清荒神清澄寺のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!
清荒神清澄寺は兵庫県宝塚市にある神社です。清荒神清澄寺は創建1100年、真言宗の総本山です。そのため、境内はとても広く様々な施設があります。
清荒神清澄寺には2つの重要な施設、天堂(拝殿)と本堂があります。清荒神清澄寺を訪れたら、最低でも天堂と本堂だけは訪れるようにしましょう。
天堂の近くに御守や御祈祷を購入できる「眷属堂」があります。御守は5種類あり、それぞれワンコインの500円。とても購入しやすい価格なので、購入してみましょう。
清荒神清澄寺には所蔵品を展示する史料館と富岡鉄斎の作品を紹介する鉄斎美術館があります。どちらも入場は無料。
清荒神清澄寺の最寄り駅は阪急宝塚線「清荒神駅」。「清荒神駅」からは徒歩20分ほど。清荒神清澄寺に近づくにつれ露店が増えていきます。
今回はそんな清荒神清澄寺へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
清荒神清澄寺は創建1100年の真言宗の大本山。また、鎮守社として三宝荒神社があることから神仏習合の影響も受けています。大本山らしく境内はとても広いです。
清荒神清澄寺は創建1100年になる真言宗の大本山です。昔から「荒神さん」と呼ばれ、多くの人々に親しまれてきました。
ちなみに、清荒神清澄寺は極道から弁護士に転身した大平光代氏の更生のきっかけとなった寺院としても有名。大平光代氏は17年もの間、毎日、清荒神清澄寺に通ったそうです。
真言宗の大本山だけあって、境内は広大。いろいろな施設があります。時間をかけてゆっくりと歩き回りたいスポットです。できれば参拝時間に1時間は欲しいところです。
清荒神清澄寺のもうひとつの特徴が境内に史料館や美術館(鉄斎美術館)があること。ただし、鉄斎美術館は開館時期が限られているため、十分にご注意ください。
また、龍王滝のように自然を感じられるスポットも。このように、清荒神清澄寺は様々な魅力を持ち合わせている寺院です。
清荒神清澄寺は真言宗の総本山なので広い境内が特徴。そのため、様々な施設があります。
それでは、さっそく境内の広い清荒神清澄寺を紹介しましょう。まずは山門近くにある地図をチェック。
参拝順路が赤字で示されているため、とてもわかりやすいです。清荒神清澄寺が初めての方は、まず赤線に書かれた順路を参考にするといいでしょう。
先ほどの地図があった場所の向かいには無料休憩室があります。ここには自動販売機が設置されており、飲み物を飲みながら一服できます。
清荒神清澄寺まで歩き「疲れたな」と思った方は、ここで休憩するといいでしょう。
地図通りに参拝していきます。これは天堂(拝殿)に通ずる道。とても広く、緩やかな勾配となっています。
ベビーカーや車いすの方もご安心を。天堂の近くになると、このようなスロープになっています。スロープの路面は綺麗に整備されており、問題なし。
階段と別になっているため、このスロープを利用する人はそれほど多くありません。
こちらが清荒神清澄寺の天堂です。この天堂は拝殿と浴油堂が棟つづきになっています。天堂では祈りをこめた祈祷を行っています。なお、入座は許されていません。
天堂の近くに御守や祈祷を受け付ける「眷属堂」があります。ひっきりなしに、参拝者がここに来ていました。御守は5種類用意されており、それぞれ500円。
清荒神清澄寺で販売されている授与品は清荒神清澄寺のホームページにリストアップされています。
天堂の前では「おみくじ」も引けます。多くの参拝者が「おみくじ」を引いて歓声を上げていました。
天堂から宝稲荷社へ向かいます。宝稲荷社へはこのような階段になっており、少し急です。子供と一緒に歩く場合は十分にご注意ください。
こちらが宝稲荷社です。宝稲荷社の歴史は新しく、建立されたのは明治時代のこと。当時の和尚さんが稲荷明神の夢を見たことに由来します。
宝稲荷社から階段を降りると本堂に着きました。本堂では毎日、大聖不動明王の秘法が修行されています。
また、堂前にある象をなでると、病気が治るとか。天堂と同じく重要な施設です。
天堂から降りると、このような日本庭園がありました。庭園の向こうにある施設は史料館です。
庭園の向かい側には一願地蔵尊があります。一願地蔵尊の通称はずばり「水かけ地蔵さん」。
水を高々とかけ、ひとつだけ願い事をすれば叶えられるとか。多くの参拝者が水をかけていました。
