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一宮神社

一宮神社の口コミレビューと感想!

一宮神社の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!

一宮神社

神戸市中央区にある一宮神社(いちのみやじんじゃ)。生田裔神八社の1つに数えられていて、境内にある西洋風のガーデンが見どころです。

一宮神社

一宮神社は神戸市中央区にある生田裔神八社の1つに数えられる神社です。

生田裔神八社とは神戸に点在する一宮から八宮までの神社で、神戸の中心地の三宮の地名もこの中の三宮神社に由来しています。

一宮神社のご祭神は「田心姫命」。歴史は古く創建年代は不明で、このあたりが北野村として田畑だらけだったころから鎮守社として人々に親しまれてきました。

一宮神社へのアクセス(行き方)

神社というと日本古来の伝統を感じさせるものが多いのですが、一宮神社は異人館街が近いせいもあって、少し西洋的な雰囲気も感じられる不思議な空間となっています。

そんな一宮神社に行ってきましたので、感想や見どころを画像を交えて詳しくレビューします。

一宮神社へのアクセス(行き方)は?

JR「三ノ宮駅」、阪神電車「神戸三宮駅」、阪急電車「神戸三宮駅」、ポートライナー「三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄「三宮駅」からそれぞれ徒歩10分ほどで着きます。車なら県道30号線から山本通りに入ってすぐです。

一宮神社の最寄りの駅はJR「三ノ宮駅」、阪神電車「神戸三宮駅」、阪急電車「神戸三宮駅」、ポートライナー「三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄「三宮駅」となります。

一宮神社の駐車場

車で行くときですが、山本通りは西方向への一方通行になっているので注意が必要です。北野坂やトアロードなどから右折して山本通りに入ることはできません。

三宮の大動脈であるフラワーロード(県道30号線)から山本通りに入って西に向かうのがいいでしょう。山本通りに入ってすぐに右側に一宮神社の鳥居が見えてきます。

その鳥居の先が一宮神社の参拝者用の駐車場となっています。ここに車を停めましょう。

一宮神社ってどんなところ?見どころは?

異人館街にも近く異国情緒があふれた場所にある一宮神社。見どころは境内にある西洋風のガーデンで、神社の清々しさと洋風のガーデンの美しさが共存したユニークな場所になっています。

一宮神社ってどんなところ?見どころは?

一宮神社の立地は異人館街にも近く、あたりはいろんな国の料理店が軒を並べていて、神戸の中でもひときわ異国情緒のあふれるエリア。

そんな雰囲気にふさわしく、一宮神社も純和風の清々しさと洋風の美しさが共存したユニークな場所となっています。

一宮神社の見どころは境内にある西洋風のガーデン。ハイカラな神戸にふさわしいイメージを構築しています。

一宮神社の境内の入り口

山本通り沿いにも鳥居が建っていましたが、一宮神社の境内の入り口にも鳥居があります。鳥居をくぐって一宮神社の境内へと入っていきましょう。間口はあまり広くなくこじんまりとしています。

一宮神社の御神燈

入り口の鳥居の周囲には、神に供える灯火を灯す御神燈が建てられていて、見事に手入れされた周りの木々も相まって純和風の雰囲気が漂っています。

一宮神社境内

しかし、鳥居をくぐり境内へと足を踏み込んでいくとあたりは一変。ところどころにシロツメクサが咲く芝生が広がっているではありませんか。

一宮神社境内は西洋風ガーデン

目の前に西洋風ガーデンの面持ちの空間が飛び込んできます。植えられている植物も御神燈の周囲にあった和を感じさせるものとは明らかに違い、西洋風のガーデンにふさわしいものばかり。

一宮神社境内は西洋風ガーデン

庭に置かれた椅子やテーブルも西洋チックで、まさにガーデンのイメージ。どこかの異人館の庭に紛れ込んだかのような錯覚に陥ります。

一宮神社の境内

もちろん神社の境内なので、異国情緒な雰囲気だけでく、庭の奥には灯籠などがあって和のたたずまいも醸し出しています。和洋折衷の珍しい趣き。

一宮神社のお百度石

なぜかお百度石がガーデンの中に建てられています。

一宮神社の犬槙の木

ガーデンに植えられている1本の木ですが、元ダイエー社長の中内功氏が献木した犬槙の木なのだそう。

樹齢300年以上の大木でダイエーの敷地にあったものを持ってきたということが掲示に書かれています。

一宮神社は癒しの空間

その他にも目を楽しまてくれる様々な植物が植えられています。ガーデンは訪れる人がホッとするような癒しの空間を見事に演出。

一宮神社の手水舎

こちらはガーデンの対面に当たる場所にある手水舎。立派な装飾瓦で彩られた重厚な手水舎です。手水舎の周囲も緑で覆われていて、植物の配置にさえ美しさを感じます。

一宮神社の手水舎

手水舎の水盤の水面に周囲の豊かな緑が写り込み風情を感じます。御手水の紙というのも用意されています。

一宮神社の手水舎

この手水舎の建物は元は天和郡山城主、本多忠直公の御門。それを示すかのように手水舎の屋根と屋根裏に「本」という文字が表されています。

手水舎の屋根裏は普段はあまり注目はしない部分ですが、ここの屋根裏は造形も美しく見る価値があります。一宮神社に訪れた際はぜひご覧になってみて下さい。

一宮神社の御神燈

拝殿は更に階段を上った先。一宮神社は斜面に建てられているので、どうしても段差のある構造になってしまのだとか。階段わきには風情のある2つの御神燈が印象的です。

一宮神社の拝殿への階段

急な階段ですが、階段の左側に手摺が設置されているのでご高齢の方や小さなこどもさんも安心。階段を上った先には拝殿が。前には2頭の立派な狛犬が拝殿をお守りしています。

一宮神社の拝殿

こちらが一宮神社の拝殿。ここは生田裔神八社の中で最初にお参りをするといいと言われています。八宮巡りを行って厄除けをしたいという人はまずこの拝殿へとお参りしましょう。

一宮神社の鬼瓦

こちらは破損した鬼瓦の展示。阪神淡路大震災で被災した社務所に使われていた鬼瓦です。この地震では三宮エリアも大きな打撃を被ったのですが、その爪痕がここに残されているとは驚きです。

一宮神社の末社の熊高稲荷神社

拝殿の左側にある朱色の鳥居。こちらは末社の熊高稲荷神社となっていて「宇迦之御魂大神」をお祀りしています。

一宮神社の末社の伊久波神社

さらに熊高稲荷神社の右側に通路があって奥に入ることができるようになっています。こちらにあるのが末社の伊久波神社。ご祭神は伊久波戸田宿祢命となっています。

一宮神社の末社の伊久波神社の焼けた神木

伊久波神社には空襲で焼けた神木も残されています。

一宮神社の山側出入り口

末社の熊高稲荷神社の鳥居のすぐのところに山側の出入口があります。ここから道へと出るとずいぶんな坂になっているのがわかります。この斜面に一宮神社は建立されているのですね。

一宮神社の設備は?

一宮神社にはトイレがありません。できれば鉄道各駅のトイレで事前に済ませておいた方がいいでしょう。

一宮神社のおすすめ度は?

一宮神社は境内の面積はコンパクトながら、よく手入れされた綺麗な庭がある癒しの空間。

一宮神社のおすすめ度は?

異人館巡りで神戸を訪れたときに、合い間に一宮神社に訪れても違和感はないでしょう。ちゃんとハイカラな神戸の風情の続きをここでも楽しめるはずです。

親子で異人館巡りを予定しているのならおすすめしたいスポットとなります。

一宮から八宮まで数字の順にお参りをする八宮巡りのトップバッターとなるのもこの一宮神社なので、厄除けを目的に訪れるのもいいでしょう。

一宮神社の施設概要

住所 神戸市中央区山本通1丁目3-5(地図
連絡先 TEL:078-221-1281
最寄駅 JR「三ノ宮駅」、阪神電車「神戸三宮駅」、阪急電車「神戸三宮駅」、ポートライナー「三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄「三宮駅」
アクセス 電車を利用する場合
JR「三ノ宮駅」、阪神電車「神戸三宮駅」、阪急電車「神戸三宮駅」、ポートライナー「三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄「三宮駅」からそれぞれ徒歩10分
車を利用する場合
県道30号線から山本通りに入ってすぐ
営業時間
休園日
拝観料 無料
駐車場 あり(無料)
公式サイト

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この記事を書いた人

みつ葉

すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。

編集&校正  ビー・エイブル