和田神社の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
和田神社は神戸市兵庫区にある神社です。和田神社のランドマークになっているのが正面にある赤くて大きな鳥居。
和田神社には他の神社ではあまり見られないユニークなものがあります。例えば、至る所にある白蛇。実は和田神社は白蛇大神を祀る神社です。
ぜひ、蛇に願いを託してみましょう。きっと、あなたの願いが叶うはずです。
近くには市営地下鉄・JR「和田岬駅」があるので、交通至便な神社といえるでしょう。
和田神社は歴史上の有名人にも関連があるスポットでもあります。例えば、大和田の泊を造営した平清盛。平清盛は和田神社に市杵嶋姫大神を勧請しました。
また、境内には与謝蕪村が読んだ句碑もあります。江戸時代には和田神社で句会が開催されていたとか。
きっと、和田神社は宗教施設だけでなく、文化施設としての役割も果たしていたのでしょう。
和田神社では厄除け、お祓いを行っています。その中でユニークなのが車のお祓い。新車を購入したら和田神社でお祓いしてもらいましょう。
和田神社は周辺の歴史がわかるスポットでもあります。境内には菱垣廻船問屋が納めた鳥居もあります。昔から和田神社が地域に愛されてきたことがよくわかります。
今回は和田神社へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
和田神社は神戸市営地下鉄海岸線「和田岬駅」から徒歩2分と好アクセス。敷地内には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
和田神社の最寄駅は神戸市営地下鉄海岸線「和田岬駅」です。
「和田岬駅」からは徒歩わずか2分!神戸が初めての方でも簡単にアクセスできます。
まず「和田岬駅」2番出口から出ましょう。2番出口からそのまま北に向かって歩けばOKです。
すると、左手に見えるのは中くらいの鳥居。しかし、鳥居をよく見ると「三石神社」と書かれてあります。和田神社ではありません、ご注意ください。
三石神社の隣に大きな赤い鳥居があります。こちらが和田神社です。和田神社のほうが三石神社よりも規模が大きいのが特徴。きっと、すぐにわかるでしょう。
和田神社には比較的、規模の大きい駐車場があります。したがって車でもアクセス可能です。
和田神社の周辺にはこのような看板があります。この看板通りに進めば大丈夫です。和田神社の周辺は道が狭いので、車の運転には十分、ご注意ください。
和田神社の隣にはJR「和田岬駅」がありますが、昼間時間帯には列車が来ません。昼間に訪れる際は市営地下鉄海岸線「和田岬駅」を利用しましょう。
兵庫運河は白蛇で有名な神社。地元では「和田宮さん」として知られています。また、周辺の歴史がわかる物があるのも特徴です。
和田神社は蛇子大神を祀っていることで有名な神社。地元では「和田宮さん」の愛称で親しまれています。
ユニークな点としては自動車のお祓いを行っていること。新車を購入された方は和田神社をチェックされてはいかがでしょうか。
また、和田神社は「兵庫七福神」のひとつに指定されています。「兵庫七福神」に指定されている寺や神社は和田神社の周辺。そのため、気軽に「兵庫七福神」めぐりが楽しめます。
一方、境内には和田岬の歴史がわかる碑もあります。歴史好きな方も和田神社は必見スポットといえるでしょう。
和田神社は他の神社とは異なる雰囲気を持っています。どのような雰囲気か? それは実際に訪れてのお楽しみ。
一見、和田神社は一般的な神社のように感じるでしょう。しかし、他の神社とは異なる特徴がいくつもあります。「異なる特徴」を探しながら歩くのが和田神社めぐりのコツと言えるでしょう。
まずは入口にある大きくて堂々とした鳥居。周辺が住宅地や工場なので、余計に目立ちます。
阪神・淡路大震災前は関西一大きい石鳥居があったとか。残念ながら、石鳥居は震災によって崩壊しました。
境内に入ると広い駐車場があります。そして「普通車お祓所」と書かれた看板を発見。実は和田神社では車のお祓いを行っています。
新車を購入された方は和田神社でお祓いを受けてはいかがでしょうか。
その看板の横にはお清めがありました。そして、お清めにはユーモラスな形をした龍の姿が目の前に。なかなか、他の神社では見られない組み合わせだと思います。
和田神社は「兵庫七福神」のひとつに指定されています。「兵庫七福神」に指定されている寺や神社は和田神社の周辺にあるので、一度チェックしてみましょう。
もちろん、和田神社でも「兵庫七福神」の受付を行っています。
入って右側にあるのが京都の伏見稲荷大社を思わせるたくさんの鳥居。これは和田神社の中にある神社、高倉稲荷神社です。高倉稲荷神社は伏見稲荷大社から勧請されました。
進むとロウソク売り場がありました。ロウソク(小)が30円、ロウソク(大)は300円です。なかなか良心的な価格と言えるでしょう。お賽銭はこの白い箱に入れてください。
これが高倉稲荷神社の社です。現在は会社や商売される方が熱心に信仰しているとか。とても小じんまりとした美しい社です。
和田神社で最もユニークなスポットが巳塚です。和田神社は古来から神様として信仰されてきた白蛇を祀っています。
祈願巳に願い事を書き納めると願い事が叶うとか。中にはたくさんの白蛇がありました。蛇が苦手な方は少し覚悟することをおすすめします。
和田神社はあくまでも宗教施設ですが、周辺の歴史がわかるスポットでもあります。兵庫津の歴史に興味を持ったら、ぜひ和田神社を訪れましょう。
この石碑は江戸時代の俳人、与謝蕪村にまつわるもの。江戸時代、和田神社では句会が行われていました。
和田神社が宗教施設であると同時に文化センターのような役割も担っていたことがわかります。
中央にある大きな松にご注目。この松は「影向松」といい、白蛇が初めて出た場所として知られています。なお「影向」とは神様が仮の姿で人の前に現れること。なかなか神々しい松ですよ。
こちらが和田神社の社殿。写真以上に堂々としています。和田神社と呼ばれるようになったのは1662年のこと。
尼崎領主であった青山幸利が社殿を造営したことにはじまります。長きに渡って、和田神社は海の守り神としても崇敬されました。
こちらの優美な女性は「市杵島姫大神」です。これは平清盛が広島県の厳島神社から勧請したと言われています。よく見ると、中国のようなインターナショナルな姿をしています。
そのほか、さまざまな神様が祭られた神社がありますので、せひ自分の目で確かめてみてくださいね!
当然のことながら、和田神社ではお祓い、厄除けを行っています。社務所で受け付けています。
和田神社ではお祓い、厄除けを行っています。お祓い、厄除けのメニューはこちら。漢字ばかりで少し分かりにくいかもしれません。
お祓い、厄除けの受付は社務所で行っています。わからないことがあれば、積極的に質問すればいいでしょう。
残念ながら、和田神社のトイレを見つけることができませんでした。
「和田岬駅」が近くにあるので、トイレを利用したい方は「和田岬駅」のトイレを利用しましょう。なお、「和田岬駅」のトイレはきれいな洋式トイレでした。
赤い鳥居を見るだけでもおもしろい。好奇心旺盛な方におすすめしたいスポットです。
和田神社は赤い大きな鳥居を見るだけでもおもしろいスポット。周辺が関西を代表する工業地帯なので、余計に目立ちます。
また、他の神社ではなかなか見られない物がたくさんあるので、好奇心旺盛な方におすすめ。一方、蛇が苦手という子供は向いていないかもしれません。
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通3-2-45(地図) |
連絡先 | 078-652-1551 |
最寄駅 | 神戸市営地下鉄海岸線「和田岬駅」 |
アクセス | 「和田岬駅」2番出口から徒歩2分ほど。 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 敷地内に無料駐車場あり |
公式サイト | http://wadamiya.jp/ |
新田 浩之
1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。
編集&校正 ビー・エイブル