御狩野神社のの見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
御狩野神社(みかりのじんじゃ)は大阪府枚方市にある神社です。この神社のポイントは神社のいわれと枚方の歴史が密接に結びついているところ。
御狩野神社は平安時代の狩場に由来します。手つかずの自然のまま放置されていたので、枚方にはキジをはじめとする多くの動物がいました。
そのため、平安貴族は枚方周辺を狩場として利用したのです。枚方の歴史を学ぶには打って付けの場所といっても過言ではありません。
御狩野神社はそれほど広い神社ではありませんが、参拝客が少ないので落ち着いた雰囲気の中で参拝できるのが大きなポイント。ゆっくり、落ち着きたいときに訪れたらいいでしょう。
今回は御狩野神社へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
御狩野神社のポイントは神社の成り立ちにあります。その昔、平安貴族が鷹狩りをするために、枚方の地を訪れたとか。悠久の歴史を感じさせるスポットです。
御狩野神社のポイントは神社の成り立ちにあります。御狩野神社の由来と周辺の歴史を調べると興味深い事実がわかるはず。
歴史を見ながら御狩野神社を訪れると、楽しさが倍増すると思います。
それでは、御狩野神社に入っていきましょう。この急な石の階段を上がって行きます。この写真を見ると、迷ってしまうのでは・・・と心配する方もいるでしょう。ですが、ご安心を。
周辺には神社の行き先を示すのぼりが立っています。これを目印に歩けば、きっと迷わずに御狩野神社に着くはずです。
上からみるとこのような感じ。まさしく、道路すれすれに御狩野神社があることがわかります。
それでは、参拝してみましょう。御狩野神社は本当に小ぢんまりとした神社。また、参拝客もそれほど多くありません。落ち着いた雰囲気のなか、ゆったりと参拝できます。
御狩野神社は、白雉の伝説が残っているだけに、真っ白な気品のある境内を持っています。また、高台にあるので、見晴らしも抜群です。
神社全体が真っ白なすっきりとした雰囲気を持った神社です。高い位置に建っているため、見晴らしもいいですよ。
平安時代、御狩野神社の周辺にはたくさんのキジが住んでいました。枚方のキジは民話でも度々登場するそうです。
御狩野神社では白いキジが埋められており、白いキジの霊を祀っています。そのため、白雉伝説もあります。今でも周辺にはキジのような鳥を見かけます。
今でこそ、枚方市は家が立ち並ぶところですが、平安時代は土地がやせており、水田づくりには適さない場所でした。
そのため、手つかずの自然が広がり、キジをはじめとする鳥や様々な動物が住んでいました。
それらの動物を狙ってやってきたのが平安貴族。実は御狩野神社の周辺は狩場でした。そのため、御狩野神社という名前が付けられました。
なお、御狩野神社の周辺には「禁野」という地名があります。「禁野」という地名は天皇の狩場に由来しており、一般の人々は立ち入り禁止でした。
このように、御狩野神社を参拝すると興味深い枚方の歴史を勉強することができます。
御狩野神社の御祭神は大鷦鷯命(おおさざきのみこと)、進雄命(すさのおのみこと)、百済王です。
大鷦鷯命は仁徳天皇のことで、第16代天皇にあたります。進雄命は日本神話に登場する神であり、百済王は百済最後の王と関係がある日本の氏族です。
御狩野神社を参拝する際には御祭神にも注目したいところですね。
御狩野神社は小さな神社なので、トイレ設備はありません。
また、御狩野神社周辺にはモスバーガー以外、トイレがある施設はありません。事前に「枚方市駅」でトイレを済ませておくことをおすすめします。
御狩野神社は京阪電車「枚方市駅」から徒歩10分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
御狩野神社の最寄り駅は京阪本線「枚方市駅」です。「枚方市駅」から徒歩10分ほどの道のりです。
バスを利用する場合は「枚方市駅」から京阪バス「枚方市民病院行き」に乗りましょう。御狩野神社は枚方市民病院の近くにあります。
徒歩でアクセスする場合は「枚方市駅」の南口に出るのがポイント。そこから大阪府道144号線を目指して歩くことになります。御狩野神社は144号線沿いに位置します。
ちょうど、南口を出たところに、餃子の王将がありました。
そこから、144号線を目指して、小道を通り抜けていきましょう。ちょうど、京阪本線に沿って歩いていくことになります。
このあたりのお店を訪ね歩くのもおもしろいはず。レストランや雑貨屋が軒を連ねています。
小道を抜けると、目に前に見えるのは少し広い道。ちょうど角にはセブンイレブンが見えます。
そして、セブンイレブンの方向に向かって右折しましょう。右折した後は、そのまま道を上がって行きます。なお、この道にはモスバーガーがあります。
しばらく歩くと、京阪交野線の高架が見えるはず。高架下をくぐると橋が見えてきました。
この橋の下を流れる川は何と「天の川」。天の川はこのようにわりと大きい川になっており、下は土手になっています。
春になると美しい桜が一気に咲くとか。地元の知られざるお花見スポットといっても過言ではないでしょう。
天の川を通り過ぎると、ようやく144号線が見えてきます。144号線に着いたら、そのまま右折。
ちょうど、上り坂になっているので、そのままグングンと進んでいきます。144号線は交通量が多い道路です。子供と一緒に行く場合は十分にご注意ください。
和田寺というお寺が見えたら、御狩野神社はもうすぐ。ちょうど、和田寺の隣に御狩野神社があります。
和田寺の近くには小道がありますが、そのまま144号線を歩いていきます。
和田寺の隣が御狩野神社です。駐車場はありますが、144号線からは神社らしいものは見当たりません。
そのまま通り過ぎないように注意しましょう。御狩野神社は階段を上った先のほうにあります。
御狩野神社の道路の向かい側には真光寺があります。真光寺の駐車場も見えます。
御狩野神社は歴史好きな方におすすめ。
子供ですと、高学年以上におすすめしたいスポットです。
住所 | 枚方市禁野本町2-7-41(地図) |
連絡先 | 072-858-0740 |
最寄駅 | 京阪電車枚方市駅 |
アクセス | 京阪電車枚方市駅より徒歩10分 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | 周辺に有料駐車場あり |
公式サイト | なし |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル