鈴鹿の森庭園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
鈴鹿の森庭園は三重県鈴鹿市にあるしだれ梅が植樹されている庭園です。梅の季節にはさまざまな品種のしだれ梅が咲き、多くの観光客で賑わいます。
鈴鹿の森庭園は三重県鈴鹿市山本町にある、しだれ梅が植樹されている庭園です。
2014年に開園した庭園で、研究栽培農園として造られました。
八重咲きの代表である呉服枝垂(くれはしだれ)という品種を中心に研究栽培を行っています。
呉服枝垂は桃色の大きな花を咲かせるしだれ梅で、美しく艶やかな圧巻の姿を見せるには、国内の植木職人の匠の技があってのことと言われています。
鈴鹿山麓のふもとにあることから、開花時期が平野の梅の開花よりやや遅れることで、例年長く梅のお花見を楽しめる場所として人気です。
梅の季節には約2万平方メートルある庭園に、日本中から集められたしだれ梅を中心に約200本の30種類にもわたるさまざまな品種の梅が咲きます。
咲き誇る梅を観にくる多くの観光客で賑わい、しだれ梅まつりが開催される頃はライトアップも行われます。
梅のシーズンの1ヶ月ぐらいだけ開園している鈴鹿の森庭園は、まさに梅を鑑賞することを目的とした人にはぴったりの場所。
ただし、開園期間が短いので要注意です。
今回は鈴鹿の森庭園へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
鈴鹿の森庭園は入園料が必要です。一般は500円〜1,500円で、小学生以下は半額、未就学児は無料です。
鈴鹿の森庭園は入園料が必要。一般は500円〜1,500円で、小学生以下は半額、未就学児は無料です。
なぜ、入園料が500円からになっているかというと入園料は変動します。
開花の状況によって変わるので、当日金額は園内で発表されます。公式twitterでも発表しているので、当日確認してみましょう。
また、グループ割引などもあるので、大勢の家族で一緒に行くなど該当する人は利用してみるといいですね。
営業時間は9:00-16:00ですが、最終入場時間は15:30と比較的早くなっています。
ですが、梅の花が見頃になってくると夜間ライトアップも行われ、その時は営業時間が21:00まで延長されることもあるのでこちらも要注意です。
梅の開花はその時によってさまざまなので、梅に人を合わせる覚悟で遊びにいきましょう。
細かく禁止事項もあります。
園内はお花見会場にぴったりなので、ついついお弁当を持ち込んでお花見を楽しもうと思いますが、お弁当の持ち込みは禁止になっています。
また、動物の持ち込みも禁止です。
写真撮影はいいのですが、三脚の使用なども制限がある場所もあるのでこちらも気をつけましょう。
鈴鹿の森庭園の見どころはやっぱり梅。梅の開花時期にはたくさんの種類の梅が咲き誇り、その様子はまるで別世界のよう。特にしだれ梅はおすすめです。
鈴鹿の森庭園の見どころはやっぱり梅で、開花時期にはたくさんの種類の梅が咲き誇り、その様子はまるで別世界のようです。
鈴鹿の森庭園は特にしだれ梅の研究を行っているのですが、こちらには日本最古のしだれ梅「天の龍」、「地の龍」があります。
天に向かってそびえたっている天の龍です。
しっかり根付いている地の龍です。
梅の木というと、人の身長ぐらいのイメージしかなかったのですが、こちらの天の龍、地の龍はかなり大きな梅の木。
まるで覆いかぶさってくるような迫力です。
枝のしだれぐらいもかなり大胆で、素人でも立派な木であることがわかります。
梅の木の種類は様々なものがあり、背の高いものもあれば、低いものもあります。
中にはひとつの木の中にピンクの花と白い花が一緒に咲くものなど珍しいものもありました。どうやらそうなるように株を合わせているようです。
そんな珍しい梅も多くあり、大人だけでなく小さい子供も楽しめ、中は子供が騒いでも大丈夫なほど広いです。
ただ、丘のようになっている部分もあり、ベビーカーを押していくのはやや難しいかもしれません。
鈴鹿の森庭園は全体的にはこんな感じで、とても広くてゆっくり見て歩けば2時間ぐらいはかかりそうです。
庭園は広大な敷地にあり、歩道が整備されていて、そこを歩いて梅を見て歩けるようになっています。
遠くには山もあり、写真スポットとしてはかなり見栄えする場所でもあります。
たくさんの方が観に来る鈴鹿の森庭園では、三脚禁止の場所があるので要注意です。
ところどころにこのような立札がありますが、立札のないところでは三脚を使用することができます。
鈴鹿の森庭園内は基本的には禁煙ですが、喫煙場所も設けられているので愛煙家も安心です。
鈴鹿の森庭園には草花の直売所があります。ビニールハウスのようになっていて、いろんな花をこちらで買うことができます。
鈴鹿の森庭園には草花の直売所があります。ビニールハウスのようになっていて、その中にかなりの種類の草花が売られています。
あまり普段見ない草花も多くあったのですが、係りの人が草花に詳しいので聞いてみるといろいろと教えてもらえます。
変わったものを植えてみたいというときには育て方を聞いてみるといいですね。
切り花に球根に鉢植えといろんなタイプの草花が売っています。
日によってある草花の種類も違うようなので、これはというのがあれば早く買っておくほうがいいでしょう。
かなりたくさんの種類があり、これだけ種類があると、ガーデニング好きはついつい夢中になりそうですね。
鈴鹿の森庭園にはお土産を買う場所があります。
鈴鹿の森庭園にはお土産を買う場所があります。
この辺りで取れた食材を使った加工品がほとんどですが、中には箱菓子などもあり、一般的なお土産を買わないとならないときも便利です。
