東淡路南公園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
東淡路南公園(ひがしあわじみなみこうえん)は大阪市東淀川区にある公園。日本で唯一現存しているEH1061号電気機関車が展示されています。
東淡路南公園は大阪市東淀川区にある住宅街の中の公園です。阪急「淡路駅」や大阪市水道局柴島浄水場にも近い位置にあります。
EH1061号電気機関車が公園内に保管されています。この機関車は日本で唯一現存している貴重なものです。
オブジェも飾られている場所に休憩所があり地元の人の憩いの場所となっています。子供たちが駆け回れる砂地の広場もありますよ。
今回は東淡路南公園へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
EH1061号電気機関車が展示されている東淡路南公園。電車マニアの憧れの地となっています。
東淡路南公園の一番の特徴はEH1061号という大きな電気機関車が展示されていることです。
金網に囲まれていますので直に触れることはできませんが、間近まで迫ってしげしげと見ることができますよ。
EH1061号は国鉄時代に活躍した電気機関車で石炭を燃料とする蒸気機関車を置き換える目的で作られました。
馬力を得るためにこれまでの電気機関車よりも電動機を多く積むために巨大なボディとなりました。そのためマンモスの愛称で呼ばれたそうです。
EH1061号電気機関車の展示のすぐ脇に経歴を示す掲示が立っていました。それによるとEH1061号は昭和32年に製造されたとあります。
日本が高度成長期に差し掛かるかという頃に生まれたのですね。最大の特徴は車体が2つに分かれていることです。
それぞれから絞り出すパワーで大垣から関ヶ原の間の勾配を乗り越えることができたそうです。
このEH1061号はEH10形というシリーズになるのですが、製作された64両の内、保存されているのはたった1つになってしまいました。
それがこの東淡路南公園に展示されているのです。
もちろん無料で見ることができますので鉄道ファンならずとも貴重な車両を見ておきたいですよね。電車好きな子供たちもきっと大喜びすることでしょう。
東芝が電車を作っていたのですね。鉄道ファンでなければ東芝が電車作成に携わっているというイメージがないかもしれません。
今も走っているEH500形電気機関車も東芝製となっています。
ちなみにEH500形も大きなボディが特徴的でEH10形のマンモスという愛称を受け継いで「平成のマンモス」と呼ばれています。
中に立ち入ってEH1061号を見ることはできませんが、金網越しにいろんな角度から眺めることができますよ。
残念ながら遊具は設置されていない東淡路南公園。健康器具は充実しています。
東淡路南公園には残念ながら遊具は置かれていません。遊具目当てで訪れると肩透かしをくらってしまうので気を付けましょう。
そのかわり健康器具は充実しています。健康増進の場として利用するにはとてもいい場所となっていますよ。
広場はありますので子供たちが駆け回って遊ぶ分には問題ないです。
とにかく大人用の健康器具はその数も豊富に用意されています。
平行棒をもった健康器具が2つもありますよ。
1つはあん馬運動などハードな体操ができるもので、もう1つは平行棒を頼りに歩行運動などもできるようになっていました。
ぶら下がるタイプはかなりの高さまでチャレンジできるようになっていました。
しっかりと背伸ばしもできそうですね。
腰ひねりをする輪っか状の健康器具もあります。ウエスト周りが気になる人にいいかもしれませんね。
ベンチ状の健康器具もありますよ。腹筋を鍛えるものと背伸ばしをするものが設置されていました。
このように様々な健康器具がありますので大人が手軽に運動する場としてはいい公園です。
遊具がないからと言って子供たちの利用を軽視しているわけではないようです。
公園に立てかけられている掲示には子供たちがボールを使って遊べる場所を確保することに注力しているという記述がありました。
野球の硬球の使用はダメとありますが、ハードな球技以外は積極的に子供たちにボール遊びをしてもらいたいのでしょう。
そんなには広くなないのですが東淡路南公園には砂地の広場があります。ボール遊びも含めて子供たちの遊び場として活用できる場所となっています。
東淡路南公園には残念ながらトイレはありません。屋根付きの休憩所は設けられています。
東淡路南公園にはトイレ設備はなく、あたりにもトイレがありそうな場所はありません。
できればここに訪れる前に駅などで済ませおくといいでしょう。
休憩所やベンチは用意されていますので休んだり、子供を見守るベースとして活用したりすることができます。
公園の東側に木々が囲むスペースがあります。
組木細工のような構造の石のオブジェを中心としたスペースに屋根付きの休憩所が備わっています。
ベンチは一組しかないので先客がいると利用できないのが残念ですが、屋根や木々の木陰で日光も遮られていて過ごしやすい環境となっていましたよ。
東淡路南公園は阪急電車京都線「淡路駅」から徒歩約6分。車で行く場合は名神高速道路豊中ICから約18分で着きます。
東淡路南公園は阪急電車京都線「淡路駅」が最寄り駅となります。駅からは歩いて6分ほどで着きますよ。
車で行くなら名神高速道路を利用するといいでしょう。豊中ICで降りて18分ほどの距離です。
阪急電車京都線「淡路駅」の近くには大阪市水道局柴島浄水場という巨大な施設があります。
東淡路南公園に行くには、駅からはこの柴島浄水場の方へと進んでいくことになります。
東淡路南公園には駐車場はありません。車を停める場所としては近くにタイムズ淡路駅前第10というのがありますのでそこを使うといいでしょう。
料金は全日8:00〜20:00が60分200円、20:00〜8:00が60分100円です。駐車後24時間最大金額は700円となっています。
ここでしか見ることができないEH1061号電気機関車が展示されている東淡路南公園。電車好きな子供たちにもおすすめな公園です。
東淡路南公園は何と言ってもEH1061号電気機関車が展示されていることが一番の魅力です。
巨大なボディの電気機関車を間近に見ることができるので、特に電車好きな子供たちにおすすめしたい公園となります。
鉄道ファンも全国から足を運ぶ隠れた名所となっていますので電車好きな大人も納得の場所となるでしょう。
貴重な車両を見るチャンスとなりますよ。
近くの柴島浄水場は桜の名所としても有名です。
桜のトンネルが楽しめる桜並木通り抜けが開催されますので、そういった時期に桜見のついでに立ち寄るのもいいでしょう。
住所 | 大阪府大阪市東淀川区東淡路2丁目5(地図) |
連絡先 | 無 |
最寄駅 | 阪急「淡路駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 阪急「淡路駅」から徒歩約6分 <車を利用する場合> 名神高速道路 豊中ICから約18分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休園日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | 無 |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル