弓弦羽神社へ参拝に行こう!ご利益や由来、羽生結弦選手との関係は?スポーツ選手におすすめの神社です。
神戸市東灘区にある弓弦羽神社。弓弦羽神社は、開運勝利と縁結びのご利益があるパワースポットです。ご利益は、厄除開運・家内安全・諸願成就・交通安全守護・恋愛成就。
弓弦羽神社は神戸市東灘区にある由緒正しき神社です。昔から、多くの住民に親しまれてきました。
そんな弓弦羽神社に「異変」が起こっています。なんと、神戸市東灘区以外からの参拝客が急増しているのです。その理由は、あるスケート選手の存在が関係していることはご存知でしょうか。
今回は、弓弦羽神社に行ってきたので、見どころや感想を写真とともに詳しくレビューします。
弦羽神社は大阪梅田と神戸三宮の間にある最寄駅から徒歩5分でアクセス至便な神社です。駐車場も併設されているので、車でアクセスすることも可能。
弓弦羽神社の最寄駅は阪急神戸線「御影駅」です。御影駅から徒歩5分と近いのですが、ルートが少しわかりにくいです。ここで、詳しく行き方を案内しましょう。
まず、御影駅の南出口(神戸三宮方)に出てください。その後、神戸線の線路沿いに東に向かって歩きます。しばらく歩くと、小さな公園に出くわします。
この公園を見たら、道を下ります。道を下りながら、進行方向右側に注意しましょう。すると、このような小さな入口が見つかります。これが弓弦羽神社の入口です。
なお、弓弦羽神社の表玄関には駐車場が併設されています。したがって、山手幹線から車でアクセスできます。
駐車場の台数は限られているので、オンシーズンは公共交通機関を利用しましょう。なお、阪急「御影駅」には特急は止まりませんので、ご注意ください。
スポーツ選手も参拝や祈祷に訪れる弓弦羽神社。ご利益は、厄除開運・家内安全・諸願成就・交通安全守護・恋愛成就など。御祈祷も受け付けてくれます。
弓弦羽神社の起源は神祠を造営し、熊野大神を祀った9世紀まで遡ります。その後、本殿の新築が行われ、1995年の阪神大震災も乗り越えました。弓弦羽神社は東灘区の住民と共に歩んできた神社といえるかもしれません。
弓弦羽神社のもうひとつのポイントはスケート選手の羽生結弦選手の名前に似ていること。
実際に、羽生選手は2011年7月に弓弦羽神社を参拝しました。その後の羽生選手の活躍を見れば、ご利益があったことは一目瞭然! 弓弦羽神社はスポーツ好きな方にとっても、見逃せないスポットです。
弓弦羽神社の最大の見所は堂々とした本殿。8世紀末に、この弓弦羽ノ森を神領地と定め、嘉祥2年(西暦849年)正月14日神祠を造営して改めて熊野大神をお祀りしたのが由来。
弓弦羽神社の拝殿・本殿を見ると、周辺が住宅地に囲まれている神社とは思えないでしょう。現在の本殿は1870年(明治3年)に再建されたものです。拝殿は1928年(昭和3年)に新築されました。
どちらも90年以上の歴史を有しているので、歴史の重みを感じられます。参拝すると、さっぱりとした気分になるのでおすすめ。なお、弓弦羽神社の拝殿・本殿は市内にある木造の神社社殿としては最大級の規模を誇ります。
拝殿・本殿以外にも、十二社や松尾社など、歴史を感じさせる建築物があります。また、東灘区南部にある灘五郷の酒樽もあります。どれも、一度は聞いたことがある名前ばかり。お酒が好きな方は、ぜひチェックしてみましょう。
羽生選手はソチオリンピックを控えた2011年7月に弓弦羽神社を参拝。2012年2月に開催されたソチオリンピックでは見事に金メダルに輝きました。
先ほども書いたとおり、弓弦羽神社は羽生選手のおかげで、一躍有名になりました。ところで、なぜ、兵庫県出身でない羽生選手が弓弦羽神社の存在を知ったのでしょうか?
その秘密は弓弦羽神社のお守りにあります。ある時、羽生選手はファンから送られてきた弓弦羽神社のお守りを通じて、弓弦羽神社の存在を知ったのです。
もちろん、羽生選手を応援しているファンの方は絵馬をかけて帰りましょう。私が訪れた時も、羽生選手を応援する絵馬がたくさんありました。
大切な試合を控えている時に、弓弦羽神社を参拝した羽生結弦選手を真似て参拝して帰るともしかすると良い結果が出るかもしれません。練習の合間にリフレッシュも兼ねて、弓弦羽神社を訪れるのもいいでしょう。
弓弦羽神社はフィギュアスケートだけでなく、サッカーとの関係が深いスポットです。弓弦羽神社のシンボルは日本サッカー協会の象徴でもある八咫烏です。
それにあやかって、境内には御影石で作られたサッカーボールがあります。もちろん、サッカーボールの周りにはたくさんの絵馬が! サッカーファンは必見ですよ。
弓弦羽神社に参拝に立ち寄った際は、お守りを購入することを忘れずに。弓弦羽神社では「サッカー守」など、他の神社では購入できないユニークなお守りがゲットできます。チームでまとめ買いするのもいいでしょう。
心配事や祈ることがない方でも、弓弦羽神社はおすすめできるスポットです。まずは、境内の写真をご覧ください。この写真を見ただけで、弓弦羽神社が自然豊かなスポットであることがわかるでしょう。
実際に境内に立つと、なんとも言えない爽やかな気分になれます。まさしく「都会のオアシス」といえます。時間がありましたら、境内にある木々に注目してみましょう。
鳥居の左側に見える大きな椋(むく)は何と樹齢350年! 神戸市の天然記念物に指定されています。
なお、他にも樹齢450年の楠の木があります。また、4月になると参道には桜が咲き誇ります。春の季節は花見目的で弓弦羽神社を訪れるのもいいですね。
弓弦羽神社は都会のオアシス。参拝だけでなく境内をブラブラ散歩がてらに散策するにもおすすめの神社です。
弓弦羽神社は「都会型の神社」といえます。そのため、リフレッシュしたい方、気分転換をしたい方におすすめできる神社です。弓弦羽神社の周辺には住吉川があります。住吉川でランニングをした後に、弓弦羽神社で呼吸を整えるのもいいでしょう。
なお、弓弦羽神社のすぐ近くには香雪美術館があります。とても雰囲気のいい美術館なので、弓弦羽神社とセットで訪れるのもいいでしょう。少しハイソな阪神モダニズムを味わいたい方にもおすすめできるスポットです。
住所 | 兵庫県神戸市東灘区御影郡家2-9-27(地図) |
連絡先 | 78-851-2800 |
最寄駅 | 阪急神戸線「御影駅」 |
アクセス | 阪急「御影駅」から徒歩5分 |
営業時間 | 24h |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 参拝は無料(祈祷は別途) |
駐車場 | あり(近隣に有料駐車場あり) |
公式サイト | http://www.yuzuruha-jinja.jp/ |
新田 浩之
1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。
編集&校正 ビー・エイブル