また、試食も充実しているので、梅を見た帰りに寄ってみるのも楽しいと思います。
ちなみに、こちらのお土産場所を通って出口に出ることになるので、どこにあるのかはすぐにわかると思います。
こちらはべにふうきというアトピーやアレルギー、花粉症などに効くといわれているお茶です。
アッサムティーに似た味わいで、茶葉としてこの辺りでは人気があるお茶だそうです。
アレルギーに効くというと、なんとなく苦いお茶のイメージですが、実際はほとんどくせもなく、普通のお茶として違和感なく飲むことができました。
試飲できるようになっていたので、チャレンジしてみるといいですね。
また、地元で作られたたくわんやらっかせいがありました。
鈴鹿の森庭園はかなり山のほうになるので、全体的には山の幸が多くなってきますね。
イチゴ大福もありましたよ。
また、ブルーベリーなどもとれるようで、手作りジャムもありました。
食事する場所はないのですが、あなご寿司などが売られていて、食べるスペースも用意されているため、食事したいときには食べることもできます。
ただ、それほど種類があるわけではないので、その点は要注意です。
箱菓子の伊勢名物がいろいろと置いていました。これだと日持ちもして、配り用にするのにもよさそうですね。
お店はほんの一角に作られていて、それほど大きいところではないので、すべての伊勢土産をそろえようと思うと少し難しいかもしれません。
こちらはあくまでも足りないお土産を買うぐらいの感じでいるほうがいいと思います。
鈴鹿の森庭園にはトイレ施設はあるのですが 、開催期間だけ作られた簡易トイレで、それほど使いやすいものではありません。
鈴鹿の森庭園にはトイレ施設はあるのですが 、開催期間だけ設置された簡易トイレです。
そのため、個室内はそれほど広くなく、それほど使いやすいものではありません。
ベビーシート、おむつ替えシート、授乳室など子供のための設備などもありません。もちろん、ベビーカーレンタルもありません。コインロッカーもないので要注意です。
中はこんな感じです。とても狭いのですが比較的綺麗でした。
簡易的なトイレで、用を済ませるだけでお化粧などできる環境ではありませんが、お掃除はよく行き届いているようです。
トイレットペーパーもついていて安心です。
用を足したあとは、ポンプを足で押すと水を流すことができます。かなり混雑するので、空いているタイミングを見てトイレに入っておくと便利です。
鈴鹿の森庭園は少しアクセスしにくいところにあります。最寄り駅からも、タクシーで15分から30分かかります。
鈴鹿の森庭園は少しアクセスしにくいところにあります。
電車で行く場合、最寄り駅は近鉄湯の山線菰野(こもの)駅、近鉄名古屋線四日市駅、JR関西線四日市駅、近鉄鈴鹿線平田町(ひらたちょう)駅、JR関西線加佐登(かさど)駅になります。
どの駅からも、タクシーで15分から30分かかるほど。タクシーを利用する時は、前もって予約しておく方がおすすめです。
また、JR関西線加佐登駅からコミュニティバスが出ているので、時間的に都合がつけば利用するのも便利ですよ。
椿・平田線の「神野神社」で下車し、徒歩約20分で到着です。
自動車で行く場合、大阪からなら2時間ぐらいで到着します。鈴鹿ICから約3km、椿一宮交差点から椿大神社方面へ約500mのところになります。
鈴鹿の森庭園には無料の駐車場があります。200台置けるので混んで停められないということはなさそうです。
駐車場から鈴鹿の森庭園までは10分ぐらい歩かないといけません。
道はずっと道なりになっているので難しくはないですが、その道々にも梅の花があって、初めて来たら、そこが鈴鹿の森庭園かと思ってしまうかもしれません。
鈴鹿の森庭園は入場料を払って入る場所ということを意識しておけば大丈夫だと思います。
鈴鹿の森庭園は花好きな親子にぴったりの観光スポットです。まるで別世界にいるかのような気分に浸れるので、子供でも楽しめると思います。
鈴鹿の森庭園は花好きな親子にぴったりの観光スポットです。
たくさんの梅が見事に咲いている姿はとても華やかで圧巻です。まるで別世界にいるかのような気分に浸れるので、子供でも楽しめると思います。
ただ、梅の花だけの観光スポットなので、自動車を使わず、電車で乳児を連れて行くのはかなり大変かもしれません。
やや不便な場所にあるということと、近隣の歩いて行ける範囲に特に見どころのあるスポットがないということも覚悟しておいたほうがいいですね。
また庭園内には乳児のための設備はなく、ちょっとした距離を歩くので、小さい子供だと一緒に歩いて行くのは何か工夫が必要になると思います。
夜のライトアップなども楽しむなら、なおさら年齢が高い子の方が楽しめそうです。
住所 | 三重県鈴鹿市山本町151-2(地図) |
連絡先 | 059-371-1777 |
最寄駅 | 近鉄湯の山線菰野駅、近鉄名古屋線四日市駅、JR関西線四日市駅、近鉄鈴鹿線平田町駅、JR関西線加佐登駅 |
アクセス | 近鉄湯の山線菰野駅、近鉄名古屋線四日市駅、JR関西線四日市駅、近鉄鈴鹿線平田町駅、JR関西線加佐登駅からタクシーで15分から30分 |
営業時間 | 9:00-16:00(最終入場 15:30) |
休園日 | 2月〜3月のみ営業。2019年度は2月23日(土)〜3月31日(日) |
料金 | 般は500円〜1,500円、小学生以下は半額、未就学児は無料 |
駐車場 | 無料駐車場有り。200台収容可能 |
公式サイト | https://www.akatsuka.gr.jp |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル