城崎温泉弁財天神社の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
城崎温泉弁財天神社は兵庫県豊岡市城崎町の城崎温泉郷にある神社で、またの名を弁天山公園とも呼ばれています。ちょうど城崎温泉の真ん中に小さな山があり、その頂上にある神社です。
城崎温泉弁財天神社は兵庫県豊岡市城崎町の城崎温泉郷にある神社で、またの名を弁天山公園とも呼ばれています。
ちょうど城崎温泉の真ん中に小さな山があり、その頂上にある神社です。
モータープールの裏側に位置していることからも、隠れ家的な神社としても有名です。
弁財天と言えば七福神としても名高く、金運の神様として人々の信仰が厚い神社です。
インドの神様で、知恵・音楽・財物の神として定着していますが、もとは水の女神、豊穣の神だったそうです。
城崎温泉は温泉街なので、そんなところから水の神様として祀られるようになったともいわれています。
苦労を水に流して福徳を与える神様ともいわれていて、水に縁のあるところはどこにでも祀られている神様だそうです。
そういう意味では城崎温泉もあって当然なのでしょうね。城崎温泉の主要な通りからも近く、山頂にあるため、城崎温泉が見渡せるところもいいところです。
城崎温泉の人通りに疲れたら、ちょっとこちらで休んでいくのもおすすめです。
今回は城崎温泉弁財天神社へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
城崎温泉弁財天神社の見どころはやはり弁財天神社そのものです。寂れた雰囲気が歴史を感じさせます。連なった石段を登っていくと到着します。
城崎温泉弁財天神社の見どころはやはり弁財天神社そのものでしょう。寂れた雰囲気が歴史を感じさせます。
弁財天神社は山頂にあるため、神社まで行くには石段を登っていかなくてはなりません。けっこう段も多いのですが、
山自体は低いので登れないというほどでもありません。連なった石段を登っていくと到着します。
こちらがその石段です。ずいぶん上のほうまで連なっているため、意外と段数が多いのにびっくりします。
上まで上がっていくのにはかなり体力が必要です。また、石段の道幅もそれほど広くはないため、ベビーカーなどを持って上がるのも少し難しいと思います。
こちらが拝殿です。シンプルでさびれた感じすらする拝殿でした。
こちらから城崎温泉街の景色を見ることができます。たくさんの家々が軒を連ねていますね。
こちらが狛犬です。意外とこちらの狛犬は新しいのか崩れがみられず、きれいな状態でした。
なかなか勇ましい感じの狛犬で、今にもとびかかりそうな勢いですね。
山頂には忠魂碑がありました。忠魂碑は明治維新以降に戦争や事変に出征し戦死した兵士のために作られた記念碑で、この辺りの地域の兵士が眠っています。
実は忠魂碑は慰霊碑とは違い、戦死者の天皇への忠義を称えるものとして作られたところがあるため、国家主義、軍国主義を意味すると、かつてGHQからたくさんの忠魂碑を撤去させられたという経緯があるそうです。
こちらにまだ忠魂碑があるということは、この忠魂碑は今もまだ残されている数少ない忠魂碑なのでしょうね。かなり立派なもので、下は柵で囲っています。
山頂には稲荷神社もありました。赤いたくさんの鳥居が並びひときわ目を惹きます。赤い鳥居をくぐっていくと奉納できる場所がありました。
上には板がかけられていたため、今はもう使っていないのかもしれません。
稲荷神社といえば、やっぱり狐ですね。こちらの狐は口に巻物を加えています。
実は稲荷神社の口にくわえるものとしてはいくつか種類があるようですが、巻物は知恵を表していて、知恵を授けるという意味があるようです。
弁財天も知恵を授ける神様なので、同じ意味があるのでしょう。
また、こちらの狐は赤いよだれかけをしていますが、もともとよだれかけをかけたのはお地蔵様で、お地蔵様は子供の守り神だったことから、子供を亡くした親が、亡き子があの世でちゃんと守ってもらえるよう自分の子供のよだれかけをかけたことがはじまりだといいます。
そして、それが稲荷神社のきつねにもなされるようになったということです。
こちらは弁天山宝篋印塔です。宝篋印塔は五輪塔と同じ墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種です。石造なので傷みが感じられます。
豊岡市の指定文化財となっていました。滅罪や延命、ために作られた墓石塔で、装飾が多いところから貴族の間で使われたものだそうです。
レリーフが描かれているのが特徴だそうですが、こちらの宝篋印塔は消えてしまってあまりよく見えなくなってしまっています。
城崎温泉弁財天神社にはトイレがあります。ちょうどモータープールの中にトイレがあるのでこちらを利用するといいでしょう。
城崎温泉弁財天神社にはトイレがあります。ちょうどモータープールの中にトイレがあるのでこちらを利用するといいでしょう。
トイレは男女に分かれてありますが、中はそれほど広くはありません。女性の個室で3つぐらいです。
ですが、和式トイレも洋式トイレもあるので、そこそこ便利に利用できます。
和式トイレと洋式トイレです。和式トイレは一般的なもので、トイレットペーパーも予備が入っていて、切れていることもなく快適に使えます。
洋式トイレはウォシュレットになっていて、こちらも予備のトイレットペーパーが置かれていました。
特に手すりなどはありませんでしたが、清潔にお掃除もされていて、そこそこのトイレとしてはいいのではないかと思います。
こちらが洗面所です。1つしかありませんし、せっけんなども特にないのですが、手も洗えて、鏡もついているのでそれなりに便利に利用できると思います。
ただ、通路も狭く、とても車椅子やベビーカーでは通行できそうにありませんでした。
また、トイレにも子供のおむつ替えシートやベビーチェア、ベビーベッドなどベビー関連の設備はありませんでした。
そのため、子供連れは少し気を付けないとなりません。
城崎温泉弁財天神社の最寄り駅はJR城崎温泉駅です。
JR城崎温泉駅には、JR大阪駅からは特急こうのとり、JR三ノ宮駅特急ははまかぜが運行しています。それぞれ2時間30分ぐらいで到着です。
大阪や神戸からは長距離バス(全但バス)で3時間ぐらいで行くこともできます。
城崎温泉街は端から端までまっすぐ歩いて30分ぐらいで到着しますが、温泉の様々な場所にバス停があり、そこからバスが運行しているので、そちらを利用して城崎温泉弁財天神社に行くのもいいでしょう。
バス停だと柳湯のバス停が最も近くなります。
自動車で行く場合は大阪方面から約3時間半ぐらい、神戸方面からは約3時間ぐらいかかります。
城崎温泉弁財天神社からもっとも近い駐車場はこちらの城崎モータープールになります。
こちらは3時間1000円、以降30分毎200円で8:00〜19:30まで無休です。ちょうど文芸館や観光協会の近くになります。
入り口にスタッフがいるので支払いできるようになっています。
こちらの駐車場のスタッフのいるほうが城崎温泉街の大通りに出るほうで、ちょうどそちらとは逆の出口、駐車場の奥の方が城崎温泉弁財天神社となります。
モータープールの奥にちょっと行くとすぐ見渡せるところにあるので迷うことはないと思います。
城崎温泉弁財天神社は小学生ぐらいの家族連れにおすすめです。城崎温泉街の街歩きのひとつとして、遊びに行ってみると面白いと思います。
城崎温泉弁財天神社は小学生ぐらいの家族連れにおすすめです。
城崎温泉街のメイン通りから少し外れたところにあるため、城崎温泉街の喧騒からはずれて静かに過ごせるますよ。
ちょっと疲れたときや、温泉に入って火照った体を覚ましたいときなどに行ってみるといいでしょう。
メイン通りから離れているため、人通りも少なく、のんびりと過ごすことができます。
また、城崎温泉弁財天神社は小山の上にあるため、城崎温泉街の景色が一望できて、写真を撮るのにもおすすめです。
ただ石段がけっこうあるため、ある程度歩ける体力のある年齢の子供でないと登り切れません。特にベビーカーに乗っているような子供には不向きです。
城崎温泉街の街歩きのひとつとして、遊びに行ってみると面白いと思います。
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島(地図) |
連絡先 | 無し |
最寄駅 | JR城崎温泉駅 |
アクセス | JR城崎温泉駅徒歩20分 |
拝観時間 | 特に無し |
休業日 | 無し |
料金 | 無し |
駐車場 | 城崎モータープール3時間1000円、以降30分毎200円 8:00〜19:30無休 |
公式サイト | 無し |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル