咲くやこの花館へ遊びに行こう!花博記念公園鶴見緑地の中にある温室型の植物園です。世界中の珍しい草花や木々を楽しく観察することが出来るお出かけスポット!
咲くやこの花館で世界の植物を見て回ろう!温室内は大きく4つのゾーンに分かれています。
その昔、1990年に大阪で国際花と緑の博覧会が開催されました。覚えている人も多いのではないでしょうか。略して花博と言われていましたが、その花博の開催時に大阪市の展示場としてデビューしたのが咲くやこの花館です。
すでに花博は終了して数十年の月日がたっていますが、今でも花博会場跡地は花博記念公園鶴見緑地として市民の憩いの場になっています。咲くやこの花館もその花博記念公園鶴見緑地の中にあって今も健在。
それでは咲くやこの花館の感想をレビューします!
咲くやこの花館へのアクセスは大阪市営地下鉄で「鶴見緑地駅)」で降りるのが一番近くて便利です。
咲くやこの花館は花博記念公園鶴見緑地内にあります。鶴見緑地に行くのであれば、大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線を利用するのがいいでしょう。
門真南方面へと向かう電車に乗れば、終点の門真南の1つ手前に鶴見緑地という駅があります。そこで降りると花博記念公園鶴見緑地へは徒歩で行けます。
長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅の改札は一か所です。そこを出ると駅前の広場が広がっています。
咲くやこの花館への矢印が書いてある掲示がありました。この矢印の方へと歩いて行けばあっという間に到着です。
途中で広い階段がありますのでそれをひたすら昇っていきます。上ったところを向かって右へと進んでいきます。
さらに鶴見緑地の中をスタスタ歩いて行きましょう。咲くやこの花館はあと少しですよ。
先ほどの場所方3分ほど歩いたところに、花博記念公園鶴見緑地の表記がされた碑があります。ここからは花博記念公園鶴見緑地の広大な公園が広がっていきます。訪れた時は秋の紅葉が始まったばかりで大変きれいでした。
広くゆったりとした歩道が続いていきます。サイドは街路樹に挟まれていて落ち着きの感じられる空間です。
広い道を進んでいくと、噴水のある場所にたどり着きます。噴水に突き当たったら次は左に進んでいくと咲くやこの花館にたどり着けます。
咲くやこの花館の入館料は大人500円・高大生300円・中学生以下無料とファミリーに優しい料金設定です。
咲くやこの花館の入場料は、一般が500円、高校生と大学生が300円、中学生以下または障害者手帳持参者または大阪市内在住の65歳以上の人は無料(証明書の提示が必要)となっています。
割引は団体割引があります。30人以上は1割引(450円)、50人以上は2割引(400円)、100人以上は3割引(350円)※無料の方は、割引の対象人数に入りません。
また、大阪市交通局1日乗車券・OSAKA PiTaPa提示による割引があり、大阪市交通局1日乗車券「エンジョイエコカード」提示すれば、1割引(450円)OSAKA
PiTaPa提示すれば1割引(450円)となります。
咲くやこの花館にたどり着くと、館全体のマップの掲示がありました。いろんな区画に分かれて展示されているのがわかります。どんな植物に出会えるのかワクワクしますね。
それでは入口へと進んでいきましょう。入り口へと続く通路にもいろんな植物が置かれていましたよ。
入館してすぐのところに注意ポイントが貼られていました。館内外に植えられている植物の中には滅多に見れない貴重なものもあるそうです。ルールをしっかりと守って大切にしたいですね。
特に気をつけたいのは、カメラで植物を撮ったり、スケッチをしたりする時。周りの人の迷惑にならないように注意しなければならないですね。
トイレやコインロッカーは入り口を入ってすぐのところにあります。
トイレ、ロッカーも入り口すぐのところにありました。ロッカーは100円返却式で空いていれば誰でも利用できます。1階案内所に申し出れば車いすやベビーカーの貸し出しを行っているそうです。
こちらはトイレの様子です。壁と床はタイル張りですが、色味が暖かいためか冷たさはそれほど感じません。
便器の数も多く、混雑時でもスムーズに利用できそうです。1階の案内所横にはベビーベッド付きの車いす対応の多目的トイレも用意されているので乳幼児を連れて行く時も安心ですね。
咲くやこの花館では世界の地域ごと(気候別)に様々な植物が展示されています。
いよいよ植物の園へと足を踏み入れていきます。まずは熱帯雨林室に入っていきます。ジャングルの熱気すらも感じられる熱帯雨林室はその名の通り温室になっていて何やら熱気を感じます。
うっそうとした緑があたりを覆っていて、まさしくジャングルです。その中に見どころを発見!
よく見るとほんとうに鹿の角のような形をしていました。形だけではなく鹿の角並みの大きさもありました。
観葉植物としてもよく見かけるガジュマルの木です。ここまで大きく成長するのですね。知りませんでした。
ガジュマルは赤紫の鮮やかな色の花をつけるのですね。
こちらはスイレンの仲間のオオオニバスという植物です。人が載れそうなくらいの大きさの浮葉が水面に浮いていますね。
こちらは熱帯スイレンです。美しい花を咲かせています。掲示には「水面の宝石」と書かれていますが、まさにパーフェクトな美しさです。
ボルネオを原産地とするヒメショウジョウヤシの説明で「鮮やかな赤が目を引く」とありますがどんな赤なのでしょう。
確かに目に飛び込んでくるような赤色でした。こんな赤いものが生えているなんてジャングルはワンダーランドですね。
この熱帯雨林室には人口の滝も用意されています。まさしくジャングルの中の風景といった感じです。
何やら滝つぼの中に魚がいるみたいですよ。
よく目を凝らしたら、スポッテッドガーパイクを発見!口先が突き出た形状になっているのが確認できました。
ジャングルにはパパイヤも自然になっているのですね。このほかにもバナナやパイナップルなどの果実がなっているのを見つけることができました。
こちらはロウソクノキという珍種です。実の形がろうそくに似ているところからこの名前が付いたそうです。
動物のしっぽのような形をしているのが、ベニヒモノキです。まるで猫のしっぽのようにふわふわですね。
乾燥地方の珍しいサボテンや乾燥に強い植物たちが見れる「乾燥地植物室」
さすがに乾燥したエリアはサボテンたちのパラダイスですね。所狭しと世界中のサボテンが顔をのぞかせています。
人の大きさほどの巨大なサボテンから、観葉植物として身近でよく目にするようなちっちゃなサボテンまでさまざまなものがありました。
サボテンたちも一生懸命花を咲かせています。
室内の温度が低く少し肌寒い高山植物室では、普段見かけることがない珍しい植物が育てられています。
おや?不思議な植物を発見しました。これはザンセツソウという名前の植物です。一見、白色の砂のようにも見えますが...
実はこれ花なんですね。小さな花が密集して咲いています。しかし、遠目から見ると、まだどうなっているのかよくわからないですよね。もっと近づいてみましょう。
よく見ると1つ1つは白っぽい葉っぱになっているんですね。
北極圏などさらに低い温度でしか育たない植物が冷温室の中で育てられていました。植物をガラス越しに見る感じで少し珍しい展示の仕方ですね。
高山植物室を出れば、あとは中央の広場を経て、出口に到達できます。
レストランフロアでは軽食が食べられ、持ち込みのお弁当は指定のエリアで取ることが可能です。
咲くやこの花館の昼食は「緑と花のレストラン」で食事を取ることも出来ますし、すぐ横のフラワーホールは解放された休憩スペースとなっていて、お家から持ってきたお弁当を食べることが出来ます。
休憩・飲食スペース内には軽食を販売しているフードコートがあり、お弁当やカレー・ラーメン・唐揚げなどの軽食の販売を行っています。営業時間は11:00〜15:30(ラストオーダーは15:00)
ただ花が美しいというだけではなく、世界の珍しい花や植物に触れることができる点が咲くやこの花館の魅力と言うことができるでしょう。
まるで小さな世界旅行をしているような感じで、日本以外のいろんな世界の植物たちが育成している環境を見ることができます。
温室は暖かく、高原植物のコーナーは少しひんやりしているなど、肌感覚で植物たちが生息できる環境を体感できます。子供たちにもそういう体験から世界の環境の多様性を学んでいってほしいですね。
住所 | 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2丁目163番(地図) |
連絡先 | 06-6912-0055 |
最寄駅 | 鶴見緑地駅 |
アクセス | 大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅から徒歩10分 |
営業時間 | 10時〜17時 |
休園日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12/28〜1/4) |
料金 | 一般500円 高・大生300円 中学生以下または障害者手帳持参者または大阪市内在住の65歳以上の人は無料(証明書の提示が必要) |
駐車場 | 鶴見緑地の中央第2駐車場が近い駐車場 |
公式サイト | http://www.sakuyakonohana.jp/ |