舞子公園へ遊びに行こう!園内には舞子海上プロムナード、旧武藤山治邸、旧木下家住宅などの観光スポットもたくさんあり、隣接エリアには、橋の科学館や移情閣・孫文記念館と見所がいっぱい。
舞子公園は神戸市垂水区の県立公園です。JR「舞子駅」・山陽電鉄「舞子公園駅」から南へ徒歩5分のところにあり、園内からは明石海峡大橋が間近で見られます。兵庫県では初の県立都市公園。
舞子海上プロムナード、旧武藤山治邸、旧木下家住宅、明治天皇の歌碑などの観光スポットもたくさんあります。また、隣接エリアには、橋の科学館や移情閣・孫文記念館という中国革命家の孫文にまつわる資料が展示されている施設があります。
世界一長い橋である明石海峡大橋が目の前で見られる場所というだけあって、海外からの観光客の姿もよく見かけました。芝生広場や遊具広場もあり、小さなお子さん連れのファミリーにもおすすめのスポットです。
今回は舞子公園へ行ってきたときの感想を写真とともにレビューします!
JR「舞子駅」・山陽電鉄「舞子公園駅」で降りて、南へ徒歩5分のところにあります。改札を出ればすぐ目の前に見える明石海峡大橋が目印です。
舞子公園へはJR「舞子駅」または山陽電鉄「舞子公園駅」を下車して、南へ徒歩5分ほど行ったところにあります。
写真はJRの改札を出てすぐの景色。世界一長いつり橋の明石海峡大橋が見えています。周囲には公園までの案内板がたくさん立っているので、初めて行っても迷う心配はありません。
園内には舞子海上プロムナード、旧武藤山治邸、旧木下家住宅、明治天皇の歌碑、移情閣・孫文記念館があります。その他にも芝生広場や遊具広場もあり、ファミリーにもおすすめのスポット。
舞子公園は明治33年に兵庫県で初の県立都市公園として開園しました。園内には様々な観光スポットがあり、見ごたえばっちりの公園です。芝生広場の周辺では親子でボール遊びをしたり、ジョギング、ウォーキングをしたりする人もおり、おだやかな時間が流れているようでした。
写真の右奥に見えるのは「根上がりの松」という松の再生植樹記念彫刻ですが、この公園にある松林は舞子浜を象徴する景観で、園内のあちこちに松の木が生えています。戦後に台風や排気ガスなどにより弱ってしまいましたが、明治時代まであった「根上がり松」の再生にむけて整備がされています。
舞子公園の園内マップです。園内は北地区、東地区、西地区、南地区、中央地区の5つのエリアに分かれています。
一番の見どころは明石海峡大橋が間近で見られるこの景色です。海のすぐ側にデッキがあり、この近さで橋を一望できます。一眼レフを持って熱心に写真撮影する人の姿も見かけました。
橋の下まで行けば真下から見上げることも。橋が迫ってくる感じがして、ものすごい迫力です。
舞子公園の南地区にあるのが舞子海上プロムナード。橋の内部に入ることが出来る面白いスポットです。
舞子海上プロムナードは明石海峡大橋を間近で見られる場所にあり、橋の内部にある遊歩道を歩くことができます。橋の内部に入られる機会なんて滅多にないので、おもしろいと思います。特に8階の展望ラウンジは眺望もよく、海を見ながらレストランで軽食をとることができます。カップルのデートスポットとしても一押し。
写真左奥に見えるのが明石海峡大橋のメインケーブルを支えるアンカレイジです。この建物の内部にあるエレベーターを使って、舞子海上プロムナードの8階へ上がります。
南地区にある移情閣・孫文記念館です。中国の革命家・孫文の記念館があるためか、特に中国人の観光客が多かったように思います。館内は孫文に関する資料が展示されており、施設は国と県の重要有形文化財に指定されています。
逆光ですが、写真中央に見えるのが移情閣・孫文記念館。明石海峡大橋をバックにした景色はとても綺麗です。写真手前のデッキのところでは、釣りをしている人がたくさんいました。明石の海は潮流が速く、身が引き締まった魚が獲れると評判です。
南地区にある明治天皇歌碑です。昭和11年に建立され、明治天皇がこの地を訪れたときに詠まれた歌が刻まれています。
南地区にある旧武藤山治邸です。鐘紡の中興の祖で、衆議院議員として活躍した武藤山治が明治40年に建てた住宅。もちろん、建物の中に入って見学することも出来ます。
明治の人の生活様式を知り、異国情緒あふれる西洋館の暮らしぶりに触れることができるスポットです。
舞子公園の中央地区、北地区、東地区、西地区へ行くには旧武藤山治邸の前にある遊歩道を通っていきます。
スロープと階段の両方があるので、ベビーカーや車いすの方も利用することができます。
中央地区の松林です。明治天皇も愛した1500本の松林の景観を今も残しています。訪れた日も作業員の方が手入れをする姿が見られました。ベンチもあちこちにあるので、ゆっくり座って松を鑑賞することもできますね。
昔から多くの歌や詩に詠まれてきた舞子の松林の景色。そんな風情のある「白妙青松」の再現をしようという取り組みも行われているようです。
舞子公園の遊具広場にはすべり台やぶらんこ、動物の遊具などが置いてある幼児が楽しめる人気のスポット
松林からさらに南へ3、4分のところの遊具広場です。広さもあり、鬼ごっこやかけっこなど走り回れるスペースが十分にあります。
すべり台やぶらんこ、動物の遊具など小さいお子さんが楽しめるスポットです。訪れたときも数組の親子連れが遊びにきており、子どもたちのはしゃぐ声で賑わっていました。近隣に住む小学生の姿も見かけたので、学校帰りに遊ぶ子どもも多いのかもしれません。
健康器具のような遊具もあちこちにありました。運動不足のお父さんやお母さんはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
遊具広場の横にはシートが広げられるスペースがありお弁当を食べられる!
遊具広場の周辺はお弁当が食べられるスペースがあり、シートを持参すればここでお昼が食べられます。遊具広場の側には線路もあり、近くで電車が走っている様子を見ることができるので、電車好きのお子さんは喜ぶかもしれませんね。
広場の近くにはトイレがあるので、子どもが急に「トイレ!」と言い出してもトイレを探し回る心配もありません。
舞子公園のトイレは6ヶ所。ウォシュレットはありませんが、清掃がしっかりと行き届いていて清潔なトイレで安心できます。
旧武藤山治邸の近くにあるトイレを覗いてみました。タイル張りで少し冷たい印象はありますが、きちんと清掃されているようで嫌な匂いもありません。トイレットペーパーもきちんと補充されていて、不快な感じはしません。
おむつ交換台もあります。乳幼児を連れた方でも安心して利用できます。
舞子公園は世界一のつり橋の明石海峡大橋が間近で見られる絶好の場所。海と橋、そして淡路島の眺望はとても綺麗で、デートにもちょうどいいスポットだと思います。
また、園内には舞子海上プロムナード、旧武藤山治邸、旧木下家住宅などの観光スポットもたくさんあり、隣接エリアには、橋の科学館や移情閣・孫文記念館と見所がいっぱい。1日かけてゆっくり観光するのも良さそうです。
芝生広場や遊具広場など小さなお子さん向けのエリアは、特にファミリーにおすすめ。他にも少し足をのばせば、海水浴やバーベキューが楽しめるアジュール舞子、三井アウトレットパークマリンピア神戸やさかなの学校もあります。
舞子公園へ訪れた際には、そちらを訪れてみるの楽しそうです。
住所 | 兵庫県神戸市垂水区東舞子町2051番地(地図) |
連絡先 | 078-785-5090 |
最寄駅 | JR「舞子駅」・山陽電車「舞子公園駅」 |
アクセス | 電車でのアクセスは、JR「舞子駅」・山陽電車「舞子公園駅」より南へ徒歩5分。高速バスで「高速舞子バスのりば」下車、南へ5分 車でのアクセスは、淡路島・四国方面から神戸淡路鳴門自動車道「垂水IC」を出て南西へ約6km。姫路方面から第二神明道路は「玉津IC」を出て南東へ約10km。大阪方面から第二神明道路「高丸IC」を出て南西へ約4km。山陽自動車方面から山陽自動車道「布施畑IC」を出て南西へ約9km |
営業時間 | 24h(有料の施設があり) |
休園日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり 普通車駐車場P1、P2(212台)営業時間 8:30〜21:30 休業日 12月29日〜12月31日※普通駐車場には障害者用4台含む |
公式サイト | http://www.hyogo-park.or.jp/maiko/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。