六甲高山植物園の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介!入園料、割引サービス、駐車場等についても解説。
普段見ることのない高山植物を間近に見ることができる六甲高山植物園。アルプスなどの山岳地帯に足を踏み入れたような体験ができます。
高山植物を中心に育成展示しているのが六甲高山植物園の特徴です。
アルプスなどの山岳地帯に行かないと見ることができないような高山植物をここでは間近に見ることができます。六甲ケーブル、六甲山上バスを乗り継いでいけるのはとても便利です。
そして、この六甲高山植物園の一番のみどころはロックガーデンです。
植物のことを勉強できる映像館などもありますし、ご当地名産を買えるお土産ショップもあります。
ベンチも多数ありますので自然の中でお弁当を食べることもできますし、山小屋カフェがありますのでゆったりランチを楽しむことができます。
今回は六甲高山植物園へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
六甲ケーブル、六甲山上バスを乗り継いで行くことができる六甲高山植物園。車なら裏六甲ドライブウェイ、県道16号線を経由して行きます。
六甲高山植物園へは六甲ケーブル、六甲山上バスを乗り継いでいくのがオーソドックスな行き方となります。
大阪・神戸方面から車で行くには、国道2号線から阪神高速32号線、阪神高速7号線、裏六甲ドライブウェイ、県道16号線を経由するといいでしょう。駐車場も完備しています。
電車で行く場合は、JR「六甲道駅」、阪急「六甲駅」から神戸市バスの16系統または106系統で「六甲ケーブル下駅バス停」まで行きます。
六甲ケーブルに乗り換え「六甲山上駅」まで進みます。次に六甲山上バスで「高山植物園バス停」に行きます。下車したらすぐのところに六甲高山植物園の東出入口があります。
車なら大阪・神戸方面から国道2号線、阪神高速32号線、阪神高速7号線、裏六甲ドライブウェイを経て、県道16号線に入って3分くらいで着きます。駐車場は完備されており、料金は土日祝や夏休みは普通車500円/1日、その他の平日は無料です。
基本料金の他に2施設共通券、六甲山花めぐりチケットなどがあります。
料金区分ですが、大人は中学生以上、小人は4歳〜小学生、シニアは65歳以上となります。
普通料金は大人620円、小人310円、シニア(要証明書)520円で、障害者割引は大人310円、小人160円です。お得な回数券は3回券1470円、5回券2400円です。
他の施設とセットになった割安チケットもあります。1つは2施設共通券で六甲オルゴールミュージアムとの共通券で、大人1230円、小人620円です。
もう1つは夏休みなどの季節限定の六甲山花めぐりチケットで、六甲山カンツリーハウス、六甲オルゴールミュージアム、自然体感展望台六甲枝垂れとの共通券になっていて大人1440円、小人720円です。
六甲高山植物園の中でも特に高山植物が集まっているロックガーデン。アルプスなどの山岳地帯を思わせる広場に多彩な高山植物が育成されています。
高山に息づく花や草木を間近に見ることができるのが六甲高山植物園の特徴となります。中でも高山植物が集まっているロックガーデンが一番の見どころです。
大阪の咲くやこの花館では高山植物は温室の中での生育になっていますが、ここでは六甲山の涼しい気温を利用して自然環境下での生育となっています。
ロックガーデンには斜面となっている敷地を利用してアルプスの山岳地帯を思わせる岩混じりの広場が設けられています。遊歩道が設けられていて、周回しながら高山植物鑑賞を楽しむことができます。
岩混じりの大地に張り付くように高山植物が茂っている姿が見えます。高山植物は総じて背が低く、花も小ぶりなのが見て取れます。
日本の高山植物を集めたコーナーもありました。おなじみの松の木もありましたが、低い高さまでしか生育しない姿が私たちの知っている松とは違いますよね。草花だけではなく樹木までも背が低くなっていました。
スイスのシーニケプラッテ高山植物園との間で姉妹高山植物園の提携をした記念の庭園もありました。スイスアルプスではこのような高山植物をたくさん見ることができるのでしょうね。
小さなせせらぎも設けられています。このロックガーデンでは石清水が潤す湿地と乾いた砂と岩の乾地の2つの環境エリアが設けられていて、それぞれに適した高山植物が育っています。
ロックガーデンの麓にある休憩所。眺めもいいし、日陰にもなっていて足休めにぴったりの場所です。
ロックガーデンの麓には屋根のある休憩所が設けられています。ここには天皇陛下も来られたようですね。休憩所のすぐわきに記念碑が建てられていました。
日光が遮られた屋根の下に大きなベンチが用意されています。このベンチはちょっとしたテーブルの役目も果たすことができるくらい広いので、ここでお弁当を広げるのもいいかもしれませんよ。
この休憩所の前は蓮の池となってます。さらにロックガーデンの全容も見ることができる眺めのいい場所です。一息つくのならここで足を休めるのがベストですよ。
休憩所のすぐそばに蓮の池にかけられた小さな橋があります。この橋は皇太子殿下が渡り初めをした橋でプリンセスブリッジと名付けられています。池の中には鯉がたくさん生息していました。
お土産物などが売られている六甲高山植物園のショップアルピコラ。買い物だけではなく併設している映像館でコンテンツを楽しむこともできます。
六甲高山植物園のショップアルピコラは山小屋風の建物になっています。中では六甲山にちなんだお土産物や植物もまつわるものが売れられていました。
ご当地名物と並んで鯉の餌が置いてあります。これを買って蓮の池で鯉と戯れることもできますよ。ここでお土産選びをするのも楽しそうですね。このスペースの奥に映像館があります。
映像館は無料で誰でも入場することができます。この時は六甲山の植物にまつわる番組が流されていました。また高山植物の写真の展示もありました。園内の散策で疲れたらここで休憩しながら楽しむのもアリですね。
六甲高山植物園ではベンチも多いのでお弁当を食べる場所が多々ありますよ。山小屋カフェエーデルワイスもあります。
六甲高山植物園では、休憩所をはじめとして園内にはベンチがところどころに設置されています。緑の自然の中でお弁当をいただくのもいいですよね。東出入口に近い広場にはテーブルを設置している場所がありますよ。
六甲高山植物園の中にはレストランはありませんが、東出入口すぐのところに山小屋カフェエーデルワイスがあります。一度、高山植物園を出ることになりますが、チケットを提示すれば再入場できるようになっています。
六甲高山植物園内にトイレはあります。最新のシャワートイレできれいに保たれていました。
トイレは東出入口の近くのトイレ棟と、ショップアルピコラの中にあります。写真は東出入口の近くのトイレ塔です。山小屋風でしゃれています。
中は最新のシャワートイレになっていました。清潔感も上々でトイレットペーパーも完備されていました。洗面所から出る水が非常に冷たいのが印象的でした。
六甲高山植物園は、子供たちの学習目的のために行くのがおすすめ。周囲の観光スポットも同時に訪れてみてはいかが。
六甲高山植物園は、自然の空の元で高山植物を直に見ることができる貴重な場所でした。普段見ることのない高山植物を子供たちにぜひ見せてあげたいですよね。
子供たちの学習目的のために訪れるのもおすすめです。植物の観察記録など子供たちの休み期間の課題を果たすために行くのもいいでしょう。
他の施設との共通券を利用して周囲の観光スポットを同時に楽しむこともできますよ。
住所 | 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150 |
連絡先 | 078-891-1247 |
最寄駅 | 六甲山上バス「高山植物園バス停」 |
アクセス | <公共交通機関を利用する場合> JR「六甲道駅」、阪急「六甲駅」から神戸市バス16系統または106系統で「六甲ケーブル下駅バス停」〜六甲ケーブル「六甲山上駅」〜六甲山上バス「高山植物園バス停」下車すぐ <車を利用する場合> 国道2号線から阪神高速32号線、阪神高速7号線、裏六甲ドライブウェイを経て、県道16号線に入って約3分 |
営業時間 | 10:00〜17:00(16:30受付終了) |
休園日 | 木曜日(祝日を除く、4〜8月は無休) |
開園時期 | 3月中旬〜11月中旬 |
料金 | 大人620円、小人310円、シニア520円 障害者割引 大人310円、小人160円 |
駐車場 | あり(土日祝・夏休みは普通車500円/1日、その他の平日は無料) |
公式サイト | https://www.rokkosan.com/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル