兵庫県立有馬富士公園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
兵庫県立有馬富士公園は、兵庫県三田市にある公園。園内は178.2ヘクタールと、とても広く、県内最大の都市公園です。
「出合いゾーン」「シンボルゾーン」「休養ゾーン」など、さまざまなエリアに分かれています。
遊具で遊んだり、広場でボール遊びや鬼ごっこをしたりと、いろいろな遊びを楽しめるので、特にお子さんがいるファミリーにおすすめのスポット。
今回は、そんな有馬富士公園へ子どもを連れて遊びにいってきたので、そのときの様子を写真も交えて詳しくレビューします。
有馬富士公園は、広さが約178ヘクタールある兵庫県下最大の都市公園。
園内は「出合いのゾーン」「休養ゾーン」に分かれており、大型遊具で遊んだり、野鳥や草花を観察したり、ウォーキングをしたりと、さまざまな遊び方ができます。
なかでも子連れファミリーにおすすめなのが、出合いゾーンにある「あそびの王国」。
こちらには三田の民話をもとにして作られた様々な遊び場があり、休日はお子さんに大人気のスポットです。
あそびの王国の中央には、2本の角が見える「鬼ヶ富士」という大きな遊具がありました。
子どもたちも見つけるや否や駆け寄っていくほど人気が高く、常に子どもでいっぱい。近くでみると、とても迫力があります。
上へ行くときは、階段やはしごを使ったり、崖を駆け上がったりして登っていきます。
遊具には小さなすべり台と大きなすべり台がありました。大きなすべり台は斜面が急で、滑りもよいため、小さなお子さんはお父さんやお母さんと滑るのがおすすめ。
お尻が痛くなるので、ダンボールなど敷物をもっていっておくと役に立ちそうです。
鬼ヶ富士の中腹あたりから撮影した写真です。広場では、テントを張っているご家族もたくさんいましたよ。
こちらは「カミナリの砦」です。
ふわふわの雲をイメージした遊び場や、声が反響するドーム、太鼓などの楽器があります。
小さなお子さんから小学校高学年くらいのお子さんまで、体をいっぱい動かして楽しそうに遊んでいました。
「鬼の食卓」エリアは食卓をイメージしていて、お茶碗やお椀などの形をした遊具が並んでいます。
形もおもしろいですし、近所の公園にあるような遊具とはまた違うので、子どもたちもあっちに行ったり、こっちに行ったりと楽しそうに遊んでいる姿をよく見かけました。
鬼の食卓エリアには砂場もあるので、お砂場グッズを持っていって遊ぶのもいいでしょう。
「みんなの村」エリアは、丸い家や四角い家などが点在していて、まさに一つの村のよう。
なかには迷路や砂場、ジャングルジムなどの遊具もあって、いろいろな楽しみ方があります。
少し古さは感じられるものの、迷路がある公園というのも珍しいですよね。子どもだけでなく、大人も楽しめるエリアでした。
ミニすべり台もあるので、小さなお子さんも楽しめるでしょう。
出合いのゾーン内にあるパークセンター前では、休日にイベントが開催されることもあります。
私が遊びにいったときも、ちょうどイベントをしていて、飲食店やゲームのお店がずらりと並んでいました。
イベント情報は公式サイトで確認できるので、事前にチェックしてみるのもおすすめです。
こちらは大芝生広場や、三田市在住の彫刻家・新宮晋さんの風や水で動く作品が展示されている「風のミュージアム」がある休養ゾーンです。
休養ゾーンと出合いゾーンは離れているので、車で移動するのがおすすめ。休養ゾーンは人も少なく、静かです。
ゆっくりとお昼ご飯を食べたいなら、ここでレジャーシートを広げて食べるといいですよ。
あそびの王国には洋式と和式のトイレがあります。有馬富士公園内にあるパークセンターでは、ベビーカーや車イス借りられるのでチェックしていきましょう。
あそびの王国には洋式と和式のトイレがありましたが、トイレ内はやや薄暗く、子ども用のイスのところには替えのトイレットペーパーが山積みにされていて、使用できない状態になっていました。
清潔度に関しては少し不満が残るものの、多目的トイレにはおむつ交換台が設置されていますし、遊具の近くにトイレがあるのは助かります。
あそびの王国の鬼ヶ富士の近くには、水のみ場と手洗い場があったのですが、どれも水は出ませんでした。
水分補給は自動販売機か持参したものを、手を洗いたいときは、トイレに行くといいでしょう。
有馬富士公園内にあるパークセンターでは、ベビーカーや車イスを無料で借りられます。
貸出時間は9:00〜17:00までなので、利用希望の方はセンターの受付にいるスタッフの方に声をかけてみましょう。
有馬富士公園は兵庫県三田市にあります。電車で行く場合は、JR「新三田駅」より徒歩30分。もしくはJR「新三田駅」・「三田駅」より20系統の神姫バスに乗車後、「有馬富士公園前」で下車すぐのところです(所要時間約5分)。
有馬富士公園の駐車料金は無料。三宮・大阪・姫路方面から車で行く場合は、中国自動車道(六甲北有料道路)「神戸三田IC」を下車後、約15分。
福知山方面から行く場合は、舞鶴若狭自動車道「三田西IC」下車後、約15分です。
大型遊具が近くにある出合いゾーンには普通車が675台、休養ゾーンには普通車が151台停められる駐車場もあるので、駐車場には困らないでしょう。
有馬富士公園は県下最大の公園だけあって、とても広く、大型遊具で遊んだり、ウォーキングをしたり、野鳥や草花を観察したりと、いろいろな楽しみ方があります。
特に、あそびの王国にある遊具はどれもほかの公園にはないものばかりで、お子さんが喜ぶこと間違いなし。
「お金のかからない場所で、1日中たっぷりと体を動かして遊びたい」というファミリーにうってつけの、イチオシの遊び場です。
住所 | 兵庫県三田市福島1091-2有馬富士公園パークセンター(地図) |
連絡先 | 079-562-3040 |
最寄駅 | JR「新三田駅」 |
アクセス | 【電車・徒歩】JR「新三田駅」より徒歩30分 【電車・バス】JR「新三田駅」・「三田駅」より20系統の神姫バスに乗車後、「有馬富士公園前」で下車すぐ 【車】三宮・大阪・姫路方面から車で行く場合:中国自動車道(六甲北有料道路)「神戸三田IC」を下車後、約15分。福知山方面から行く場合:舞鶴若狭自動車道「三田西IC」下車後、約15分 |
営業時間 | 9:00〜17:00 ※かやぶき民家や自然学習センターなど、園内にあるそのほかの施設は営業時間が異なります |
定休日 | 12月29日〜1月3日 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | https://hyogo.arimafuji |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル