西宮神社の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
西宮神社は、兵庫県西宮市にある神社。福の神のえびす様をお祀りする神社の総本社です。毎年1月に行われる十日えびすには、100万人を超える人が参拝に訪れます。
西宮神社は、兵庫県西宮市にあります。阪神「西宮駅」より徒歩5分。ご祭神は、えびす大神、天照大御神、大国主大神、須佐之男大神です。
福の神・えびす大神をお祀りしている神社は全国に約3,500社ありますが、西宮神社はその総本社。毎年1月に行われる「十日えびす」には、100万人を超える参拝客が訪れます。
今回は、そんな西宮神社を訪れたときの様子を写真とともにレビューします。
西宮神社は、阪神「西宮駅」より南西へ徒歩5分。専用の駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
西宮神社は、阪神「西宮駅」より南西へ徒歩5分。JR「さくら夙川駅」からは南東へ徒歩10分、阪急「夙川駅」からは南東へ徒歩15分です。
初めていく場合はGoogleマップなどのアプリがありと便利だと思います。
また、専用の無料駐車場もあるので、車で行くことも可能。神戸方面から行く場合は、阪神高速3号神戸線「西宮出口」を降りてすぐ。
大阪方面から行く場合は、阪神高速3号神戸線「武庫川出口」を降りて、国道43号線を西。「戎前交差点」を右折すれば、神社が見えてきます。
西宮神社は、えびす神を祀っている神社の総本社。毎年1月に行われる「十日えびす」には、3日で100万人を超す参拝客が訪れます。
西宮神社は、全国に約3,500社あるえびす神社の総本社。福の神のえびす大神が祀られています。
神社がいつごろできたのかは分かっていませんが、平安時代の後期になると度々文献に「戎(えびす)」の名前が出てくることから、平安中後期と推測されています。
えびす大神は漁業の神様として信仰されていましたが(鯛を持っていますもんね!)、西宮の地が西国街道の宿場町として開けていたこともあり、やがて「商売繁盛の神様」として信仰されるようになりました。
西宮神社では、毎年1月9、10、11日の3日間に「十日えびす大祭」が行われ、多くの参拝客で賑わいます。
特に10日の早朝に行われる「開門神事福男選び」は、テレビや新聞でも取り上げられていて、全国的にも有名ではないでしょうか。
合図とともに表大門が開かれ、本殿へ一番早くたどり着いた上位3名の参拝者がその年の「福男」になります。
また、「福娘」と呼ばれる巫女さんが授与してくれる「福笹」も人気です。
福笹は十日えびす限定のもの。商売繁盛、家内安全、開運招福などのご利益があるといわれています。
実は、私は西宮神社で学生時代に巫女をしていました(臨時の助勤)。十日えびす大祭のときは人の列が途絶えることがなく、屋台もたくさん出ていて、境内はまさにお祭りモード。
この時期に祈祷をする人(特に会社の団体さん)も多かったですよ。
境内の案内図です。
開門神事のスタート地点である「表大門」です。国指定重要有形文化財に指定。豊臣秀頼が再建したと伝えられています。
大練塀(おおねりへい)です。この塀は、京都・三十三間堂の大閣塀、名古屋の熱田神宮の信長塀と並ぶ日本三大塀の一つで、国指定の重要文化財。
建立は室町時代の初期以前(約600年前)と推定されていて、現存する築地塀の中では最も古いといわれています。
門をくぐると、松林が茂る参道が続きます。平日の午前中に訪れましたが、参拝客の姿は数人。とても静かでゆっくりと境内を散策することが出来ました。
社務所や拝殿に続く参道です。
祈祷所の近くに神馬(しんめ)を発見。表情が暗いので、少し怖かったです(笑)。
拝殿です。とても大きく、豪華な造りでした。拝殿の奥にある本殿は、寛文3年(1663年)に4代目将軍徳川家綱が寄進したものですが、昭和20年の空襲で焼失。
現在の本殿は、ほぼ元通りに復興されたものです。
本殿の第一殿にはえびす大神、第二殿に天照大御神(あまてらすおおみかみ)と大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)、第三殿に須佐之男大神(すさのおのおおかみ)が祀られています。
どの神様も、日本神話に登場する有名な神様ですね。
拝殿の向かい側には池があります。右側の写真は「嘉永橋(かえいばし)」といって、境内に残っている最古の石像桁橋。国の登録有形文化財に登録されています。
池の近くにはお休み処がありました。中は飲食スペースになっていて、甘酒やわらびもちが販売されています。
休憩所の前にはベンチスペースもあります。藤棚のおかげで日陰になっているので、休憩するのに良さそうです。
伊勢神宮遥拝所です。「遥拝所」とは、遠く離れたところにある神様を拝むための場所。西宮神社では、毎年10月17日の神宮祭のときに伊勢神宮の遥拝をします。
えびす信仰資料展示室です。社務所の中にあり、9:00〜16:00の間なら誰でも見学することができます。えびす像やお面など、えびす神に関する資料がたくさん展示されていました。
西宮神社には12の末社があります。そのうちのいくつかを紹介します。
表大門の外には梅宮神社があります。ご祭神は、酒解神(大山祇神)。
火産霊神社です。ご祭神は火皇産霊神。
百太夫神社です。ご祭神は百太夫神。
「芸能の神様」、「子どもの守り神様」として信仰されています。
西宮神社の個人祈祷料は5,000円〜。初宮参りで1万円以上の祈祷料を納めた場合は、子どもの健康を祈願して巫女さんが神楽を演奏してくださいます。
七五三詣も、1人5,000円からお気持ちで納めるという形。(2人の場合は8,000円〜)事前予約は必要ないので、受付時間の9:00〜16:30の間に行きましょう。
西宮神社の御朱印の初穂料は300円。
授与所で申し出ると、番号札を渡され、「5分ほどしたら来てください」とのことだったので、私はその間に境内を散策していました。
西宮神社は「商売繁盛」の福の神・えびす神をお祀りしている神社の総本社。行事があるときには混雑しますが、平日は人も少なく、ゆっくりと境内を散策することができました。
全国3,500社あるえびす神社の大元ということもあり、「十日えびす大祭」には毎年100万人を超える人出がある有名な神社です。
末社の数も多く、境内は広いですが、休憩所があるので、そこで一休みしながら散策するのも良さそうです。
西宮神社では、「十日えびす大祭」以外にも「御輿屋(おこしゃ)祭り(6月)」、「夏えびす(7月)」、「西宮まつり(9月)」などの祭典や、子ども相撲大会や稚児行列などお子さまが参加できる行事もあります。
興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
住所 | 兵庫県西宮市社家町1-17(地図) |
連絡先 | 0798-33-0321 |
最寄駅 | 阪神電車「西宮駅」 |
アクセス | <電車の場合> 阪神電車「西宮駅」より南西へ徒歩5分 JR「さくら夙川駅」より南東へ徒歩10分 JR「西宮駅」より南西へ徒歩15分 阪急電車「夙川駅」より南東へ徒歩15分 <車の場合> 神戸方面:阪神高速3号神戸線「西宮出口」を降りてすぐ 大阪方面:阪神高速3号神戸線「武庫川出口」を降りて、国道43号線を西。「戎前交差点」を右折してすぐ |
開門時間 | 5:00〜19:00 ※10〜3月は5:00〜18:00 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料)※行事のときは停められないこともあります |
公式サイト | http://nishinomiya-ebisu.com |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル