海神社
海神社の口コミレビューと感想！
海神社へ参拝へ行こう！
海神社（わたつみじんじゃ）
「海神社」は、神戸市垂水区にある神社。JR・山陽電鉄「垂水駅」から徒歩1分のところにある駅チカの神社です。ご利益は航海安全・漁業繁栄・安産・開運厄除・交通安全など。
「海神社」は1800年ほど前に、神功皇后が綿津見三神を祀った場所に建てられました。なぜ、皇后がこの地に綿津見三神を祀ったのか。
当時、神功皇后が三韓から帰る途中に暴風雨で船が進められなくなりました。困った皇后が自ら綿津見三神をお祭りになりになり、祈願すると、たちまち風波がおさまって無事に都へ還ることができたということから、綿津見三神を祀った海神社がこの場所に鎮座したといわれています。
そんな海にまつわる話から、今では航海安全・漁業繁栄の神として有名な神社になりました。そのほかにも、交通安全・安産・開運厄除の神としても仰がれているようです。
今回は「海神社」へ訪れたときの感想を、写真とともにレビューして魅力をお伝えします。
海神社への行き方（アクセス）は？
海神社へのアクセスは最寄駅から徒歩1分と好アクセス。有料の駐車場（料金は700円）もあるので、車での参拝も可能です。
「海神社」は神戸市垂水区にある神社です。JR・山陽電鉄「垂水駅」から徒歩1分のところにあり、駅から好アクセス。
海神社へ電車で向かう場合は、JRまたは山陽電鉄「垂水駅」を降りて南へ徒歩1分。車で向かう場合は、阪神高速「若宮出口」より西へ10分ほど進んだところです。
こちらは、拝殿の南側にある鳥居。とても大きくて、よく目立っているので近くまで来るとすぐにわかるはずです。この大きな鳥居は、拝殿から国道2号線をはさんで少し歩いたところにあります。
反対側から鳥居を見ると、「綿津見神社」とかかれています。綿津見三神を祀っているので、このような別名もあるのでしょうか？
海神社ってどんなところ？見どころは？
海神社に祀られてる神様やご利益などを紹介します。御祈祷（安全祈願・初宮・安産など）の初穂料金やお守りの種類など。
石鳥居です。「海神社」は、航海安全・漁業繁栄の神として仰がれているのはもちろんのこと、安産・開運厄除の神、古代交通の要地だったことから交通安全の神としても有名です。
「海」という名前がついているだけあって、漁業関係者の参拝も多いようです。海も近くにありますし、7月は「海の記念日祭」、8月は「海の幸みたま祭」、10月には「神幸祭（海上安全渡御祭）」など海にまつわる行事もいろいろと行われている神社。
祭神の正祀は、底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神。配祀は、大日孁貴尊（おおひるめのむちのみこと、天照皇大神の別名）です。鳥居をくぐる前は一礼し、参道は端を歩くことが礼儀とされているので、ぜひ覚えておきましょう。
参道のわきにあるのは「手水舎」です。海神社の手水舎には、竜神様の姿が。神社によって亀やうさぎ、河童などいろいろとあるようです。
ちなみに手水舎は神様に参拝する前に手と口を清め、自分自身の穢れ（けがれ）を取り除くため場所。作法は、左手を清める→右手を清める→左手で水を受ける→口をすすぐ→再び左手を清めるとなります。
手水舎の向かいには、社務所がありました。各ご祈祷の受付はこちらで手続きをすることになります。9:00～16:00の間なら随時受付をしているので、予約は特に必要ありません。
ただし、団体参拝や結婚式などが入っている場合は、少し待ち時間が発生するのでご了承くださいとのこと。心配であれば、事前に電話で確認してみてもいいかもしれませんね。
ご祈祷は「初宮」「厄除け」「安産」「車祓い」「病気平癒」「家内安全」「海上安全」「商売繁盛」「合格祈願」などがあります。初穂料は8,000円。団体参拝は、35,000円から。七五三詣は、１人6,000円、2人（兄弟）8,000円、3人（兄弟）10,000円。
社務所にはいろんな種類のお守りがありました。貼りつけるタイプのものから身につけるものまで、豊富なラインナップ。
海神社の拝殿
海神社は初詣や節分などの季節ごとの祭典及び儀式の時期には多くの参拝客が訪れて賑わっています。初詣では破魔矢を授与された人に授与所で先着200名にお餅の配布もあるそう。
私もお正月の時期に何度かお参りに行ったことがありますが、いつもすごい人だかりで長蛇の列が出来るほどの混雑。露店も出ていてお祭り気分。久々に訪れて、子どもの頃のとても楽しかった思い出がよみがえりました。
本殿の側には、ねがいごとを書いておさめる紙も置いてありました。封筒は毎朝のお祭りのときにお祓いをした後、焚きあげられるようです。
お賽銭もこころもちで大丈夫とのこと。こんなものがあるなんて、初めて知りました。「内容は決して口外しません」と書いてありますし、訪れたときに書いてみるのもおすすめです。
摂社には何の神様何が祀られているの？
拝殿の横に位置している摂社には稲荷大神、蛭子大神、猿田彦大神が祀られています。
拝殿の左側にある摂社には、蛭子・猿田彦・稲荷を合わせ祀ってあります。平日の昼間なので人もおらず。私が境内を見てまわっている時に、拝殿へ数人がお参りに来ていましたが、摂社には誰も来ませんでした。
平日や行事がある日以外の海神社は、とても静かでしんとしています。「ゆっくり神社巡りを楽しみたい」という方は、ぜひ平日に行ってみるのがおすすめ。
摂社の境内には、石造りの七福神の姿がずらりと並んでいました。（写真は1人足りませんが、きちんと7人揃っていましたよ！）
そのほかに拝殿から向かって右側には、学問の神様「菅原道真」を祀る天神社もあり、合格祈願に来る学生さんも多いようです。
わたつみ会館です。ここには写真館「スタジオモリユキ」（078－705-3655）や貸衣装店「ときわや（078‐708‐0066）が入っている建物。初宮参りや七五三などの衣装もあり、写真撮影も可能です。
そのほかには会議や展示会等に使える部屋の貸し出しや、結婚式の食事で使用する部屋もあるようです。神社で和装の結婚式というのも、神聖な感じがしていいですね。利用するときには予約が必要なので、事前に電話で確認をしておきましょう。
海神社のおすすめ度は？
「海」という名前がついている神社だけあって、航海安全や漁業繁栄の神としても有名な海神社。駅からも近く、アクセスがしやすいという点がとてもいいと思います。
近くには、三井アウトレットパークマリンピア神戸や神戸市立平磯海づり公園、五色塚古墳などもあるので、この辺りにおでかけへ訪れる際には足を運んでみてください。
海神社の施設概要
| 住所 | 兵庫県神戸市垂水区宮本町5-1（地図） |
| 連絡先 | 078-707-0188 |
| 最寄駅 | JR・山陽電鉄「垂水駅」 |
| アクセス | ＜電車の場合＞ JR・山陽電鉄「垂水駅」より南へ徒歩1分 ＜車の場合＞ 阪神高速「若宮出口」より西へ10分 |
| 参拝時間 | 9:00～16:00（社務所受付時間） |
| 休業日 | 無休 |
| 料金 | 参拝は無料 ＜祈祷料＞ 初宮、厄除け、安産、車祓い、病気平癒、家内安全、海上安全、商売繁盛、合格祈願8,000円・七五三詣 １人6,000円 2人（兄弟）8,000円 3人（兄弟）10,000円 |
| 駐車場 | 1日1回700円（留め置き不可） ※ご祈祷した人は2台まで90分無料 ※七五三シーズンの土日祝日は駐車入庫制限あり ※15:00～19:00の間に入庫した車は300円で利用可 |
| 公式サイト | http://kaijinjya.main.jp/ |
この記事を書いてくれた人
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。