天堂へ続く道の近くに建っているのは修行大師像。真言宗の開祖である弘法大師(空海)です。
清荒神清澄寺には寺の所蔵品を展示する史料館と鉄斎美術館があります。どちらも入場無料です。
こちらが史料館。本堂の近くにあります。ここでは安土桃山時代につくられた茶器が展示されていました。
外は賑やかですが、館内はとても静か。そのため、落ち着いた雰囲気の中で、展示品をじっくりと鑑賞できます。館内の撮影は禁じられています。
本堂から少し歩くと、鉄斎美術館があります。こちらは冬期(11月下旬〜年始)は休業しています
私が訪れたときは休業していました。鉄斎美術館を訪れる際は休業時期にご注意ください。
清荒神清澄寺は自然を感じられるスポットでもあります。特に龍王滝と大銀杏には注目したいところです。
これだけ広い境内ですので、自然を感じられるスポットもあります。鉄斎美術館から少し歩いたところにあるのが龍王滝。名前のような荒々しさはなく、落ち着いた風情を漂わせる滝です。
無料休憩所の真向かいにあるのは大銀杏。樹齢は400年以上とか。きっと、秋になると美しく色づくことでしょう。
清荒神清澄寺にはトイレが複数、設置されています。清潔な洋式トイレが設置されていました。
清荒神清澄寺にはトイレが複数、設置されています。ここでは鉄斎美術館の近くにあるトイレを紹介します。
トイレには清潔な洋式トイレがありました。とても使いやいので、誰でも安心してトイレが使えること間違いなし。
参道にはトイレがある施設は少ないので、清荒神清澄寺でトイレを済ませておきましょう。
清荒神清澄寺は阪急宝塚線「清荒神駅」から徒歩20分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
清荒神清澄寺の最寄り駅は阪急宝塚線「清荒神駅」です。
「清荒神駅」は宝塚からひと駅。
大阪梅田からですと、神戸線・今津線・宝塚線経由(西宮北口と宝塚で乗り換え)の方が早く着きます。「清荒神駅」を降りたら北口に出ましょう。
「清荒神駅」北口に出ると、昔ながらのアーケードが目の前に。「ようこそ清荒神へ」という文字に注目してください。ここから清荒神清澄寺への参道がはじまります。
駅前にはこのような地図がありました。「清荒神駅」から清荒神清澄寺までは20分ほどかかります。緩やかな上り勾配を歩きましょう。
しばらく歩くと「清荒神」と書かれた鳥居が見えるはず。「もうすぐで着くのかな」と思いきや、ここから10分ほど歩かなければなりません。
鳥居を抜けると、周辺は閑静な住宅街。ところどころに、このような露店があります。清荒神清澄寺に近づくにつれ、露店の数が多くなります。
中国自動車道をくぐります。中国自動車道の下を通ると、清荒神清澄寺はもうすぐ。頑張って歩き進めましょう。
ようやく灯篭が見えてきました。この灯篭から清荒神清澄寺までは5分ほどです。このあたりになると、木々が多くなります。
清荒神清澄寺に近づくと、少し坂が急になります。左側に見えるのは清荒神清澄寺の駐車場です。
こちらが清荒神清澄寺の駐車場。写真で見るとわかるとおり、それなりに広い駐車場です。なお、年末年始(12月31日・1月1日)は駐車場が閉鎖されます。十分にご注意ください。
日曜・祝日に限り、JR宝塚駅から駐車場までバスが運行されます。バスの便数は1日6本。片道の運賃は大人220円、小児110円です。
駐車場を右に曲がると、清荒神清澄寺の山門に着きます。
清荒神清澄寺は小学校高学年以上と一緒に行きたいスポット。周辺にある中山寺や売布神社と組み合わせるのもいいでしょう。
清荒神清澄寺は小学校高学年以上と一緒に行きたいスポット。大人が解説する形で周るのが一番だと思います。
駅から歩いて空腹を感じたときは参道で腹ごしらえをするのもいいでしょう。また、周辺にある中山寺、売布神社とセットにして参拝するのもアリです。
住所 | 兵庫県宝塚市米谷清1(地図) |
連絡先 | 0797-86-6641 |
最寄駅 | 阪急宝塚線「清荒神駅」 |
アクセス | 「清荒神駅」から徒歩約20分 |
開門時間 | 参拝は24時間可能(ただし、冬期は5:00〜21:00まで開門) |
休日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(12月31日、1月1日は使えません) |
公式サイト | http://kiyoshikojin.or.jp/ |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル