射楯兵主神社(播磨国総社)へ参拝へ行こう!ご利益やご祭神・由来などを紹介します!
射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)は、兵庫県姫路市にある神社。1400年余りの歴史がある由緒正しい神社です。
射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)は、兵庫県姫路市にあります。JR・山陽電鉄「姫路駅」から徒歩約15分のところにあり、姫路城からは徒歩8分。
ご祭神は、射楯大神(いたてのおおかみ)と、兵主大神(ひょうずのおおかみ)。境内にはその他にも、「播磨国総社」として播磨国の主な神様をたくさん祀っています。
今回は、そんな射楯兵主神社を訪れたときの様子を写真とともにレビューします。
射楯兵主神社は、JR・山陽電鉄「姫路駅」より徒歩15分。近くに駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
射楯兵主神社は、JR・山陽電鉄「姫路駅」より徒歩15分。姫路城からは徒歩8分のところにあります。
姫路城の大手門前の通りを東(右側)に進んでいくと、赤い大きな門が見えるので、それを目印にしましょう。
近くに駐車場もあるので、車で行くことも可能。参拝者には割引制度があるので、駐車券は忘れずに持ち歩きましょう。
車で行く場合は、山陽自動車道「姫路東IC」から播但連絡道路「花田」を経由して約10分。姫路バイパス「姫路南ランプ」より北へ約10分です。
射楯兵主神社以外にも、姫路城周辺をいくつか観光する予定がある人はバスやレンタサイクルもおすすめ。
バスの場合は、姫路城ループバス「姫路郵便局前」から南へ歩いていくといいでしょう。
姫路城ループバスは、姫路城周辺の主要な観光スポットの前で停車するバスで、1回の乗車は大人100円、小人(6歳〜小6)50円です。
何度も利用する場合は、一部施設の入場料が2割引になる1日乗車券(大人300円、小人150円)がお得!詳しくはこちらをご覧ください。
天気がいい日はレンタサイクルで姫路観光もおすすめ。姫路駅構内の観光案内所では、無料で自転車を貸してくれます。
また、「姫ちゃり」(1日100円〜)や「駅リンくん」(1日350円)の有料レンタサイクルもありますよ。
射楯兵主神社のご祭神は、射楯大神と兵主大神。また「播磨国総社」として、播磨国の主な神様もお祀りしています。
射楯兵主神社は、兵庫県姫路市にあります。ご祭神は、射楯大神(いたてのおおかみ)と兵主大神(ひょうずのおおかみ)。
射楯大神は、日本神話に登場する素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子どもにあたる神様で、「五十猛尊(いたけるのみこと)」とも呼ばれています。
「日本の国をお護りしている神様」として信仰されています。
兵主大神は、別名「大国主命(おおくにぬしのみこと)」。大国主命も日本神話に登場する有名な神様です。
「国造りの神様」や「医薬の開祖の神様」、「縁結びの神様」として信仰されています。
射楯兵主神社は、欽明天皇25年(564年)に飾磨郡伊和里水尾山に兵主大神をお祀りしたのが始まりといわれています。
その後、奈良時代(700年代ごろ)に射楯大神が飾磨郡因達里にお祀りされていたことが、『播磨国風土記』に記されており、平安時代(800年代後半)には「射楯兵主神社」として2人の神様が一緒に祀られるようになったそうです。
射楯兵主神社には、その他にも播磨国の主な神様をお祀りしており、「播磨国総社」とも呼ばれています。
射楯兵主神社の境内マップです。
神社の西側にある総社御門です。赤く大きな門なので、とても目立ちます。門の近くには休憩スペースがありました。
神社の南側にある鳥居です。
拝殿です。
「撫でみみづく」です。みみづくは、吉兆(めでたいことの前ぶれ)を運ぶ鳥ともいわれていて、射楯兵主神社の神使いとされています。
撫でるとその恩恵が授かれる……ということなので、私もたくさん撫でてきました。
結婚式場がある「長生殿」です。また、ランチやディナーを楽しめる「和ダイニング三日潮」もあります。
初宮参りや、七五三、顔合わせ、結納などの慶事のときの特別メニューもあるようです。詳しくはこちらをどうぞ。
鬼石です。この石は源頼光が大江山の鬼を討伐し、その首を持ち帰って案内社八幡宮の傍に埋めたときに、目印に置いたものなんだとか。
この鬼石に厄除の串を投げることによって、厄を払うことができるそうです。
社殿の西側にある八重垣門の外には、車祓所もあります。
大きな鳥居の前にある枠内に車を停めて、車検証をもって社務所で手続きをすれば、ご祈祷を受けることが出来ます。
射楯兵主神社は、「播磨国総社」として播磨の国の主な神様を祀っています。数がとても多く、境内のあちこちに末社がありました。
末社はたくさんありますので、その中のいくつかをご紹介します。
まずは、商売繁盛のご利益がある「恵美酒社」と、交通安全のご利益がある「住吉社」。
五穀豊穣の「稲荷社」です。
受験合格の「姫道大神社」です。
十二社合殿です。
ここには、子供守護の「日岡社」、旅行安全の「角社」、建築安全の「手置帆負社」、工匠守護の「彦狭知社」、火防守護の「秋葉社」、産業守護の「羽黒社」、魔除けの「道祖社」、食物豊作の「鞍屋社」、学業成就の「柿本社」、家門繁栄の「東照宮」があります。
射楯兵主神社では、9:00〜16:00の間で祈祷を受けることができます。祈祷の事前予約は必要なく、受付時間内に社務所へ行き、手続きをします。祈祷料は以下の通り
初宮詣 1万円(双子の場合は2人で1万5,000円)
七五三詣 7,000円
十三詣 7,000円
腹帯安産祈願 8,000円
腹帯安産満願祈願 1万円
厄除祈願 8,000円
大厄除祈願 1万5,000円
一年祓祈願 1万8,000円
車祓 8,000円
家内安全祈願 1万円
賀寿祭 5,000円
人形感謝祭 8,000円(6・7月のみ)
その他の祈願 1万円
※事業所の祈祷は1社2万円〜
射楯兵主神社には「播磨国総社」というだけあって、たくさんの神様が祀られています。この神社にお参りにくるだけで、様々なご利益が受けられそうですね。
参拝客は少なかったので、私もゆっくりと境内を散策することが出来ました。
すべての末社をお参りするのは大変でしたが(笑)、静かな場所で手を合わせてみると、何だか心も落ち着いてくる気がします。
境内では初宮詣にきたご家族の方を数組見かけました。境内には食事ができるレストランもあるので、お子さんのお宮参りのときに利用するのも良さそうです。
住所 | 兵庫県姫路市総社本町190(地図) |
連絡先 | 079-224-1111 |
最寄駅 | JR・山陽電鉄「姫路駅」 |
アクセス | <電車の場合>JR・山陽電鉄「姫路駅」より徒歩15分 <車の場合>山陽自動車道「姫路東IC」から播但連絡道路「花田」を経由して約10分 姫路バイパス「姫路南ランプ」より北へ約10分 |
開門時間 | 9:00〜17:00 ※季節や行事により変動あり |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり |
公式サイト | http://sohsha.jp/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル