西本願寺の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
西本願寺は、京都市下京区にある寺院。浄土真宗本願寺派の本山で、正式名称は「龍谷山 本願寺」です。境内には国宝や重要文化財があり、桃山文化を代表する建造物などが残されています。
1994年にはユネスコの文化遺産に「古都京都の文化財」として登録されました。
西本願寺の境内には宿泊施設「聞法会館」、レストラン、喫茶店、売店などもあり、落ち着いてゆっくりと過ごすのに便利なところです。
今回は、そんな西本願寺へ行ってきたときの様子を写真を交えてレビューします。
西本願寺へJR・近鉄「京都」駅から行く場合は、市バス「京都駅前」より9番、28番、75番(西賀茂車庫行きなど)に乗車、「西本願寺前」で下車後、徒歩5分のところです。
また、阪急「河原町」駅からは市バス「四条河原町」より207番に乗車、「島原口」で下車。阪急「大宮」駅からは市バス「四条大宮」より18番、71番、206番、207番に乗車し、「島原口」で下車。
京阪「七条」駅からは市バス「四条京阪前」より206番、208番に乗車、「七条堀川」で下車しましょう。JR「京都」駅より歩いて行く場合は約20分。
また、車で行く場合は名神高速道路「京都南IC」より約25分、「京都東IC」からは約30分、京滋バイパス・第二京阪道路から久御山JCTを経由して、阪神高速8号京都線「上鳥羽」出口からは約12分です。
西本願寺には北境内地に無料の駐車場がありますが、満車の場合もあるので気をつけましょう。
西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山。つまり、浄土真宗本願寺派の末寺を統括するお寺のことです。
浄土真宗の宗祖は、親鸞という話は歴史の授業で聞いたことがある人も多いでしょう。
本願寺は親鸞聖人の墓地がある京都東山の大谷に創建されましたが、その後、山科、大坂(大阪)など移し、天正19(1591)年豊臣秀吉により、京都市下京区のこの地に寄進を受け、現在に至ります。
阿弥陀堂や御影堂は国宝に指定されている、世界最大級の木造建築といわれています。ふたつの建物は渡り廊下で結ばれていて、中に入って見学することも可能。
土足厳禁なので、見学するときには用意されているビニール袋に靴を入れて、自分で持ち歩くことになっています。
御影堂から境内を撮影した写真です。
御影堂には中央に親鸞聖人の木像、左右に本が時歴代門主の御影が安置されています。
手水舎です。
境内には、京都市指定天然記念物である樹齢約400年のイチョウの木もありました。
このイチョウの木は本願寺に火災があった時に、水を噴きだして火を消し止めたという伝説があり、「水吹き銀杏」とも呼ばれています。
唐門です。桃山時代の伏見城の遺構ともいわれ、豪華な装飾がほどこされています。
西本願寺の境内には宿泊施設「聞法会館」、レストラン、喫茶店、売店などもあるので、観光の合間に立ち寄って、少し休憩するのにちょうどいいところです。
お茶処です。
情報コーナーや自販機、トイレがあります。
トイレはきちんと清掃されているようで、とてもきれいでした。
西本願寺には、レストランや喫茶店、宿泊施設「聞法会館」があります。レストランでは定食、丼物、麺類などメニューも豊富。アルコールやデザートもあります。
ちなみに、西本願寺では宗教の考え方から御朱印やお守り、お札の授与はありません。
西本願寺は、国宝や重要文化財の建築物の数々を拝観できるスポットです。
私は平日に訪れましたが、「お堂に入るまでに数分待った」というような混雑もなく、ゆっくりと境内を散策することができました。
JR「京都駅」から徒歩20分と聞くと、少し遠い気もしましたが、周辺を散策しながら歩くのも楽しかったですよ。
住所 | 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル(地図) |
連絡先 | 075‐371‐5181 |
最寄駅 | 市バス(9・28・75号系統)「西本願寺前」 |
アクセス | 【電車・バス】 JR・近鉄「京都」駅から市バス「京都駅前」より9番、28番、75番(西賀茂車庫行きなど)に乗車、「西本願寺前」で下車後、徒歩5分。阪急「河原町」駅から市バス「四条河原町」より207番に乗車、「島原口」で下車。阪急「大宮」駅から市バス「四条大宮」より18番、71番、206番、207番に乗車し、「島原口」で下車。京阪「七条」駅から市バス「四条京阪前」より206番、208番に乗車、「七条堀川」で下車 【電車・徒歩】JR「京都駅」より徒歩20分 【車】名神高速道路「京都南IC」より約25分。「京都東IC」より約30分。京滋バイパス・第二京阪道路から久御山JCTを経由、阪神高速8号京都線「上鳥羽」出口より約12分 |
開門時間 | 開門5:30、閉門17:00 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | http://www.hongwanji.or.jp/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル