神戸市水の科学博物館へ遊びに行こう!
神戸市水の科学博物館は、神戸市兵庫区にある水をテーマにした博物館。体験型の展示物や理科実験のイベントなどもあり、お子さん連れのファミリーにおすすめのスポットです!
神戸市水の科学博物館は、神戸市兵庫区にある水をテーマにした博物館。入館料は大人200円、小人(6歳以上〜18歳未満)100円ですが、イベント時は入館料が無料になります。
パネルや体験型の展示物、テーマシアター、実験などを通して、私たちの身近にある「水」や「水道」について学ぶことができる、小さなお子さんから大人まで楽しめるミュージアム。
ドイツルネッサンス風の建物は、国の登録有形文化財にも登録されている価値ある建築物で、建築に興味がある人にもおすすめのスポットです。また「こうべ花の名所」にも選定されていて、春になると綺麗な桜並木道が見られます。
実は、私が子どもと訪れたのは平成29年3月にリニューアルオープンしてすぐの時期。今回は、そんな新しく生まれ変わった神戸市水の科学博物館の感想を写真とともにレビューします。
神戸市水の科学博物館は、市営地下鉄「県庁前駅」もしくは「大倉山駅」から徒歩15分。専用の駐車場はないので、車で行く場合は近隣の有料駐車場を利用しましょう。
神戸市水の科学博物館へ電車で行く場合は、市営地下鉄「県庁前駅」もしくは「大倉山駅」から徒歩15分です。
私も電車で行きましたが、道中に「水の科学博物館はこちら」というような看板が一切見当たらなかったので、初めて行く人はGoogleマップなどのナビがあった方が良さそうです。
バスで行く場合は、市バス7系統「楠谷町」を下車後、北へすぐのところにあります。三宮駅や神戸駅から出ているバスなので、可能であればバスで行った方が分かりやすいかもしれません。
車で行く場合は専用の駐車場がないので、周辺の有料駐車場を利用しましょう。
神戸市水の科学博物館は、「水」や「水道」をテーマにした博物館。館内にはパネルや体験型の展示物、シアター、実験イベントがあり、遊びながら学べる施設です。
神戸市水の科学博物館は、「水」や「水道」をテーマにした博物館。館内にはパネルや体験型の展示物のほかに、テーマシアターや実験イベントなどがあります。
仕組みなどは小さいお子さんには難しいかもしれませんが、遊びながら学べる展示物には興味をもつでしょう。また、小学生以上のお子さんには理科や社会の勉強にちょうどいい施設です。
入館料は大人200円、小人(6歳〜18歳未満)100円ですが、イベント時は無料で入館できます。電車で行く場合は駅から少し遠いですし、乗用車が停められる駐車場がないのが難点ですが、国の登録有形文化財にも登録されている建物は見ものです。建築に興味がある人にもおすすめのスポット。
神戸市水の科学博物館の1階は「ウォーターサイエンスゾーン」です。
このエリアでは、様々な展示物を通して水の性質について学ぶことができます。体験型の展示が多く小さな子どもさんに水に興味を持ってもらうことが出来そうです。そのいくつかの展示を紹介していきましょう。
「あばれる水」です。ボタンを押すとドームの中にあるホースから水が流れ、レバーを調節すると、流れる水の速さが変わります。詳しい解説はないので、目の前にあるものを見て、それがどうなるのかを一緒に考えてみるのも面白そう。考える力がつきそうですね。
「お絵かきすいそう」です。画面をタッチして、水槽で泳がせるオリジナルの魚を作成することができます。子どもの食いつきがとてもよく、来館していた子どもたちが夢中になって遊んでいました。お父さんやお母さんのサポートがあれば、小さなお子さんでも楽しめますよ。
「水の科学実験室」です。実験は@10:30、A11:30、B13:40、C14:40から20分間。内容は担当の先生によっても変わるので、回や日によって違う実験が見られることもあります。
私が行ったときは、「静電気」「表面張力」「ふくらむ空気・ちぢむ空気」「ドライアイス」の実験中。実験では先生が観覧している人に質問を投げかけたり、実験物を触らせてくれたりしました。
うちの子どもたちも、特にドライアイスの実験が面白かったようで、「家でもやってみたい!」と楽しんでくれたようです。大人の私も「すごい!」と思わず声が出てしまうほど面白く、遊びにいったときにはぜひ見て欲しいイチオシのイベントです!
実験室に展示されていた「ガリレオの温度計」です。これは、イタリアの科学者で有名なガリレオ・ガリレイが発明したサーモ・スコープという温度計を発展さえたもの。色とりどりの液体が入っていて、とても綺麗です。
テーマシアターの入り口です。@11:00、A13:10、B14:10、C15:30からの部があり、上映時間は約10分。残念ながら私がいったときには上映時間がずれていたので、観ることはできませんでしたが、上映時間も短いので小さなお子さんでも大丈夫かもしれませんね。
神戸市水の科学博物館の2階は水道に関する展示フロア。体験型の展示も多く神戸市の水道について楽しく学ぶことが出来ます。
神戸市水の科学博物館の2階にある「水道資料館ゾーン」です。このエリアには、水道に関する仕事の展示物や体験型ゲーム、被災管の実物展示などがあります。
トリックアートの写真が撮影できるスポットもありました。赤い目印のところに立つと、巨大な水道管の中から出てきたように見える写真の完成!来館したときには、写真撮影を忘れずに。
ライブラリーです。「水」や「水道」に関する図書や映像を見ることができます。水飲場もあり、この日は阪神水道企業団の水を飲むことができました。水の違いはあまりよく分かりませんが、喉が渇いていたのでおいしかったです!
神戸市水の科学博物館の2階にある「ウォーターカルチャーゾーン」では「地球と水」や「環境と水」についてをパネルを見ながら学べます。
神戸市水の科学博物館の2階にある「ウォーターカルチャーゾーン」です。「地球と水」や「環境と水」などについてパネルで紹介されています。小さな魚が泳ぐアクアリウムもあり、見ていて何だか癒されました。このエリアには授乳室もあります。
うちの子どもはパネルには興味を示さず、少し退屈そうにしていました。このエリアは小さいお子さんというより、小学生以上向きかもしれませんね。(アクアリウムや水耕栽培器には興味を示していましたが)
水耕栽培器は電気を使って室内で野菜や果物を育てるものです。中には、イチゴとレタスが育てられていました。
小さなお子さん向けの遊び場もありました。大人がパネルを見ている間、退屈しないように子供たちをここで遊ばせるといった感じでしょうか。
1階の受付前には、ミネラルウォーター「神戸布引渓流」の自販機がありました。神戸市水の科学博物館限定で、ここでしか手に入らない水……ということで、私も購入。
味は特別!という感じはしませんが、「かつて世界の船乗りから『赤道を超えても腐らないおいしい水』と絶賛された布引渓流の水…」とラベルにもかいてありますし、1本100円。来館記念に1本買ってみてはいかがでしょうか?
トイレは館内に2か所。管理が行き届いていて清潔です。1階には多目的トイレがありおむつ替えも可能。
神戸市水の科学博物館にトイレは2ヶ所。ウォシュレットはありませんが、トイレ内はきちんと清掃されているようで、綺麗でした。1階の多目的トイレと2階の授乳室にはおむつ交換台もあるので、小さなお子さんを連れていくときも安心して利用できます。
ちなみに館内にはエレベーターもあるので、ベビーカーや車椅子で見学することも可能。館内で必要ない場合は、1階の受付正面(水の自販機の横)にベビーカーを置くスペースがあるので、そちらに置いてくださいとのことでした。
神戸市水の科学博物館は、子どもが理科に興味をもつ良いきっかけになる施設です。小さいお子さんには少し難しいかもしれませんが、体験型の展示物や理科実験なら充分楽しめるでしょう。
電車で行く場合、最寄り駅から少し遠く、道が分かりづらいのが難点ですが、入館料もリーズナブルなので「あまりお金をかけずにおでかけしたい」という人にはおすすめのスポットです。
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区楠谷町37-1(地図) |
連絡先 | 078-351-4488 |
最寄駅 | 神戸市営地下鉄「県庁前駅」「大倉山駅」 |
アクセス | <電車の場合> 神戸市営地下鉄「県庁前駅」または「大倉山駅」から徒歩15分。JR「三宮駅」「神戸駅」または阪急・阪神「三宮駅」より市バス7系統「楠谷町」下車後、北へすぐ <車の場合> 阪神高速道路「京橋」から15分 |
営業時間 | 9:30〜16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、祝日の場合は開館、翌日が休み)・年末年始 |
入館料金 | 大人200円、小人(6歳以上〜18歳未満)100円※ イベント時は無料 |
駐車場 | なし |
公式サイト | http://www.kobe-mizuhaku.net/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。