野見神社の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
野見神社(のみじんじゃ)は高槻市の高槻城跡近くにある神社。高槻の歴史を伝える社となっています。
野見神社は高槻市の街中にある神社です。周囲には高槻市役所や高槻城跡などもあり、高槻市の中心部となるようなエリアに属しています。
宇多天皇の時代に牛頭天王を祀る神社としてスタートしました。その後キリスト教を信仰していた高槻城主の高山右近によって神社は一度破棄させられてしまいました。
しかしそのあと高槻城主となった松平家信によって再建されます。今では高槻の歴史を伝える社として地元の人の心の拠り所となっています。
今回は野見神社へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
須佐之男命と野見宿禰命をお祭りしている野見神社。どっしりとした風格を漂わせてい社殿が見どころです。
野見神社は須佐之男命と野見宿禰命をお祭りしています。須佐之男命も野見宿禰命も強い敵に打ち勝ってきた神として知られています。
そういうこともあって勝負事に関するご利益が得られる神社となっています。歴史の重みを感じさせる参道と拝殿が野見神社の見どころとなります。
石の鳥居をくぐるとすぐに野見神社の成り立ちが書かれた掲示が掲げられています。
これによると宇多天皇の時代に悪疫対策として牛頭天王を祀る場を設けたことが野見神社のルーツとなっているそうです。
その後高槻城主の高山右近によって破棄させられたり、松平家信によってまた再建されたりと紆余曲折な運命をたどったことが記されていました。
野見神社の歴史的背景を学んだらさっそく拝殿へと向かっていくことにしましょう。まずは石の鳥居すぐのところにある手水舎で手と口を清めます。
参道は右へと90度に大きく折れます。その先に野見神社の拝殿が見えてきます。平成15年に改築された社殿はどっしりとした風格を漂わせています。
年代を感じさせる2体の狛犬が拝殿を守っていました。
拝殿前でしっかりと願い事をしましょう。特に勝負事の願掛けをしたいときはここに来るといいでしょう。運を勝ち取ることができるかもしれませんよ。
バラエティーに富んでいる野見神社の末社。永井神社、小島神社、四社明神、高槻えびす神社、護国神社があります。
野見神社にはいろいろな末社が集まっています。永井神社、小島神社、四社明神、高槻えびす神社、護国神社とバラエティーに富んでいますので、いろんなお願いごとにマッチしますよ。
永井直清を祀るために創建されたのが永井神社です。その社殿や入り口の唐門が高槻市の指定有形文化財に指定されています。
永井家の功績をたたえて建てられた石碑も置かれています。
石の鳥居のその先にあるのが小島神社です。創建は不明という古社です。
ここでは天児屋根命、市杵島姫命、磐長姫命、大己貴命を祀っています。
赤い鳥居のその先にあるのが四社明神です。四社明神の四社は福神社、稲荷神社、磐神社、祖霊社を指します。
これまで末社として独立してあったものが1つにまとめられたそうです。
有名な西宮神社より御分神を賜って生まれたのが高槻えびす神社です。商売繁盛を祈願するえびす祭も毎年盛大に行われています。
すぐ近くの繁華街には店舗も多く商売繁盛のえびす様は熱く支持されています。
また戦没者を祀っている護国神社もあります。
特別な待合室が設けられている野見神社。初宮参りや七五三の祈祷を行う際の待機所として使えます。
野見神社の拝殿のすぐのところに比較的新しい外観に見える建物があります。これが待合室となります。
初宮参りや七五三の祈祷を行う際に待機しておく場所として活用するといいですよね。
中にはベンチなども用意されていました。広いベンチもありますので儀式が始まる前のちょっとした作業もここで行うことができるでしょう。
トイレ棟が置かれている野見神社。シンプルな和式トイレになっていました。
野見神社にはのトイレがありますよ。末社である高槻えびす神社の近くにトイレ棟があります。
ちゃんと清潔に保たれていて安心して使えるトイレになっていました。中はスペースは普通でした。
トイレの中身はオーソドックスな和式トイレとなっていました。
トイレットペーパーはちゃんと補充されていましたよ。オストメイト用の設備やベビーチェアやベビーベッドなどの設備は備えていませんでした。
清潔感があって気持ちよく使えるトイレになっていたところがよかったです。
阪急「高槻市駅」から徒歩で7分ほどの野見神社。車で行く場合は国道171号線北大手西交差点から1分ほどです。
野見神社へ行くときの最寄り駅は阪急「高槻市駅」、JR「高槻駅」となります。
徒歩で阪急「高槻市駅」からは約7分、JR「高槻駅」からは約13分で野見神社に着きます。車で野見神社に行く場合は国道171号線を利用しましょう。
北大手西交差点で降りて1分ほどで到着します。
野見神社へは阪急「高槻市駅」の駅舎の西側にある城北通から行くとわかりやすいですよ。
まずはこの通りをまっすぐ進んでいきましょう。国道171号線を渡り、北大手交番や高槻現代劇場文化ホールを過ぎたら野見神社が見えてきます。
野見神社には自由に使える駐車場はありません。
車を停める場所としては近くにはセイワパーキング高槻大手町第1駐車場というコインパーキングがありますのでそこを利用すると便利です。
料金は全日8:00〜20:00が60分200円、20:00〜8:00が60分100円です。最大料金は8:00〜20:00の間が800円、20:00〜8:00の間が400円となっています。
知られざる歴史を秘めている野見神社。初宮参りや七五三で訪れるのにもおすすめな場所です。
野見神社には歴史に関する掲示がいくつかあります。それらで歴史を学びながら社殿などを見るといった楽しみができますよ。
初宮参りや七五三などの子供に関する祈祷も行っています。子供の行事のために訪れるのにもおすすめな場所です。
近くの城跡公園や高槻市立歴史民俗資料館、高槻市立しろあと歴史館など高槻の歴史に触れる施設と合わせて出向くのがいいでしょう。
住所 | 大阪府高槻市野見町6-6(地図) |
連絡先 | 072-675-1316 |
最寄駅 | 阪急「高槻市駅」、JR「高槻駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 阪急「高槻市駅」から徒歩約7分、JR「高槻駅」から徒歩約13分 <車を利用する場合> 国道171号線北大手西交差点から約1分 |
拝観時間 | 不定 |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | https://www.nomijinja |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル