石田神社の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
石田神社は大阪府東大阪市にある神社です。拝殿は再建されたものですが、灯篭などを見ると、石田神社が持つ長き歴史を感じることでしょう。7月もしくは10月に石田神社では祭りがありますので訪ねてみましょう。
石田神社は大阪府東大阪市にある神社です。思わず「いしだ」と読んでしまいそうですが、正しくは「いわた」です。また、石田神社の周辺の地名も「いわた」になっています。
石田神社の特徴は住宅地に囲まれながら、歴史を感じさせる雰囲気を保っていること。境内には江戸時代の灯篭や石像、石柱があります。
拝殿は再建されたものですが、灯篭などを見ると、石田神社が持つ長き歴史を感じることでしょう。
石田神社の境内には立派なクスノキがあり、周辺は木々で覆われています。住宅地でありながら、自然を感じられるのも石田神社のポイント。
東大阪で「自然」を感じたい場合は石田神社に立ち寄ってみましょう。
勇壮なお祭りを見たい方は7月もしくは10月に石田神社を訪れてみましょう。この時期になると、石田神社にある蔵からだんじりが登場します。
今回は石田神社に行ったので、写真付きで感想をレビューします。
石田神社の見どころは石像と石柱です。石像と石柱を見ると、石田神社が持つ歴史の重みを感じることでしょう。
石田神社の境内には石像と石柱があります。周辺はいろいろと変わっていますが、この石像と石柱は変化していないように思えます。
ぜひ、石像と石柱をじっくりと観察して、石田神社が持つ歴史の重みを感じ取ってみましょう。
石田神社の鳥居から見ていくことにしましょう。鳥居は比較的新しいですが、灯篭は歴史を感じます。まずは灯篭に注目しましょう。
灯篭の裏側に回ってみると「元禄」という文字が刻まれていました。元禄は江戸時代にあった元号のひとつ。
ちょうど、徳川幕府第五代将軍徳川綱吉の時代です。今も江戸時代の灯篭が美しい状態で保存されています。
鳥居をくぐると手水舎がありました。手水舎を見ると、水鉢は相当、年季が入っているようです。
それもそのはず、この水鉢は江戸時代からのもの。大切に使われてはいますが、一部にひびが入っていました。
手水舎を過ぎると拝殿がありました。拝殿前には江戸時代の狛犬があります。
他の神社と比べると、少し顔が横に長いような気がします。何となく、大人しい印象を受けました。
もうひとつの狛犬にはよだれかけがありました。もともと、よだけかけは子供の無事な成長を祈るために付けられたもの。赤色は魔除けの効果があるそうです。
石田神社の狛犬にはかわいらしいレースとレリーフが付けられていました。これだけでも、石田神社が地元住民に慕われていることがよくわかるでしょう。
石田神社の周辺は住宅地になっており、境内はひっそりとした雰囲気。ひっそりとした雰囲気を感じるのもいいでしょう。
もともと、石田神社の周辺は大和川流域の低湿地でした。現在はすっかり整地され、立派な住宅地に変貌。昔のおもかげはあまり残っていません。
そのようなところに石田神社があります。石田神社の境内は静かなたたずまい。おそらく、昔から静かな環境だったのでしょう。
道路に面したところに立派な鳥居が建っています。その鳥居のふもとには御由緒略記が掲げられていました。
石田神社は祭神として足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)、誉田別尊(ほむたわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)を祀っています。
足仲彦尊は仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、誉田別尊は応神天皇(おうじんてんのう)、息長足姫尊は神功皇后(じんぐうこうごう)を指します。
幸神塚と無名の塚の二つの塚があった、という伝承が書かれていました。これらの塚は船のような大きな岩石で、全長が50メートルもあったとか。
そして、大きな石の船が難破し、二つに割れて塚になったといわれています。
また、飛鳥時代には御祭神である誉田別命・足仲彦命・息長帯姫命が降臨したといわれています。
鳥居の近くには大きなクスノキがあります。クスノキは柵で囲われており、まるで御神木のよう。
実は石田神社のクスノキは東大阪市の保存林として保護されています。境内において、クスノキの周辺は木々が生い茂り、他と比べると雰囲気が違っていました。
鳥居をくぐると拝殿へと続く道がまっすぐ伸びています。道の両端には灯篭がずらり。そして、本当に静かです。
拝殿は鬱蒼とした木々に囲まれており、拝殿の横手に回ると本殿があります。本殿は昭和初期に台風による損害を受け、後に再建されました。
境内には末社もあります。ちょうど、拝殿右側にあり合祀殿となっていました。拝殿にある狛犬と比べると小さいので、お見逃しなく。
実は裏門にはもうひとつの鳥居があります。
鳥居の近くにはだんじりが保管されている蔵がありました。普段の日はだんじりを見ることができません。
だんじりを見たい方はお祭りが行われる7月もしくは10月に訪れてみましょう。お祭りの時期になると、石田神社にはたくさんの出店が立ち並び、大いに賑わいます。
また、石田神社のだんじりは、細かい細工が特徴だとか。だんじりを見る際には全体だけでなく、細かな部分にも注目してみましょう。
石田神社にはトイレはありません。また駐車場もないので、駅前の有料駐車場を使う必要があります。
石田神社にはトイレがありません。また、周辺にもトイレがないので、事前に若江岩田駅でトイレを済ませておくことをおすすめします。
また、石田神社には駐車場がありません。車で行く場合は若江岩田駅近くにある有料駐車場「タイムズ若江岩田駅前」を利用しましょう。
料金は40分200円(8:00〜22:00)、60分100円(22:00〜8:00)です。また、駐車後の最大料金は600円です。
石田神社は近鉄奈良線「若江岩田駅」から徒歩5分を好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
石田神社の最寄り駅は近鉄奈良線「若江岩田駅」です。
「若江岩田駅」を降りたら、そのまま車道沿いを歩きましょう。
「若江岩田駅」から徒歩5分程度で、石田神社に着きます。なお、周辺には駐車場があるので、車でもアクセスできます。
石田神社は江戸時代の雰囲気を感じたいときにおすすめでいるスポット。また、だんじりを見るために訪れるのもいいでしょう。
東大阪において、江戸時代の雰囲気を残している石田神社。少しだけでも、歴史を感じたければ、ぜひ石田神社を訪れてみましょう。
境内は静寂な雰囲気なので、心も自然と落ち着くのではないでしょうか。
また、勇壮なお祭りが見たい場合も石田神社がおすすめ。だんじりが練り歩く姿は本当に迫力満点ですよ。
駅から近いので気軽に訪れることができるのもいいですね。
住所 | 大阪府東大阪市岩田町4-11-13(地図) |
連絡先 | 072-964-6789 |
最寄駅 | 近鉄奈良線「若江岩田駅」 |
アクセス | 電車を利用する場合 近鉄・若江岩田駅から徒歩5分 |
参拝時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
参拝料 | 無料 |
駐車場 | 若江岩田駅周辺に有料駐車場あり |
公式サイト | なし |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル