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摩耶山天上寺

摩耶山天上寺の口コミレビューと感想!

摩耶山天上寺の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!

摩耶山天上寺

神戸100万ドルの夜景が展望できることで有名な六甲山系の摩耶山に摩耶山天上寺はあります。ケーブルカーとロープウェイであっという間に山上に行ける人気の観光スポット。

摩耶山天上寺

六甲山と言えば神戸の100万ドルの夜景が展望できることで有名な風光明媚な観光地です。

そんな六甲山系の摩耶山の山上に摩耶山天上寺はあります。天上寺は646年に法道仙人が開創したことによって始まったとされています。

摩耶山はケーブルカーとロープウェイを使って手軽に登れるので、登山をしなくても天上寺に訪れることができます。

六甲山はガス(雲)が発生しやすい場所でもあるので、条件が揃えば天上寺はまさに天空の寺となります。

そんな天上寺に行ってきましたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。

摩耶山天上寺への行き方

摩耶山天上寺へは三宮から神戸市バス、摩耶ケーブル、摩耶ロープウェイ、六甲摩耶スカイシャトルバスを乗り継いで行くことができます。


摩耶山天上寺への行き方

摩耶山天上寺へ行くにはまず摩耶ケーブル下というバス停までバスで向かう必要があります。三宮からは神戸市バス18番・摩耶ケーブル下行きが出ています。

JR、阪急、阪神、神戸市営地下鉄、ポートライナーの各三宮駅からバス停へはそれぞれ徒歩1〜4分の距離です。

バスの乗り場はフラワーロードとJR、阪急の高架が交差するところの山側にあります。

摩耶ケーブル駅

摩耶ロープウェイ

神戸市バスの摩耶ケーブル下バス停で降りると、すぐそこに摩耶ケーブル駅が見えています。まず摩耶ケーブルで摩耶山の中腹にある虹の駅に進みます。

虹の駅で今度は摩耶ロープウェイに乗り換えです。5分ほどで摩耶山山頂の星の駅に到着します。

星の駅に着くまでの間、ロープウェイの車窓から神戸の街の素晴らしいパノラマを堪能することができます。

六甲摩耶スカイシャトルバス

バス停摩耶山天上寺前

星の駅に着いて駅を出ると掬星台という広場に出ます。この広場をテレビ塔沿いに進んでいくとすぐに道路に出てバス停が見えてきます。

これが摩耶ロープウェー山上駅バス停となります。ここから六甲摩耶スカイシャトルバスに乗ります。2駅先の摩耶山天上寺前が目的地となります。

掬星台(天上寺前)駐車場

車で行く場合は国道95号線から表六甲ドライブウェイ、西六甲ドライブウェイを経て、奥摩耶ドライブウェイに入ります。

奥摩耶ドライブウェイの途中に摩耶山天上寺はあります。駐車場は摩耶山天上寺の入り口すぐのところにある掬星台(天上寺前)駐車場が便利です。

普通車500円、バス1200円で時間区切りによる値段の違いや時間経過による加算もありません。

摩耶山天上寺ってどんなところ?見どころは?

摩耶山天上寺は山寺の厳かな感じを楽しむことができる場所です。天空の大舞台から見ることのできる展望、そして金堂、西山門、天竺堂、摩耶天空之庭など仏教にまつわる施設が見どころとなります。

摩耶山天上寺ってどんなところ?見どころは?

摩耶山天上寺は、さまざまな仏像を見ることができる金堂や立派な西山門、摩耶夫人像が収められている天竺堂、摩耶天空之庭などの仏教にまつわる施設が豊かにあり、そこが見どころとなります。

はるか遠くまで見渡せる天空の大舞台やところどころにあるカエルの石像など、子供がワクワクするような要素も詰め込まれています。

摩耶山天上寺の入り口

天上寺の入り口です。ここからは山奥深い山寺の雰囲気を味わえる絶好のスポットとなります。急な階段を上ると西山門となります。

この門をくぐると漱水舎があります。ここの水で手を清めてみるとその冷たさにびっくりします。

摩耶山天上寺の天竺堂

漱水舎の反対側には、摩耶夫人像が収められている天竺堂があります。

いつもは扉を閉じていますが、扉がガラスになっていますので中の尊像を見ることができます。

さらに進むとなにやら建造物が見えてきます。これは天空の大舞台と呼ばれる天上寺の見晴らし台になります。

摩耶山天上寺の若ガエル様

登り切ったところにかわいいカエルの石の置物がありました。若ガエル様とありますので、気になる人も多いのではないでしょうか。

いよいよ本堂のある境内へと入っていきます。境内に入ってすぐのところにも木彫りのカエルの像があります。

あと何体かカエルの像があるので子供たちに探してもらうのもいいかもしれませんね。

摩耶山天上寺の本堂

境内に入るとまず目に入ってくるのは天上寺の本堂です。それでは本堂を見ていくことにしましょう。

この本堂は金堂と呼ばれ、一般の人でも中に入ることができるようになっています。

「はきものをぬいで入道ご参拝ください」という石碑があります。ここで靴を脱いで上がっていきましょう。

摩耶山天上寺の本堂

中に入ると夏でもひんやりとした空気を感じます。ご本尊の十一面観音など、たくさんの仏像が立ち並ぶ姿を見ることができました。

中は撮影禁止なので写真でお見せすることはできませんが、広い堂内にずらりと仏像が立ち並んでいる姿は圧巻です。

摩耶天空之庭

本堂の前には美しい枯山水である摩耶天空之庭があります。

摩耶天空之庭

摩耶天空之庭の先は天空の大舞台となっています。見晴らし展望台ですね。天空の大舞台の端まで行けば天上寺の高台からの景色を堪能することができます。

六甲の山並みの向こうに神戸の北に当たる鈴蘭台周辺の街が見えました。

摩耶天空之庭のカエルの石像

天空の大舞台にかわいいカエルの石像がありました。境内入り口のところにも石や木造のカエルの像がいたのですが、それに比べると何倍も大きいです。

「われこそは摩耶のおめでた蛙なるぞ」と書かれていますね。撫でるといいそうなので、積極的に触ってみましょう。

摩耶山天上寺の法道仙人の石像

孝徳天皇の勅願を受け、摩耶山を開いたとされるのが法道仙人です。そんな法道仙人の石像がありました。そのお隣には一願地蔵堂があります。

摩耶山天上寺の一願地蔵堂

一願地蔵堂は願いをかなえてくれるというお地蔵様を祭っています。一願地蔵堂の下には願いがかなった人が納めたちっさいサイズのお地蔵さまがぎっしり並んでいました。

摩耶山天上寺の鐘楼

本堂の向かい側にある鐘楼です。普段はつくことはできませんので見るだけとなります。

摩耶山天上寺の石仏のこみち

この鐘楼の周りには石仏のこみちというずらっと石仏が並んでいんでいる細い道が作られています。

摩耶山天上寺の延命地蔵菩薩像

石仏のこみちを歩いて行けば自然と延命地蔵菩薩像の前に出ます。

摩耶山天上寺の摩耶夫人堂

お釈迦さまの生母である摩耶夫人を祭っているのが摩耶夫人堂です。日本第一女人守護と書かれた石碑が置かれていますね。

女性の守り神になってくれそうですね。摩耶夫人堂のそばに佛足石と活眼石があります。それぞれ足と目にご利益がある石だそうです。

摩耶山天上寺の設備は?

摩耶山天上寺には誰でも気楽に使えるトイレが設置されています。

摩耶山天上寺のトイレ

摩耶山天上寺のトイレは境内入り口近くにあります。お手洗いと矢印が書かれた道しるべがありますのでわかりやすいと思います。

摩耶山天上寺のトイレ

中のトイレはきれいに保たれていました。トイレットペーパーもきちんと装備されていますね。気持ちよく使えるように清掃が行き届いている様子が伺い知れます。

摩耶山天上寺のおすすめ度は?

神戸市街から摩耶ケーブル、摩耶ロープウェイを使って短時間で来れる場所なのに、山奥の秘境の山寺に訪れたかのような雰囲気を味わえるというのは貴重だと思います。

時間的にも遠くには出かけられないという親子のひとときのプチ旅行として、摩耶山天上寺はおすすめの場所です。

掬星台という展望台や六甲摩耶スカイシャトルバスで六甲山牧場へも足を伸ばすことができますので、そういう観光スポットと組み合わせてより旅気分を盛り上げる工夫もできるでしょう。

摩耶山天上寺の施設概要

住所 〒657-0105 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12(地図
連絡先 078-861-2684
最寄バス停 六甲摩耶スカイシャトルバス・摩耶山天上寺前
アクセス 公共交通機関を利用する場合
三ノ宮から神戸市バス、摩耶ケーブル、摩耶ロープウェイ、六甲摩耶スカイシャトルバスを経由、摩耶山天上寺前バス停下車すぐ
車を利用する場合
国道95号線から表六甲ドライブウェイ、西六甲ドライブウェイを経て、奥摩耶ドライブウェイの掬星台(天上寺前)駐車場すぐ
開園時間 9:00〜17:00
休園日
料金 無料
駐車場 神戸すまいまちづくり公社の掬星台(天上寺前)駐車場
普通車500円、バス1200円 追加加算なし
公式サイト http://www.mayasan-tenjoji.jp/

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この記事を書いた人

みつ葉

すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。

編集&校正  ビー・エイブル