観音山公園の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
観音山公園(かんのんやまこうえん)は神戸市長田区にある山の斜面を活かして作られた公園。気楽に山登り気分を味わうことができます。
観音山公園は神戸市長田区にある公園です。ミニグラウンドや遊具のある広場などを備えています。
山の斜面を活かして作られたことが特徴です。駅から近いのに緑豊かな環境が残されています。
山頂まで自然豊かな道が続き山登り気分を味わうことができます。休憩所も多く自然の中を散策するのに適した場所です。
今回は観音山公園へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
観音山公園へは山陽電車・阪神電車「西代駅」から徒歩で約10分。車なら阪神高速3号神戸線湊川出口から約8分で着きます。
観音山公園の最寄り駅は山陽電車・阪神電車「西代駅」になります。駅からは徒歩圏で歩いて約10分で着きます。
車で西代蓮池公園に行くなら阪神高速3号神戸線、湊川出口で降りるといいでしょう。そこからは約8分で着きます。
山陽電車・阪神電車「西代駅」を降りて地上に出て道路沿いに東へと進んでいきます。
蓮池小学校、西代蓮池公園を過ぎて次の角を北側へと上がっていくと観音山公園の入り口に達します。池田地域福祉センターの建物が目印となります。
車で観音山公園に行くときは駐車場がないので気を付けましょう。少し離れますが西代蓮池公園に併設された西代公園駐車場を利用するのがいいでしょう。
料金は一日500円の定額となります。
観音山公園の見どころは山の斜面を上っていく散策路。自然豊かな環境の中で山登り気分が味わえます。
観音山公園は山の斜面を活かして作られていて、自然豊かな環境が保持されています。その中を山頂まで続く散策路が設けられています。
観音山公園の見どころは散策路を歩いていくことで見ることのできる緑深い自然の風景です。
観音山公園のミニグランドを過ぎたところに緑豊かな山の様相のエリアへと入る入り口があります。ここからが散策路のスタートです。
ミニグランドから見上げるとこんな感じで背後に山が迫っています。目指す山頂はさらにこの奥にあって、ここからは全く見えていません。
山頂まで行くには、この山の中を散策路を伝ってジグザグに登っていくことになります。散策路を歩いていけば街中の公園なのにまるで山登りをしているかのような気分が味わえますよ。
まずは散策路に入ったら神戸の市街地の風景を楽しんでください。眼下にミニグラウンドが見下ろせるあたりです。
残念ながらこれから上がるにつれて木々が邪魔をして景色がよく見えなくなってきます。景色を見るのならここが一番のスポットです。
だんだんと緑が濃くなってきます。道は階段も交えてどんどんと急こう配になっていきます。しかし歩きやすい道になっていますのでそれほど苦になることはないでしょう。
観音山公園の散策路は迷路のようにいくつもの道が交差するタイプになっています。いろんなルートで山頂を目指すことができますよ。
どの道を行けば正解というのもなく、気分で道を選びながら上へと進んでいくのがよさそうです。
中腹まで登ってくると休憩所が見えてきます。さっきまで濃かった緑も薄れ、見渡しがよくなってきます。山頂まではもう少しです。
山頂に到達しました。山頂は砂地の広場になっています。さすがに山頂だけあって前方は神戸の市街地、後方は高取山のふもとの住宅街が見下ろせる高さがあります。
しかし木々が邪魔をしているので木々の合間からチラチラと見える風景を堪能するしかありません。
山頂なのに西側を見るとすぐそこまで住宅が迫っています。こちらは高取山のふもとの住宅街です。ずいぶんと高いところまで人の住まいがぎっちりとあるものですね。
北側を見ると眼下に長田高校のグラウンドとその先に夢野台あたりまで続く住宅街が見えていました。
山頂そばにある遊具のある広場。観音山公園の遊具や健康器具はここに集められています。
山頂の広場からは一段降りたところに遊具のある広場があります。観音山公園で遊具で遊べる場所はここだけになります。
つまり子供たちも遊具で遊びたかったら山を登ってこなくてはいけないということになります。
すべり台、ブランコ、鉄棒などのオーソドックスな遊具があります。
鉄棒はやたらと背が高くなっていて、子供たちの背丈ではおいそれと手が届かないものになっていました。
あとは動物の造形物があります。なぜかゾウはリアルな造形のものとデフォルメされて腰掛状になっているものの2つがありました。
キリンの造形物だけが少し離れたところにポツンとがあってなんだかさみしそうでした。
健康器具としては輪投げ台と背伸ばしベンチ、腹筋ベンチがありました。
輪投げは地元の人たちが楽しんでいるのでしょうね。
観音山公園の広場はふもとにあるミニグラウンドと山上にある広場の2か所。球技に対応しているのはミニグラウンドです。
観音山公園の大きな広場は2か所あります。1つはふもとにあるミニグラウンドで、もう1つは山上にある広場です。
どちらも砂地の広場となっています。球技などの遊びを目的にするのならミニグラウンドを使用しましょう。
ミニグラウンドは誰でも無料で予約なく使うことができます。周囲にはフェンスが張り巡らされているので球技にも対応していますよ。
ミニグラウンド入り口のところにも二重にフェンスが設置されていて不用意にボールが飛び出すことを防ぐ構造となっています。
山上にある広場はそこそこの広さがありますが、フェンスなどは設置されていませんので球技に向きません。
いったんボールが広場から出ると急こう配を転がっていくはめになるのでやめておいた方が無難でしょう。ここは地元の人が早朝の集まりに使っているようですよ。
豊富にある休憩所。山気分でお弁当を広げることはできますが景色がよくないのが残念です。
観音山公園には豊富に休憩所がありますよ。一番規模が大きいのが山上の広場にある休憩所です。ここはあまり人が来ない場所でもありますので静かに過ごすことができます。
ここにはテーブル席や丸太のイスなどが置かれています。テーブルがあるのでお弁当を広げるのにも向いていますね。
ただ山頂なのに景色はよく見えません。ベンチからは公園内の草木が見えるだけです。
公園の中腹にある休憩所です。山上の休憩所のように屋根は塞がれていないのでここで休んでも日除けにはあまりなりません。
こちらはテーブルとかはなくただの長いベンチがあるのみです。こちらも眺望は望めません。
この休憩所の近くにはチーズの形をしたユニークなベンチもあります。
ふもとに近いところにある休憩所です。こちらも眺望はあまり望めません。屋根がしっかりしているので雨宿りには最適です。
観音山公園の入り口のあたりにはよく手入れされた花壇があってその中にベンチが設けられています。
観音山公園全体はあまりおしゃれな感覚はなく、自然を活かしたちょっとワイルドな雰囲気なのですが、ここだけはヨーロッパの庭園のようなおしゃれな雰囲気が漂っています。
片隅にはなぜか裸婦像も置かれていてちょっぴりアートな空間となっています。
トイレは中腹にあります。男女の区別ない簡易的なトイレになっていました。
観音山公園にトイレはあります。場所は公園の中腹です。山上の広場やふもとのミニグラウンドからもちょっと距離があるのでわざわざ出向かなくてはいけない感じがあります。
男女の区別ない昔ながらの簡易的なトイレになっていました。
中身は便器と手洗い場があるのみのシンプルな構成となっていました。
きれいにはされていますがやはり器具の古さは感じられます。トイレットペーパーなどの備品もありませんでした。
ミニグラウンドには水飲み場を兼ねた水道施設も設けられていました。山上まで登ってのどが渇いたときはここに来るといいでしょう。
自然を散策することをメインに考えているのならおすすめの場所。人も少ないので穴場の公園です。
やはり観音山公園の魅力は山の斜面を活かして作られたことにあるでしょう。普通の公園では味わえない山の雰囲気を楽しむことに意義があるように思えます。
自然を散策することを目的にしたい場合にはおすすめの公園となります。急こう配のせいかあまり人が上に登ってきません。
静かな公園を望む人にはこの環境はいいかもしれませんね。人のあまりいない穴場の公園と言えるでしょう。
住所 | 兵庫県神戸市長田区池田経町(地図) |
連絡先 | 078-742-2424(神戸市役所建設局西部建設事務所) |
最寄駅 | 山陽電車・阪神電車「西代駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 山陽電車・阪神電車「西代駅」から徒歩約10分 <車を利用する場合> 阪神高速3号神戸線湊川出口から約8分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休園日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | http://kobe-park/php?id=71 (神戸市公園緑化協会) |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル