金閣寺のの見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
金閣寺は京都市北区にある京都のみならず日本を代表する観光スポットです。「金閣寺」という名称で親しまれていますが、正式には「鹿苑寺」といいます。
金閣寺が創建されたのは1397年のこと。建立した人物は室町幕府第3代将軍、足利義満です。
もともと、金閣寺には鎌倉時代に建てられた西園寺家の別荘がありました。足利義満は北山の地がたいそう気に入り、別荘を譲り受けることに。
1397年、従来の建物を一新する形で金閣寺がスタートしました。
金閣寺のハイライトは何といっても純金が施された「金閣」です。実際に「金閣」を見ると、そのきらびやかさは写真以上!
しかも、拝観料を払い、入場して最初に現れるのでインパクトは強烈です。ぜひ、いろいろな角度から「金閣」を撮影してみましょう。
金閣寺は「金閣」だけではありません!駆け上がる鯉のような滝や江戸時代の茶人に好まれた茶席など、ユニークなスポットがたくさんあります。
金閣寺の見学には少なくとも40分は必要です。ぜひ「金閣」だけでなく、それぞれのスポットをじっくりと見学してください。
今回は金閣寺へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
金閣寺は正式には「鹿苑寺」といいます。金閣寺を建立した人物は足利幕府3代将軍、足利義満です。金閣寺は北山文化の象徴として知られ、1994年に世界文化遺産に登録されました。
小学校の教科書でも載っていることから、「金閣寺」という名は誰でも知っていると思います。
しかし、「金閣寺」はあくまでも俗称で、正式には「鹿苑寺」といいます。金閣寺を建立した人物は足利幕府第3代将軍、足利義満です。
もともと、金閣寺があった場所には鎌倉時代に建てられた別荘がありました。足利義満は北山の地をとても気に入り、別荘を譲り受けました。
1397年に建物を一新させたのが金閣寺のスタートとされています。
金閣寺のハイライトは言うまでもなく、金箔が貼りめぐされた「金閣」です。1987年に金箔の張替えが行われ、使われた金の量は20kgと言われています。
もちろん、金閣寺の魅力は「金閣」だけではありません。どうぞ、じっくりと金閣寺を楽しんでください。
金閣寺の拝観料は高校生以上が400円、小学生と中学生は300円です。
小学生以下は無料となります。詳しくは金閣寺のホームページをご確認ください。
金閣寺のハイライトは何といっても「金閣」です。見学コースの最初に見られるだけにインパクトは強烈です。
バス停「金閣寺道」から少し歩くと「黒門」を通ります。「黒門」から「受付」までの道のりはこのような砂利道です。
また、途中には大きな金閣寺の地図があるので、あらかじめチェックしておきましょう。
こちらの受付で拝観料を払います。受付は個人と団体で区分けされています。窓口は少ないのでオンシーズンの際は混雑が予想されます。
「受付」を過ぎると目の前に「金閣」がバーンと登場します。見学コースの最初に現れるのでインパクトは強烈です。写真以上に金が輝いて見えます。
ここでは、ほとんどの観光客が写真を撮るので、譲り合い精神で対応しましょう。
「金閣」は三層の建物になっています。二層と三層には漆の上から純金の金箔が貼り付けられています。
1987年に張替えが行われ、使われた金の量は20kgだとか。いずれにせよ、とんでもない金の量が使われたことがわかります。
今度は側面から「金閣」を撮影してみました。「金閣」はそれぞれの層によって建築形式が異なることでも知られています。
一層目は寝殿造、二層目は武家造、三層目は中国風になっています。
ついつい金箔だけに目が行きがちですが、そのあたりの建築様式の違いにも注目しながら観察すると、より「金閣」を楽しめることでしょう。
残念ながら通常公開では「金閣」の内部は見られません。パンフレットを見ると、内部も「金」のようです。
「金閣」の内部をあれこれ想像しながら見学するのもおもしろいですよ。
最初のインパクトが強烈すぎて力が抜けるかもしれません。しかし、金閣寺の魅力は「金閣」だけにとどまりません!実にユニークなスポットがたくさん隠されています。
ここからは「金閣」以外のスポットを紹介します。「金閣」を見えるあたりから背中を向けると「方丈」があります。
「方丈」は住職などの高位者が暮らしていました。金閣寺の「方丈」は17世紀に建てられています。そして「方丈」の前にある立派な松は「陸舟の松」と呼ばれています。
「陸舟の松」は足利義満愛用の盆栽を移したもの。樹齢は約600年にも及びます。
「金閣」が見えなくなった地点にあるのが「御守売場」です。ただ、出口付近にも御守を売る販売所があります。
こちらの「御守売場」は小さいので、そのまま通り過ぎることをおすすめします。
屋根付きの井戸のようなスポットを見つけました。これは「厳下水」です。どうも、足利義満のお手洗いの水に使われたようですね。
しばらく歩くと、小さな滝が現れました。この滝の名はずばり「龍門の滝」、そして水がぶつかっている石は「鯉魚石」です。
ちょっと、水と鯉が重なって見えませんか。遊び心あふれるネーミングですね。
遠くに何やら塚のようなものが見えます。これは「白蛇の塚」です。「白蛇」は昔から弁財天の使いとされ、信仰の対象になっていました。
なお「白蛇の塚」があったところに鎌倉時代に栄華を極めた西園寺家の別荘が存在しました。
岩があり、ここで人々が記念撮影をしていました。この岩は高貴な人が座る「貴人榻(きじんとう)」です。言わば腰掛けですね。
「貴人榻」の隣にちょっとした茶席がありました。茶席「夕佳亭」は江戸時代の茶道家、金森宗和に好かれました。
1997年に解体修理が行われたので、美しい状態で保存されています。
ところで、金閣寺ではお抹茶のサービスがあります。お抹茶は1人500円です。きっと、金閣寺で頂くお抹茶はおいしいことでしょう。
「不動堂」が見えたら、出口はすぐ近くです。金閣寺の「不動堂」には弘法大師空海が作ったと言われている石不動明王が祀られています。
節分と8月16日には開扉法要がいとなまれます。「不動堂」は金閣寺の中では異色の存在です。
「不動堂」の近くにはおみくじコーナーがあります。日本語だけでなく、外国語バージョンもあります。気になる方は試してみてはいかが。
出口付近に御守の購入やおみくじが引ける売店があります。こちらの売店の方が先ほど紹介した売店よりも大きいです。御守はここで購入することをおすすめします。
この階段を下ると「黒門」を出て、バス停「金閣寺道」に着きます。金閣寺の見学には少なくとも40分は欲しいところです。
金閣寺には「夕佳亭」を降りたところ、不動堂の階段を降りたところ、「黒門」の近くにトイレがあります。
金閣寺には「夕佳亭」を降りたところ、不動堂の階段を降りたところ、「黒門」の近くにトイレがあります。
「受付」から「夕佳亭」までは徒歩30分ほどかかるので、事前にトイレを済ませておくことをおすすめします。
また、「夕佳亭」周辺のトイレには車椅子用トイレはありません。ここでは「夕佳亭」周辺のトイレを紹介します。
トイレ内は和式と洋式がありました。一見きれいに見えますが、あまり掃除が行き届いていないように感じました。私が訪れたときはトイレ特有の臭いがすさまじかったです。
金閣寺は京都市営バス「金閣寺道」から徒歩5分と好アクセス。近くには駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
金閣寺へは京都市営バスが便利です。
最寄りのバス停は「金閣寺道」となります。「金閣寺道」から金閣寺までは徒歩5分ほど。
道順を示した看板があるので、迷うことはないと思います。阪急「河原町駅」からは12系統、JR「京都駅」からは洛バス101系統、205系統に乗車します。
おすすめは「京都駅」から出る急行バスの洛バス101系統です。また「金閣寺道」から洛バス100系統に乗ると、銀閣寺へアクセスできます。
金閣寺は小学校の教科書にも登場する日本を代表する観光スポット。子供のみならず外国人観光客も興奮すること間違いありません。
いくら歴史嫌いの子供でも「金閣寺」は知っていると思います。したがって、京都観光において金閣寺は絶対に外せないスポットです。
金閣寺は他の寺院にはない強烈なインパクトを与える寺なので子供は喜ぶはず。外国人観光客も興奮を抑えられないでしょう。
時間があれば、足利義政が建立した銀閣寺と合わせて訪れたいものです。
住所 | 京都府京都市北区金閣寺町1 (地図) |
連絡先 | 075-461-0013 |
最寄バス停 | 京都市営バス「金閣寺道」 |
アクセス | バス停「金閣寺道」から徒歩5分 |
拝観時間 | 9:00〜17:00(特別拝観の際に時間が変わる可能性あり) |
休業日 | なし |
料金 | 高校生以上400円、小中学生300円 |
駐車場 | 金閣寺専用の駐車場あり |
公式サイト | https://shokoku-ji.jp |
新田 浩之
1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。
編集&校正 ビー・エイブル