稲爪神社のご利益やご祭神、神社の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
稲爪神社は、兵庫県明石市にある神社。ご祭神は、大山祗大神、面足大神、惶根大神、伊和津比賣大神、宇留大神です。
稲爪神社は兵庫県明石市にあります。山陽電鉄「人丸前駅」より徒歩5分。
ご祭神は、大山祇(おおやまづみ)大神、面足(おもだる)大神、惶根(かしこね)大神、伊和津比売(いわつひめ)大神、宇留(うる)大神です。
また、秋に行われる「大蔵谷の牛乗り」と「大蔵谷の囃口流し」は明石市の無形文化財、「神楽獅子舞」は兵庫県の指定無形民俗文化財に指定されています。
毎年1月に行われる「十日戎」も地元では有名なお祭です。境内はこじんまりとしていて、散策するのに時間もかかりません。最寄駅からも近いので、気軽に立ち寄れる神社でしょう。
今回は、そんな稲爪神社を訪れたときの様子を写真とともにレビューします。
稲爪神社は、山陽電鉄「人丸前駅」より徒歩5分。バスで行く場合は、神姫バス「休天神前」から徒歩3分です。
国道2号線側からの入り口。駅から歩いていく場合は、この入り口が目安になります。
稲爪神社は、山陽電鉄「人丸駅」より徒歩5分。JR「明石駅」から歩いて行くことも出来ますが、徒歩15〜20分くらいかかります。
付近に案内板は見当たらなかったので、初めて行く場合は、Googleマップなどの地図アプリがあると便利です。
稲爪神社は、兵庫県明石市にある神社。秋に行われる「大蔵谷の牛乗り」、「大蔵谷の囃口流し」は明石市の無形文化財、「神楽獅子舞」は兵庫県の指定無形民俗文化財に指定されています。
稲爪神社の由緒は、推古天皇の時代にさかのぼります。当時、三韓(朝鮮半島南部にあった3つの地域)から8,000人の敵が来襲しました。
そこで討伐を命じられた伊予国の小千益躬が、故郷の大山祇神社の祭神・大山祇神に祈る。すると、敵が明石に着いた時に大山祇神が姿を現し、敵の弱点を教えてくれたのです。
益躬はその弱点を矢で射殺。益躬は大山祇神に大いに感謝し、神が現れた明石のこの地に大山祇神を祀ったのが稲爪神社の始まりといわれています。
稲爪神社のご祭神は、繁盛・智恵・生命健康を授け、厄難を祓ってくれる大山祇(おおやまづみ)大神、物事の完成を授けてくれる面足(おもだる)大神)、英知を授けてくれる惶根(かしこね)大神、伊和津比売(いわつひめ)大神、宇留(うる)大神。
中でも、伊和津比売大神、宇留大神と本殿に合祀されている神様です。境内には末社もいくつかあり、他の神様もお祀りされています。
神門です。境内には誰もおらず、参拝客は私だけでした。とても静かなところで、ゆっくりと境内を散策出来ましたよ。
手水舎です。体は亀ですが、顔は龍のような水口でした。
社殿です。1977年(昭和52年)に失火によって社殿が焼失したので、現在の社殿は1979年(昭和54年)に再建されました。
後ろから見た社殿です。赤と緑色はやや色褪せていましたが、晴れた日には空の青とコントラストが綺麗に見えます。
末社の庚申社と猿田彦社です。
末社の白玉稲荷社と高倉稲荷社です。
一見普通の木に見えますが、よく見ると、3本の幹が中央に向かって一つに結び合っています。このことから、この珍しい木は稲爪神社の縁結び、和合円満の象徴になっているそうです。
稲爪恵比須神社です。「明石」という文字と明石名物の鯛が描かれた酒俵も置かれていました。明石っぽさが出ているので、記念に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
稲爪神社では秋に行われる「大蔵谷の牛乗り」と「大蔵谷の囃口流し(江戸時代からの神事)」が市の無形文化財に指定されています。
「神楽獅子舞(江戸時代からの神事)」は兵庫県の指定無形民俗文化財です。
また、毎年1月9〜11日に行われる十日戎も地元では有名なお祭り。商売繁盛を祈願して、商売の神様えびす大神を奉る行事です。
商売繁盛や家内安全、海上安全、漁業繁栄のご利益があるといわれています。
祭りの時期はまた違った雰囲気なので、興味がある方はぜひ行事があるときに足を運んでみてください。
稲爪神社は小さな神社で、境内を散策するのにかかった時間は10分ほど。行事のない平日の日中は参拝客もほとんどおらず、とても静かでした。
ゆっくりと、落ち着いて境内を散策したいという方におすすめのスポットです。
斜め向かいには明石天満宮(通称休天神)、少し足を伸ばせば柿本人磨呂がご祭神の柿本神社もあるので、人丸前駅周辺の神社巡りをしてみるのもいいでしょう。
他にも近くには明石市立天文科学館や明石公園もあります。お子さんを連れて行く場合は、そちらにも足を伸ばしてみるのもおすすめですよ。
住所 | 兵庫県明石市大蔵本町6番10号(地図) |
連絡先 | 078-911-3143 |
最寄駅 | 山陽電鉄「人丸前駅」 |
アクセス | <電車の場合>山陽電鉄「人丸前駅」より徒歩5分 山陽電鉄「大蔵谷駅」より徒歩7分 <バスの場合>神姫バス「休天神前」より徒歩3分 |
開門時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | http://inadumejinjya.com |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル