鈴虫寺のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!
鈴虫寺(すずむしでら)は正式名称は妙徳山華厳寺といいます。鈴虫と住職の説法、幸福地蔵が有名です。
鈴虫寺は京都市西京区にあるお寺です。鈴虫寺の正式名称は妙徳山華厳寺といいます。
自然界では秋にしか聴けない鈴虫の音色が一年中聴けることで全国的に有名となりました。住職によるユーモア豊かな説法が聞けることでも話題になっています。
どんな願い事でも一つだけ必ず叶えてくれる幸福地蔵がおられます。鈴虫と住職の説法と幸福地蔵を目当てにいつも人でにぎわっています。
今回は鈴虫寺へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
拝観料の中に説法と振舞われるお茶とお菓子が含まれます。割引制度はありませんでした。
鈴虫寺に入場するには拝観料が必要です。拝観料は大人500円、子供300円となっています。子供は4才〜中学生以下となります。
この拝観料の中には住職の説法とお茶とお菓子が含まれます。お堂の中でお茶とお菓子をいただきながら鈴虫の鳴き声と住職の説法を楽しむことができます。
残念ながら割引制度はありませんでした。
住職の説法の時間もあるので入場できる時間が限られていることに注意してください。入門は4:30までとなっています。
鈴虫と住職の説法と幸福地蔵が鈴虫寺の見どころとなります。すべてを享受して帰りましょう。
鈴虫寺で注目されているポイントが鈴虫と住職の説法と幸福地蔵となっています。これらが鈴虫寺の見どころとなります。
どれも人々の人気を集めています。鈴虫寺に来たからにはすべてを享受して帰りましょう。
鈴虫寺はほんとに人気でいつでも人でごったがえしている状態が続いています。入門するのにも人が行列になっていることが珍しくありません。
鈴虫寺では拝観料を払ってすぐにお堂に通され住職の説法を聞くという流れになっています。お堂が満員になると後の人は次の住職の説法の回を待たなくてはいけません。
住職の説法が終わって前の人がお庭の散策のために席を立ったら、次の人たちが入場できるという流れになっています。
前の人たちの住職の説法が終わってようやく列が動きます。ここで拝観料を払うとすぐにお堂に通されます。靴を脱いでお堂に上がります。
お堂の中の鈴虫などは撮影禁止なので、鈴虫の様子や住職の説法の様子は文字のみでお伝えします。まずはお茶席が用意されていて、皆が席に着きます。
鈴虫が入れられたかごがずらっと並んでいて、中から鈴虫の涼しげな鳴き声が聴こえています。
鈴虫寺の先代の住職が長い期間をかけてどんな季節でも鈴虫をふ化させることに成功したことで、ここでは一年中鈴虫の鳴き声が聴けるようになっています。
秋だけしか聴くことができないはずの鈴虫が音色がいつでも楽しめるのってすごいことですよね。
お茶とお菓子が振舞われます。いよいよ住職の説法のはじまりです。
説法というと堅苦しいイメージがあるかもしれませんがとにかくわかりやすくユーモアたっぷりの話になっているのでどんどんと引き込まれていきます。
今という時代を生きていく上でヒントになるような話がどんどんと飛び出してきます。
しかしその話は難しくなく、押しつけの正義でもなく、聞き手に寄り添うような優しい語り口調となっていました。
ちゃんと笑いのポイントもあって、何度も皆の笑いを誘っていました。これならば子供たちでも楽しく聞けると思いますよ。
住職の説法が終わったらお庭の散策の後に最後に幸福地蔵をお参りするといった流れになります。
幸福御守というお守りが欲しい人は、住職の説法が終わったあとにお堂に授けてくれるところがありますのでそこで先に手に入れておくといいでしょう。
幸福地蔵に真摯にお願いするときの必須のアイテムとなります。
幸福地蔵は境内を出たところになります。再度入場はできませんので注意してください。
一願成就のお地蔵様ですので、ここでは1つだけお願い事をします。複数してはいけません。真摯なお願いをするのがいいでしょう。
お願いをするときに住所と名前を言わないと願いが叶わないと言われています。口に出さなくても心の中でいいので住所と名前をは確実に言うように心がけましょう。
幸福地蔵の特徴はわらじを履いていることです。忘れずに幸福地蔵の足元に注目しましょう。
もしもここでお願いしたことが叶ったらまたここにきてお礼を伝えなければいけません。その時にはまた新たなお願い事を1つすればいいでしょう。
美しいお庭を巡ることも鈴虫寺の楽しみの1つ。京都タワーまで見える眺望のいい場所もあります。
住職の説法が終わったら自然とお庭を一周する流れとなります。回遊式となっていますので歩いていると自然と一周することになります。
鈴虫や住職の説法にどうしても注目が集まってしまいがちですが、なかなかお庭も素敵なので心いくまで楽しみましょう。
松などが丁寧に手入れされているお庭は見ているだけで癒されます。お庭の中の植物は四季の変化とともに様々な彩りを見せてくれます。
それぞれの季節の楽しみ方ができそうですよ。
お庭にはところどころに動物の置物があります。
タヌキやカエルの置物がありましたよ。子供たちと一緒に探してみるのもいいですね。
春には新緑、秋には紅葉と季節によって変化していく情景はいつ来ても飽きることがないでしょう。
冬場は関西圏でも寒い場所となりますので雪景色が見られる日が多いはずです。
お庭には眺望のいいスポットがあります。ここからは京都市内が一望できますよ。
なんと京都タワーまで見えてしまいます。ここは嵐山に近い京都盆地の西の端といったところなので、中心部にある京都タワーが見えるなんてすごいですよね。
茶室のような藁葺き屋根の小屋がありました。
壁も土壁となっていて昔の小屋の様相となっています。残念ながら中に入ることはできませんでした。
四方竹をはじめとして多くの種類の竹が植えられていました。その中でも変わり種は黒竹です。
黒竹は淡竹の変種と言われ、最初は緑色なのにだんだんと黒くなっていくという特徴を持ちます。このお庭では真っ黒になった黒竹を見ることもできますよ。
2つの竹が一体化したかのような不思議な形の竹もありましたよ。なんだか不思議な造形ですよね。
このほかにも四角形になっている四方竹など変わったものもあります。
竹林のある場所にベンチも用意されていました。お年を召した方はここで休憩を取りながら進んでいくといいですね。
鈴虫のいるお堂の中にあるトイレ。中はきれいなトイレになっていました。
鈴虫寺のトイレは鈴虫のいるお堂の中にあります。住職の説法が終わったあとに、お庭に降りる前に行っておくといいでしょう。
中はきれいなトイレになっていましたよ。最新のシャワートイレタイプになっていてトイレットペーパーもちゃんとありました。ただ広さはあまりありませんでした。
手洗い場は昔ながらの感じとなっていました。
「苔寺・すず虫寺バス停下」から歩いて約3分の鈴虫寺。車なら名神高速道路の京都南ICから約30分となります。
鈴虫寺の最寄りバス停は「苔寺・すず虫寺バス停」となります。バス停からは徒歩3分ほどの距離です。
車なら名神高速道路で京都方面へと進み京都南ICで降りるといいでしょう。降りてから30分ほどで着きます。
電車で鈴虫寺に行くときはJR「京都駅」で降りましょう。そこからは京都バスの73系統嵐山・苔寺すず虫寺行きに乗ります。
「苔寺・すず虫寺バス停」で降りたら鈴虫寺の方向を示す立て札が立っています。それに従って進んでいくといいでしょう。
鈴虫寺には駐車場があります。拝観時間内で1台500円となっています。場所は鈴虫寺の入り口階段のすぐ隣です。
しっかりと見どころがある鈴虫寺。多くの人がリピーターになっているだけのことはあるおすすめの場所です。
鈴虫と住職の説法と幸福地蔵という見どころをしっかりと持っていることが鈴虫寺の特徴です。人気があるということはそれだけ人を惹きつける魅力があるということですね。
住職の説法を聞くということは子供たちにとっても日常にはない不思議な体験となることでしょう。
そういう体験をさせてあげられるという点でもおすすめしたい場所となります。きっと鈴虫の姿にも興味津々となることでしょう。
多くの人が集まる理由をぜひ皆さんの目で確かめてみてください。
住所 | 京都府京都市西京区松室地家町31(地図) |
連絡先 | 075-381-3830 |
最寄バス停 | 京都バス「苔寺・すず虫寺バス停」 |
アクセス | <公共交通機関を利用する場合> 京都バス「苔寺・すず虫寺バス停」から徒歩約3分 <車を利用する場合> 名神高速道路の京都南ICから約30分 |
拝観時間 | 9:00〜17:00(入門は16:30まで) |
休業日 | 無休 |
拝観料 | 大人500円、子供300円 |
駐車場 | あり 拝観時間内で1台500円 |
公式サイト | http://suzutera.or.jp/ |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル