明石公園へ遊びに行こう!明石公園は、明石市にある県立公園。明石城跡を中心につくられた広大な公園で、芝生広場や、遊具のある遊び場もあり、小さなお子さんでも楽しめます。
明石公園は、JR「明石駅」からすぐのところにある県立公園で明石城跡を中心に作られています。駅近でアクセスも良く、芝生広場や遊具のある遊び場もあり楽しいお出かけスポット。
明石公園は「日本の都市公園100選の地」や全国「さくら名所100選の地」にも選ばれ、花見シーズンになると連日花見客で賑わいます。園内の至るところで桜が見られ、特に明石城跡をバックに眺める桜は見物。
公園内は緑も多く、ウォーキングやジョギングをするにはもってこい。ジョギングコースはおよそ2kmあり、景色を楽しみながら走ると気持ちよさそう。テニスコートや陸上競技場などのスポーツ施設も併設されていて、週末はイベントや大会が行われることも多い公園です。
今回は、明石公園へお出かけした感想や見どころを画像付きで詳しくをレビューします!
明石公園へのアクセスは、JRまたは山陽電車の「明石駅」下車、北へ徒歩で5分ほど。
明石公園へは、JRまたは山陽電車の「明石駅」で下車して、北へ徒歩で5分ほど行ったところにあります。明石公園は駅のホームからも見えるほど近くにあるので、迷うことはありません。
明石駅を出てすぐのところには、明石公園を囲むお堀があります。鯉やカメがたくさん泳いでいて、白鳥やかもなどの鳥が見られることも。
その他にも、年間を通して約70種類の野鳥が観察されているようです。私が訪れたときにも、バードウォッチングをしている人を見かけました。
このお堀に沿って明石公園へ向かいましょう!
園内には芝生広場、子どもの村、こども広場、仲よし広場など家族連れが楽しめるエリアもあります。その他にも、野球場(明石トーカロ球場、第二野球場)、陸上競技場、補助競技場、テニスコート、球技場、自転車競技場があり、学生のスポーツ大会や試合会場としてもよく利用されています。
明石公園に入ってすぐのところには芝生広場があります。追いかけっこをしたりバドミントンなど体を思いっきり動かしたい時はこの広場がおすすめ。
この芝生広場ではイベントが開催されることが多く、遊びにいった当日も「明石城まつり」が開催されていました。写真中央に見えるのは、明石城のやぐらです。
明石城は徳川家康のひ孫である小笠原忠真が、幕府と姫路藩本田家の支援をうけて築いた城です。
明石城は旧明石藩の政庁と藩主の居所が置かれていたお城で、別名は喜春城(きはるじょう、きしゅんじょう)、錦江城(きんこうじょう)と呼ばれています。
1620(元和6)年、二代将軍徳川秀忠の命により、信濃松本より明石藩主となった、小笠原忠政によって築城されましたが、現在は天守閣は残っておらず、現存するのは「巽櫓(たつみやぐら)」と「坤櫓(ひつじさるやぐら)」のみ。
この2つのやぐらは、国の重要文化財に指定されています。
1926年から開かれている菊花展覧会は秋の風物詩。毎年10月下旬から11月上旬になると、菊の花が公園を華やかに彩ります。
訪れた時は菊の花を使ってつくられた明石城が飾られていました。菊を使って作られたお城からはものすごい迫力を感じます。撮影スポットとしても人気なのか、訪れた人が写真を撮っていました。
明石公園には大型遊具がありますが、高さがある鉄製で小学生高学年向け。乳幼児向けの小型遊具もあるので、小さなお子さんはそちらで遊ばせましょう!
「子どもの村」にある大型遊具です。階段以外にも、ネットやのぼり棒で上に上がることができますが、長いすべり台は傾斜があり、筆者が滑っても少し怖いなと感じました。
どちらかと言えば小学生以上のお子さん向けの遊具です。
大型遊具の近くには動物の遊具もあります。乳幼児はこちらの遊具で遊ぶのがベター。
ちなみにこのエリアには奥にあるような木製のベンチがいくつか設置してあるので、お弁当を食べるのに良さそうです。
「仲よし広場」です。子どもの村のすぐ近くにある広場で、遠足の子どもたちがよく遊びにきています。先ほどのベンチは数が少なく休日など込み合う日は座れない可能性があります。
お家からシートなどを持ってきておけば、ベンチがいっぱいの時にこちらの広場でシートを広げてピクニック気分で楽しくお弁当を食べることが出来ます。
仲よし広場から伸びているすべり台です。2つのすべり台があり、どちらも距離が長いです。広場に遊びにきていた他の子どもたちにも大人気で、何度も滑りたがる子の姿をよく見かけました。
こちらも鉄製で高さがあるので、乳幼児にはおすすめ出来ない遊具かもしれません。ケガをしないように大人の付き添いが必要です。
明石公園の剛ノ池ではスワンボートが楽しめます。料金はローボートが30分で620円、サイクルボートが20分で620円。池から見る自然ものんびり楽しい!
明石公園の中には「剛ノ池」という園内で最も大きい池があります。ボートに乗って池周りの草木を眺めるのもいいですし、池を悠々と泳ぐカモをそばで観察してみるのも楽しいですね。
ボートの利用料金は、ローボートが30分620円、サイクルボートが20分620円となっています。
営業時間は平日は10:00〜16:30(16:00まで受付)、土日祝は3〜10月までは10:00〜17:00(16:30まで受付)で、11月〜2月までは10:00〜16:30(16:00まで受付)と季節によって営業時間が変わるので注意しましょう。
休業日は毎週火曜日となっていますが、花見時期・GW・火曜日が祝日と重なる時は営業しています。11月〜3月中旬まで平日は休業なので、この期間はボートに乗ることは出来ません。
明石公園のいたるところにベンチが置いてあります。少し休憩をとったり、お弁当を食べたりするのにちょうどいいですね。緑に囲まれて、自然いっぱいの中で食べるご飯は格別です。
トイレは新しくて清潔感があり管理も行き届いているようです。様式と和式、おむつ交換台やベビーシートも設置していて安心。
明石園内のトイレの外観は、明石城跡を意識しているのか白塗りの壁と瓦屋根づくりでおしゃれな感じ。入りにくいといった怖さは感じません。和式、洋式のどちらもあります。
トイレにはおむつ交換台と、子ども用のイスも設置されていて、中は広くベビーカーごと入れるトイレがあるのは赤ちゃん連れには助かります。
補充用のトイレットペーパーも置いてあり、きちんと清掃されている印象でした。洗面台はとてもキレイですが、虫がたくさん飛んでいたのが気になりました。緑に囲まれた公園なので、この点は仕方がないかもしれません。
ここ数年の間に新設されたものが多いので、外観は勿論ですが、中もとても綺麗に管理されていて好感が持てます。
明石公園では、草花や野鳥もたくさん見られ、自然がいっぱいでとても気持ちよかったです。ベンチに座ってお弁当を食べるときも、普段の忙しさを忘れて、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
明石公園は、子どもからお年寄りまでが楽しめる場所です。
特にお花見の季節は、明石城跡をバックに眺める桜がとても風情があって綺麗なのでおすすめ。駅から歩いてすぐのところにあるので、ぜひみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 | 兵庫県明石市明石公園1-27(地図) |
連絡先 | 078-912-7600 |
最寄駅 | JR「明石駅」 山陽電車「明石駅」 |
アクセス |
JR「明石駅」徒歩5分 山陽電車「明石駅」徒歩5分 第二神明道路「大蔵谷」ICより約10分。第二神明道路「玉津」ICより約15分 |
営業時間 | 終日(一部の施設は営業時間が設定されています) |
休園日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 |
@協会駐車場(366台)は平日・土日祝日 1時間毎200円・営業時間(7:00〜23:00)内の最大料金は平日 600円、土日祝は800円 A県営駐車場(134台)は30分未満は無料、5時間までは510円。5時間以降1時間毎に100円追加、1日(24時まで)の最大料金 1,000円 |
公式サイト | ※テニスコートなどのスポーツ施設は予約制です。詳しくは公式サイトをご確認ください。 |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。