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中山寺

中山寺の口コミレビューと感想!

中山寺のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!

中山寺

兵庫県宝塚市にある寺院で、歴史は意外と古く、建立されたのは聖徳太子の時代。それ以降「安産祈願」の寺として親しまれています。おなじみの源頼朝や豊臣秀吉も中山寺を訪れたとか。とても歴史を感じさせる貴重なスポットです。

「安産祈願」のイメージが先行しがちな中山寺ですが、厄除開運、学業成就、七五三などの祈祷も行っています。

中山寺の境内はとても広いです。その中で注目したいのが本堂。中山寺の本堂は1603年、豊臣秀吉の家臣、片桐且元によって再建されました。

とても装飾が華やかで、まるで中国の寺のよう。華やかな当時の文化を感じられる貴重な建物といえるでしょう。

中山寺の境内には茶屋と休憩所があります。茶屋ではうどんなどの軽食がリーズナブルな値段で食べられます。

休憩所は無料で利用可能。そのため、子供でも飽きることなく中山寺を参拝できます。

今回は中山寺へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。

中山寺はどんなところ?おすすめポイントは?

中山寺は真言宗中山寺派の大本山。また「安産祈願」の寺として広く知られています。地元からは「中山さん」という愛称で親しまれています。境内はとても広く、エスカレーターや茶屋など、設備も充実しています。

中山寺はどんなところ?おすすめポイントは?

中山寺は真言宗中山寺派の大本山。地元からは「中山さん」という愛称で親しまれています。中山寺の歴史は古く、建立した人物は何と聖徳太子。

そのため、日本最初の観音霊場でもあります。昔から「安産祈願」の霊場として、源頼朝や豊臣秀吉も訪れたと言われています。



境内は思ったよりも広く、ゆったりとした気持ちで参拝できます。建物で注目して欲しいのが本堂。

中山寺の本堂は1603年に豊臣秀頼の命を受け、片桐且元が再建しました。また、本尊の木造十一面観音菩薩立像は国の重要文化財に指定されています。

中山寺 広い境内

もちろん現在でも「安産祈祷」や「子授け祈祷」を受けることができます。私が訪れた日も、子供連れの姿を見かけました。

中山寺 エスカレーター設置のお寺

中山寺のもうひとつのポイントは乳幼児から高齢者にとって優しいお寺であること。境内にはこのようなエスカレーターが設置されています。

したがって、子供や高齢者でも安心して参拝できます。また、茶屋や休憩所もあるため、休憩しながらゆっくりと周るといいでしょう。

本堂をはじめとして歴史を感じさせる中山寺

中山寺は聖徳太子が建立したとあって、歴史を感じさせるスポット。ゆっくりといろいろな建物を見学しましょう。

本堂をはじめとして歴史を感じさせる中山寺

山門をくぐるとこのような風景が広がります。右手には五重塔の姿が。このように見ると、高低差のある境内であることがわかるでしょう。

中山寺 水子供養

山門からの道沿いには様々な建物があります。左手には「水子供養祈祷所」という看板が掲げられた建物を見つけました。

中山寺における先祖供養・水子供養料は一霊につき5,000円になります。

中山寺 諸祈祷を受付

「中山寺」と聞くと「安産祈願」というイメージがありますが、厄除開運も可能。他にも家内安全、学業成就などの諸祈祷も受け付けています。

料金や受付場所はそれぞれ異なるので、ホームページで確認しましょう。

中山寺 諸祈祷を受付

こちらは「入試合格」と書かれた文字が目立つ「虚空蔵菩薩」です。なお、祈祷を申し込まれる場合は平日がおすすめ。私は平日に中山寺を訪れましたが、とても空いていました。

中山寺 広い境内

しばらく歩くと、目の前には階段が。そして、階段の隣にはエレベーター・エスカレーターの案内が書かれた看板を見つけました。

運転時間は9:00〜16:30となっています。子供、高齢者の方はこの時間に合わせて中山寺を訪れるといいでしょう。

中山寺 便利なエスカレーター

エスカレーターはこのような感じ。とても短いですが、急な階段を上がることを考えると重宝することでしょう。高齢者の方がラクラクと登って行きました。

中山寺 紫雲閣

エスカレーターを登りきると右手には講堂・寺務所が入っている「紫雲閣」見えます。かなり大きく立派な建物。わからないことがあれば「紫雲閣」に立ち寄るといいでしょう。

中山寺 本堂

再びエスカレーターに乗ると、正面に現れたのが中山寺の本堂。とても堂々としており、かつ派手です。

なお、中山寺の本堂は1603年に豊臣秀頼の家臣である片桐且元によって再建されました。この派手な装飾は安土桃山時代の文化がそのまま見られる、と言っていいいでしょう。

中山寺 本堂

本堂の側面部分の装飾はこのような感じ。これだけ見ると、とても日本のお寺には見えません。また色も鮮やか。

なかなか見ごたえがあるので、本堂の側面部分もお見逃しのないように。

中山寺 本堂

本堂では「安産祈祷」を受け付けていました。安産特別祈祷は20,000円、安産祈祷は7,000円です。

中山寺 大願塔

インスタ映えする施設が朱色がまぶしい「大願塔」です。「大願塔」はかつて中山寺にあったとされる「大塔」を再現したもの。

とても新しい建物ですが、周辺の環境に配慮した形で再建されました。中には70人を収容できる祈祷室があります。

中山寺 大願塔

「大願塔」の周辺からはこのように宝塚市内を一望できます。中山寺が高台に位置することがよくわかるでしょう。

中山寺 子授け地蔵

「中山寺」らしい施設が「子授け地蔵尊」。小さい地蔵でありながら、多くの人々が祈っていました。

中山寺 大師堂

さらに上がると「大師堂」がありました。「大師堂」では「子授け御祈祷」を受け付けています。私が訪れたときは「大師堂」に多くの人々が集まっていました。

中山寺 大師堂

「大師堂」の横で振舞われていたのは甘酒。生姜がとてもパンチが効いており、とても美味しかったです。

もちろん、この甘酒は無料でした。スタッフに聞いてみると、12月21日には甘酒が振舞われる、とのこと。12月21日に中山寺に行くことをおすすめします。

中山寺 五重塔

「大師堂」の隣には「五重塔」があります。こちらも再建されたもの。中山寺には「五重塔」「大願塔」のように比較的新しい建物が多いです。

食事もでき、休憩もできる中山寺

中山寺のもうひとつの特徴が食事と休憩ができること。食事はうどんなどの軽食が中心となりますが、比較的リーズナブルな価格設定になっています。

食事もでき、休憩もできる中山寺

中山寺では食事ができるスポットがいくつか存在します。私は信徒会館と並ぶように建っている「観音茶屋」を利用しました。

中山寺 観音茶屋

「観音茶屋」はうどんやそばが中心。食券を購入し、自分で受け取るセルフサービスを採用しています。私は「天ぷらうどん」を注文しました。価格は650円。

中山寺の周辺にある食堂と比べるとリーズナブルな価格設定です。中山寺で昼食を済ませる場合は、境内にあるお店を利用しましょう。

天ぷらうどんはダシが効いており、それなりに美味しかったです。

中山寺 無料の休憩所もあり

中山寺には食堂だけでなく、無料の休憩場があるのがうれしいポイント。こちらは「絵馬堂」と呼ばれる無料休憩所です。中に入ると、このような椅子が並んでいました。

中山寺 絵馬堂

上を見上げると、独特の装飾が目の前に。残念ながら、この装飾の意味を知ることはできませんでした。

中山寺 絵馬堂

「絵馬堂」を出るとちょっとした展望台になっています。そこからの景色はこのような迫力満点のパノラマが広がります。参拝後、一息つくには最適なスポットといえるでしょう。

中山寺のトイレは?

境内が広い中山寺にはいくつかトイレが設置されています。トイレは清潔な洋式トイレでした。

中山寺のトイレは?

中山寺は境内が広いので、複数のトイレが設置されています。トイレがある場所はこのような看板が掲げられているので、すぐにわかりますよ。

中山寺のトイレ

こちらがトイレの個室。清潔な洋式トイレになっていました。中山寺の周辺はコンビニがないので、なるべく中山寺でトイレを済ませることをおすすめします。

中山寺へのアクセス

中山寺は阪急宝塚線「中山観音駅」から徒歩5分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。

中山寺の最寄り駅は阪急宝塚線「中山観音駅」です。



阪急「中山観音駅」が最も近いですが、JR宝塚線「中山寺駅」からもアクセス可能。また、中山寺の周辺には駐車場があるので、車でも行けます。

ここでは、阪急「中山観音駅」からのアクセスを紹介します。中山寺へ行く場合は「中山観音駅」の北口を利用します。

オンシーズンになると混雑が予想されるため、帰りの切符を必ず購入しましょう。



中山寺が初めて、という方もご安心を。駅前にはこのような立札があります。なお、中山寺周辺には売布神社や清荒神があり、このような立札をあちこちで見かけました。



道なりまっすぐ進みます。この道沿いには昔ながらの商店が立ち並んでいました。



「大本山 中山寺」と書かれた石碑を見かけたら、中山寺はもうすぐ。ここで、左に曲がります。



中山寺の山門に着きました。なお、山門の右側には中山寺境内の地図があります。中山寺が初めての方は境内の地図をチェックするといいでしょう。

中山寺のおすすめ度は?

中山寺は子供から高齢者までおすすめできるスポット。茶屋や休憩所があるので、子供も飽きることがありません。



中山寺はどの年代にもおすすめできるスポット。急な階段はありますが、横にはエスカレーターが設置されているので、子供や高齢者でも安心して参拝できます。

また、茶屋や休憩所があるので、子供も飽きることはありません。また「中山観音駅」から近いのもポイント。大阪梅田から乗り換えなしでアクセスできます。

中山寺の施設概要

住所 兵庫県宝塚市中山寺2-11-1(地図
連絡先 0797-87-0024
最寄駅 阪急宝塚線「中山観音駅」
アクセス 「中山観音駅」から徒歩約5分
開門時間 9:00〜17:00
休日 なし
料金 無料
駐車場 なし(周辺に有料駐車場があります)
公式サイト http://nakayamadera.or.jp


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この記事を書いた人

新田 浩之

1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。


編集&校正  ビー・エイブル