多井畑厄除八幡宮へ参拝へ行こう!由来やご利益などを詳しく紹介します。
多井畑厄除八幡宮は、神戸市須磨区にある神社。日本最古の厄除の霊地で、毎年1月18〜20日の3日間には厄除大祭が行われています!
多井畑厄除八幡宮は、神戸市須磨区にある神社。日本最古の厄除の霊地として知られていて、厄年の人が厄除けのお祓いや祈願にやってきます。
毎年1月18〜20日の3日間には縁日や出店も並ぶ「厄除大祭」が行われ、多くの参拝客で賑わうそう。須磨に島流しされた在原行平や、一の谷合戦時には源義経がお参りにきたともいわれている神社です。
今回は、多井畑厄除八幡宮へ訪れた時の感想やおすすめの見どころなどを、写真とともに詳しくレビューします。
多井畑厄除八幡宮は、JR「須磨駅」・山陽電鉄「山陽須磨駅」・市営地下鉄「名谷駅」からバスで「多井畑厄神」下車後、すぐのところにあります。専用の無料駐車場もあるので、車で行くことも可能。
今回は、多井畑厄除八幡宮のすぐ隣にある奥須磨公園にも行く予定だったので、市営地下鉄「妙法寺駅」からバスに乗り、「啓明学院前」で降りて、そこから15分ほど歩いて行きました。
住宅街の中を歩いていくことになるので、初めて行く場合はGoogleマップなどナビアプリを頼りに向かうと便利です。
ここは駐車場側から拝殿へ続く参道。多井畑厄除八幡宮には無料の駐車場もあるので車で行くことも可能です。
ただし、台数に限りがあるため、お正月の初詣など混雑する行事日は混雑が予想されるので公共の交通機関を利用した方がよさそうです。
多井畑厄除八幡宮は、神戸市須磨区にある神社。日本最古の厄除けの霊地として有名で、毎年1月に行われる「厄除大祭」には多くの人が訪れます。
入り口の鳥居です。多井畑厄除八幡宮は、神戸市須磨区にある神社。日本最古の厄除けの霊地で、「厄神さん」の愛称で親しまれています。(神社へ電話したときも「厄神さんです」と出ておられました)
毎年1月18〜20日の3日間は、「厄除大祭」が行われ、厄除け祈願をしに多くの参拝客が訪れるゆかりの深い神社です。
神社によると、『伊勢物語』や歌人として有名な在原業平や、一の谷合戦時には源義経がこの地を参拝したと伝えられています。多井畑厄除八幡宮は、摂津と播磨国との国境にあるため、厄神が祀られているとの言い伝えも。
ちなみに「神社」と「八幡宮」の違いですが、「八幡宮」は神社の一種。「八幡宮」は、八幡神が祀られている神社のことを指します。祀っている神様の名前で、変わるみたいですね。
鳥居をくぐると、階段が見えます。とても急な階段なので、ベビーカーで行くのは大変そうです。小さなお子さんを連れている方はベビーカーを車に置いていくか、だっこ紐の方が良さそうです。
階段を上がったところにある2つ目の鳥居です。左奥にはトイレもあります。
納札所です。古いお札とお守りのみ納めることができます。初詣以外に来た時はこちらで納めましょう。
手水舎です。境内に入る前に手を清めてから参拝しましょう。
疫神祭塚の由緒が書かれた石碑もありました。単に参拝するよりどのような由緒なのかを知ってからだと有り難さも違いますね。
拝殿です。訪れたのが平日だったためか参拝客は私しかおらず、とても静かで、じっくりと境内を散策することができましたよ。
社務所です。厄祓いを希望する方は、こちらの社務所が受付場所となります。厄祓いは年中行っているそうで、事前の予約も必要ありません。
申し込みは郵送でも行えるそうなので、希望される方は公式サイトをCheckしましょう。
多井畑厄除八幡宮で授与されているお守りやお札です。他にはないような珍しい形をしたものはなく一般的な種類が大半ですが、ここでしか手に入らない厄除けのお守りや厄除け矢が置いてあります。
高良社です。
稲荷社です。
疫神祭塚への参拝順路です。こちらの階段も急になっています。
疫神祭塚です。ここは、ひながたの行事が行われている場所。
ひながたの行事は、紙で人型をつくって災いや穢れを移し、自分の身代わりとして水に流すというもの。平安時代の頃から行われていた、古くから伝わる厄除けの儀式の一つです。
多井畑厄除八幡宮は、日本最古の厄除の霊地としても有名なので、よりご利益がありそう(……と感じるのは私だけでしょうか)。
トイレは2か所しかなく混雑する日は要注意。おむつ交換台があるトイレもあるので小さな子どもさんがいても安心です。
私が見つけたトイレは、2ヶ所。参道の階段近くに1ヵ所と、拝殿の右奥に1ヵ所です。拝殿の近くにあるトイレは、新しく建てられたもののようでとても綺麗でした。(写真は拝殿付近のトイレ)
おむつ交換台も設置されているので、小さなお子さんを連れて行くときも安心して利用できます。
境内は人も少なくゆっくりと神社散策ができるのでおすすめ。日本最古の厄除の霊地で毎年1月に行われる「厄除大祭」も人気です。
多井畑厄除八幡宮は、地元でも有名な厄除神社。「日本最古の厄除の霊地」と聞くと、ご利益がより一層あるような気がします。毎年1月に行われる「厄除大祭」のときには、多くの人が訪れて賑わうようですが、行事のない平日であればひと気もなく、ゆっくりと境内を散策することができます。
最寄りのバス停からすぐですし、無料の駐車場もあるので、アクセスしやすいのも嬉しいですね。すぐ近くには奥須磨公園もあります。
園内には遊具がある広場や、蛍が見られる小川、桜並木道など見どころがたくさんある公園ですから、お子さん連れで訪れるのにおすすめのスポット。多井畑厄除八幡宮の駐車場から公園に行くことも出来るので、興味がある方はそちらもどうぞ。
多井畑厄除八幡宮の境内には多井畑の史跡マップが掲示されています。時間がある方は、辺りを散策してみるのも楽しそうですね。
多井畑厄除八幡宮がある須磨は、『源氏物語』などの物語にもたびたび登場している地域。須磨の街には、源氏と平家や在原行平、菅原道真などに関連する史跡も残っているので、須磨の歴史探訪をしてみるのも楽しそうですよ。
住所 | 兵庫県神戸市須磨区多井畑字宮脇一番地(地図) |
連絡先 | 078-741-0827 |
最寄駅 | JR「須磨駅」 山陽電鉄「山陽須磨駅」 市営地下鉄「名谷駅」 |
アクセス | JR「須磨駅」・山陽電鉄「山陽須磨駅」・市営地下鉄「名谷駅」からバスで「多井畑厄神」下車後すぐ。 |
参拝時間 | 9:00〜16:30(祈祷受付時間) ※1月18・19日は8:00〜22:00、1月20日は8:00〜21:00まで |
休日 | 年中無休 |
料金 | 無料(御祈祷などは有料) |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | https://tainohatahachimangu.or.jp |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビーエイブル