須磨寺公園の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
堂谷池を取り囲むように広がっている須磨寺公園は自然が豊かなところ。須磨寺、須磨温泉と周りにも見どころが多く魅力あふれる公園です。
須磨寺公園は堂谷池を取り囲むように広がっている自然豊かな公園。
神戸市須磨区の西須磨に位置しており、源義経の腰掛松、平敦盛の首塚、武蔵坊弁慶の鐘などがあることで有名な須磨寺とも隣接しています。
このあたりは須磨温泉も湧きだしており、旅館などもあって神戸の隠れ座敷的スポット。須磨寺公園はそんな魅力的な環境に囲まれた地にあります。
今回は須磨寺公園に行ってきたので、見どころやおすすめを画像を交えて詳しくレビューします。
須磨寺公園は山陽電車・須磨寺駅から徒歩10分ほどで着きます。
須磨寺公園の最寄りの駅は山陽電車・須磨寺駅になります。山陽電車・須磨寺駅を降りるとすぐに須磨寺に向かう参道に出ますのでそのまま須磨寺へと向かってください。
須磨寺へと向かう参拝者も多く、参道の店先も賑わっていますので歩いているだけでも楽しくなりますよ。
須磨寺公園には駐車場がありませんが、すぐのところに須磨寺駐車場があるので、そこを利用するのがいいでしょう。場所は須磨寺の仁王門のすぐのところです。
最初の1時間は500円で、あとは6:00〜20:00まで15分100円、20:00〜6:00までは1時間100円となっています。当日の最大料金は2000円。(2018年現在)
車で須磨寺公園に行くには国道2号線の千守交差点で山陽電車の高架をくぐる道へと曲がり、そのまま直進すれば須磨寺公園の入り口に着きます。
須磨寺駐車場へは堂谷池外周の細い道から行けます。
須磨寺公園は散策にマッチした堂谷池を取り囲むエリアと、子供たちが無心に遊べる遊具が揃った山側エリアとで構成されています。一番の見どころは堂谷池に浮かぶ浮御堂と緑の広場になっている観月広場です。
須磨寺公園は大きく分けて2つのエリアから成り立っています。堂谷池を取り囲む自然公園のエリアと、山側にある子供たちが無心に遊べる遊具が揃ったエリアです。
須磨寺公園の見どころとして取り上げたいのは堂谷池を取り囲むエリアにある浮御堂と観月広場です。
観月広場は緑の広場となっていて堂谷池とその向こうにある浮御堂を眺められるいいロケーションとなっています。子供用の遊具とかはありません。
景色を眺め、自然を感じながら散策するような楽しみ方がマッチしています。
観月広場の岸辺から堂谷池を観察するのもいいでしょう。堂谷池にはいろいろな生き物が生息しているのでうまくいけば何かと出会うことができるかもしれませんよ。
この日は鴨が岩場でまったりとしていました。
観月広場からは堂谷池を取り囲むようにして浮御堂までの遊歩道が整備されています。観月広場側からの遊歩道への入り口がこの橋です。
雅な庭園にかけられている橋を彷彿とさせるデザインになっているところがいいですね。この橋のおかげで堂谷池や観月広場の風景が雅な庭園のように感じられるから不思議です。
樹木に囲まれた遊歩道が堂谷池の外周に沿う形で続いています。この遊歩道にはところどころに堂谷池を間近に見ることができるポイントがあります。
そういうポイントに遭遇したらしっかり堂谷池を観察して池の中の水中生物や浮草などの植物を見つけてみましょう。
遊歩道の途中にはベンチが設置してある休憩スペースがあります。ここからは草木に邪魔されずに堂谷池を一望することができます。
天気が良ければ静かな水面に山々の姿が映り込む美しい風景を見ることができます。
観月広場から堂谷池を挟んで対峙する位置にあるのが浮御堂です。堂谷池に張り出すような形で建てられており、まるで池に浮かんでいるかのようです。
浮御堂には自由に立ち入ることができるので、遮るもののない堂谷池からの展望を楽しむことができます。
浮御堂の中は日差しも遮られており椅子もあって絶好の休憩場所にもなります。堂谷池の景色を見ながら一休みするのもいいですね。
浮御堂から堂谷池を覗き込むと無数の鯉が泳いでいました。浮御堂があって鯉がいてという情景は平安貴族の庭園の姿そのものですね。
向こう岸に観月広場を臨むこともできます。
子供たちの遊べる遊具があるのが須磨寺公園の山側エリアです。ここは桜陰の苑と呼ばれています。観月広場とは道を隔てて分かれています。
おらが山というのが須磨寺公園の背後にあるのですが、この桜陰の苑はおらが山と接しています。山側は木々がうっそうとしています。
この桜陰の苑には、軽い球技などを楽しむことができる広いスペースとブランコ、砂場、すべり台などの遊具が揃っています。
遊具はシンプルなものばかりですね。そこそこの広さがありますので子供たちが走り回って遊ぶことができます。
先ほどの広場には大きな屋根の休憩所が設けられています。持って行ったお弁当を広げるのに最適な場所です。
子供たちを桜陰の苑の中の遊具で遊ばせておいて、親はそれをここで見守るといった使い方もできますね。
この休憩所以外にもベンチがあちこちに配置されていますので腰を下ろす場所には困りません。
桜陰の苑の遊具などがある西側にも須磨寺公園の出入口があります。こちらの出入口からは細い路地を通して須磨寺へと向かうことができます。
この路地から行けばいきなり須磨寺の本堂がある境内へと行くことができます。観光で須磨寺に行ったついでにこの路地を伝って須磨寺公園に足を運ぶというのもいいですね。
須磨寺公園には和風の建物のトイレ施設があります。また水飲み場なども設置されています。
須磨寺公園にはレトロな感じの和風の建物のトイレ施設があります。
場所は観月広場になります。須磨寺公園の持つ庭園的な雰囲気に合わせてトイレ施設の外装も雰囲気を壊さないようなものにしているといった印象です。
和風の建物はきれいな感じでしたが、中身は普通の公共の公園のものといった感じでした。
実際にトイレの中に入ってみると広々としていていいのですが、少し土埃的な汚れがあるのが残念でした。
訪れたときにはトイレットペーパーもない状態でした。赤ちゃん用の設備はありませんでした。
観月広場にはトイレの他に手洗い・水飲み場の場の設備があります。
堂谷池もあり、観月広場や浮御堂と見どころも揃っているので、家族でピクニック気分で訪れるのにおすすめです。
須磨寺にはたくさんの参拝客が訪れるのですが、須磨寺公園はそれほど知られていないせいか、須磨寺と比べるとやってくる人も少なく静かな感じです。
そういう穴場的なところもいいですよね。家族でのんびりするのにマッチしています。
須磨寺とも近いので須磨寺観光とセットで遊びに行ってはいかがですか。
住所 | 〒654-0068 兵庫県神戸市須磨区西須磨(地図) |
連絡先 | 078-742-2424(西部建設事務所) |
最寄駅 | 山陽電車・須磨寺駅 |
アクセス | 電車を利用する場合 山陽電車・須磨寺駅から徒歩7分 車を利用する場合 国道2号線の千守交差点からすぐ |
開園時間 | 無 |
休園日 | 無 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 須磨寺駐車場 最初の1時間は500円、追加6:00〜20:00まで15分100円、20:00〜6:00までは1時間100円、当日の最大料金は2000円 |
公式サイト | 無 |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。
関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル