新・里山の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
新・里山は大阪市北区に位置し、梅田スカイビルにある施設です。新・里山はその名のとおり、都会でありながら、里山が見事に再現されています。
新・里山の一つ目のポイントはバードウォッチングが楽しめること。里山内には鳥が住めるように巣箱が用意されています。
二つ目のポイントは水田や竹林など、バラエティーにあふれていることです。水田では地域の子供やボランティアの手によって植えられている稲が育っています。
もちろん、水田にはさまざまな生物が住んでいます。冬になると、水田から水がなくなりますが、そのときに備えてため池も用意されているのもポイント。
三つ目のポイントはアクセスがいいことです。新・里山は梅田スカイビルにあり、JR「大阪駅」から徒歩8分ほど!
新・里山は都会でありながら、自然に触れ合える貴重なスポットです。
今回は新・里山を訪れたので、写真付きで感想をレビューします。
新・里山の見どころは普段の生活では見られない野鳥がいること。新・里山には野鳥のためにつくられた巣箱があります。そのため、梅田スカイビルにいながら、気軽にバードウォッチングができますよ。
野鳥のための巣箱もあり、木々に取り付けています。すでに巣として利用している野鳥もいるので、その様子を見るのもおもしろいですね。
こちらでは、都会でお手軽なバードウォッチングが楽しめます。今までにメジロ、ジョウピタオ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、カルガモ、キジバドなどが来ています。
メジロは花の蜜が好きなので、こちらの里山で花がたくさん咲いているところからやってきたのでしょう。
2008年には猛禽類のハイタカが飛来しているのが発見されました。ハイタカは生態系ピラミッドの頂点に位置し、良好な環境でないと、やってこないそうです。
ハイタカがやってきたのは新・里山が立派に成長した証といえますね。
新・里山は、里山としての自然を豊かに保つだけでなく、子供たちが安心して遊べる空間としてさまざまな工夫がなされています。
新・里山は、里山としての自然を豊かに保つだけでなく、子供たちが安心して遊べる空間として機能しています。
まず、植物がジャングルのようになっているので、危険な動物が入らないようになっています。
また、水質が汚染されないように、きちんと監視。田畑では実際の農作物が成長していく姿をつぶさに観察することができます。
小道にはQ&A形式のクイズがあり、クイズに答えるだけで、自然に関する知識が深まるようになっています。
新・里山にはしっかりとした通路があります。自然があるとはいえ、しっかりと手入れが行き届いているので、安心して子供を遊ばせることができます。
私が訪れたときは、植木屋さんが作業をしており、スプリンクラーも動いていました。
また、私が確認した限りでは、蛇やムカデはいませんでした。これですと、子供を安心して遊ばせることができますね。
新・里山の中にはいろいろな石像があります。それぞれの石像は顔があり、まるで人のよう。妖精の国にいるような感じになります。
このような石像を探しながら、新・里山を歩くのも楽しいのではないでしょうか。
新・里山にはたくさんの植物があります。それぞれの木には名前が付けられており、まるで植物園のよう。ハイノキ、シダレザクラ、ミズキなどの木々がありました。
このように、ひとつひとつに名札が付いているので、植物の名前をたくさん覚えることができますよ。
なお、新・里山では犬の散歩ができます!ただし、リードを外しての散歩は禁止されているので、ご注意ください。
新・里山には水田もあります。水田は季節ごとに違う姿を見せてくれ、さまざまな生物を観察することができます。
冬になると水田には水がなくなります。水田に住んでいた生物はどうなるのでしょうか。
そこはご安心を!新・里山にはため池があり、水田に水がないときは、ため池で暮らせるようになっています。
ため池にはメダカ、ヘイケボタル、ヌマガエル、ツチガエル、トノサマガエルが住んでいるとか。ぜひ、新・里山でいろいろな生き物に出会ってみましょう。
当然のことながら、自宅で飼っている金魚を放流する子は禁じられています。新しい生物が来ると、従来の生態系が簡単に崩れていまいます。
新・里山では緻密な計画に基づいて、運営されていることがわかりますね。
新・里山の水田には稲が植えられています。これは地域の小学生やボランティアの手によって植えられたもの。
田植えを体験することで、自然の大切さを学ぶプログラムが行われています。機会があれば、田植えに参加されてはいかがでしょうか。
新・里山では収穫物の6割がよければOKというスタンスで、野菜づくりが行われています。
そのため、野菜の葉を見ると、昆虫に食べられているものもあります。このようにして、人間と自然が共存するのでしょう。
新・里山にはたくさんの花があります。数多くの花があるので、開花時期が一緒にならないのがポイント。
常に何かしらの花が咲いているようになっています。このようにしておくと、花の蜜を求める昆虫にとって、住みやすい環境をつくることができます。
なんと、新・里山には竹林があり、季節になるとタケノコが食べられるとか。狭い空間でありながら、さまざまな工夫がなされていることに感心します。
また、新・里山では「雑草」も大切にしています。
新・里山にはトイレはありませんが、ビル内にはたくさんのトイレがあります。そのため、トイレを気にせずに自然観察ができますよ。
新・里山はJR「大阪駅」から徒歩8分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
新・里山は梅田スカイビルの中にあります。
JR「大阪駅」からは徒歩8分ほど。梅田スカイビルは「大阪駅」からすぐにわかるほど、目立つ建物です。
また、梅田スカイビルには駐車場があるので、車でアクセスすることもできます。
新・里山は親子連れにおすすめ。子供にとっては自然に触れ合える貴重な場所です。
新・里山はやはり親子連れにおすすめの施設。子供にとって、自然に触れ合える貴重な場所です。
また、近くにはレストランなどの施設があるため、お出かけの合間に新・里山に立ち寄るのもいいでしょう。
住所 | 大阪府大阪市北区大淀中1-1-88(梅田スカイビル)(地図) |
連絡先 | 06-6440-3899 |
最寄駅 | 阪急神戸線・宝塚線「中津駅」「梅田駅」JR「大阪駅」 |
アクセス | 電車の場合 阪急中津駅より徒歩5分、JR大阪駅・阪急梅田駅より徒歩10分 車の場合 阪神高速梅田出入口から府道41号経由1km3分 |
営業時間 | 7:00〜22:00 |
休園日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 新梅田シティ駐車場 営業時間5:00〜24:00 15分以内無料(入庫から15分以内) 100円/15分(最初の1時間まで400円) 1,600円/24H |
公式サイト | https://exterior/ext02 |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル