開明中公園の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
公園なのに学校?!尼崎市開明町にある開明中公園は、廃校になった学校をベースにした特徴のある建物がユニークな公園です。
阪神・尼崎駅近くにある開明中公園(かいめいなかこうえん)は、都会の中にある住民たちの憩いの場となっている公園。
ただ、普通の公園と少し違うところが・・。なんと、学校にしか見えないような外観なのです。
実はこの公園は、廃校になった学校をベースにしていて、元校舎だった建物も残っており、古き日の学校の面影を今も残しています。
学校にしか見えない外観のため、開明中公園という名前が開明中学のように思えてしまうほど。
バスケットボールのゴールポストなど、遊びを豊かにするアイテムなどもありますので、ちょっとした遊びスペースとして利用ができる開明中公園。
地域の歴史を感じつつ、公園でのひとときを過ごすことができますよ。
そんな開明中公園へいってきたのでおすすめや感想を画像を交えて詳しくレビューします!
開明中公園は実際にあった学校の敷地を利用して作られた公園。公園のところどころに残る学校の名残が見どころです。
ぱっと見た目は、学校にしか思えない開明中公園。この公園のベースとなっているのは開明小学校です。
開明小学校は明治時代に創建された藩校を起源としたとても古い小学校でしたが、同じ市内にある小学校と統合され、廃校となりました。
残った跡地の再利用として、校舎は尼崎市の分庁舎に、校庭は開明中公園としてよみがえったのです。
そんな開明中公園には開明小学校であったときの名残が残っていて、その断片のひとつひとつが見どころとなります。
まずは入り口にある門に注目!学校の校門にしか見ませんね。
普通、公園には扉がないので、公園に遊びにきたのに学校に登校してきているようです。
門の横にはちゃんと自由に出入りできるようになっています。
この門はあくまで学校の名残で、実際に施設を締め切るためのものではありません。オブジェのようなものですね。
公園の背後にある建物も学校のように見えます。ここは元校舎だった建物で、今では尼崎市の分庁舎として再活用されています。
公園のグラウンドから見ると、まさに校庭と校舎そのものです。
最近は、勝手に小学校のグラウンドなどに入ることはできないので、ここなら気兼ねなく学校気分を味わうことができますね。
旧校舎沿いに散策のための歩道も用意されています。
公園で遊ぶ子供だけではなく、ノスタルジーを味わいたい大人もしっかり楽しめます。
かつての学校の雰囲気を満喫できるような道も公園内にあります。
石碑とともに開明小学校の校歌も刻まれていました。
「永遠にかいめい」と書いた文字には、卒業生が昔歌った校歌と、ここでまた再会できる思いがつまっているようですね。
学校名を刻んだ石柱も立っていました。多くの子供たちが毎日この文字を見ながら、学校に通っていた歴史を感じられます。
もとは開明小学校だった場所とはいえ、歩道のあたりは緑もたくさんあります。
こちらは芝生のようになっていて、シロツメクサも咲いていました。
開明小学校は、明治時代の藩校であったというところから、明治時代の戦争による傷跡も残されています。
太平洋戦争末期の米軍機によるものと見られる無数の弾痕が校庭の壁にあり、これらは1945年に尼崎で起こった空撃の機銃掃射によるものだと考えられています。
このような過去の形跡が様々な形で残っている部分を探し、戦争について考えることも、この公園での見どころになりますね。
開明中公園には幼児が遊べる遊具があります。またアクティブに楽しみたい子供のためにバスケットボールのゴールポストも設置されています。
開明中公園には遊具の集まっているコーナーがあり、公園としてもしっかり楽しめます。
遊具もそろっているので小さい子供を遊ばせるのにも最適です。
幼児用の遊具として、複合遊具と砂場が用意されています。複合遊具は階段3段分ぐらいの高さの低いものなので、幼い子供を遊ばせるのにも向いています。
砂場はしっかりと柵でガードされているので動物が入ることはなさそうです。衛生的にも安心ですね。入るときは、フェンスの扉を開けて入ります。
ほかにも鉄棒とブランコが用意されています。小学校に鉄棒はつきものなので、ちょっとした郷愁を感じさせてくれます。
ブランコは昔懐かしのシンプルなブランコでした。小さい子供が遊ぶ分には、ベーシックな遊具が揃っています。
グラウンドにバスケットボールのゴールポストが設置されているので、バスケットボールを思う存分楽しめます。
ゴールネット周辺は高い金網のフェンスネットも設置され、ゴール自体も高さや、広さは申し分なく、グラウンドにしっかり取りつけられているので、安心してプレーできそうですね。
大人が散策するついでに利用できるように健康遊具も用意されていました。それだけ大人の需要も多いということなのかもしれません。
さまざまな年齢層が楽しめる公園なので、親子で来ても、子供も大人もしっかり楽しめますね。
開明中公園には休憩スペースが遊具のそばにあり、子供達が遊ぶのを見ながら大人は休憩できます。園内の歩道にも、ベンチやイスが用意されています。
開明中公園には休憩スペースや椅子が幼児用の遊具のそばにあり、子供たちの遊ぶ姿を見守ることができます。
お弁当を広げて、ひと休みするのもよさそうですね。
木のベンチや石の腰掛けなどもあり、グラウンドで遊ぶ子供たちを見守るのならこういったあたりに腰を下ろすのもいいですね。
開明中公園にはトイレはありませんが、水道が設置してあります。
開明中公園にはトイレはありません。そのため、できれば阪神・尼崎駅構内などで事前に済ませておくといいでしょう。
水道はあるので、手洗いなどはできます。
小学校前の子供に校庭で遊ぶ体験をさせてあげるのにおすすめの公園です。大人がノスタルジーを味わう場としてもいいですね。
開明中公園は小学校に上がる前の子供に、学校の校庭で遊ぶ体験をさせてみたいという希望が叶う公園です。
広い校庭や、校舎がある雰囲気を楽しめるので、一足先に学校気分を味合わせてあげるのにおすすめの場所と言えるでしょう。
この公園に到着したら「小学校に遊びに来た!」と、びっくりするかもしれないですね。
また、子供を遊ばせながら、大人がこの場所で小学校のころを思い出し、ノスタルジーを味わうというのもいいですね。
開明中公園は阪神・尼崎駅から徒歩約4分。特徴ある建物がわかりやすく、駅からのアクセス抜群です!
開明中公園の最寄り駅は阪神・尼崎駅です。
駅からは徒歩約4分の距離で五合橋線沿いに進んでいくと到着します。
阪神・尼崎駅で降りたら、中央改札を出て南口から外へと出ましょう。バスやタクシーのターミナルが目の前に広がります。
ターミナルから右手へと進み五合橋線という自動車道まで進みます。通りの前には表札があるので、確認しておきましょう。
五合橋線に出たら、左に曲がり、車の流れに沿ってそのまま直進します。
五合橋線沿いを進んでいくと、高速道路の高架と交わる手前で学校の校門と見間違えてしまうような門構えの施設が見えてきます。そこが開明中公園です。
裏門です。一瞬入ってもいいのかなと思ってしまいますが、誰でも入れるようになっているので大丈夫です。
ただ、公園なのに門を開けて入っていくというのが不思議な感じがしますよね。
実は、このように横の道があり、門扉をわざわざ開けることなく入ることもできますよ。
車で行く場合は、阪神高速3号神戸線・尼崎東出口から約5分の場所になります。
駐車場はありませんので近くの有料駐車場を使用してくださいね。
尼崎駅前にタイムズが運営する市営阪神尼崎駅前駐車場があります。料金は20分ごとに100円で、駐車後24時間の最大料金は1000円となっています。
市営の駐車場なので、身体障害者手帳、療育手帳、又は精神障害者保健福祉手帳を所持している人が車に同乗または運転している場合は、3時間まで無料になります。
駐車場管理事務室に申し出ると減免申請を行うことができます。
住所 | 〒660-0862 兵庫県尼崎市開明町2丁目(地図) |
連絡先 | 無 |
最寄駅 | 阪神・尼崎駅 |
アクセス | 電車を利用する場合 阪神・尼崎駅から徒歩約4分 自動車を利用する場合 阪神高速3号神戸線・尼崎東出口から5分 |
営業時間 | 特になし |
休園日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | 無 |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル