灘浜サイエンススクエアへお出かけしよう!
灘浜サイエンススクエアは、神戸製鋼所が設立した入館無料の企業ミュージアム。製鉄や発電、エネルギー、環境について遊びながら学ぶことができる学習スポットです!
灘浜サイエンススクエアは、神戸市中央区にある企業ミュージアム。神戸製鋼所が設立した施設で、製鉄や発電、エネルギー、環境について遊びながら学ぶことができます。
週末には実験教室や自然教室も開催されているので、科学や自然を勉強するにはちょうどいいスポット。
また、ミュージアムの外庭にはビオトープもあり、昆虫やメダカが泳いでいる様子を見ることも可能です。入館料は無料なので、お子さんを連れて遊びにいってみてはいかがでしょうか?
今回は、そんな灘浜サイエンススクエアに子どもと訪れたときの様子を、写真とともにレビューします。
灘浜サイエンススクエアの最寄駅は阪神電鉄「大石駅」。近くに広めの無料駐車場もあるので車での来館も可能!
灘浜サイエンススクエアへ電車で行く場合は、阪神電鉄「大石」駅から南へ徒歩12分。JRを利用する場合は、「摩耶」駅から南東へ徒歩約20分または「六甲道」駅から南西へ徒歩約25分です。
車の通りが多い国道45号線の向こう側にあるので、地下道を通っていくことになります。私はGoogleマップを片手に行ったものの、少し道が分かりづらかったです。
無料の専用駐車場もあるので、車で行くことも可能。阪神高速道路3号神戸線「摩耶」ICで降りた後、「摩耶ランプ南」の信号を東に約900mのところにあります。
灘浜サイエンススクエアは、製鉄や発電、エネルギー、環境について学べる企業ミュージアム。不思議な現象や技術を通してその仕組みがどうなっているかを学ぶ、体験型の施設です。
灘浜サイエンススクエアは、神戸製鉄所が設立した企業ミュージアム。体験型の展示物を通して、製鉄や発電、エネルギー、環境について学ぶことができます。週末には、子どもから大人までが楽しめる実験教室や自然教室が開かれています。
私は平日に訪れましたが、団体客以外に個人で訪れているのは私たちだけでした。混雑していなかったので、ゆっくりと見学できてよかったです。
灘浜サイエンススクエアは、好奇心を刺激して、科学への興味を育むために展示物の工夫がされています。
「不思議」を体感させることによって、その仕組みがどうなっているのかを自らが考える過程を大切にしているので、展示物には詳しい説明や理論解説はありません。
こういうコンセプトを大事にしているミュージアムは、子どもにとってとても良いですね。特に小学生のお子さんの理科勉強に、ちょうどいいスポットです。
ロープを引っ張っておもりを持ち上げたり、中に入ってくるくると回るドラムなど……何についてを学べるのかは正直よく分かりませんでしたが(笑)、うちの子どもは楽しそうに遊んでいました。
こうした「楽しい」から「なぜ」が生まれると、勉強も楽しくできるのかもしれませんね。
「ワンダーキューブ」という立体めいろです。110cm以下のお子さんは登ることはできません。
「ワンダールーム」です。ワンダーキューブの内部にある空間。ここでは天井から射影された映像を備え付けのスティックで、空中に浮かび上がらせることが出来ます。
灘浜サイエンススクエアのキャラクター「コベルコマン」も登場します。ちなみにこのコベルコマンは、製鉄や発電、エネルギーについて紹介する映像の中に何度も出てきます。関西弁の親しみやすくておもしろい解説は必見ですよ!
光の三原色のライトで、色のついた影を体験することができるエリアです。その他にも、ストロボライトにより影が残る「残像」を体感できるエリアもあります。
神戸製鉄所の全景模型もありました。
パソコンなどで製鉄や発電、エネルギーについての映像を見たり、クイズに挑戦したりすることもできます。ロボットのような形をしているので、これなら子どもも興味を持ちながら楽しめますね。
「実験屋台」では自然科学の不思議やおもしろさを体感できる、実験が行われます。開催日時は、土曜日、日曜日、祝日の14:00〜14:30(第4日曜日を除く)。小学校の夏休み期間中は、水曜日も実験を実施しています。
科学に関する図書もありましたよ。
展示物は実際に触ることができるものばかり。学校で教科書を眺めているよりも、体験を通して学ぶ方が子どもも楽しめますよね。無料の施設なので、夏休みの自由研究の一環として遊びにいってみるのおすすめです。
「環境コンビニ」コーナーです。
コンビニで買い物をするという設定で、商品についているバーコードを読み取ると、その商品のエコロジーに関する情報が表示されます。ままごとの要素があるので、小さなお子さんも楽しめるエリアです。
「なだはまルーム」です。バーチャル工場見学の映像を見たり、実験教室などのイベントがおこなわれる部屋です。映像の上映時間は約6分。個人で行く場合は予約はいらず、上映10分前になると開場されます。上映スケジュールは以下の通り。
平日 15:00
土日祝・春休み・夏休み・冬休みの平日 11:00 13:00 15:00
年齢制限はありませんが、上映中は室内の照明が暗くなります。「暗いところが苦手」「大きな音が苦手」というお子さんは、やめておいた方が良さそうです。途中退室をすることもできるので、まずは入ってみてもいいですね。
館内の入り口付近には、「ヒントの本」という100円の本が販売されています。灘浜サイエンススクエアの展示物は解説や説明がありません。この本にはその仕組みのヒントが書かれています。
神戸市が発行している「のびのびパスポート」を持っている人は、無料でもらうことが出来るので、係りの人に申し出てみましょう。
2階の外庭出ると、屋外展示の「ビオトープ」があります。ビオトープとは、「生き物のすむ場所」という意味。池の中には小さなめだかが、たくさん泳いでいました。
池の周囲にはいろんな植物もあるので、名前を確認しながら見学してみましょう。
敷地には灘浜サイエンススクエアで見られる野鳥や植物、生き物の一覧表が設置されていました。ぜひ見学にいったときには、これらの生物がいないか探してみましょう。
灘浜サイエンススクエアには、1階にロッカーが2ヶ所あります。使用時に100円が必要になりますが、利用後は返却されます。両替は行っていないので、利用を考えている人は100円硬貨を忘れずに。
灘浜サイエンススクエアの館内では、食事が一切できません。お弁当の持ち込みは出来ませんがすぐ隣に公園があります。
お弁当を持参してどこかで食べたい場合は、すぐ近くにある神戸市立灘浜緑地公園で食べるといいでしょう。ベンチもあるので、お弁当を食べるにはちょうど良さそうです。
2階には休憩スペースがあります。このエリアには自動販売機も設置されているので、見学の途中に立ち寄ってみるのもおすすめ。ただし、館内で食事は一切禁止されているので、お弁当の持ち込みなどは出来ません。
トイレは館内に2か所あり。授乳室はありません。
灘浜サイエンススクエアに、トイレは2ヶ所。各階に1つずつ設置されています。とても綺麗に清掃されていて、清潔感のあるトイレでした。
おむつ交換台はありますが、授乳室はありません。授乳中のお子さんを連れて遊びにいくときは、少し不便に思いました。訪問する時は授乳の時間帯を外していく必要がありそうです。
灘浜サイエンススクエアは、科学や自然について体験を通して楽しく学べるファミリー向けのおすすめの施設です。
「なぜそうなるのか」「どうすればできるのか」など、好奇心を刺激する展示物がたくさんあり、特に小学生のお子さんがいるファミリーにおすすめのスポット。
解説や説明はほとんどないので、ヒントを頼りにその仕組みを一緒に考えるのも楽しそうです。「遊びながら勉強させたい!」というお父さんやお母さんは、ぜひお子さんを連れて足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 | 兵庫県神戸市灘区灘浜東町2番地(地図) |
連絡先 | 078-882-8136 |
最寄駅 | 阪神電鉄「大石」駅 JR「摩耶」駅・「六甲道」駅 |
アクセス | <電車の場合> 阪神電鉄「大石」駅より南へ徒歩約12分。JR「摩耶」駅より南東へ徒歩約20分。JR「六甲道」駅より南西へ徒歩約25分 <車の場合> 阪神高速道路3号神戸線「摩耶」ICで降りた後、「摩耶ランプ南」の信号を東に約900m |
営業時間 | 9:30〜16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、祝日の場合は開館、翌日が休み)年末年始 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無料(20台) |
公式サイト | http://www.kobelco.co.jp/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。