門戸厄神の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
門戸厄神は兵庫県西宮市にあります。正式には「松泰山東光寺」ですが、昔から「厄神さん」として親しまれています。
門戸厄神は日本三大厄神のひとつ。そのため、毎年1月に行われる「厄除大祭」では多くの参拝客が来ます。
ただし、普段の日は落ち着いた雰囲気です。落ち着いた雰囲気の中にも、パワーが得られそうな独特のオーラが漂っています。
門戸厄神のメインとなるのが厄神明王を祀っている「厄神堂」です。「厄神堂」では厄除のための「特別祈祷(お祓い)」が行われます。
「特別祈祷(お祓い)」は門戸厄神の寺務所で受け付けているので、気軽にご相談ください。
門戸厄神は建物だけでなく、ご利益が得られる木や石にも注目したいところです。
例えば、高野山にあった「延命魂(根)」に触り、お願いごとをするとご利益が得られるとのこと。また、思わず「クスッ」と笑ってしまうカエルのような石「祈願かえる」もあります。
当然のことながら、門戸厄神でもお守りやお札などが売られています。たくさんの種類があるので、スタッフと相談しながら購入するといいでしょう。
門戸厄神はアクセスがいいことでも知られています。最寄駅は阪急今津北線の「門戸厄神駅」。駅からは歩くこと10分です。
阪急今津北線は大阪梅田と神戸三宮の中間地点、西宮北口駅から出ています。門戸厄神でイベントが行われる日は必ず公共交通機関を利用しましょう。
今回は門戸厄神へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
門戸厄神は阪急「門戸厄神駅」から徒歩10分と好アクセス。近くには駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
門戸厄神の最寄駅は阪急今津北線の「門戸厄神駅」です。大阪梅田、神戸三宮から行く場合は西宮北口で乗り換えとなります。この記事では「門戸厄神駅」からの行き方を解説します。
「門戸厄神駅」は西出口と東出口があります。どちらから出ても構いませんが、帰りは注意が必要!券売機があるのは西出口のみとなります。
「門戸厄神駅」から見ると門戸厄神は西北に位置します。西出口を出ると、門戸厄神までの道順を示した看板があります。看板のとおり、左側の道を進んでいきます。
一見するとのどかな道に見えますが、交通量は多いです。車には十分ご注意ください。
しばらく進むと石塔が現れます。この看板のとおり、左に曲がります。まっすぐ歩きましょう。
石塔から曲がること数分、少し広い車道に出ます。看板のとおり、60m先には専用駐車場があるので、車でもアクセスできます。
門戸厄神へ至る道は幅が狭いので、運転には十分にご注意ください。
門戸厄神に近づくと、このような坂が現れます。この坂を登れば門戸厄神!あと、一息なので、がんばってください。少し行くと門戸厄神の専用駐車場があります。
「着いた」と思いきや、こちらは門戸厄神の南門です。こだわりたい方は表門に回ってみましょう。私は表門から入りましたが、南門から入る人も見かけました。
表門からこのような階段があります。したがって、子供やお年寄りの方がいる場合は、南門から入ることをオススメします。
1月2日、17日、18日、19日は必ず公共交通機関を利用してください。特に、1月17日、18日、19日は要注意!交通規制がかかり、門戸厄神の専用駐車場は閉鎖されます。
1月と2月は混み合うので、公共交通機関を利用することをおすすめします。
門戸厄神の正式名は「松泰山東光寺」です。昔から「厄神さん」と親しまれ、日本三大厄神のひとつに指定されています。毎年1月17日、18日、19日には「厄除大祭」が2月3日は「星祭」が開催されます。
門戸厄神の正式名は「松泰山東光寺」です。位置づけとしては高野山真言宗の別格本山になります。
昔から「厄神さん」として親しまれており、日本三大厄神のひとつに指定されています。
門戸厄神では毎年、さまざまな行事が行われています。1月17日、18日、19日には「厄除大祭」、2月3日には「星祭」が開催されます。
多くの参拝客が訪れるので、この時期は公共交通機関の利用をオススメします。
普段はとても静かな雰囲気のなかで参拝できます。立派な建物を見るだけでもパワーがみなぎること間違いなし。
また、ほかの寺では見られない木や石のアイテムがあります。もちろん、門戸厄神のお守りもゲットできますよ。
日本三大厄神のひとつに指定されている門戸厄神。広い境内にはさまざまな建物があります。ぜひ、じっくりと観察してみましょう。
先ほども書いたとおり、門戸厄神は日本三大厄神のひとつに指定されています。そのためか、境内は広く、歩くだけでパワーがもらえそうな雰囲気です。
まずは水を手に注ぎ、お清めをしましょう。私が訪れたのは真夏の昼下がりでしたが水は冷たく本当に気持ちよかったです。お清めの近くにはベンチが置かれており、休憩ができます。
階段をさらに上がると大きな建物が見えてきました。これは門戸厄神のメインスポットのひとつ「薬師堂」です。
「薬師堂」では門戸厄神のご本尊である薬師如来像が祀られています。
薬師如来像の大願のひとつに「私の名を聞けばいかなる病も悉く除かれ、身も心も安楽になる」とあることから「大医王」とも呼ばれています。
これは厄神明王を祀っている「厄神堂」です。「厄神堂」では特別祈祷(おはらい)が行われています。特別祈祷には事前の申し込みが必要です。
門戸厄神には建物だけでなく、木や石といった自然の物もあります。これは「延命魂(根)」です。
「延命魂(根)」は高野山、弘法大師廟の参道にありました。長らく、弘法大師を守っていたのです。
この木には人々の祈りがこめられているので、延命や病気が治るといったご利益があるそうです。「延命魂(根)」に実際に触れることもできます。
とても大きな杉「宝輪杉」です。実際に見ると、写真よりも大きく見えます。「宝輪杉」も高野山にありました。
寿命を全うし、門戸厄神へ運ばれたのです。辛い時も生き抜いてきた「宝輪杉」に思いを馳せてみましょう。
門戸厄神には思わず「クスッ」と笑ってしまう石があります。それが、この「祈願かえる」です。
昔から「かえる」に祈るといいことが起きるそうです。かえるにあやかって、大きくジャンプしたいですね。
今度はご利益がありそうなツルツルの石です。これは「慶寿石」といいます。今でこそ石に見えますが、もともとは樹木でした。
8000万年もの間、地中にあり木から石へと変化したのです。「慶寿石」に触れると、不思議なパワーがみなぎってきます。
門戸厄神の境内のなかで異色の存在といえるのが「奉納金箔宝珠」です。写真でもわかると思いますが、本当に金ピカです。
これは金箔を奉納する形になります。この「奉納金箔宝珠」には多くの人々の祈りがこめられています。
最後にそのほかの建物もチェックしてみましょう。この小さな建物は「大師堂」です。「大師堂」には弘法大師空海をお祀りしています。
これが「表門」です。1995年の阪神・淡路大震災で倒壊しましたが、立派に復興しました。
「表門」の下には42の階段があります。階段を一段上がるごとに厄が取り除くことができます。
せっかく門戸厄神に来たのですから、厄を落としてから帰りましょう。もちろん、門戸厄神ではお守りを購入できます。門戸厄神を訪れたお土産として購入されてはいかがですか。
せっかく門戸厄神に来たのですから、厄を落としてから帰りましょう。ところで「厄」とはなんでしょうか。「厄」とは「苦しい、災い」という意味があります。
ただし、「厄」は「役」に由来する言葉で、必ずしも「苦しさ」を強調しているわけではありません。
人には何年かおきに「厄年」が設定されています。「厄年」は「ちゃんと準備したほうがいいよ」という年。昔の人は「厄年」を人生の区切りにしていたのです。
門戸厄神のホームページにはあなたの厄年がすぐにわかる「厄年判定プログラム」があります。また、門戸厄神には「厄除開運星祭」と「数え年早見表」があります。
門戸厄神では2つの方法で厄除け祈願ができます。
ひとつめは先ほど書いた「特別祈祷」です。「特別祈祷」は申し込んだ当日にお祓いが行われます。そして、お祓いを受けた翌日から1年間、ご祈祷が行われます。
ふたつめの「年祈祷」は基本的には「特別祈祷」と変わりません。ただし、こちらはお祓いがありません。いずれも、申し込みは寺務所で行ってください。
そのほか、さまざまな供養も行われています。これは「人形供養」です。門戸厄神では毎年11月19日に「人形供養祭」が開催されます。
人形供養は寺務所にて、3月1日〜11月19日の午前中まで受け付けています。
これは古札を奉納するところです。看板に書かれてあるとおり、しめ縄は絶対に入れてはいけません。
なお、門戸厄神では写真や折り鶴の奉納も受け付けています。詳しくは門戸厄神にお問い合わせください。
また「護摩祈祷」として「そえごま」も受け付けています。これは「そえごま」の表に氏名、年齢を裏に願い事を書き、寺務所に渡します。
すると、「そまごえ」との交換で魔除けの札がもらえます。
ほかの寺と同様に門戸厄神でもお守りやお札を購入できます。災難除けから進学のお守りまでたくさんの種類があります。
インターネットでの購入はできません。直接、門戸厄神まで出向いて購入しましょう。
門戸厄神のトイレはお清めの隣にあります。和式トイレですが比較的清潔です。
門戸厄神のトイレはお清めの隣にあります。トイレは男性用、女性用、車椅子用があります。
和式トイレですが、比較的清潔でした。なお、門戸厄神から門戸厄神駅までは住宅地なので、コンビニはありません。門戸厄神でトイレを済ませておくことをオススメします。
家族と一緒に1月の行事に参加したいところ。普段の日は落ち着いた雰囲気なので、散歩がてら訪れるのもいいでしょう。
門戸厄神は1月の「厄除大祭」に家族と一緒に参加したいものです。ただし、大混雑が予想されるため、「厄除大祭」に参加される場合は計画を立てましょう。
普段の日は落ち着いた雰囲気です。散歩がてら訪れるのもいいかもしれません。また、子供連れの家族など若年層が目立つスポットでもあります。
住所 | 兵庫県西宮市門戸西町2-26 (地図) |
連絡先 | 0798-51-0268 |
最寄駅 | 阪急今津北線「門戸厄神駅」 |
アクセス | 「門戸厄神駅」から徒歩約10分 |
開門時間 | 9:00〜17:00 |
休日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり |
公式サイト | http://mondoyakujin.or.jp/ |
新田 浩之
1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。
編集&校正 ビー・エイブル