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春日大社

春日大社の口コミレビューと感想!

春日大社のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!

春日大社

春日大社(かすがたいしゃ)は奈良の有名な観光スポット。国宝や重要文化財の建造物が多く存在します。

春日大社

奈良の観光地の1つとしても名高いのが春日大社です。見るべきスポットの数が多いのが特徴です。

中に納められている美術工芸品はもちろん、本社や本殿などの建造物も国宝に指定されています。また周囲の建造物の多くも国指定の重要文化財になっています。

奈良時代から続く境内の情景は圧巻です。古い歴史を肌身で感じることができる場所となっています。

今回は春日大社へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。

春日大社ってどんなところ?見どころは?

春日大社の一番の見どころは南門から入っていったところにある回廊内の壮観な光景。国宝や重要文化財に指定されている特別な建造物が所狭しと揃っています。

春日大社ってどんなところ?見どころは?

春日大社に訪れたなら、まず見ておきたいのは回廊内にある歴史ある建造物が織り成す壮観な光景です。

はるか昔に作られた手の込んだ造形美を今に見るというのは大人にとっても子供にとっても貴重な体験になるのではないでしょうか。

春日大社の回廊内に入るためにはまず南門をくぐります。南門は美しい朱色に彩られた楼門となっています。

平安時代に建てられた重要文化財にもなっている門で、今もその美しさを伝えています。

春日大社 神の石

南門を入ってすぐのところに神石と呼ばれる謎の石があります。ちゃんと囲いまで取り付けられていてなにやら重要なものらしいですね。

この神石のいわれには諸説あるのですが、神様との関わりが深いものらしいですよ。

子供たちはこういうミステリアスなものに敏感なので足を止めて立札に書かれている解説を読んで聞かせてあげるのもいいかもしれませんね。

春日大社 幣殿と舞殿

南門をくぐって正面にある幣殿と舞殿です。1つの建物に見えますが右が幣殿、左が舞殿と区別されていて重要文化財に指定されています。ここからは本殿を散り囲む中門が見えます。

春日大社 中門

幣殿と舞殿の先には重要文化財の中門があります。こちらも南門と同様に美しい朱色に彩られた楼門となっています。この門の先に本殿が置かれています。

春日大社 見事な藤棚

幣殿と舞殿の横には藤棚があります。ここは「砂ずりの藤」と呼ばれています。

春日大社 砂ずりの藤

藤の季節になると、地面の砂に触れるくらいに垂れ下がるということでこういう名前が付いているそうです。

春日大社 藤棚

根っこから複雑に枝が伸びているこの藤は樹齢700年以上といわれている古木です。

春日大社と鹿

この根っこのところに鹿が遊びに来ていました。鹿は神の使いとされ、春日大社では大切にされています。いろんなところに自由に出没していましたよ。

春日大社 絵馬

掲げられている願い事の絵馬も鹿の形になっていました。この近辺ではいろんなものが鹿の形になっています。

春日大社 釣燈籠

直会殿沿いにずらりと釣燈籠が並んでいました。

春日大社 釣燈籠

釣燈籠に明かりが灯ると春日大社もまた違った情景に変身します。

春日大社 廻廊

この外側が重要文化財の廻廊となっています。廻廊は自由に散策することができました。

春日大社 廻廊

慶賀門、清浄門、内侍門という3つの門が廻廊の外側から内側への出入り口になっています。

春日大社 清浄門

清浄門からは直会殿や内侍殿を覗き見ることができました。

春日大社 内侍門

内侍門から宝庫が見えます。

春日大社 多賀大社

内侍門近くの廻廊内に多賀神社があります。廻廊にはその多賀神社の絵馬も置かれていました。延命長寿のご利益があるかもしれませんね。

まだまだある春日大社の見逃せないスポット

春日大社には回廊の外にも見逃せないスポットがいっぱい。鹿と触れ合うこともできますよ。

まだまだある春日大社の見逃せないスポット

春日大社に至る参道にも楽しめる要素がたくさんあります。

奈良公園から続く参道は木々があたりを覆い幽玄な雰囲気を醸し出しています。また歌碑の刻まれた石碑がポツポツとあって飽きさせません。

春日大社と鹿

子供たちの最大の関心事はやはり鹿でしょう。参道にも鹿がいっぱいいて、鹿せんべいの売店もあります。

鹿せんべいを購入すると鹿は確実に寄ってきてくれますよ。びっくりするほど簡単に鹿と触れ合うことができるので、ぜひ鹿をかわいがってあげてください。

春日大社 無数の灯籠が並ぶ参道

春日大社に近くなると無数の灯籠が参道に並ぶ光景に変わります。

春日大社 手水所

設けられている手水所はなんと大きな鹿の像から水が注ぎこまれていました。ここは伏鹿手水所と呼ばれているそうです。

鹿の像は実際の鹿のサイズよりも二回りほど大きいものになっていました。

春日大社 まだある社殿

回廊の外にも社殿が立ち並んでいます。桂昌殿は周りと比べると比較的新しく江戸時代に建てられたものとなります。徳川綱吉の母、桂昌院が寄進した建物です。

春日大社 ほかの見どころ

酒殿、竃殿と連なっている建物はもともとは平安時代に建てられたものでした。

春日大社 重要文化財に指定された場所

神様にお供えする食べ物やお酒を扱う場所となっています。どちらも重要文化財に指定されています。

春日大社 阿倍仲麻呂の歌碑

阿倍仲麻呂の歌碑も置かれています。「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」という歌は百人一首で見たことがあるのではないでしょうか。

奈良時代に遣唐使として大陸に渡った人です。無念にも日本には帰れずに異国で天寿を全うしたのでした。

春日大社のトイレの清潔度は?

春日大社の駐車場にきれいなトイレがあります。距離もそんなに離れていませんよ。

春日大社のトイレの清潔度は?

春日大社には酒殿、竃殿の近くと駐車場にトイレがあります。駐車場にあるトイレが断然きれいでおすすめです。

距離としてもそれほど離れていないのでトイレの需要があるときは駐車場に向かいましょう。大きなトイレ舎があるのですぐにわかります。

春日大社のトイレ

中は新しいトイレで気持ちよく使える感じになっていました。

春日大社のベビーベッド

ただ少し狭く装備としてもおむつ交換台があるくらいでシンプルな構成に留まっていました。

春日大社へのアクセス(行き方)は?

春日大社の最寄り駅は近鉄「近鉄奈良駅」。そこから歩いて30分はかかります。車で行くなら西名阪自動車道・天理IC出口から国道169号線を北上して20分ほどです。

春日大社に行くには近鉄「近鉄奈良駅」から歩いていくのがいいでしょう。

春日大社へのアクセス(行き方)は?

少し距離はありますが途中、奈良公園や春日大社の参道を散策できるので歩いていくのがおすすめです。

車を利用する場合は、西名阪自動車道・天理IC出口から国道169号線を北上して20分ほどで着きます。春日大社は駐車場も完備しています。

近鉄「近鉄奈良駅」を降りたらまずは奈良公園方面を目指します。

自動車道沿いに歩いていくとちゃんと春日大社の方角を示す立札が出ているので迷うことはないでしょう。道々で奈良公園の鹿たちとの触れ合いも楽しめますよ。

春日大社へのアクセス

奈良国立博物館、鴎外の門を過ぎて四つ角をさらに直進すると「春日大社参道」と書かれた石碑が見えてきます。

ここから春日大社の参道を進んでいけば迷いなく春日大社に到着します。

春日大社の駐車場

車なら西名阪自動車道・天理IC出口から国道169号線を北上して20分ほどで春日大社に着きます。駐車場も完備しており、料金は乗用車が一律1000円となっています。

春日大社のおすすめ度は?

奈良の古い歴史に触れることのできるおすすめな場所。動物好きの子供たちには鹿と触れ合えることもポイント高いですね。

春日大社のおすすめ度は?

これほどまでに歴史的建造物が集まっているところもなかなかないでしょう。奈良の古い歴史に触れる場所として大変おすすめできるスポットです。

ここに来れば子供たちにも楽しみながら歴史や日本文化に触れる機会を作ることができますよ。いたるところで鹿とも触れ合えるので特に動物好きの子供たちには喜んでもらえるでしょう。

奈良公園ともつながっていますので、奈良公園の散策の延長として春日大社まで足を伸ばすのもいいかもしれませんね。

春日大社の施設概要

住所 奈良県奈良市春日野町160(地図
連絡先 0742-22-7788
最寄駅 近鉄「近鉄奈良駅」
アクセス <電車を利用する場合> 近鉄「近鉄奈良駅」から徒歩約30分
<車を利用する場合> 西名阪自動車道・天理IC出口から国道169号線を北上して約20分
開門時間 夏期(4月〜9月)は6:00〜18:00、冬期(10月〜3月)は6:30〜17:00
毎月1日、11日、21日など祭事がある日は拝観時間が制限されます
詳しくは春日大社ホームページにて
休業日 3月8日頃〜3月13日、12月20日頃〜1月7日
料金 基本的には無料 本殿前特別参拝の場合、初穂料500円
駐車場 あり(乗用車は一律1000円)
公式サイト http://kasugataisha.or.jp


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この記事を書いた人

みつ葉

すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。

編集&校正  ビー・エイブル