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東光院萩の寺

東光院萩の寺のおすすめと見どころは?

東光院萩の寺の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!

東光院萩の寺

東光院萩の寺は大阪府豊中市にある寺です。

東光院萩の寺

東光院萩の寺は1200年以上の長い歴史を持つ寺で、新西国霊場第12番札所として多くの人々に親しまれています。

東光院萩の寺の宗派は曹洞宗になります。

本尊は薬師如来像ですが、新西国観音霊場での本尊は十一面観世音菩薩像です。

東光院萩の寺はその名の通り、境内のいたるところに萩が植えられ、秋には一斉に萩の花が咲き誇ります。その様子は「圧巻」の一言。

東光院萩の寺にピッタリの季節は秋だといえるでしょう。

境内には北大路魯山人命名の庭園「萩露園」があり、「大阪みどりの百選」にも選ばれました。ぜひ、素晴らしい庭園「萩露園」で一服しましょう。

東光院萩の寺は735年、行基によって創建されました。東光院萩の寺の始まりは淀川のある習慣に由来します。

当時、淀川周辺では、死者を川に捨ててしまうという習慣がありました。

その習慣を見た行基が火葬を伝え、死者の霊を慰めるために薬師如来像を本尊とすることに。

淀川に咲いていた萩の花を供花としてお供えしたところから「萩の寺」という名前が付くようになったといわれています。

きっと、当時から境内にも萩の花が見事に咲いていたことでしょう。萩の花は、戦時中も住職によって守られました。

その努力は並大抵なものではありませんでした。このような努力で守られてきた萩の花は東院寺のシンボルとなっています。

今回は東光院萩の寺へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。

東光院萩の寺の拝観料は?

東光院萩の寺では「拝観料」という名前ではなく「参詣志納金」という形で拝観料をとっています。竹筒の中にお金を入れるシステムになっています。

東光院萩の寺の拝観料は?

東光院萩の寺では拝観料ではなく、参詣志納金になります。受付所で料金を払うのではなく、各人が竹筒の中に料金を入れます。

東光院萩の寺の参詣志納金

参詣志納金は寄付のようなもの。東光院萩の寺は一律200円ですが、お寺によって金額が異なります。

多くの金額を寄付すると、より素晴らしい環境下で参詣ができるようです。

東光院萩の寺ってどんなところ?見どころは?

東光院萩の寺の見どころは、お寺の名前がついた公園、萩の寺公園があります。この公園は遊具がある立派な公園です。全国的にも公園がある寺は珍しいでしょう。

東光院萩の寺ってどんなところ?見どころは?

東光院萩の寺の見どころは、お寺の名前がついた公園、萩の寺公園があることです。萩の寺公園は遊具が設置されている立派な公園です。

寺にある公園は全国的に見ても珍しいのではないでしょうか。私が訪れた日もたくさんの子供たちが遊んでいました。

東光院萩の寺の中の萩の寺公園

萩の寺公園は延命橋の下に位置します。大きな木が目印です。橋の下にある公園なので、延命橋から見下ろすと、萩の寺公園全体が見渡せます。

延命橋から萩の寺公園につながる階段もありますが、公園では自転車で遊んでいる子供もいました。下からも公園に行く方法があるようです。

東光院萩の寺の公園のブランコ

園内には滑り台やブランコなど、普通の公園にあるような遊具がそろっていました。

また、広場を小さくしたような空間もあります。球技はできませんが、自転車で走り回れる大きさです。

水飲み場や手洗いができる水道も備え付けられてあります。橋の下もくぐっていけるようになっており、公園は橋を真ん中に左右に広がっています。

実はこちらの公園、昔は「蛇喰池(じゃはみいけ)」という池であったとか。そのような話を聞くと、公園の真ん中に橋が存在することが納得できるでしょう。

かつては延命橋もなかったようで、東光院萩の寺へは蛇喰池を船で渡ったという説もあります。

東光院萩の寺の公園の樹木

また、萩の寺公園には数多くの種類の植樹がされており、ちょっとした植物園のようになっています。また、それぞれの植物には細かな説明が書かれています。

ステキな庭が広がる東光院萩の寺

東光院萩の寺には整備が行き届いた素敵な庭が広がっています。植樹が多く、緑豊かなお寺で、大阪みどりの百景にも選ばれました。

ステキな庭が広がる東光院萩の寺

東光院萩の寺には整備が行き届いた素敵な庭があります。植樹が多く、緑豊かなお寺で、大阪みどりの百景にも選ばれました。

東光院萩の寺では秋になると、3000株もの萩の花が一斉に咲き誇り、境内は紫色の花で包まれます。中には背の高さにまで成長する萩も!

他の寺ではなかなか見られないことでしょう。残念ながら、私が訪れた季節は秋ではなかったので、萩が一斉に咲くシーンは見られませんでした。

東光院萩の寺にある大護摩壇

お寺の真ん中に大護摩壇がありました。大護摩壇で供物をささげます。

本来は、火をつけて、その中に供物を投げ入れ、さらに護摩木を投げ入れて祈願するそうです。

ただし、最近は護摩木を燃やして祈願するだけになっているようです。

もともと、護摩木を燃やすという行為には、願いの炎を天に届けるだけでなく、炎を上げるということに意味もありました。

護摩は願いだけでなく供物でもあるため、炎が天に届くことで、天は食べ物を食べることができ、その見返りとして天は人々の願いを聞くということになります。

東光院萩の寺にある観音像

境内には立派な御神木もありました。奥に進むと観音像、魯山人観音像が立っています。魯山人観音は北大路魯山人の観音様です。

北大路魯山人は東光院萩の寺の美しさに感動し、萩の寺で戦時中に萩の花を命がけで守った人々の思いをくんで、未来永劫の人と自然の共生を願い、魯山人観音をお祀りしています。

東光院萩の寺の屋根

これが東光院萩の寺です。屋根にはこのような姿がありました。じっと、土地を見守るために下を覗いている姿は印象的です。

東光院萩の寺にある屋根の瓦

このような姿をした瓦がいくつも見られました。

有名人の句碑もたくさんある東光院萩の寺

東光院萩の寺では歴史的偉人の残した句碑がたくさんあります。

有名人の句碑もたくさんある東光院萩の寺

東光院萩の寺では歴史的偉人の残した句碑がたくさんあります。

たくさんの偉人がこの地を訪れて、思いを句にしたためたのかと思うと感慨深いものがありますね。

東光院萩の寺にある相島虚吼

まずは相島虚吼です。

雛の座にカチカチ山の屏風哉 登山口道に画きて教えけり
放屁虫貯へもなく放ちけり 飼い犬を甘ったらかす火燵かな

という句を残しています。

相島虚吼は正岡子規や高浜虚子を師にあおぎ、俳句を学びました。もともと、大阪毎日新聞社の社員で、日清戦争時には従軍記者に従事しました。

ここで同じ従軍記者だった正岡子規と出会ったという経緯があります。その後、衆議院議員などを経て、再び新聞の世界に戻りました。

相島虚吼のこの句碑は、400名あまりの醵金によって作られたもの。句碑だけ見ても、相島虚吼は人望が厚かった人物であることがわかります。

東光院萩の寺にある高浜虚子

こちらは高浜虚子の句碑です。

おもひおもひに坐りこそすれ萩の縁
我のみの菊日和とはゆめ思はじ

と歌っています。「おもひおもひに坐りこそすれ萩の縁」という句は高浜虚子が萩の寺に立ち寄った時に萩の花咲く美しい情景を見て詠んだもの。

この句は東光院萩の寺に奉納されました。 「我のみの菊日和とはゆめ思はじ」は高浜虚子の代表的な句として知られています。

東光院萩の寺にある正岡子規

そのほかにも有名な歌人としては正岡子規の句碑があります。

ほろほろと石に こぼれぬ萩の露

という句があります。

もともと萩の花は供花として使われていたところからも、日清戦争時に正岡子規が従軍記者であったことからも、死者を悼む気持ちとして歌われたのではないかと言われています。

正岡子規の心の中にもいろいろな思いがあったのでしょう。しかし、萩の花は今でもほろほろと石にこぼれることでしょう。

そのようなことを思うと、悠久の歴史を感じさせます。

東光院萩の寺にある延命の御詠歌碑

こちらは延命の御詠歌碑です。

さかえ由く かぎりを志らず延命の みのりの露に生ひし樟

と書かれています。延命橋のある東光院萩の寺にぴったりな句碑かもしれません。

東光院萩の寺にある句碑

東光院萩の寺では今でも俳句が盛んで句会も開かれているようです。俳句はその時に生きていた人々の思いを今に伝えてくれるものです。

時代が変わっても相変わらず同じまま、萩の花は咲き、季節になると咲きこぼれ、また次の季節を迎えるということを繰り返すのでしょう。

東光院萩の寺の駐車場・トイレについて

東光院萩の寺には専用駐車場が2か所あります。トイレは萩の寺公園にあります。身体障害者用のトイレなので誰もが使えます。

東光院萩の寺の駐車場・トイレについて

東光院萩の寺には専用駐車場が2か所あります。トイレはお寺の中では見つけられませんでした。萩の寺公園にあるトイレを利用するといいでしょう。

萩の寺公園のトイレは身体障害者用のトイレなので誰でも使えます。

東光院萩の寺専用の駐車場

これが東光院萩の寺専用の駐車場です。止められる台数は少ないので、すぐに満車になります。

そこで、お祭りなどがあるときは、阪急曽根駅周辺にある駐車場を利用しましょう。普段の日は混雑することはなさそうです。

駐車場を利用する方は総受処で許可証をもらわなくてはなりません。

萩の寺公園にあるトイレ

これは園内にあるトイレです。使える時間は8:30〜17:30と決まっているので要注意です。

また、車いすが入れるトイレではありますが、あまり大きくありません。できれば阪急電車曽根駅などでトイレを済ませてくといいでしょう。

東光院萩の寺へのアクセス(行き方)は?

東光院萩の寺は阪急宝塚線「曽根駅」から徒歩5分と好アクセス。近くには駐車場もあるので、車で行くことも可能です。

東光院萩の寺の最寄駅は阪急電車「曽根駅」です。

東光院萩の寺へのアクセス(行き方)は?

「曽根駅」から北東方向へ徒歩約5分のところにあります。なお、境内に駐車場はありますが、規模が小さいのでご注意を。

できれば、阪急「曽根駅」周辺にある有料駐車場を利用しましょう。

東光院萩の寺のおすすめ度は?

東光院萩の寺は俳句を趣味にする方におすすめ。

東光院萩の寺のおすすめ度は?

偉人の句碑をあれこれ見ながら自分の俳句を作るのも楽しいかもしれません。

もちろん、萩の寺公園で子供を遊ばせるのもいいでしょう。

東光院萩の寺の施設概要

住所 大阪府豊中市南桜塚1-12-7(地図
連絡先 06-6852-3002
最寄駅 阪急電車宝塚線曽根駅
アクセス 電車を利用する場合 阪急電車宝塚線曽根駅より徒歩4分
車を利用する場合
名神高速 豊中インターチェンジより車で10分
名阪神高速 豊中北出入口より車で5分
中国自動車道豊中インターチェンジより車で10分
開門時間 9:00〜17:00
休業日 なし
料金 参詣志納金200円(萩の開花期間は500円)
駐車場 専用駐車場あり
公式サイト http://www.haginotera/


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この記事を書いた人

如月柊

道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。


編集&校正  ビー・エイブル