難波八阪神社の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
難波八阪神社は大阪府大阪市浪速区にある神社。大きな獅子の顔が特徴の獅子殿があることで有名です。
難波八阪神社は大阪ミナミの中心地にあたる難波から徒歩圏内です。
神社の周辺は住宅に囲まれ、とても落ち着いた雰囲気。そのため、ゆったりとした気持ちで参拝ができます。
難波八阪神社は大きな獅子の顔があることで有名です。子どもはもちろん、大人も獅子の顔に圧倒されるはず。カメラを持っていくことをお忘れなく。
境内には難波の繁栄の礎を築いた篠山十兵衛景義を祀る篠山神社もあります。
また戦艦陸奥の慰霊碑もあり、巨大な主砲の蓋が飾られています。
難波八阪神社は大阪メトロ「なんば駅」から徒歩圏内。
ぜひ、難波を訪れた合間に難波八阪神社に立ち寄ってみましょう。
今回は難波八阪神社へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
難波八阪神社の鳥居をくぐると歯をむき出しにした獅子の顔が目の前に。この獅子こそが難波八阪神社を有名にした獅子殿です。
難波八阪神社は大阪の繁華街である難波に近いですが、周辺は落ち着いた雰囲気。そのため、ゆったりとした気持ちで参拝できます。
神社の東側にある鳥居をくぐると歯をむき出しにした獅子の顔が目の前に。この獅子が難波八阪神社を有名にした獅子殿です。
正面から獅子殿を見ると、あまりの迫力に圧倒されてしまいます。
おそらく、子どもも興味を持つはず。子どもの神社に対するイメージをガラリと変えるところですね。
実は獅子殿はコンクリートでつくられているとか。いずれにせよ、インスタ映えするので、スマートフォンで撮影することをお忘れなく。
獅子の迫力を生んでいるのが犬歯。鋭くとがったカタチになっていますよ。
犬歯以外の前歯は意外と平凡で、横並びの四角い形をしています。
また、歯の色がゴールドになっている点も興味深いですね。
真下から見上げてみると獅子の顔も迫力もさらに増して見えます。1つ1つのパーツの大きさにもあらためて驚かされます。
目の色も歯と同様ゴールドですね。目にはライトが、鼻にはスピーカーが埋め込まれているそうですよ。
獅子の顔の大きく開かれた口の部分は舞台になっています。ここではお正月や夏祭りの際にいろんな出し物が奉納されるとか。
獅子の迫力あるパワーを期待して祈願するといいかもしれません。
天井の装飾も見ていて楽しいですね。テレビ番組の「おとな旅あるき旅」でもこの大きな迫力ある獅子の顔がある獅子殿が紹介されました。
仁徳天皇の時代に牛頭天王を祀ったことが難波八阪神社のはじまりです。今では素盞嗚尊、奇稲田姫命、八柱御子命を祀っています。
西側の鳥居を抜けるとすぐに難波八阪神社の拝殿が見えてきます。左手に先ほどの獅子殿があります。
仁徳天皇の時代に疫病退散の願いを込めて牛頭天王を祀ったことが難波八阪神社のはじまりです。
西側の鳥居をくぐり、難波八阪神社の境内へ入りましょう。すぐに拝殿が見えるはず。境内の規模はそれほど広くありません。
参道の左手には手水舎があります。拝殿に向かう前に手を清めてから向かうのがいいでしょう。
私が訪れた日は平日のせいか、あまり参拝者はいませんでした。
手水舎の水を注ぐ部分は獅子になっていました。獅子殿がシンボルとなっているせいか、獅子の注ぎ口は難波八阪神社に似合います。
手を近づけると自動で水が出てきました。
こちらが難波八阪神社の拝殿前です。私が訪れた日は外国人参拝客のほうが多かったです。
難波駅に近いため、外国人におすすめできる観光スポットでもあります。
獅子殿に負けず劣らずの迫力を見せるのが拝殿前の4体の狛犬です。表情やポーズがそれぞれ違う点が見ものですね。
獅子殿の迫力ある獅子の顔と比べてみるのもおもしろいでしょう。
今では素盞嗚尊、奇稲田姫命、八柱御子命を祀っています。神仏混淆だったものが神仏分離により神社へと生まれ変わりました。
素盞嗚尊にちなんで1月には綱引神事が行われます。素盞嗚尊が八岐大蛇を退治したことに基づいた神事となっています。
篠山神社、稲荷神社、三宝荒神社、市杵島姫神社、皇大神社などの末社があります。篠山神社では地元で活躍した篠山十兵衛景義を祀っています。
難波八阪神社には様々な末社があります。その中で注目したいのが篠山神社です。
篠山神社は地元で活躍した篠山十兵衛景義を祀ったもの。今の難波の繁栄を築いた立役者です。
今でこそ天下の台所として名を馳せる難波ですが、篠山十兵衛景義が市場作りをリードしたことで、現在の反映の礎が築かれました。
篠山神社のほかにも稲荷神社、三宝荒神社、市杵島姫神社、皇大神社などの末社があります。
境内はそれほど広くないので、一周して末社を参拝するといいでしょう。
また、難波八阪神社には戦艦陸奥の記念碑もあります。
戦艦陸奥は第二次世界大戦のときに活躍し、船体の一部が日本各地にあります。難波八阪神社には主砲の蓋が奉納されています。
主砲は戦艦の大砲を意味します。主砲を覆う蓋が戦艦陸奥の記念碑の上に置かれていました。
難波八阪神社にはほかにも大山祇神社には錨鎖の一部、大谷墓園には大副砲、福齊寺には主砲装甲の一部が置かれています。
難波八阪神社には戦艦陸奥の記念碑のほかにも殉国之碑が置かれています。
難波八阪神社にはトイレがあります。場所は摂社篠山神社の近くです。
難波八阪神社には摂社篠山神社の近くにトイレがあります。少しわかりにくいところにあるのでご注意ください。ちょうど獅子殿の裏手になります。
難波八阪神社のトイレは和式トイレです。しかも、トイレにはトイレットペーパーがありません。
緊急時以外は「なんば駅」「大国町駅」のトイレを利用することをおすすめします。
難波八阪神社は大阪メトロ「なんば駅」「大国町駅」から徒歩6分〜7分と好アクセス。周辺には駐車場があるため、車で行くことも可能です。
難波八阪神社の最寄駅は大阪メトロ「なんば駅」「大国町駅」です。
「なんば駅」からは徒歩約6分、「大国町駅」からは徒歩7分かかります。
獅子殿を見るためだけでも難波八阪神社に足を運ぶ価値はあります。顔の迫力だけなら台湾の高雄にある名物スポットの龍虎塔にも負けていません。
難波八阪神社の魅力はなんといっても獅子殿でしょう。獅子殿を見るだけでも難波八阪神社に足を運ぶ価値はあります。
難波八阪神社の獅子殿の前で写真を撮ればいい思い出になるでしょう。
また、篠山十兵衛景義を祀る篠山神社や戦艦陸奥の主砲の蓋が置かれている慰霊碑もあり、歴史の勉強にもなります。
ぜひ、難波を訪れたときにお立ち寄りください。
住所 | 大阪府大阪市浪速区元町2-9-19(地図) |
連絡先 | 06-6641-1149 |
最寄駅 | 大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線「なんば駅」または大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」 |
アクセス | 大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「なんば駅」から徒歩約6分。大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩約7分。自動車の場合は国道25号線元町3北交差点すぐ |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
参拝料 | 無料 |
駐車場 | なし。周辺に有料駐車場があります。 |
公式サイト | https://nambayasaka.jp/ |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル