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大石酒造丹波路酒の館

大石酒造丹波路酒の館口コミ

大石酒造丹波路酒の館の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!

大石酒造丹波路酒の館

大石酒造丹波路酒の館は京都亀岡市にある酒蔵を利用した博物館。酒蔵見学はもちろん、大石酒造のお酒を心ゆくまで試飲できます。

大石酒造丹波路酒の館

大石酒造丹波路酒の館がある丹波は自然が豊かできれいな水が流れているところ。そのため、昔からお酒造りが盛んです。

大石酒造丹波路酒の館には酒蔵があり、酒蔵見学も可能。昔からの熟練の技を間近で観察してみましょう。

館内は2階建てになっており、1階は瓶詰め工場や直売店、2階には酒造り資料展示室があります。

1階には利き酒コーナーもあり、丹波のお酒をその場で味わえます。また、お酒の販売も行っています。ここでしか購入できない限定品もあるので、お見逃しなく。

今回は大石酒造丹波路酒の館へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。

大石酒造丹波路酒の館を詳しく紹介します!

大石酒造丹波路酒の館のポイントはお酒の試飲ができること。特に、生もとづくりの地酒「翁鶴」には注目したいところです。

大石酒造丹波路酒の館を詳しく紹介します!

大石酒造丹波路酒の館を運営する大石酒造は江戸時代から続く老舗。

良質のお米が取れる丹波は酒造りに適していると感じ、大石太郎兵衛が庄屋から独立したのがはじまりです。

毎年、丹波の名水を利用しながら伝統的な方法を使って酒造りに励んできました。大石酒造は数々のお酒をつくってきましたが、最も有名な銘柄が「翁鶴」です。

「翁鶴」は自然を利用した生もとづくりでつくられているお酒。今でも、手間のかかる生もとづくりにこだわっています。

大石酒造丹波路酒の館では「翁鶴」はもちろん、大石酒造のお酒を心ゆくまで試飲できます。

大石酒造丹波路酒の館 様々なお酒が試飲できる

こちらが大石酒造のお酒です。スタッフが小さなプラスチックのコップに入れてくれます。

館内は懐かしさを感じさせる素敵な雰囲気。日本酒を試飲するにはピッタリではないでしょうか。

「翁鶴」は甘口の本酒造となります。「翁鶴」以外にはIWC2015「SAKE部門」において銅メダルを獲得した「てんごり」も試飲できます。

また、スタッフが日本酒について詳しく解説するため、より試飲が楽しくなることでしょう。

大石酒造丹波路酒の館 酒造工場

こちらは酒造工場です。実際に瓶詰めなどの工程が見られます。工場内には多くのお酒のケースが積まれていました。

天井は高いのですが、それでもいっぱい。1日に出荷するお酒の量に驚かされました。きっと、工場内は蒸し暑いのでしょう。何台もの扇風機が回っていました。

さまざまな楽しみ方がある大石酒造丹波路酒の館

大石酒造丹波路酒の館には酒造りに使われた道具や酒瓶が展示されています。

さまざまな楽しみ方がある大石酒造丹波路酒の館

大石酒造丹波路酒の館では酒造りに使われていた道具や酒瓶が展示されています。

また、人気TV番組「探偵ナイトスクープ」に出演したことがあるイケメンマネキンに注目したいところ。

このマネキンは人気が高く、多くの女性客がカメラに収めるらしいですよ。

大石酒造丹波路酒の館 酒造りのための山田錦

こちらはお酒造りに使われているお米、山田錦です。山田錦はイネの名前ですが、日本酒造りには最適なお米だとか。

現在では関西にある多くの酒蔵で使われています。山田錦の隣には祝(いわい)というお米も紹介されていました。

祝は昭和8年から昭和21年にかけて奨励品種に指定されましたが、背が高く倒れやすいため、収穫量が少なかったとか。

その後、生産されない時代が続きましたが、昭和末期から復活へ向けて努力が重ねられてきました。現在では、京都・伏見の酒蔵で使われています。

最後に紹介するのは新潟生まれの五百石米です。山田錦が登場する前は全国各地で使われたお酒造りに適したお米です。このように見ていくと、お米の世界も奥が深いですよ。

大石酒造丹波路酒の館 陶製暖気樽

こちらは陶製暖気樽です。江戸時代は木製の道具が主流を占めていましたが、明治時代から陶製に変わりました。

陶製になったことから、温度調整が正確になったとか。道具も時代に沿って進化してきたことがわかります。

暖気樽は酒母を加湿するための樽。酒母を温めるには最適な温度が維持できるように工夫されています。

大石酒造丹波路酒の館 狐桶

こちらは狐桶です。狐の顔のように尖っているところから狐桶と命名されました。

大石酒造丹波路酒の館 イケメンマネキン

こちらは人気TV番組「探偵ナイトスクープ」に出演したイケメンマネキンです。番組の影響により、こちらのイケメンマネキンに恋した女性がいたとか。

最終的に大石酒造により結婚式が挙行されたそうです。現在、その女性は別の方と結婚され、幸せな生活を送っているとか。

イケメンマネキンは「離婚」された、と考えていいでしょう。現在、イケメンマネキンは黙々と大石酒造丹波路酒の館で働いています。

大石酒造丹波路酒の館のショップもチェックしよう

大石酒造丹波路酒の館にはショップもあります。ここでしか入手できないお酒もあるので、ぜひチェックしたいところ。また、お酒以外にもお菓子も用意されているため、子どもでもショッピングを楽しめます。

大石酒造丹波路酒の館 ショップもチェックしよう

大石酒造ではショップもあります。ここでしか手に入れられないお酒なども豊富にあるので、いろいろと買ってみるのも面白いです。

また、子供が食べられるお酒を使ったお菓子などもあるので、子供も一緒に楽しめます。宅配もしてもらえるので、たくさん買っても安心です。

大石酒造丹波路酒 ヌーボー

こちらはヌーボーです。

ヌーボーはフランスのその年収穫したブドウで造った赤ワインの新酒のことをいうのですが、日本酒でもその年の新しいお酒ということでヌーボーとつけているようです。

「毎年販売しないめずらしいお酒」と書かれています。ここでしか手に入らないものなので、お酒好きはぜひチェックしてみましょう。

大石酒造丹波路酒 翁鶴の販売

そして「翁鶴」です。「翁鶴」といえば、もうこちらの目玉商品です。小さなカップでも販売しているので買いやすいですね。

大石酒造丹波路酒 チョロギ酒の販売

そして、変わったものとしてはチョロギ酒です。チョロギはシソ科の多年草の植物なので、シソの味が期待できそうです。薬味酒ということなので、健康にもよさそうですね。

大石酒造丹波路酒 酒まんじゅう

子どもには甘いこしあんが入った酒まんじゅうをおすすめします。「酒万十」と書いてあるあたりがおしゃれですね。

アツアツの酒まんじゅうを食べると、旅行気分も盛り上がることでしょう。

酒まんじゅうはお酒を使ったお菓子ですが、アルコール成分は飛んでいるため、お酒の匂いだけ残っています。そのため、子どもでも安心して食べられます。

大石酒造丹波路酒 喫茶店「酒喜庵」

大石酒造丹波路酒の館には喫茶店「酒喜庵」が入居しています。店名になっている「酒喜庵」は大石酒造の前の屋号でもありました。

こちらではお抹茶や甘酒が楽しめます。店内には酒造りの道具が置かれており、まるで博物館のよう。旅の休憩処としても使える喫茶店です。

大石酒造丹波路酒の館のトイレは? 設備は?

大石酒造丹波路酒の館にはトイレはありますが、車椅子向けの設備はありません。

大石酒造丹波路酒の館のトイレは? 設備は?

大石酒造丹波路酒の館にはトイレはありますが、車椅子向けの設備はありません。

また、ベビーシートや授乳室、ベビーカーレンタルもありません。小さい子どもを連れて行く際は十分にご注意を。

大石酒造丹波路酒の館のアクセス

大石酒造丹波路酒の館は京阪京都交通バス「国道佐伯」から徒歩5分と好アクセス。周辺には駐車場があるので、車で行くことも可能です。

大石酒造丹波路酒の館にはトイレはありますが、車椅子向けの設備はありません。

大石酒造丹波路酒の館のアクセス

大石酒造丹波路酒の館の最寄り駅はJR嵯峨野線「亀岡駅」です。「亀岡駅」から京阪京都交通バスに乗り「国道佐伯」で下車。

バス停から5分ほどで着きます。また、近くに無料駐車場が設置されています。

大石酒造丹波路酒の館のおすすめ度は?

大石酒造丹波路酒の館は酒造りのプロセスを勉強できることから、子どもにおすすめ。特に夏休みの宿題に最適な施設といえるでしょう。

大石酒造丹波路酒の館のおすすめ度は?

大石酒造丹波路酒の館は酒造りのプロセスが勉強できることから、夏休みの自由研究を抱えている子供におすすめです。

見学後はショッピングや食べ歩きも楽しめるので、飽きがきません。また、喫茶店で休憩を入れるのもいいでしょう。

周辺には稗田野神社もあります。どうぞ、大石酒造丹波路酒の館とセットにして訪れてみましょう。

大石酒造丹波路酒の館の施設概要

住所 京都府亀岡市ひえ田野町佐伯垣内亦13(地図
連絡先 0771 22-0632
最寄駅 JR嵯峨野線「亀岡」駅
アクセス JR嵯峨野線「亀岡」駅から京阪京都交通バスに乗車。「国道佐伯」から徒歩約5分。
営業時間 8:30〜18:00
休業日 なし
入場料 無料
駐車場 無料の専用駐車場あり
公式サイト https://ooishisyuzoutanba


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この記事を書いた人

如月柊

道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。


編集&校正  ビー・エイブル