湯泉神社のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!
湯泉神社は兵庫県北区にある有馬温泉を代表する神社です。有馬温泉の守護神として、また子宝神社として親しまれています。
湯泉神社は温泉街にありながら、有馬温泉の中心にあたる太閤橋から少し離れていて、静かな神社。
古くからある歴史ある神社で見どころがたくさん。有馬温泉に観光に来た際はぜひ足を運ぶことをおすすめします。
今回は湯泉神社へお出かけしたので、写真付きで感想をレビューします。
有馬神社の見どころはズバリ階段です。たくさんの階段を上がると、ご利益がたくさんもらえそうな気になってきます。
湯泉神社は、有馬温泉にある中で、規模の大きい神社です。湯泉神社のポイントは階段の多さです。これだけの階段を上がるわけですが、本当に苦労します。
したがって、足に不安を抱えている方はキツいかもしれません。多くの階段を上がると、何ともいえない達成感を感じるはず。
頑張った分、たくさんのご利益がもたらされるかもしれませんね。
こちらが湯泉神社の入口です。このように長い石段が並んでいます。無理をせず、自分のペースで上がって行きましょう。
上からの風景はこのような感じです。周りは林のようにっており、日光を遮っています。したがって、夜に歩く際は十分に注意しましょう。
湯泉神社はちょっとした田舎にある神社のような雰囲気です。
ここからが湯泉神社です。境内には湯泉神社の説明が書かれていました。正式には「湯泉神社」ですが、地元の方は「温泉神社」と呼んでいます。
鳥居を見ると、文字の部分が黒ずんでいました。これも温泉街ならではの情景かもしれません。
登りきると、広場のような場所に出ました。奥にはさらに階段があります。ようやく登りつめると広場のようなところが出てくるのですが、奥にはまだ階段があります。
森の中に続いていく道もありました。こちらの道もきちんと舗装されていますが、足が不自由の方にはおすすめしません。
道がゴツゴツしているので、小さな子供を連れて行く際は十分に注意しましょう。
湯泉神社は温泉街にありながら、静かな神社です。有馬温泉の中心にあたる太閤橋から少し離れています。
ちょうど、有馬温泉全体を見守っているような感じがしますね。
ここからは湯泉神社の境内を解説します。こちらは龍頭が特徴の手水舎です。
いつも、美しい水が出ており、心地よい音が聞こえてきます。手水舎にはきちんとしめ縄が飾られていました。
こちらは百度石です。百度石は、社寺の境内で百度参りをする際、往復するための印として立てられています。
一度でなく百度もお参りすることで、いっそう願いが成就するそうですよ。最近は一日に百回お参りするスタイルが主流です。
数え間違えないように、小石や竹串を百本用意するのがポイント。参拝する度に一つずつ置いていきます。これだけお参りをすると、仏様と顔なじみになることでしょう。
また、回を重ねて祈ることで、邪念がなくなるといわれています。
こちらの桜は有馬の桜を守り育てる活動をしている団体が植えた桜の木です。有馬の桜は昔に植えられているので、かなり弱体化しています。
そこで、町ぐるみで桜を支えているわけですね。また、旅館や民家にも桜を植え、その数は200本にものぼるとか。多くの桜が有馬温泉を彩ることは間違いありません。
こちらにはいろんな石像もあり、目を楽しませてくれます。神社でおなじみの獅子もいました。
湯泉神社の獅子はとても大きく力強いですが、痛みが激しいものもあります。また、布袋様の象も見つけました。ほっこりとした笑顔が和ませてくれます。
こちらが本堂です。多くの人が参拝に来ているようで、たくさんの絵馬がつるされていました。
湯泉神社は子宝神社としても有名なので、子供が授かるように多くの人がお願いに来たのかもしれません。神社の中には池や緑もあり、自然豊かな場所でした。
こちらは湯泉神社の鳥居をくぐって右奥にある忠魂碑です。忠魂碑とは、戦争や事変の際に出征して戦死し、その地域出身の兵士を祀るためにつくられた記念碑です。
このようなのんびりとした温泉街にも戦争の傷跡が残っていることを思うと、感慨深いものがありますね。
湯泉神社は子宝神社として由緒ある神社で、全国から妊活中の参拝者が多く来ます。
湯泉神社の行事の中には1月の月初めに厄除祈祷・子宝初詣を合わせた行事があり、神様にお供えしたおもちやお野菜でつくられた厄除雑煮がふるまわれます。
また、湯泉神社というだけあり、子宝に恵まれない人は、有馬温泉に入り、神社で祈願すれば子宝に恵まれると伝えられています。
湯泉神社では、子授けのお守りとして「玉鉾さま(タマホコサマ)」、「阿福さま(オフクサマ)」と呼ばれるお守りを用意しており、「玉鉾さま」は素焼きの男形で、「阿福さま」は素焼きの女形です。
「玉鉾さま」を女性が、「阿福さま」を男性が身につけ、夫婦で祈願すると子宝が授かると言われています。
こちらは全国的に知られており、このお守りを購入するために有馬に訪れる人も多いようです。
湯泉神社では郵送サービスが行われているので、遠方の方でもお守りを購入することができます。
湯泉神社にはトイレはありません。
したがって、温泉街にある公衆トイレを利用する形になります。また、境内には駐車場がないので、近隣の有料駐車場を利用しましょう。
湯泉神社は神戸電鉄「有馬温泉駅」から徒歩5分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
関西から有馬温泉へはさまざまな行き方が考えられますが、神戸からですと30分ほどでアクセスできます。
鉄道の場合は三宮から神戸市営地下鉄・北神急行に乗り、谷上まで行きましょう。谷上で神戸電鉄の三田方面行きの電車に乗り換え。
さらに、有馬口で有馬温泉行きの電車に乗り換えます。終着の「有馬温泉駅」から湯泉神社までは徒歩5分です。
次にバスです。宝塚・夙川・芦屋・三田・三宮・大阪・京都から有馬温泉行きのバスが出ています。
三宮から有馬温泉までは約45分、大阪から有馬温泉までは約60分、京都から有馬温泉までは約70分です。
湯泉神社は「銀の湯」の近くにあります。有馬温泉駅を降りると太閤橋が見えるので、そちらに向かって歩きましょう。
すると、ねねの像があるねね橋が見えるはず。ねね橋を渡り、しばらく歩くと金の湯が見えてきます。
ねね橋の向こう側には豊臣秀吉像がありますから、ぜひチェックしてくださいね。
湯泉神社は金の湯と銀の湯の途中にあります。道を歩いていると、写真のような表札があるので、間違えることはないと思います。
湯泉神社は子宝神社ということもあり、新婚カップルにおすすめです。
湯泉神社は新婚カップルにおすすめです。子宝を願いにお詣りするのもよいでしょう。有馬温泉を訪れた合間に湯泉神社に立ち寄るといいですね。
住所 | 兵庫県神戸市北区有馬町1908(地図) |
連絡先 | 078-904-0418 |
最寄駅 | 神戸電鉄有馬線「有馬温泉駅」 |
アクセス | 公式サイト参照 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | 周辺に有料駐車場があります |
公式サイト | http://www.tousen.or.jp |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル