅から摩耶山の中腹にある「虹の駅」へと進みます。
ケーブルカーの中からは「虹の駅」に近づくにつれ神戸の街の景色も見えるようになってきます。
「虹の駅」で摩耶ケーブルを降りると、次は摩耶ロープウェーに乗り換えです。
摩耶ロープウェーの駅まで2分ほどの距離がありますが、その間、展望広場がありますので覗いていくのがいいでしょう。
摩耶ロープウェーに乗って終着である「星の駅」を目指します。ロープウェーの中からは摩耶山の豊かな自然と阪神間の街の眺望を楽しむことができます。
終着である「星の駅」に到着です。ロープウェーを降りると急な階段が待っていますので注意しましょう。小さい子供が降りるときには大人がサポートしてあげましょう。
階段を上って出口へと向かっていくと日本三大夜景・景勝地・摩耶山掬星台と書かれた表示が見えてきます。「星の駅」の構内を出たら、もうそこは掬星台です。
車で掬星台に向かうときは、奥摩耶ドライブウェイの途中であるホテル「オテル・ド・摩耶」のあたりで通行止めが行われていますので注意です。
通行止めポイントの手前に掬星台(天上寺前)駐車場があるので、そこで車を停めて、あとは徒歩で掬星台に向かいましょう。駐車場から道路沿いに歩いて10分ほどで掬星台に着きます。
2つの展望テラスがあって日本有数の絶景を見ることができます。広場になっているので子供たちが駆け回って遊ぶこともできますよ。
掬星台といえば展望台からの絶景を見ないわけにはいきません。掬星台には西と東の2か所に展望テラスがあります。
「星の駅」を降りてすぐのところに西の展望テラスへと続く木の小道があります。
西側の展望テラスです。広いテラスになっているので一度に多くの人が展望を楽しむことができるようになっています。
神戸港を中心に右手にはポートアイランド、左手には六甲アイランドが見えます。まさに京阪神を見下ろすパノラマになります。
展望を解説しているパネルがあるのでそれと照らし合わせて見ていくとおもしろいですよ。
見晴らしがいい日ならば神戸の名所を一望できます。遠く関西国際空港も見えるかもしれませんよ。
続いて木の小道を進んで東側の展望テラスへと進んでいきましょう。こちらは屋根付きの休憩所も用意されています。
こちらは特に大阪湾側がよく見えます。見晴らしがいい日であればあべのハルカスやグランフロント大阪の高層ビル群なども識別できます。
東側の展望テラスでは六甲山系の展望もよく見えます。六甲山上にもいろいろな施設が点在していてその姿を見ることもできます。
掬星台は広場になっていますので、子供たちが駆け回って遊ぶこともできます。ところどころにベンチが用意されていますので、お弁当を広げることもできますよ。
阪神淡路大震災の際に崩れて打ち捨てられていた石材をベンチに再加工して設置していました。波乗りベンチやウサギのいすなどユニークな形に大変身しています。
掬星台ではトイレ、休憩施設、自動販売機などの設備があります。また摩耶ビューテラス702というレストラン施設では各種サービスも提供してくれます。
掬星台の中に掬星台休憩所という屋根付きの休憩施設が用意されています。無料で使えますので、気楽に入って一休みすることができます。
広いスペースの中に大きなテーブルとそれを囲むようなベンチといった作りになっています。日差しを避けてお弁当を食べたい時などに絶好の場所となるでしょう。
テレビ塔のある方に飲料の自動販売機があります。販売されている価格も地上の相場と変わりなく、抵抗感なく購入できるでしょう。
山の上で冷たいor熱いコーヒーが飲めるというのもいいですよね。
掬星台のトイレは掬星台休憩所の近くにあります。トイレの内容は、トイレットペーパーなどはちゃんと用意されていましたが、見た目にも古くそれほど清潔感はない感じでした。
掬星台に接している摩耶ロープウェー「星の駅」の改札外にもトイレはあります。
洗浄トイレになっていてトイレットペーパーなどはちゃんと用意され、使う分には申し分のないものになっていました。
摩耶ロープウェー「星の駅」の構内2Fに摩耶ビューテラス702というレストラン施設があります。
名物のカレーライスやオリジナルブレンドのドリップコーヒーなどを展望を見ながらいただくことができます。
室内では窓に向かって座るカップル席などがあります。もちろん親子で座ってもOKですよ。
またオープンテラスにも席が用意されていて、山のさわやかな空気の中で食事やお茶をいただくこともできます。
名物のカレーライスなどを展望を見ながらいただくことができます。山上なのでさぞかし高いのではと思う人も多いかもしれませんが、価格は街中と変わらない感じでした。
摩耶ビューテラス702では、レストランで食事やお茶をいただけるだけではなく、電動アシスト自転車や芝マット、ハンモックなどのレンタルサービスも請け負っています。
まだ登山とかは無理という小さい子供も連れて行くことができるので、ファミリーでピクニック気分でお出かけするのにおすすめな場所。
ケーブルカーとロープウェーを使って遊びに来れる手軽さで、日本有数のパノラマを眺めることができるというのが掬星台の魅力です。
まだ登山とかは無理という小さい子供たちを連れて、ファミリーでお出かけするのにとてもおすすめな場所です。
レストランや自動販売機もあるので手ぶらで遊びに行っても大丈夫なところもいいですね。
掬星台からは徒歩で摩耶自然観察園、こどもの丘、摩耶山天上寺、穂高湖などに足を伸ばすことができます。六甲山での遊びの出発点として活用するのもいいでしょう。
住所 | 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-2(地図) |
連絡先 | 078-371-5937(神戸市建設局公園部 森林整備事務所) |
最寄駅 | 摩耶ロープウェー「星の駅」 |
アクセス | 公共交通機関を利用する場合 鉄道各社三宮駅、JR六甲駅、JR摩耶駅、JR灘駅、阪急王子公園駅、阪神岩屋駅から神戸市バスまたは坂バスを利用して 「摩耶ケーブル下」へ行き、そこから摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーを乗り継いで「星の駅」下車すぐ 車を利用する場合 県道95号線から表六甲ドライブウェイ、西六甲ドライブウェイを経て、奥摩耶ドライブウェイの掬星台(天上寺前)駐車場にて駐車、そこから歩いて10分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休場日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし 歩いて10分の神戸すまいまちづくり公社の掬星台(天上寺前)駐車場が利用できる 普通車500円、バス1200円 追加加算なし |
公式サイト | なし |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル