津門中央公園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
津門野球場という本格的な設備を持った野球場がある津門中央公園(つとちゅうおうこうえん)。球場以外にも公園は東地区(防災公園)、中地区、南地区と広範囲に渡っています。
津門中央公園は西宮市にある津門川と東川に挟まれたところにある公園です。
公園の規模は大きく東地区(防災公園)、中地区、南地区、津門野球場から構成されています。
本格的な設備を持った津門野球場があります。
甲子園での高校野球大会に出場する高校がここを本番直前の練習場所として使っています。
津門野球場以外にも広いグラウンドや広場があります。春になると桜の名所として花見も楽しめます。
今回は津門中央公園へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
津門野球場という本格的な球場がある津門中央公園。手入れされた美しい芝のグラウンドを持つ津門野球場が見どころはとなります。
津門中央公園の中には津門野球場という本格的な設備を持つ球場があります。
甲子園の高校野球大会に出場する高校が、甲子園での試合本番の前にここでを練習をするというのもうなずけるような内容となっています。
この津門野球場が津門中央公園における一番の見どころとなります。
球場の中は公園側からも見えるようになっています。広さも十分といった感じですよね。
はるか向こうにスコアボードを掲示する建物が見えています。まるでプロの球場のような光景です。
有名チームがプレイするときには見に来たいですよね。
一般の人がここを利用する際の料金は2時間単位。
西宮市内に住んでいる人の場合は平日6000円、土・日・祝日7400円、西宮市外に住んでいる人の場合は平日12000円、土・日・祝日14800円となっています。
スポーツネットにしのみやというホームページから申し込むことができます。
スポーツネットにしのみや
https://yoyaku.nishi.or.jp/sportsnet/Welcome.cgi
中は芝の地面となっていました。芝もしっかり手入れされて長さが整えられている感じでプレイしやすそうでしたよ。
こんな気持ちのよさそうな芝の上で野球ができたらいいですよね。贅沢な環境となっていました。
さすがにこんなにコンディションのいい球場ですからここでプレイする人たちもそれにふさわしい実力者が多いのでしょう。
フェンスの方もプロ仕様と言っていいほどの高さとなっていました。
この高さをもってしてもボールの飛び出し注意の看板があるくらいなので、ホームランやフライなどでフェンスを越えることもあるのでしょう。
打撃練習の時に使われるネットなどもありましたよ。
グラウンドや広場がある津門中央公園。球場以外にも無料で使える広いスペースがあります。
津門野球場以外にも津門中央公園にはグラウンドや広場があります。
野球場もなかなかの広さを誇っているのですが、球場以外のグラウンドや広場も結構な広さがあるんですよ。
津門中央公園の南地区というところにグラウンドがあります。ここは野球などをプレイするのに適した広さを持っています。
よく少年野球チームが練習で使っています。
こちらのグラウンドは砂地の地面となっていました。
津門野球場と比べるとスモールかもしれませんが、子供たちが野球やサッカーを楽しむのにはスケールも含めて十分な環境と言えるでしょう。
背後に見える高いフェンスは津門野球場のもので、手前の3メートル弱くらいのフェンスがこのグラウンドのものです。
フェンスも津門野球場と比べるとずいぶんとこじんまりとしています。
こちらは東地区です。ここにもとても広い広場があります。ここは防災公園とも言われていて、いざというときの避難場所としても使われます。
この広大なスペースはそういう時にも役立つように考えられているのでしょう。
砂地の地面となっていて軽い球技などで遊ぶには最適な広場となっていました。これだけ広いと他の人にもじゃまにならない感じで遊べそうですよね。
ただここはフェンスはないので激しい球技には向きません。
こちらは中地区と言われるエリアです。ここにも広い広場がありますよ。
中地区は津門中央公園の中でも一番目立たない場所となります。
他のエリアと比べても人の数が少ないので、静かな環境を好む人はここがいいかもしれませんね。
中地区と南地区にある遊具エリア。公園の広さの割には遊具の数は多くはありません。
津門中央公園の遊具は中地区と南地区に集まっています。
広場がとても大きいので遊具の方も期待してしまうのですが、意外と公園の広さの割には遊具の数は平凡な感じです。
まずは中地区の遊具を見ていくことにしましょう。ここで一番目立っているのがこの砂場です。すごいスケールの砂場になっていましたよ。
さすがにここまで大きいと何組かの子供たちが同時に遊んでもお互いに干渉することはなさそうですね。
ちょっと変わったすべり台となっています。写真からはわかりにくいのですが、二方向に分かれて滑ることができるようになっています。
階段は真ん中についていました。
ブランコは2種類用意されていました。普通のブランコと幼児用の足を通すタイプのブランコです。
幼児用のブランコは何もかもが一回り小さいのでかわいく感じました。
あとは鉄棒がありました。中地区は大きな広場の片隅にこれらの遊具が点在しているといった感じでした。
津門中央公園の中ではこの中地区が一番遊具が集まっていました。幼い子供たちを遊具で遊ばせるのなら中地区に行くのがいいでしょう。
南地区には複合遊具があります。複合遊具にはタイヤのブランコが付いていましたよ。
普通のブランコと比べて動きもワイルドな感じで新鮮な乗り心地を体験できることでしょう。
チューブ型のすべり台もスリルが楽しめそうですよ。ワンパクな子供たちならこちらで遊ばせるのがいいでしょう。
ただ南地区にはこの複合遊具があるのみで、あとは遊具としてはバスケットボールゴールがあるくらいでした。
津門中央公園は遊具よりもやはり広場がメインといった印象を受けます。
南地区の奥まったところは少し落ち着いた雰囲気となっていました。休憩所があって健康器具も置かれています。
子供たちの遊びまわる喧噪から離れて大人が健康器具を使ってじっくりとトレーニングできる環境となっていました。まずは背伸ばしベンチがありましたよ。
角度の違った2つの健康器具がありますよ。説明がないので詳細は不明ですがこれは腹筋を鍛える器具かもしれませんね。
鉄棒のところに足を固定して腹筋するという使用ができそうです。
あとは平均台のような健康器具がありました。スプリング構造となっていて揺れも発生するようになっていました。
この上を歩いて渡るのは一筋縄ではいかないかもしれませんよ。
防災公園として整備されている東地区。防災に関する設備もありました。
津門中央公園の東地区は防災公園に指定されています。ここにはいざというときに役立つ仕組みが隠されています。
子供たちと一緒にどんな防災の備えがあるのか探してみましょう。
東地区の一角に手押しポンプが並んでいます。地下水を手押しポンプでくみ上げられるようになっています。
阪神淡路大震災の際に水の確保が大変だったので、このような備えを作ったのでしょうね。
段々になっているこのスペースはいざというときに炊き出しができる施設になっています。
かまどに変身するので、ここでお米を炊くことができます。
ソーラー発電のための太陽光パネルも設置されていますよ。ここで得られた電力で地下水をくみ上げて生活用水を確保できるようにしているそうですよ。
津門川や東川に生息する魚や水鳥たち。タイミングがいいと水鳥を見つけられるかもしれませんよ。
津門中央公園は津門川と東川に挟まれた位置にあります。公園のいろんなところから川が見えています。
子供たちが動物好きならば川をよく観察してみてください。何か見つけることができるかもしれませんよ。
時間があればぜひとも公園から津門川や東川を見てみましょう。川には結構大きな魚が泳いでいますよ。
またいろんな水鳥が生育していますので、その姿を見つけることができるかもしれません。水鳥たちの愛らしい姿にほっこりさせられることでしょう。
東地区と南地区にある休憩所。特に東地区にある休憩所は規模が大きなものになっていました。
津門中央公園の休憩所は東地区と南地区にあります。
特に東地区にある休憩所はしっかりとしたコンクリート造りとなっていて規模が大きいものになっています。
こちらが東地区の休憩所です。中にはベンチがいくつも配置されていて規模が大きなものとなっていました。
屋根は日差しを通すタイプと通さないタイプがあって、日陰となるベンチを選ぶこともできるようになっていました。
南地区にはグラウンドを挟んで2か所に休憩所があります。
どちらも屋根はオープンエアになっていて日差しはあまり遮ってくれないタイプでした。
東地区にあるトイレ棟。中はとても広々としていました。
東地区の広場に面したところにトイレ棟があります。レンガつくりの建物となっていてトイレ以外にも倉庫なども兼ねていました。
トイレの中は広々していましたので使いやすい感じでしたよ。清掃は行き届いていて清潔に保たれていました。
トイレは標準的な洋式トイレが置かれていてトイレットペーパーもありましたよ。
ベビーベッドや赤ちゃんを座らせておけるベビーチェアなどもありましたが、こちらの装備は痛んでいる点が残念でした。
オストメイトには対応していませんでした。
トイレ以外の設備としては水道が設置されています。山側の広場にある休憩所にありますよ。
汚れた手を気楽にきれいにすることができるという点がうれしいですよね。
阪神電車「今津駅」から徒歩で10分ほどの津門中央公園。車なら阪神高速道路3号神戸線西宮出口から5分ほどで着きます。
津門中央公園へ行くときの最寄り駅は阪神電車「今津駅」、阪急電車「今津駅」となります。
阪神電車、阪急電車それぞれの「今津駅」からは約10分の距離となります。
津門中央公園へ車で行くのなら阪神高速道路3号神戸線を通って西宮出口まで進みましょう。西宮出口からは5分ほどで到着します。
阪神電車、阪急電車それぞれの「今津駅」はほぼ同じ場所にあります。
ただ阪急の方は「今津駅」があるのは阪急今津線という路線となっていて西宮北口で乗り換える必要があるので注意です。
神戸方面や大阪方面から行く場合は阪神電車で行った方がストレートに行けていいでしょう。
津門中央公園には駐車場があるのですが、野球場利用者用となっていますので、一般の人は近くのコインパーキングを利用するのがいいでしょう。
今津駅近くにトップワン西宮第1駐車場というコインパーキングがあるので車を停めるならそこがいいでしょう。
料金は全日60分200円で24時間最大料金は500円となります。
野球場の敷地内に駐車場があります。こちらは野球場の利用者が使うことができる無料駐車場となっています。
選手用バス専門と書かれていますよ。選手たちがバスで乗り付けるなんて本格的な感じですね。
とにかく広い津門中央公園。大きなスペースの中で思いっきり遊びたいというニーズに応えてくれるおすすめの公園です。
津門中央公園はグラウンドや広場がとにかく広いことが特徴です。この広さを活かしてダイナミックに遊ぶことができますよ。
広さを求めるのならおすすめの場所となります。有料にはなりますが津門野球場という本格的な球場が利用できるのもポイント高いですよね。
隠れた桜の名所となっているので春にはお花見を楽しむこともできます。
住所 | 兵庫県西宮市津門住江町3(地図) |
連絡先 | 0798-35-3622(西宮市公園緑地課) |
最寄駅 | 阪神電車「今津駅」または阪急電車「今津駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 阪神電車「今津駅」、阪急電車「今津駅」共に徒歩約10分 <車を利用する場合> 阪神高速道路3号神戸線西宮出口から約5分 |
開園時間 | 24時間開放 |
休園日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり (野球場利用者用) |
公式サイト | https://www.nishi.or.jp (西宮市ホームページ内) |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル