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生玉公園

生玉公園の詳細

生玉公園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!

生玉公園

大阪市天王寺区にある生玉公園(いくたまこうえん)。大阪ミナミの繁華街の近くにあってあたりを見渡せる台地になっているのが特徴です。

生玉公園

生玉公園は大阪市天王寺区にあって大阪ミナミの繁華街にも近い公園となっています。

上町台地に差し掛かった立地となっていて、上にある展望スペースからはミナミの繁華街を見渡すことができます。

生國魂神社のお隣にあって自然豊かな環境が残っています。生玉公園地下壕や浪花富士山跡など歴史的な痕跡を示す掲示があります。

遊具は幼児用の遊具スペースと小学生以上用の遊具スペースに分かれています。野球をプレイするのにマッチしたグラウンドも用意されていますよ。

今回は生玉公園へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。

生玉公園を詳しく紹介します!

大阪の地形の特徴である上町台地の隆起を実感できる公園。ミナミを見下ろせる高台までの道が見どころとなります。

生玉公園を詳しく紹介します!

人気番組の「ブラタモリ」でも紹介されて注目を集めた上町台地にあるのが生玉公園の特徴です。

公園の入り口はミナミの繁華街と同じ標高なのですが、入ってすぐの階段を上っていくとあれよあれよという間に高台へと昇っていくことになります。

ここに来れば一般の地表と上町台地の隆起との差を自分の足で実感することができますよ。

ミナミの繁華街も見下ろせて、歴史の痕跡も残っている生玉公園の高台への道が見どころとなります。

生玉公園 高台にある公園

生玉公園の入り口からは公園の概要はまったく見えません。奥にある階段を上っていく必要があります。

階段のあたりからいきなり緑が濃くなりミナミの街中にあるとは思えないような自然豊かな環境へと変わります。

生玉公園 地下防空壕があったところ

階段を上っていくと生玉公園地下壕があったことを示す碑が立っていました。ここには太平洋戦争の末期に空襲に備えるための都市防空壕が設置されたそうです。

コンクリート製の地下壕となっていて軍が利用していたとのことです。

こういう歴史の痕跡に出会うとまたリアルにそういった時代があったことを再認識させられますね。子供たちにも教えてあげたいものです。

生玉公園 生國魂神社の塀

まだまだ上に上がっていく道が続きます。前方になにやらお城の塀のようなものが見えてきました。

これは実は生國魂神社の塀です。高台という立地ははよくお城が建てられているので、こういう光景を見るとまるでお城の敷地の中を歩いているような気分になります。

生玉公園 展望広場

上り坂の終わりに見えるのが生玉公園の展望の広場です。ずいぶんと上がってきましたよ。上町台地は昔の大阪の陸地だったところになります。

ここよりも標高が低いところは海だったのです。そういう大昔の大阪の姿をここにきて想像してみるのもいいでしょう。

生玉公園 ミナミを見下ろせる公園

ここからはミナミの街並みが見下ろせます。低く見えるところはその昔、海だったなんて今では考えられないですよね。

この上町台地には大阪城や四天王寺をはじめとして歴史的な建造物がいっぱい建てられています。地盤としてもしっかりしているということなのでしょう。

生玉公園 見晴らし台

展望スペースには浪花富士山跡を示す掲示もありました。明治の頃にここに富士山の形をした展望台が作られていたそうです。

上町台地の高さを活かせばいい見晴らし台ができると考えたのでしょうね。昔もここからは絶景が見えたのでしょう。

当時の写真も掲示されていますので、この施設がどんなものだったのかを知ることができました。

生玉公園の遊具の種類は?

幼児用の遊具スペースと小学生以上用の遊具スペースに分かれる生玉公園。グラウンドの横にも遊具が置かれています。

生玉公園の遊具の種類は?

生玉公園の遊具はすべて高台へと上ったところの広場にあります。難波方面から歩いていく場合は、まずは高台へと上る必要があるわけです。

遊具は、生國魂神社の参道を挟んで、幼児用の遊具スペースと小学生以上用の遊具スペースに分かれています。

子供たちの年齢に合わせてスペースを選べばいいでしょう。またグラウンドのある広場にも遊具が置かれています。

生玉公園 幼児用ブランコ

生國魂神社の正面入り口に近いところにあるのが幼児用の遊具スペースです。いくたま幼稚園のすぐお隣にあります。

生玉公園 幼児用滑り台

ここには幼児用の足を通すタイプのブランコや背が低いすべり台、クマの形をしたステップ遊具などがあります。

生玉公園 小学生以上用ブランコ

生國魂神社の参道を挟んで南側にあるのが小学生以上用の遊具スペースです。

生玉公園 小学生以上用滑り台

子供たちが駆け回ることができる適度な大きさの広場になっていますよ。

生玉公園 鉄棒

生玉公園 スプリング遊具

こちらはブランコ、すべり台、鉄棒、スプリング遊具などが置かれています。

生玉公園 太鼓橋

あとグラウンドの横のちょっとした広場に太鼓橋が置かれています。同じ太鼓橋が2つ並列で置かれているのが変わっていますよね。

生玉公園のグラウンドは?広場は?

そんなには大きくないグラウンドがある生玉公園。子供たちが駆け回ることができる広場も用意されています。

生玉公園のグラウンドは?広場は?

そんなには大きくはないのですが無料で使えるグラウンドがあります。ちゃんと野球チーム用のベンチも2つ用意されているので、チーム対抗での野球試合も楽しめそうですね。

周りはかなりの高さのフェンスで守られているので通行の人に迷惑をかけることはなさそうです。

生玉公園 グラウンド

ただスペースが限られているので本格的な野球の醍醐味を味わうにはちょっと広さが足りないと思うことでしょう。

小学生くらいの子供たちがプレイするのにはちょうどいい広さかもしれませんね。

生玉公園 広場

グラウンド以外にも子供たちが駆け回ることができる広場が用意されていますよ。

休憩所はないのですが、公園の各所にはベンチも置かれているので小休止することもできます。

生玉公園のトイレの清潔度は?

生玉公園にはトイレはありません。生國魂神社横にある公衆トイレを利用するといいでしょう。

生玉公園のトイレの清潔度は?

残念ながら生玉公園にはトイレはありません。しかし生國魂神社横に公衆トイレが設置されています。

ここのトイレは生玉公園や生國魂神社を訪れる人のために用意されています。生國魂神社の外周をグルリと回っていけば見つかります。

生玉公園 生國魂神社横の公衆トイレ

中は普通の和式トイレで狭くトイレットペーパーもありませんでした。清掃はされていますが古さは否めない感じでした。

ベビーシートやベビーチェアなどの赤ちゃん用の設備やオストメイトはありませんでした。

生玉公園のアクセス

近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」から生玉公園までは歩いて10分ほど。車なら阪神高速1号環状線の道頓堀出口から約7分です。

生玉公園の最寄り駅は近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」や大阪市営地下鉄「谷町9丁目駅」となります。

ここでは道順がわかりやすいので近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」からのルートを推奨します。

また車で行くなら阪神高速1号環状線で難波方面へと進み道頓堀出口で降りましょう。道頓堀出口から約7分の距離です。

生玉公園のアクセス

近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」を降りて地上に出ると千日前通りという大きな車道が見えます。

この千日前通りを東へと進んでいくとやがて下寺町信号に差し掛かります。ここを松屋町筋に沿って南へと舵を切るとお寺が並ぶ一帯が見えてきます。

そのお寺とお寺の合間に生玉公園への入り口があります。

入り口は写真ように何もない広場のように見えますが、奥の階段を上っていくと生玉公園の全容が見えてきますよ。駅から歩いて10分ほどで到着です。

生玉公園 最寄りの駐車場を利用

生玉公園には残念ながら専用の駐車場はありませんが、近くにはコインパーキングがいくつもあり駐車に困ることはないでしょう。

その1つがOnePark生玉町です。生玉公園すぐの場所にあります。料金は全日8:00〜22:00は20分/100円、22:00〜8:00は60分/100円となっています。

24時間最大で1200円、夜間最大(22:00〜8:00)は500円です。

生玉公園のおすすめ度は?

大阪人にもあまり知られていない高台のスポット。ミナミの街を見下ろす体験をしに行くのもいいでしょう。

生玉公園のおすすめ度は?

大阪人でも意外と上町台地の高台から街を見下ろすという体験をしたことのない人が多いのではないでしょうか。

そういう未知な体験ができるという点でおすすめしたい公園です。

テレビ番組の「ブラタモリ」で地形の面白さに目覚めた人も行ってみるといいでしょう。公園の中の道を上がっていくことで上町台地の隆起を実感することができます。

ミナミのすぐ近くなのに自然が残っていて不思議な感じがしますよ。生國魂神社に参拝に行く際にもすぐそこなのでぜひとも足を運んでみてください。

生玉公園の施設概要

住所 大阪府大阪市天王寺区生玉町6(地図
連絡先
最寄駅 近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」
アクセス <電車を利用する場合> 近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」から徒歩約10分
<車を利用する場合> 阪神高速1号環状線の道頓堀出口から約7分
開園時間 24時間開放
休園日 無休
料金 無料
駐車場
公式サイト


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この記事を書いた人

みつ葉

すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。

編集&校正  ビー・エイブル