大阪天満宮は学問の神様「菅原道真公」が祀られています。ご利益は学問成就で、その他にも立身出世、縁結び、厄払いもご利益があります。
大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)は大阪市北区にある神社。天神祭でも有名な神社で、地元の人からはてんまの天神さんと呼ばれて親しまれています。
大阪天満宮の御祭神は学問の神様とされている菅原道真公です。学問の神様ということでも有名な神社の一つ。
大阪天満宮は奈良時代の孝徳天皇に始まります。このあたりの地名は南森町、北森町と言いますが、それは、孝徳天皇が大将軍社という神社を都の西北を守る神としてこの地に祀ったときに、この地を大将軍の森と呼んだところに由来します。
関西人は何気なくこのあたりを南森町や北森町と呼んでいますが、かつてこのあたりは森だったのですね。
また大阪天満宮で行われているお祭りが「天神祭」。このお祭りは、毎年7月24,25日に開催される日本の三大祭に選ばれているほど盛大なお祭りです。開催中は日本だけでなく、世界中からもたくさんの観光客が集まるほどの人気ぶり。
それでは大阪天満宮の感想をレビューします!
大阪天満宮への行き方は色々とあるのですが、地下鉄谷町線・堺筋線を利用する場合は、「南森町駅」で下車し、階段を上り、4番出入口を出てすぐの天神橋商店街に右へ、二ツ辻目を左へ50m行ったところになります。
また、JR東西線を利用する場合は、「大阪天満宮駅」で下車し、JR東西線3番出入口(東西線アクセスビル)を出てすぐの天神橋商店街に左へ、二ツ辻目を左へ50m行ったところとなります。
天神橋商店街を抜けるとすぐ目につくのでとても分かりやすいですよ。このような商店街を抜けた先に大阪天満宮があります。
大阪天満宮の駐車場は神社の周辺にも多数ありますが、実は境内にも駐車場があります。駐車場は写真にあるように、門をくぐって行ったところ。このような場所にあるため、利用したくても駐車場の場所がわかりにくいという人がけっこういます。
こんなところをくぐるのかと思うとちょっと躊躇してしまうと思いますが、看板も出ているので、安心してくぐって行きましょう。ただし、正月の初詣など人出の多い時は込み合うので、離れた有料駐車場に停める方が賢明です。
大阪天神宮の見どころといえば、やっぱり本殿です。こちらの本殿ですが、なんと江戸時代の記録に残るだけでも7回も火災に遭っています。妙知焼けと大塩平八郎の乱による大火では、なんと本殿が全焼したと記されています。
何度も再建されたため今の本殿は、当初の見た目と様相が少し変わっているんだとか。消失の度に何度も氏子たちによって本殿が再建され、現在の外観になったのだそうです。
その後は戦火にも遭っても焼けずに残っているのは、氏子たちが自分たちの家が燃えるのも顧みず、まずは大阪天満宮を守らないと思ったからだといわれています。それほどまで地元に愛されている本殿は一見の価値ありです。
菅原道真公にまつわる七不思議がここ大阪天満宮にはあるんです。例えば、菅原道真公が亡くなった50年後に、大将軍社の前に一夜で七本の松が急に生えてきて、夜毎に光るという現象が現れるようになったという不思議な話があるそうです。
これを知った村上天皇は、菅原道真公の霊だと思い、ここに社を建てお祀りしたそうです。それ以来、大阪天満宮は大阪市民に崇敬を集める神社となっていったのだとか。
こういった菅原道真にまつわる七不思議を探すのも、大阪天満宮での楽しみかもしれませんね。
このあたりは普段から比較的人通りがあるのですが、この日は初詣ということで特に人通りが多く、交通誘導員によって道路整理がされていました。
大阪天満宮は日本の三大祭「天神祭り」がある有名な神社なので、お正月の初詣に限らず、イベントがある時は相当混むということを頭に入れておきましょう。
ちなみに天神祭りは、市内の繁栄を菅原道真公にお見せして、繁栄を祈願するという祭りです。交通整理が行われるほどの人出のため、車で来ると渋滞に巻き込まれて動けなくなるということは覚悟しておきましょう。
こちらが大阪天満宮へ向かう道路の様子です。参詣順路が矢印で表示されているので、それに見ながらゆっくりと進んでいきましょう。
目と鼻の先なのに、混んでいるので境内に入るまでまだまだ時間が掛かりそう。大阪天満宮は商店街を抜けたあたりに建っているのも混雑する理由なのかも知れません。
こちらが大阪天満宮の入り口「えびす門」です。お正月だからか大きなしめ縄が飾られていますね。こんな大きなしめ縄飾りは初めて見ました。それにしても立派です。
この門をくぐった先に牛の銅像があるのですが、天神さんのお使いといわれるこの牛の頭をなでると頭が良くなるそうです。
門をくぐったすぐ先には納札所があり、こちらで古いお守りやお札を納めておくと清めたあと処分して下さります。
初詣の時はこの付近も混んでいてなかなか前に進めない状況となります。多くの人が古いお札やお守りを持って立ち往生していました。門を入る時は納札所側通ると納めやすいので覚えておきましょう。
手水舎です。ここでも多くの参拝客でごった返しています。ここで手や口を清めてから参拝しましょう。外国人観光客も多かったのですが、手水の作法が目の前のボードに書いてあったので、それを見ながらマネしていました。
ここまで丁寧に書かれた作法を見たのは初めてだったのですが、手水も始まりと終わりに一礼しなければならないとは知りませんでした。
こちらが拝殿。写真のように順番待ちをしている人の波で、目と鼻の先の拝殿までまだまだ遠いんです。大阪天満宮はとにかく人出がすごい。
よく見ると拝殿には緑の網が張られていますね。これは工事中...というわけではありません。実は並ぶのが我慢できない人が拝殿に向かって思いっきりお金を投げるため、それが当たって拝殿が傷付くのを防止するためのものです。
あと中で祈祷されている人にも当たって危険なんでしょうね。緑の網が張られているため、中の様子があまりよく見れなくて残念。
近くまで寄ると薄っすらですが拝殿の様子が見れました。拝殿の中ではお酒が祀ってあり、御祈祷を受けた人はお神酒をいただいている姿が。この祀ってあるお酒は御祈祷用のお神酒になっているのかもしれません。
こちらは、みんなが投げていったお賽銭です。10円玉が多いようですが、お札もいくつか見られますね。賽銭箱という形のものがなくて、直接この溝のようなところに投げ入れます。
たくさんのお守りや縁起物、おみくじなどが売っています。お守りも数もかなり充実していて、きっと自分に一番合うものが見つかるはずですよ。また、縁起物もいろいろとあって、多くの人がこぞって買っていきました。
大阪天満宮では年間を通して様々なお祭りや行事が行われています。
梅花祭の案内板が立っていたのですが、イベントの当日は、プロ野球チームの阪神タイガースとオリックス・バッファローズの主力選手が訪れるようです。梅花祭りも地元の人たちが集まって賑やかな祭りになりそうです。
天神さんといえば、学問の神です。そういうわけで、大学を象徴する帽子が祀られていました。これはきっと受験生には励みになりそうですね。
境内の中にもたくさんの屋台が出ていました。この屋台のおかげで、にぎやかな神社がさらににぎやかになっていました。
絵馬を書く人も多くいるようです。こちらの絵馬は今年の12月25日に焼納するそうです。そして、また次の1年間の絵馬を書くのでしょうね。
大阪天満宮いかがでしたか?
大阪天満宮は大きな神社なので、季節に合わせていろんな催しをしているので公式サイトなどで開催日をチェックしてみましょう。
今回は初詣ということでたくさんの屋台が出ていました。お詣りがてら遊べるという点で、家族連れでの初詣先に大阪天満宮はおすすめです。
特に、学問の神様を祀っているということもあるので、受験生のお子さんがいる家庭は気持ちを高めるために合格祈願に参拝や祈祷に行くのもいいのではないかと思います。
住所 | 大阪市北区天神橋2丁目1番8号(地図) |
連絡先 | 06-6353-0025 |
最寄駅 | 下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」、JR東西線「大阪天満宮駅」 |
アクセス | 電車を利用する場合 地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」下車 階段を上り、4番出入口を出てすぐの天神橋商店街に右へ、二ツ辻目を左へ50m JR東西線「大阪天満宮駅」下車 JR東西線3番出入口(東西線アクセスビル)を出てすぐの天神橋商店街に左へ、二ツ辻目を左へ50m 車を利用する場合 高速道路、環状線北浜出口を左へ、高速道路守口線下を左へ、二ツ目の信号を右へ交差点(信号)を経て100m、南森町交差点、天神橋筋を南へ直進、二つ目の信号を左折、約100メートル直進すると左手に駐車場入口有り。 |
営業時間 | 9時〜17時 |
休日 | 無休 |
料金 | 参拝は無料 |
駐車場 | 境内に駐車場有り |
公式サイト | ttp://www.tenjinsan.com/ |