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須磨浦山上遊園

須磨浦山上遊園の口コミレビューと感想!

須磨浦山上遊園へ遊びに行こう!珍しいロープウェイやカーレーター、観光リフトなど珍しい乗り物に乗れたり四季折々の景色も楽しめます。山上でのBBQもおすすめ。

須磨浦山上遊園

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「須磨浦山上遊園」は山陽電鉄「須磨浦公園駅」からすぐの神戸市須磨区一ノ谷町にある山上の緑豊かな公園です。「チビッコ広場」や「ミニカーランド」の他、バーベキューテラスなどがある楽しいお出かけスポット!

須磨浦山上遊園の評判と口コミレビュー

須磨浦山上遊園は山上にある景色の良い公園。園内には「チビッコ広場」や「ミニカーランド」といった子ども向けのエリアのほか、「回転展望閣」や東部・西部展望台など山上からの景色を楽しめる大人も楽しめるエリアもあります。

「ふんすいランド」のバーベキューテラスでは、気候のいい季節は山上でお手軽バーベキューを楽しめます。「フジの棚」「ハマナス園」「梅林」「花の散歩道」など、春は桜や秋は紅葉など四季折々の草花を満喫できるスポットも。

山上へはロープウェイとカーレーターに乗って上っていくのですが、今では見かけることの少ない昔懐かしい乗り物に乗れて小さな子どもたちは大興奮!山上へは大自然を満喫しながら、ハイキングコースを登っていくことも出来ます。

今回は魅力あふれる須磨浦山上遊園の感想をレビューします!。

須磨浦山上遊園へのアクセスは?

「須磨浦山上遊園」は、山陽電鉄「須磨浦公園駅」を降りてすぐ。山上への移動はロープウェイがおすすめ!

須磨浦山上遊園への行き方(アクセス)は?

須磨浦山上遊園は山陽電鉄「須磨浦公園駅」を降りてすぐ。須磨浦公園から山上へ登るには、ハイキングコースを歩いていくか、ロープウェイで上るかの2つの方法があります。

行き方はロープウェイかハイキングコースを登るか選べる

今回はロープウェイを使って山上へ行きました。窓からは海と神戸の街並みが一望でき、とても綺麗でおすすめ。料金は多少掛かるものの、めったに乗る機会がないとので、訪れたときにはぜひ乗ってみてください。

須磨浦山上遊園の入園料と割引は?

須磨浦山上遊園の入園料金は無料ですが、そこに行くまでの乗り物代が結構かかります。

ちなみにロープウェイの利用料金は、大人(中学生以上)片道450円、往復900円、小人(小学生)片道230円、往復450円です。小学生未満のお子さんは大人1人につき無料。大人1人で小学生未満の子どもを2人連れていく場合は、大人料金+小人料金となります。

神戸街めぐり1dayクーポン(950円)でかなりお得に。神戸街めぐり1dayクーポンは、神戸市街地の電車が1日乗り放題の乗車券に700円分の観光クーポン「神戸街遊券」がセットになったもの。

須磨浦山上遊園に行く往復の交通費が大人は250円で済む計算です。クーポンチケットは神戸市内の地下鉄の各駅や神戸市内の阪急の各駅で販売しています。ちなみに大阪からの電車が乗り放題になる割引クーポンも。(くわしくはこちら

須磨浦山上遊園の近くにある売店

ロープウェイの切符売り場の横には売店があるので、おやつや飲み物などを買うときは、こちらに立ち寄ってから山上へ向かうといいかもしれませんね。

ベビーカーの持ち込みは?

こちらはベビーカー置き場。係りの人が言うには「山上は足場の悪い道や急な階段が多く使い物にならなから置いていった方が良い」とのこと。ロープウェイにベビーカーを乗せることは出来るのですが、こちらに置いて行くことをおすすめします。

ここでベビーカーに鍵をかけて施錠し、スタッフの人から番号のついた札を受け取りましょう。帰る時にその番号札とベビーカーを引き換えに鍵を受け取ることになるので失くさないように。

小さなお子さんを連れている方は、手荷物を少なめにしておけば山上での行動がとても楽になります。

ロープウェイ乗り場へのアクセス

こちらがロープウェイ乗り場です。定員は30名で乗車時間はおよそ3分。赤いゴンドラが「やまひこ」、白いゴンドラが「うみひこ」。2つのゴンドラは15分間隔で運転しています。(お客さんが多いときにはピストン運転を実施)

ゴンドラの運行時間は15分間隔

ロープウェイで「須磨浦公園駅」から「鉢状山上駅」に向かうのですが、ロープウェイの座席は、東側か南側の窓際に座るのがおすすめ。東側は神戸の街並み、南側は瀬戸内海がよく見えてとても綺麗ですよ。

西側の窓際からも「須磨観光ハウス花月」を見ることができますが、乗車中の時間のほとんどが緑ばかりなので子どもさんはちょっと飽きてしまうかも。(紅葉の季節だとまた違った景色が見えるのかもしれません)

珍しい乗り物「カーレーター」

ロープウェイ山上駅から「回転展望閣」へ行くときも、ハイキングコースを歩くかカーレーターを利用するかを選べます。カーレーターは2人乗りのゴンドラで「回転展望閣」がある場所まで乗って行けます。大人1人+幼児2人なら、3人乗りも出来ました。

利用料金は、大人(中学生以上)も小人(小学生)も共に片道200円、往復300円。

ゴンドラとカーレーターの乗車料金は?

ご覧の通り、かなり急な坂をぐんぐん力強く上っていきます。公式ホームページにも書いてあるのですが、「乗り心地の悪さ」が特徴。昭和41年から運行しているその古さがその原因の一つなのかも。国内で唯一残っている型の乗り物らしく、乗れば話のネタになることは間違いなしです。


勾配のある坂をガタガタさせながら上っていくので、車酔いや船酔いするタイプの人はハイキングコースを利用した方がいいかもしれません。確かに乗り心地はよくありませんが、これはこれで楽しめましたよ。

須磨浦山上遊園ってどんなところ?見どころは?

山上には、「回転展望閣」「東部展望台」「西部展望台」など景色を楽しむスポットの他、「チビッコ広場」「サイクルモノレール」「ミニカーランド」など小さなお子さんが楽しめるエリアや学問成就の守護神毘沙門天や、延命地蔵が祀られているお堂などがあります。


須磨浦山上遊園はどんなところ?見どころは?

こちらは須磨浦山上遊園の「回転展望閣」の様子。「回転展望閣」はカーレーターを降りてすぐのところにある円柱型の建物で、3階フロアの床がターンテーブルになっていて、ゆっくりと回転しながら周りの景色を360度楽しめるようになっているので「回転展望閣」と呼ばれているのですね。

回転展望閣の1階では、この地域にゆかりのある「源平合戦」や「須磨の歴史について」のパネル展示がされています。

回転展望閣の中はどうなってる?

2階はゲームコーナー。昔ながらのゲームもたくさんあるので、懐かしく感じる人もいるのではないでしょうか。奥にはブロックやすべり台がおいてある、小さなお子さん向けのキッズコーナーもありました。

須磨浦山上遊園に授乳室はあるの?ベビーカーやおむつ替えシート

2階には授乳室があります。中にはベビーベッドもあるので、おむつ交換もここで出来るので乳幼児を連れて行っても安心。嬉しい心配りです。

神戸らしい展望景観50選に選ばれている

屋上展望台から見た景色。ここは「神戸らしい眺望景観50選.10選」にも選ばれていて、神戸の街並みや大阪湾・明石海峡大橋など360度の景色を見渡すことができます。写真左奥に見えるのが明石海峡大橋。晴れていると、特に眺望が綺麗ですよ。

「ふんすいランド」や「チビッコ広場」

「回転展望閣」から「ふんすいランド」や「チビッコ広場」へは、観光リフトで行くか徒歩で行きましょう!

ふんすいランドやチビッコ広場など楽しい遊び場がいっぱい

「回転展望閣」から「ふんすいランド」や「チビッコ広場」方面へは、観光リフトで行くか徒歩で行くことが出来ます。歩いても10分〜15分なので景色を楽しみながら歩いていくのも楽しそうです。

園内にあるハイキングコース

ハイキングコースはこんな感じ。緑に囲まれてとても気持ちよかったです。私たち家族以外にも、お子さんを連れた家族を何組か見かけました。急斜面になっているところもあるので、小さなお子さんからは目を離さないように気をつけて歩きましょう。

飲食が出来るレストランや小休憩が出来る茶店

歩いていると、「旗振茶屋」さんのこんな手書きの案内ボードが。「ここから3分、最高の景色と心づくしの料理」と書かれているのを見えると、「あともうちょっと頑張ろう」と気持ちになれます。

創業昭和6年「旗振茶屋」

山上に辿りつくと見えてくるのがこちらの「旗振茶屋」です。登山客に親しまれ、常連客も多いのだとか。おすすめ料理はネパールカレー。営業時間は平日7:00〜12:00、土日祝日7:00〜16:00で、休みは不定休。お客さんの人数や天候によって閉店時間が変わるそうです。

おすすめのメニューは金柑アイス

「旗振茶屋」から見た景色です。写真手前に見えるのは金柑。お店には金柑アイスもあったので、こちらで収穫したものを使っているのでしょうか。ぜんざいやケーキ、すだちジュースや梅ジュースなどティータイムセットもいろいろありました。

須磨浦山上遊園のチビッコ広場

ちびっこ広場は子どもが喜ぶ遊び場。ミニカーランドや遊具、バーベキューテラスなど楽しいスポットがいっぱい!

須磨浦山上遊園のチビッコ広場

「旗振茶屋」で休憩したあとはチビッコ広場へ向かいましょう。チビッコ広場はへ行く途中に写真のような急な階段があります。お年寄りや小さいお子さんは足元に気をつけて登っていきましょう。

延命地蔵菩薩が祀られているお堂と学問成就の神様毘沙門天

チビッコ広場に向かう途中に延命地蔵菩薩が祀られているお堂を見つけました。延命地蔵のお堂近くには、学問成就の神様毘沙門天が祭られているお堂もあります。ここは旧摂津国と旧播磨国の国境。国境にあるお地蔵様は「霊験あらたか」とされ、神様のご利益がすぐにあらわれると言われていることから、多くの人が参拝に訪れるそうです。

日時計と青葉の笛広場ってどんなところ?

「日時計と青葉の笛広場」です。直径17mもある大きな日時計の針部分にはソーラー太陽電池が取り付けられていて、須磨にゆかりのある平敦盛にちなんだ「青葉の笛」の音楽が流れます。(流れる時間が決まっているのか、私が行ったときには聞くことは出来ませんでした。)

須磨浦山上遊園の幼児向け乗り物は?

「ミニカーランド」です。1回200円で、コイン投入口にお金を入れると動き出します。アンパンマンやバイキンマン、キティちゃんのミニカーもありました。閑散期の平日は休業しているとのこと。

楽しい変わった遊具が置いてある「チビッコ広場」

「チビッコ広場」です。変わった遊具がいくつかあり、何組かの家族が楽しそうに遊んでいました。ベンチもあったので、私はここで一休みして子どもたちを遊ばせることに。坂や階段を上がることも多いので、何度か休憩を挟むと疲れもあまりたまりません。

バーベキュー広場で手ぶらでバーベキュー

「バーベキューテラス」です。春から秋にかけて期間限定でバーベキューが楽しめます。明石海峡大橋も見える、眺めのいいテラスで、「手ぶらでコース」は1人1,500円から。食材やタレを持ち込む場合は、「テーブル貸しコース」が1台3,000円からで利用できます。

利用時間はどちらも90分間で、延長は別途料金が発生します。利用するときには前日までの予約が必要。

バーベキューの料金は?

バーベキューテラスにある売店です。飲み物は自由に持ち込めますが、観光リフトは荷物が大きすぎると乗ることができません。その場合はハイキングコースを歩くか、こちらで現地調達するといいですよ。

噴水広場で水遊び

バーベキューテラスの前には、「ふんすい広場」があります。地上高く舞い上がる水しぶきが、夏場は涼しくて気持ちいいでしょうね。

観光リフトから見る桜や紅葉

「観光リフト」です。このリフトは、回転展望閣とチビッコ広場や日時計がある山上遊園を結んでいます。およそ4分で目的地に到着。3才以上から一人乗りが可能ですが、ベルトはありません。うちの5才の子どもは「怖い、怖い」とずっと言っていましたが、何とか乗り切れました。

2才の子どもはスタッフの人から貸してもらった抱っこひもをつけて、ひざの上に乗せて私と一緒に乗ることに。すれ違う人と「こんにちは」「ばいばい」と手を振り合うやり取りもありました。

須磨浦山上遊園に割引制度はあるの?

須磨浦山上遊園には割引があります。ロープウェイやカーレーターに乗るなら往復割引券がお得。

須磨浦山上遊園の割引料金

ロープウェイ、カーレーター、観光リフト、回転展望閣へ行く人はお得な割引回遊券があります。

ロープウェイ(往復)+カーレーター(往復)+回転展望閣入場料+観光リフト(往復)がセットになった「全山回遊コース」は大人1,800円、小人1,350円。ロープウェイ(往復)+カーレーター(往復)+回転展望閣入場料がセットになった「展望閣往復コース」は大人1,200円、小人750円です。

今回私は「展望閣往復コース」のチケットを購入して、回転展望閣からはハイキングコースを歩いて山上遊園へ行きました。観光リフトは小さなお子さんが怖がる可能性もあるので、実際に見てから乗るかどうか決めてみた方がいいかもしれません。私のように片道だけ観光リフトを利用する、という使い方もあり。

須磨浦山上遊園のレストランやお弁当の持ち込みは?

天気の良い日は外で食事もいいですね。「回転展望閣」の1階にはテーブルや椅子もたくさんあり、持参したお弁当はこちらで食べることが出来ます。屋内なので雨の日でもここなら安心してお弁当が食べられますね。

須磨浦山上遊園のレストランやお弁当の持ち込みは?

3階にある喫茶「コスモス」です。フロアの床がターンテーブルになっていて、約45分かけて360度回転するので同じ場所から少しずつ変わる景色を楽しめる仕掛けになっています。

喫茶「コスモス」の入場料は、大人(中学生以上)100円、小人(小学生)50円。1回転するのに45分かかるので休憩がてら座って景色を眺めるだけでも十分楽しめます。ここはお弁当を食べたり、飲み物を飲んだりすることは出来ません。

軽食やカフェが楽しめる

「せっかくだから、景色の良いでゆっくりランチを食べたい!」という方は喫茶「コスモス」の軽食は如何でしょうか。ピザやパスタといった軽食以外にもドリンク(アルコールやソフトドリンク)やデザートなどもあります。

宿泊できる施設「花月」

ロープウェイから見えた須磨観光ハウス「花月」。この建物は昭和初期に「神戸市迎賓館」として建てられた宿で建築百選にも選ばれている趣のある施設です。アンティーク調の家具がある洋風な館内とは違って、宿泊の部屋は純和風。

ホームページを見ましたが、和と洋が融合した品のある佇まいがとても素敵でした。春には宿の周りにたくさんの桜が咲き、秋には紅葉が見られるようです。夜にはライトアップされた桜を眺めながら食事……なんていうのも風情があっていいですね。

訪れるなら花見・紅葉シーズンに行くのが特におすすめです。宿泊以外にも、ランチや夕食、喫茶としての利用も可能。事前予約があれば、「須磨浦公園駅」からの送迎もしてくれます。須磨浦公園で遊んだ後に、ランチや喫茶として利用してみてはいかがでしょうか。

須磨浦山上遊園のトイレの清潔度は?

須磨浦山上遊園のトイレは年数が経っているため古く和式しかありませんが、清掃が行き届いています。トイレ内にベビーシートなどはありません。



観光リフトの近くにあったトイレです。トイレットペーパーはきちんと補充されていて、嫌な匂いもしませんでしたが、年数が経っているためか見た目は少々汚いです。和式のみで洋式はありません。

須磨浦山上遊園のおすすめ度は?

須磨浦山上遊園は、想像以上に楽しいところでした。

神戸では珍しいロープウェイやカーレーター、観光リフトなど珍しい乗り物に乗れるのは子どもにとって良い経験になりました。ハイキングコースはでこぼこ道や坂道があって日頃体を動かすことが少ない大人にはちょうど良い運動になります。

気候のいい時期には山登りへ来るのも楽しいかも。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉…・・・と四季折々の景色も楽しめながら登れるのもポイント。山上はとても眺望がよく、晴れた日には神戸の街並みや瀬戸内の海、淡路島や明石海峡大橋が見渡せます。

家族連れやカップルにぜひおすすめの穴場スポットなので、ぜひ足を運んでみてください。

須磨浦山上遊園の施設概要

住所 神戸市須磨区一ノ谷町5丁目3番2号(地図
連絡先 078-731-2520
最寄駅 山陽電鉄「須磨浦公園駅」
アクセス 電車の場合は山陽電鉄「須磨浦公園駅」下車すぐ

車の場合は大阪方面・阪神高速神戸線若宮ランプ出口から国道2号線を西に約3km姫路方面・第二神明須磨IC出口から南へ、千守交差点より西へ約2km

営業時間 4月〜10月 10:00〜18:00
3月・11月 10:00〜17:30
12月〜2月 10:00〜17:00
1月1日  5:00〜12:00
休園日 火曜日(ただし、祝日、春休み、GW、お盆、夏休みは営業)※年度によって開園時間や定休日が異なります。訪れる際は事前に公式サイトをご確認ください
料金 入園料は無料

ロープウェイ利用料金は大人片道450円、往復900円、小人片道230円、往復450円
カーレーター利用料金は大人・小人ともに片道200円、往復300円
観光リフト利用料金は大人・小人ともに片道400円、往復600円
回転展望閣3階喫茶「コスモス」は入場料、大人100円、小人50円

駐車場 駐車場 あり(200台)
平日(3/20〜4/15を除く)最初の1時間300円、以後1時間につき200円(1日上限1,200円)
土日祝日及び3/20〜4/15 最初の1時間400円、以後1時間につき200円
公式サイト http://www.sumaura-yuen.jp/


この記事を書いてくれた人

NANA

1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。





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