須磨浦公園へ遊びに行こう!春は桜、秋は松ぼっくり拾い。幼児向けの遊具も置いてある静かな公園。カフェもあって駅から近くてちょっとお出かけする時に便利です。
須磨浦公園は緑豊かな静かな公園。園内には桜がたくさん植えられていて春にはお花見も楽しめます。幼児向けの遊具も置いてあるので、お弁当を持ってちょっとお出かけするにはぴったりの公園。
「須磨浦公園」は、神戸市須磨区一ノ谷町にある公園。山陽電鉄「須磨浦公園駅」を降りてすぐにあります。
須磨浦公園とその周辺は、源平一ノ谷合戦の戦場地としても有名。園内には「戦の濱碑」「源平合戦800年記念碑」「敦盛塚」など、源氏と平家にまつわるものもあちこちにあります。
春にはソメイヨシノが咲き乱れる花見の名所。花見シーズンにはたくさんの花見客で賑わいます。秋にはどんぐり拾いや松ぼっくり拾いも楽しめる。
今回はそんな「須磨浦公園」へ行ってきたときの様子を、写真とともにレポートします。
須磨浦公園はアクセスも良く電車でも車でも行くことが可能。
「須磨浦公園」は、山陽電鉄「須磨浦公園駅」を降りてすぐのところにあります。改札を出てすぐ左手に公園が見えるので、初めて行ってもとても分かりやすい立地です。
ちなみに「須磨浦公園駅」構内には、エレベーターやエスカレーターがなく、改札が下り電車のホームにあるため、上り電車ホームへは地下通路を通っていかなくてはなりません。
改札を出るまでの途中には長い階段があるので、ベビーカーや車椅子で利用する人には少し大変だと思います。
須磨浦公園はおよそ100haもある広大な自然がいっぱいの素敵な公園。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせたくらいの広さがあり、園内の至る所ににはクロマツやソメイヨシノがたくさん植えられています。桜の名所として有名で、春には大勢の花見客で賑わっています。
須磨浦公園には、みどりの塔、句碑・歌碑、松林、ハイキングコース、海を眺めながらティータイムを満喫できるカフェなどがあります。
近隣には「須磨浦山上遊園」や「須磨海釣り公園」があります。山上にある「須磨浦山上遊園」へはハイキングコースを歩いていくか、ロープウェーで登ります。山の上から見る海や神戸の街並みはとても綺麗で、デートにもおすすめのスポット。
道沿いには松林が。この松は開園当時から植えられているクロマツだそうです。訪れたのが冬だったのですが、冬の松林は少し寂しい感じがしますね。
秋から冬にかけては、マツボックリ、どんぐりや落ち葉がたくさん落ちているので、それを拾って集めるのも楽しいと思います。うちの子どもたちも、夢中になって木の実や落ち葉探しをしていました。
園の東側には遊具のある遊び場もあります。小さなお子さんや小学生のお子さんがいる方におすすめの遊びスポット。
私が訪れたのは12月の土曜日でしたが、2組の家族しかいませんでした。人も少ないので、子どもたちも思う存分遊ぶことができて喜んでいたようです。ゆったりと静かに遊びたいという人には、ちょうどいい遊び場かなと思います。
桜のシーズンにも行ったことがありますが、その時は花見客でいっぱいでした。遊具で遊ぶ子どもたちもたくさんいて、すべり台やブランコも少し混雑していました。
「源平合戦800年記念碑」と「源平ゆかりの会30周年記念樹」です。須磨浦公園とその周辺は、源平一ノ谷合戦の地として有名。園内には源平ゆかりの地ということで、石碑や解説板など源氏と平家にまつわるものがありました。
園の西側には、この合戦で討たれた平敦盛の供養塔「敦盛塚」もあります。これは、神戸市指定有形文化財のひとつに指定されています。遠い昔の歴史を辿りながら、園内を歩いてもみるのもおもしろいかもしれませんね。
その他にも園内には松尾芭蕉、正岡子規、高浜虚子、五十嵐播水、与謝蕪村など須磨にまつわる句を詠んだ俳人の句碑もあります。
須磨浦公園にはトイレが5ヶ所。身障者用トイレはありますが、おむつ替えシートやオストメイトなどはありません。
トイレののひとつを覗いてみましたが、古くてあまり綺麗ではありませんでした。壁面と床もタイルですし、和式でウォシュレット式でもないので冬場は余計に冷たく感じるかもしれません。
トイレットペーパーの補充はきちんとされているものの、スイッチを押しても電気がつかず。洗面所も「いかにも古い」と分かるようなデザイン。石鹸もおむつ交換台もありませんでした。
須磨浦公園はお弁当の持ち込みは可能。レストランなど食事が出来るお店がないので来る途中でお弁当を買うか家から持って行くようにしましょう。
須磨浦公園内にはレストランなど食事のできる施設はありません。ただし園内のいたるところにベンチが置いてあるのでコンビニでお弁当を買ってきたりお家からお弁当を持ってきたりすれば楽しいランチが楽しめると思います。
海側を向いたベンチもたくさんあるので、須磨の海を眺めながらここで昼食をとるのもいいですね。海と山……自然に囲まれて食べるお弁当は、家で食べる食事とはまた違った味わいがあるものです。
須磨浦公園にはPATISSERIE TOOTH TOOTH Sea Side Cafeなどがあります。「PATISSERIE TOOTH TOOTH
Sea Side Cafe」は、神戸で有名な洋菓子専門店「PATISSERIE TOOTH TOOTH」の姉妹店。海を眺めながらティータイムを満喫できるカフェです。
須磨浦公園は駅を降りてすぐのところにあり気軽にふらっと立ち寄れるお出かけスポット。ゆっくり遊びたいという人は、空いている平日やシーズンオフの土日を狙って遊びにいってみましょう。花見シーズンやイベント時を除けば、土日でもあまり混雑していません。
須磨浦公園は源平にゆかりのある地としても有名で源氏と平家にまつわるものが園内のあちこちにあります。歴史好きの方にはおもしろい場所になるかもしれませんね。
特に花見シーズンには、園内にソメイヨシノがたくさん咲く絶好のお花見スポット。須磨浦公園は花見の名所なので、桜の綺麗な春に訪れたい公園のひとつです。
園内の施設は古さが感じられるのが少し残念な点。特にトイレは、お世辞にも綺麗とは言いがたいのは本当に残念でした。
歩いて行ける距離には「須磨海釣り公園」も。基本釣り(4時間)料金は大人(16歳以上)1,200円、小人(6〜15歳)700円、6歳未満は無料。道具のレンタルもあり釣った魚も持ち帰ることができます。
須磨浦公園へ訪れるときに、こちらの方へも足をのばしてみてもいいかもしれませんね。
住所 | 神戸市須磨区一ノ谷町4丁目1-24(地図) |
連絡先 | 078-795-5533 |
最寄駅 | 山陽電鉄「須磨浦公園駅」 |
アクセス | 山陽電鉄「須磨浦公園駅」下車後、すぐ |
開園時間 | 24h(カフェは営業時間あり) |
休園日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(200台) 平日(3/20〜4/15を除く)最初の1時間300円、以後1時間につき200円(1日上限1,200円) 土日祝日及び3/20〜4/15 最初の1時間400円、以後1時間につき200円 |
公式サイト | http://www.kobe-park.or.jp/sumaura |